愛想をください
愛想を、ふたつ、ください
遠まわしの言いかたで苦しめられない
番号の割りふられない愛想を
つれなくしてください
むしろ、つれなくして、ください
飼いならされた狼にだって ...
しっかり掴まっていろ
サンダーバードの
エンジン唸る
1/4開度のグリップで
ゆうゆうと国道を突っ走る
トラボンの後を追っかける
追っかける足跡が
草臥れる足跡が
怖い音が ...
遠い 遠い 暗い道のさきっぽが
なかなかはっきり 見えないよ
君がいないからかな?
戻ってきてほしいな
君は僕の ヒカリだから……
テキストファイルには何を書いてもいい
だがワードパットドキュメントには真実以外書いてはならない
ゲーテ
IDカードを首からぶら ...
じりじりじりじり照りつける
いつまでたっても照りつける
にらみ返せば目が痛む
じりじりじりじり照りつける
直視されない太陽は
いつだってひとりぼっち
世界中の人に愛されよう ...
ほらご覧坊や、あれが人間よ
はしたない行為に身を委ね
年がら年中鳴き声がうるさい
勝手な快楽で
勝手な繁殖を
やつらを喰う物が現れたら
食べる物には困らないわね
ねえマ ...
早く帰ろう。
夜が来るよ。
暗い、暗い闇に。
呑み込まれちゃうよ。
カラダもココロも。
変わっちゃうよ。
お家に帰ろ。
一緒に帰ろ。
迷ったり
困ったり
ぶつけたり
泣いたり
笑ったり
抱き締めたり
考えたり
キスしたり
撫でたり
戻ったり
気付いたり
教えてもらったり
抱き合ったり ...
もしもまた、君に巡り会えた時は
二度とその手を離したりはしない。
握り合う手が僕等を繋ぐ、たった一本の赤い糸。
揺らめき立つ変わらない桃の花が
ひらり
花びらを落とした。
僕等は僕等で ...
今更贖罪を求めたところで
手遅れだと後悔しているの?
心配しなくても大丈夫
人間は誰も地獄に行かない
心にも無い綺麗事を吐いて
神様の機嫌でも窺っているの?
心配しなくても大丈夫
人 ...
もしも 出来るなら
もっと背がでっかくなりたい
もしも 出来るなら
もっとがっちりしてて ほどよくマッチョな男になりたい
もっと顔がよくて
性格もよくて
もっと もっ ...
図書室の隅で本を読むあの人を眺めて小さくため息
西日射す閉館1分前に交わす一瞬の視線
あの人が去った瞬間に嬉しくてガッツポーズ
よかった今日も会えた、と喜び噛みしめ振り返ったら
忘れ物を取りに ...
暗闇で君のことばかり考えおり手術終わりし深夜の病室
作家は魔術師であり
詩人は錬金術師であり
俳優は詐欺師である。
私は彼らに憧れ
でも世捨て人にはなりたくなく
(それは逃げだ、とみなが言う)
それでは、と職を探し始める。
そこにみな ...
菜の花畑で見る夢の
差しくる日影も目映くて
菜の花畑で見る夢の
{ルビ解=は}つる思い出 風を追う
青陽の影
かげろうの刻
薫り合う間に
{ルビ翔鳥=か ...
言葉がやたらと出せなくなったので
修理工場へ行ってみた
そこではたくさんの農夫が
カレンダーに数字をでたらめに書いていた
故障の診断はどこですかと尋ねると
奥の池の中に入れと言われた
よく ...
思い切り見られたが
それでも男はうまく隠れたつもりだった
子供と年寄りが通り過ぎ陽は高く
それから何も来なくなった
壊れたテレビがうず高く積み上げられた角の後ろ
本当は誰を待っているでも ...
西日のうちよせる窓辺に
幼い貝がひとつ
もぞもぞと動く白い靴下を
つん、とつけば、また{ルビ蹲=うずくま}る
どうしてこの子は
こんなに静かな遊びを
思いついてしまったのだろう
座り ...
ふつふつふつおとなしく待つ
湯気の奥
擦りガラスみたいな すずしろ透けて
食べては吐いて、を何度となく繰り返す。それなのにどうして私は尚も食べ続けるのだろう。クリームサンドのクラッカー、ピーナッツチョコレート、苺ジャムのマシュマロにチェリーコーク。袋はどれもあいていて、中身 ...
夜の音など
聞いているから
眠くて仕方が無いのだと
気が付いていて
眠れない
高い足音
どこかのドアの開閉
階下のテレビのボリューム
どうしても漏れる蛇口
朝方には
忘れて ...
いい歳をして
書いていいものだろうかと 悩む
だって
うんこのことなんだもの
やめといたほうがいいよ って
頭のどこかが言うんだけど
トイレに行くたびに
思い出すからさぁ
...
今日も
明日も
明後日も
もう無理さ
心が挫けたから
どんなに明るい歌を聴いても
立ち直れる気がしないよ
涙が止まらないよ
さようなら昨日
こんにちわ明日
よろしくさん
よろしく ...
流れ出した水は 止められず
手の中 すり抜けて
僕の体温を奪って するりと
どっかに消えてった
あの日 あの子が流した涙は止められず
あの子の 目の中 すり抜け ...
影が長くなった
昨日よりも 今日
罪を引きずっている午後
奇妙に明るい空
雲が
凄い速さで流れていく
地上には少しの
風しかないのに
手の届かないところで
ぐんぐん形を変えて
...
確かに近づく終焉に
あなたはただ祈るばかり
太陽は永遠に沈まないかのごとく照り続け
迫りくる手を逃れた先にあるのは荒廃とした楽園
諦めにも似たため息をつこうとも
あなたが死を選ぼうとも
永 ...
死んだ鯔が漂っている
ゆらゆら ひれをふりながら
近づいてくる 油の浮いた港の水を分けて
俺の思い出を裂いて
一漕ぎで 鯔はあきらめる
記憶の追跡を 死というやわらかな退廃を
この ...
水面の戯れ水紋の喘ぎ。
乱れる波、
果てるを知らず。
満たされし満たされぬ果て、
月に焦がれて肥ゆ波高く。
悲しの海。
別れ ...
魚の小骨が咽に刺さった
僕はあんぐり口を開ける
人差し指と親指で小骨を取ろうとする
その姿はまったく滑稽で
君を十分に笑わせる
僕は解剖学を学ぶべきだったと考える
...
荒川遊園地の前にある公園の
ベンチで座って
プールを眺めた
夏
子供たちがみんなはしゃいでて
笑顔で
かわいらしかった
おもちゃみたいな
乗り物乗って
私たち
楽しかったね
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
愛想をください
hon
自由詩
3
07/2/7 20:53
機械人間ピタゴラス
あおば
自由詩
7*
07/2/7 20:53
君が僕のヒカリ
愛心
携帯写真+...
2*
07/2/7 19:41
行進
馬野ミキ
自由詩
12
07/2/7 19:15
照れ屋の太陽
なかがわひろ...
自由詩
3*
07/2/7 18:33
人間園
〃
自由詩
6*
07/2/7 18:03
夜を前にして。
狠志
携帯写真+...
3
07/2/7 17:56
僕達は
ウデラコウ
自由詩
3*
07/2/7 17:33
甘い恋歌
愛心
自由詩
1*
07/2/7 17:32
12340
1486 1...
自由詩
8*
07/2/7 16:57
I WISH today to
くるす.wh...
自由詩
3*
07/2/7 16:42
放課後(彼女Ver.)
vi
未詩・独白
5*
07/2/7 16:31
病棟の恋(3)
愛穂
短歌
4
07/2/7 16:28
迷子
Asako....
未詩・独白
2
07/2/7 16:06
春色夢譚
朱雀
自由詩
11*
07/2/7 15:07
故障診断
ぽえむ君
自由詩
10*
07/2/7 13:52
map
ツ
自由詩
1*
07/2/7 13:23
貝あそび
佐野権太
自由詩
29*
07/2/7 12:29
土間
ポッケ
短歌
0+*
07/2/7 11:59
モラトリアム
朽木 裕
散文(批評...
2*
07/2/7 11:08
夜音
ねなぎ
未詩・独白
1
07/2/7 11:06
序文
さち
未詩・独白
5*
07/2/7 10:54
牙抜けた
kei99
自由詩
1
07/2/7 10:04
流れ出した水
ひとし
自由詩
1
07/2/7 9:29
壊れていく風景
北野つづみ
自由詩
4*
07/2/7 9:13
楽園喪失
水瀬悠季
自由詩
1*
07/2/7 9:02
虹
水在らあらあ
自由詩
20+*
07/2/7 8:41
「 水交。 」
PULL.
短歌
10*
07/2/7 8:26
ある日の新婚生活
和泉蘆花
自由詩
5
07/2/7 7:11
変わり玉
しいこ。
自由詩
4*
07/2/7 6:39
5769
5770
5771
5772
5773
5774
5775
5776
5777
5778
5779
5780
5781
5782
5783
5784
5785
5786
5787
5788
5789
5790
5791
5792
5793
5794
5795
5796
5797
5798
5799
5800
5801
5802
5803
5804
5805
5806
5807
5808
5809
加筆訂正:
貝あそび
/
佐野権太
[07/2/7 14:38]
いくつか修正
7.53sec.