絵本の側で
子供が頭をあわせ
内緒話をしている
二人だけの秘密は
二人だけの秘密のまま
やがていつか忘れられてしまう
僕らは今日必要なことを
ひとつひとつ整理していく
特別なことはない ...
僕と君のあいだで
羽布団は日々炸裂する
パンキッシュな鳥たちの
朝の銃撃戦の中で
あと一歩のところで
見られることのなかった
夢たちをデフラグして。
婚姻も
離婚でさえも
簡単に
紙切れ一つで
出来るもんなの?
長方の
紙にお互い
サインして
提出すれば
それでおしまい
安吾がありったけのはっか煙草を持って私の部屋の押入れに住み着いた
部屋がヤニ臭いのは元からだからまぁいいとして
夜中に私のビールをくすねるのはやめてほしい
安吾、安吾
なん ...
さようなら
きょうという日
楽しかった
きょう1日
でも
いいところでまた
あしたへと
つづく
彼女が好きなそのカフェにはいつも
雨が降っていた
店内はびしょびしょで
暑くて
植物が生い茂り
肉厚な緑の葉の上で
色とりどりのカエルが跳ねた
極彩色の鳥達が
テーブルの下で睦 ...
おとといの
夕暮れかけた空
君は
夏の底に
沈殿していったきり
西の夕焼けが
音をたてて色あせていく
手のひらの温度を確かめたくて
軽く握ってみても
汗ばんだ夏の終わり
いつだって ...
下弦の月と春の風
始まりもせずに終わりそうな恋心
明日あなたの名を知れば
僕は煙草をやめちまうだろう
明日あなたと目が合えば
僕は嬉しくなるのだろう
明日あなたと話せれば
僕 ...
荒野で おとこが
口笛 吹いている
うしなうものさえ
ないもない と
知ってしまった 旋律を
法律でも たった紙切れ一枚でも
君と一緒になりたいんだ
みどりいろのタネから
ぼくはうまれた
うまれたときから
ぼくにはポケットがあって
そこにはぜんぶが
つまっていたけれど
たいようにこがされたり
あめにしみこまれたり
ほしに ...
許されない二人だから
愛の証 刻み合って
永遠にこの想いが離れないように 何度も鎖で巻きつけた
ただ溺れたらいいと 誰かが呟く
求めて 穢して 、 溺れ ...
エスカレータで夢を見る
ふわふわの風船、逃げられて
いまにも泣きだしそうなおんなの子
ジャンプして捕まえた糸に端の輪をつくり
ひとさし指を通してごらん
これで赤色どこへも行かなくて
...
まずは女性と子供、それに老人だ。
トイレタリー関係。
衣類と布団。
病人もだ。
文房具。
残りは・・・
「次までに、少し減らさなけりゃな。」
晴れた日の夕暮れ
その詩人は必ず川原に現れた
夕陽を眺めては
気持ちを溶かし込みながら
一つの詩を生んでいった
ある時は静かに悲しく
ある時は力強い魂を
言葉を使いながら描いていった
...
イエスは言った
私があなたを愛したように
互いに愛し合いなさい
友のために自分の命を捨てること
これ以上に大きな愛はない
仏陀は言った
愛情から憂いが ...
ひとりの少年が
壁をつたうパイプの上を
猿の手つきでのぼってる
壁の頂で少年は
( 見ざる・言わざる・聞かざる )
のおどけたそぶり
次の瞬間
頂から
両腕ひろ ...
昨日は職場のおばさんの
くどい{ルビ小言=こごと}に嫌気がさして
かけがえのない他の人さえ
土俵の外へうっちゃり
しかめっ面でひとり相撲をしていた
昨晩見た夢のなかで
旧友 ...
営業はしているけれど
従業員のいない旅館の大広間で
卵かけご飯を食べていた
お箸と茶わんがかちゃかちゃ鳴っていた
とおい処にちかみちがあって
ちかみちはみちなりを少し折り曲げている
み ...
ブリキのおもちゃのような観覧車には
昭和の絵本の動物たち。
ぼくたちは運よくパンダの箱に乗ることができた。
小学生の頃亡くなったきみのお母さんが下にいて
きみの左手はぼくの手を握り
ぼく ...
今までに聞かれたことはもちろん、今後聞かれることもまずないだろうが、
もしも、好きな詩人は誰かと聞かれたら、ぼくは真っ先にハート・クレインと答えるだろう。
彼のような難解、というよりも下手糞な詩人 ...
見えない声に
恋をした
癒えない傷に
封をした
暖めて
温めて
美味しくいただいて
私の傷ごと
一口でパクリと
逢えない君に
涙した
消えない想いに
キスをした
...
太っているなんて
関係ない
背が小さく見えても
関係ない
師匠に良く頑張ってます。
とお墨付き
疲れすぎたら無理しないで
よく休んでください。と。
鼻血を出しながらも
頭が痛 ...
君が見えない不安は
ふわ、と浮いて墜ちる感覚
根付く場所がなくては
あたしは何処にも存在できない
病的な依存
健全なる共生
愛すべきground
道の中を働く
小さな運送屋は
テロリストにはならない
いくら罪を掘っても
累積された女王の愛で
+
見慣れない空から
チラリズム
手紙が届く
忙しい時間帯に
類型の物語は ...
お昼すぎの公園
鳩のランチタイム
自転車で近づいても
誰も逃げないね
そんなに美味しい何かが
地面に落ちているの
聞いてみてもみんな知らん顔
少しずつ私から遠ざかっていく
朝の目覚め
夕の眠り
毎日 毎時
小さな『死』を繰り返す
潮が満ち
そして 今
引いてゆく
裸で生まれ 裸で死んでゆく
なあ 君よ!
この世でのカルマ(行為)が
...
私という人間の核である
“自分らしさ”“自分の生き方”と
悪病巣食う体との間で
激しく揺れ動く
“私”という命
...
あたしの言葉は
いつだって
足りないの
どんなに
伝えたくても
どんなに
隠したくても
ひとつも
上手くは
いかないから
壊れそうな言葉を
最後まで
自分の中に
置き去りにすると決めた
ただ
...
目標をひとつ。
目標に気を取られて
今を置き去り。
今 目標を決めなくてもいい。
歩きながら決めたらいい。
止まっていては
新しい景色は見えてこない
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
待合
たもつ
自由詩
8
07/3/13 22:55
羽布団
シリ・カゲル
自由詩
1*
07/3/13 22:53
紙
秋桜
短歌
2
07/3/13 22:49
押入れの安吾
リヅ
自由詩
10+*
07/3/13 22:39
つづく
weed &...
携帯写真+...
4*
07/3/13 22:31
赤道カフェ
ふるる
自由詩
16*
07/3/13 22:08
蝉時雨
夕凪ここあ
自由詩
14
07/3/13 22:06
春なのに迷子
なごまる
未詩・独白
2
07/3/13 22:03
そろもん(ウエスタンの話)
みつべえ
自由詩
8
07/3/13 21:36
婚姻届
北大路京介
自由詩
10*
07/3/13 21:29
みどりいろのタネ
松本 涼
自由詩
16
07/3/13 21:20
愛 鎖
憂
自由詩
1
07/3/13 21:14
ふたり、夢を見る
soft_m...
自由詩
10*
07/3/13 20:56
どの荷物から先に解くか?
吉岡孝次
自由詩
1
07/3/13 20:56
夕陽の詩人
ぽえむ君
自由詩
15*
07/3/13 20:53
愛のカタチ
maynar...
未詩・独白
1
07/3/13 20:44
「 頂の猿 」
服部 剛
自由詩
9
07/3/13 20:16
弱者の拳
〃
自由詩
15*
07/3/13 19:58
不在
tonpek...
自由詩
14*
07/3/13 19:50
京都市動物園
すなめり
自由詩
12
07/3/13 19:45
聞かれないことに答えるひと
んなこたーな...
散文(批評...
2
07/3/13 19:29
電子恋治
美月朱恋
自由詩
2
07/3/13 19:25
なんでもない
ペポパンプ
自由詩
3*
07/3/13 19:17
My ground
lazy
自由詩
6*
07/3/13 19:09
みちている
石田 圭太
自由詩
22*
07/3/13 18:00
ぽっぽランチ
weed &...
携帯写真+...
1*
07/3/13 17:27
食えない奴らの来世はサボテン
アハウ
自由詩
3*
07/3/13 17:25
私という命
愛穂
未詩・独白
4
07/3/13 17:23
模造
和森朱希
自由詩
2*
07/3/13 17:12
新しい景色
美琴
自由詩
2
07/3/13 17:09
5739
5740
5741
5742
5743
5744
5745
5746
5747
5748
5749
5750
5751
5752
5753
5754
5755
5756
5757
5758
5759
5760
5761
5762
5763
5764
5765
5766
5767
5768
5769
5770
5771
5772
5773
5774
5775
5776
5777
5778
5779
6.97sec.