わたしは一青窈さんのハナミズキという唄が好きです。
この唄の中に
大好きな一節があります。
それは
{引用=
果てない夢がちゃんと終わりますように
}
という一節です ...
たとえ明日が見えなくとも
今日という日があれば
明日は必ずくる
明日は誰にもわからない
けれども
今日という日はそれぞれだから
明日という日もみな違う
同時にみなどこかつながっていて ...
鼻に凍みる空気の中に
佇む影、ふたつ
白く滲む息の向うに
浮かぶ紅、むっつ
それはいつかの如月
{ルビ山茶花=さざんか}の咲く、如月
きっかけは些細な事なのかも
知れない
気にしなければ済んだのかも
知れない
彼女を疑う方がどうかしているかも
知れない
信じて傷つく方が良いのかも
知れない
それでも
知りた ...
正月に家族で詣でた八幡神社で
ぼくは
「女にモテますように」
と神様にお願いした
パチンと2つ手を合わせて
はっきりと言葉を唱えず
頭のなかに、ゆっくりと
顔の ...
仕事を終えると皆は帰ったので、私は独り、
他部署へと続く施設内の長い廊下を渡った。
白壁の扉を開くと、そこは特養ホーム。正方
形の四隅を結ぶ四つの廊下に並んだ部屋を、
若い夜勤者達は忙し ...
雨が降る
今 打ち付ける
僕は
水になる
空に
川に
海に
君の涙に
僕はなる
霧に
吐息に
地球に
最後は君に
逃げじゃない 前へ前へと進んでてひどく疲れたから休むだけ
充血した太陽が
嘲いながら昇り来る
私はカーテンのない窓に身を潜め
涙を流しながら鶴を織る
畳からぢわりと火が漏れる
天井からぼとりと火が垂れる
侵食は涙をも喰らい去り
鶴は鮮や ...
ぼくはきみと
ささやかな丸石をつみあげたい
忙しさに追われながら
過ぎ去ってゆく日々のなかで
( それは夜毎の厨房で
( まな板の上でたまねぎの音を刻む
( 妻の後 ...
たったひとつの魂だから
自分がいつ死んでもいいように
やっておかなきゃならないことを
精一杯やって
そして
時にはいろんなものに挑戦していきたい
...
消えてゆく
思い出のように 陽は落ちて あかく あかくそまってゆく地平線は
ちいさく ちいさくなってゆく
ボクは今 しゃがみこみ泣いている
虚脱感や焦燥感とういう鎖に縛られて
ボクは今 泣きながら歩こうとしている
鎖を引き千切り 微かな光の果てへと
...
「いいの、わたし、ここで暮らすの。」
おんなのこの言い分って、すごくわからない。
こんな真っ暗でなんにもないせかいで
放っておいて、と言うように。
ぼくは、
耐えきれずきみの
葉脈 ...
どうしてそんなに足が太いのかって?
経験が沢山詰まっているからさ
駆け出しの頃はただがむしゃらに
体一つで走り続けていた
どうしてそんなに腕が太いのかって?
経験が沢山詰まっているからさ ...
人間の骨が
画材に使われる様になって久しい
『心臓の一番近くで』
熱を通さずに
生肉を介して
摂取した骨を
分解しやすくなるように加工して
スズリで水に溶くと
白濁とし ...
白雪に落ちる一輪 寒椿 その紅に近き死思う
いつからか
巨大な目/まばたきをしない目が
わたしをじっと見る
青い/緑の目をしたきれいな雌鹿
自分を巡って戦う牡鹿を
じっと見る
興味深そうに/興味がなさそうに
丘の上にある一 ...
"ずっと一緒にいようね"
約束したあの頃 僕達は幼過ぎた
それでもその約束は ちゃんと覚えている
けれど 君は辛いのなら忘れてもいいよ
結局 ...
本をよむわたしのよこで
母がりんごをむいている
わたしもうまくむけるようになったのよ
そういってわたしは
いっしょうけんめいわきめもふらず
休みなしでむき続けた
我にか ...
雨が降る
雨がカーブして降ってる
横殴りの雨だよ
音も無く鳥が飛んでいて
考えてるフリをして
後ろ足で頭掻く僕
午前零時の果て
風呂に入る
左足から入る
何も見えなくて
出 ...
何気なく
夜空を見上げてみた
闇の中で
星たちが輝いていた
闇に溶け込んでしまわないように
キラキラと輝いていた
セカイという闇の中で
ボクは輝けているのかな
星た ...
あたしばっか好きみたいだね
ふくれっつらしてみせたって
どうせあなたは 綺麗な笑顔みせるんでしょ
あたしが 大好きな あたしの 弱点
起き上がりたいの もう
...
もどかしさを知らなかった頃
いつだって笑っていられたような
そんな幼い頃
僕はまだうんと子供で
いろいろな大きさの虚像を見て育った
何も知らない方がいいのだ、と
父親が言ったのか
...
哀しいと
呟いた君の泣き顔
今にも消え入りそうで
その涙はとても綺麗で
儚いってこういうことかって
僕は愛だとか抽象的な物は信じないけど
君がまだそこにいるって
...
気の休まる場所なんて何処にも無い
眠っている間は意識が飛んでいるから違う
家にも会社にも居場所はあるようで無い
何処に行っても人はそこらに居る
かといってヒトリはごめんだこれ以上
どうやって ...
わたしはそれについて語りたいと思うのですが、
外で風がジユウジユウと流れていまして
窓という窓を閉め切って歩む作業に追われています
しばし猶予を。
さて、鉄骨の話でしたかな
いや ...
クリームの眠りと
常夏の布団小屋、
紙とエンピツと寝返りと
片目と、
真夜中の薄曇りと
静かと静かと、
嘘と旅行カバンと嘘と
軽い興奮癖と
厚着と、
明日の無予定 ...
花を摘むけれど
花を名付けない
意味疲れの携帯天使
名はまだ無い摘まれた心と
酸い黒蜜
牛の魂「なぜ心が歪むの?」
依願する無垢だった
工夫で撒く種ゴミとなり
種無くて歪曲それ ...
たとえ 僕の目が 病気で失われたとしても
僕は あなたの顔を ずっと覚えている
たとえ 僕の手が 事故で失われたとしても
足を 使って あなたを抱くでしょう
たとえ この宇宙が ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
わたしの好きなうた
相良ゆう
散文(批評...
0*
07/2/8 22:33
たとえ明日が見えなくとも
ぽえむ君
自由詩
5*
07/2/8 22:33
*山茶花*
ちと
自由詩
1*
07/2/8 22:30
針穴
ねなぎ
自由詩
1
07/2/8 22:20
願い
ツ
自由詩
9*
07/2/8 22:13
「 展覧会の絵 」
服部 剛
自由詩
7*
07/2/8 22:03
に、終わるファンファーレ
大城 小町
自由詩
2
07/2/8 22:02
時にはそんな日があってもいい
歌乱亭カラス
短歌
2*
07/2/8 21:35
くう
Asako....
自由詩
2
07/2/8 21:26
石塔
服部 剛
自由詩
9*
07/2/8 21:23
新・枕草子 「ジンセイの抱負」
緋月 衣瑠香
自由詩
2*
07/2/8 21:23
淋しいのかもしれない
ひより
自由詩
2*
07/2/8 20:51
光の果て
HEDWIG
自由詩
1
07/2/8 20:21
光がもどってこない
みい
自由詩
7
07/2/8 20:07
年輪
1486 1...
自由詩
3*
07/2/8 19:23
心臓の一番近くで
蒸発王
自由詩
10*
07/2/8 19:16
冬のサナトリウム
キリヱ
短歌
1
07/2/8 19:09
目
ふるる
自由詩
17+*
07/2/8 18:50
マリアの旋律
憂
自由詩
0
07/2/8 18:46
道行の果肉
ポッケ
自由詩
1*
07/2/8 18:44
素晴らしき日々よ
Hantam...
自由詩
1
07/2/8 18:35
光
鼈甲
自由詩
4*
07/2/8 18:27
baby-君はバブリシャス
くるす.wh...
自由詩
0*
07/2/8 18:27
群像
田島オスカー
自由詩
2
07/2/8 18:12
人の言 -信-
狗の骨
自由詩
2
07/2/8 17:25
-
vi
未詩・独白
3*
07/2/8 17:15
発火する夜
ヨルノテガム
自由詩
1*
07/2/8 17:10
泡日
〃
自由詩
2*
07/2/8 16:48
隠遁曲者魂破壊漸
ヌヌヌ
自由詩
3
07/2/8 16:09
ラブレター
和泉蘆花
自由詩
5
07/2/8 15:58
5766
5767
5768
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5770
5771
5772
5773
5774
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5791
5792
5793
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5796
5797
5798
5799
5800
5801
5802
5803
5804
5805
5806
加筆訂正:
道行の果肉
/
ポッケ
[07/2/8 19:47]
タイトル変え
6.21sec.