泣かないで
告げたあなたの
双眸を
次々雫が
溢れでていた
 
 
泣かないよ
あなたが代わりに
泣いている
涙はあなたが
吸い取ったから
海が一望できる丘の上
誰が置いたかベンチがひとつ
凄く風が強いけれど
この景色を見せたくて見せたくて

帽子とワンピースが似合う君
君のためにベンチがひとつ
風に君は困っているけれど
...
言葉に効力なんて期待も何もないのに
何でこんなに紡ぎたくなるのだろう
誰に見られているのかも判らないのに
何でこんなに訴えていたいのだろう

伝えたい人など居ない
伝えたい対象などない
...
白い眼帯が夜色の世界に映える。
ざぁざぁ狂い風。

外は寒いね。
ここも寒いよ。
そうだね。
そうだよ。

どちらからともなく命を込めてキス。

眼帯を嵌めた君とキスするのはなんだ ...
春の気配を漂わせても
外はまだモノトーンの景色

窓辺
揺れる裸の枝先の
まだ開かぬつぼみ

食卓を飾る赤は
花瓶に押し込められた薔薇
生気のない色はイミテーション
ならばまだ ...
わたしにそんなに近づかないで。
これだと、
あなたの嫌なところも
わたしの嫌なところも
すぐに目に付いてしまうし、
一方がつまづいてしまったら
二人一緒にこけてしまうでしょう?

わた ...
明日が地球の終わりです
突然の放送
当然の暴動
必死に生きようとする

僕呆然
君呆然
頭が働かない
明日が見当たらない
天国へのカウントダウン
針は動き出した

僕妄想
即 ...
昨日見た金色は、やはり昨日の空に消えてった

僕らはまだここでもがいている
手を伸ばした先に何もないと知っていても
背伸びをすることは止めなかった

いつも五月蝿い犬の鳴き声は
冬の雨に ...
向かい風に出会ったら
ひょいと向きを変えてみるといい
そうすれば
追い風になって
キミの背中を
押してくれるはずさ
曇った 庭の かたすみ に

そんな 便りが ある

二季を 過ぎて きた 冬の 朝顔が

ア・カペラを 一輪 ふるえて

白さに ひらかれた 暗さの 土地で

無伴奏(  ...
キミのカケラ
ボクの手のひらで
すくえるかな

トゲトゲかな
ヒリヒリかな
チクチクなのかな

梅の花びらがひらり
飛んできた
フワフワだよ

ひざしだけは春で
風がビゥビゥ ...
朝になれば目が覚める
そこはぼくの家
いや
ぼくの家らしい
今までぼくの家と言われてきたのだから
そうなのかもしれない
生まれてきた時から繰り返したことを済ませ
家を出て学校に行く
そ ...
ショートケーキひとつ
落ちていく
月夜の道に
落下する
やわらかな音
聞こえない

苺がひとつ転がった
外れてとれて痛んでる
暴風通ってまた転がり

赤い
実の
白い
いち ...
春の陽がまぶたに千個ぶら下がる 粗雑に書いてみようと思う。何も調べずに、なるべく何も考えずに。こんなことをするのは、もしかしたら私はものを粗雑に書けないのではないかと不安になったからだ。現実の私はかなりデタラメでいい加減だが、文章上 ... 始発点 ⇒ マントルを経由いたしまして右手にみえるは凱旋門でございます

週末を変形させる歌ひとつ飛んでボスニア・ヘルツェゴビナ



ダビデ像いりませんかと営業をインドあたりにひゃっ ...
始発の電車に乗り
網棚に鞄を置いて
クロスワードする
この本のは難しい

待ち受け画面に
彼女の写真見て
笑顔の練習する
自然と頬が緩む

喫茶店でコーヒー
革靴の汚れを拭く
...
午後五時ちょうど
わたしは両足をひらきます

まぶたの向こう側で
色落ちた石壁に描いたあの人の姿が
ため息に吹きさらされて
薄れてゆくのを眺めます

そのたびに
西の空から一斉に
...
おねがいです
楽しい歌や
美しい歌など
けっして
歌わないでください

美味しい酒や
贅沢な料理も
ここでは
けっして
食べないでください

家族や恋人同士で
ほほえみを交わ ...
拝啓、父上様
(某ドラマみたい)
 
切り取られた空には
まだ
雲が漂ったままです
 
 
拝啓、父上様
(好きな訳じゃない)
 
あの日見上げた空に
写ったのは
誰の、影法 ...
エレベーターの落書き

相合傘や名前の羅列の中に



これは

死ね

なのか

死にたい

なのか

少なくとも
楽しい落書きでは無い

人は誰だって誰にだ ...
プレハブに綿詰める夢眠るため

数億の目が一斉に閉じ中断

傷付くたび水門ひらく血に代わり

村長を慈しみ終える村の過疎

病床から網引きずり出す雪の力

正座して地脈隠している来 ...
止まり木を見つけた鳥になりました 憩う暇すらないのだけれど

家でなくあなたの部屋に帰りたい とぼとぼ歩く金曜の夜

この顔とキャラで損しているんです たとえ本気で恋していても
夜中すぎ

マンションのへりに車をとめた

月がかがやく

ひかりが散らばっている

夜を青くさせている


ぱっぱっ 

ぱあぱっぱっ

ぱあ

ぱっぱらぱっぱっぱ ...
{引用=始めませふ 安易な位置づけ
       
               椎名林檎『真夜中は純潔』}








{引用=デイストオシオン}


うねりゆく夕空 ...
あー

もう、どうしようもなく

先行き不安定で

泣きたくなるから

考えないで

進んでく



でも、

その先の ラビリンス

増え続けて

崩壊への 綱渡り

望む 暇もない
この世に楽園があるとすれば
それは何も描かれていない一枚の白紙
その白紙に自分の世界を創り出すんだ
ときに荒れ ときに穏やかな雲
そんな雲はヒトに似ていて
ヒトもまた空に還るのを感じさせる
夜風が音を立てずに私の髪の間をすり抜けた
それは君が私の髪に触れた時の感じに似ていた

闇に姿を合わす木々達が音を立てる
自分の呼吸の音を聴けと静寂を消し去る

私の{ルビ足=ヒー ...
何を隠す?
わらわらとぎちぎちと
ねちっこい
 
渡り鳥のように飛べたら
鯨のように潜れたら
 
わらわら
ぎちぎち
ねちっこいよ
 
勇気の術
 
言うが易し
持つは難し ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
秋桜短歌107/3/7 16:29
Benchvi自由詩2*07/3/7 16:21
効力未詩・独白1*07/3/7 16:14
愛してる。朽木 裕散文(批評...407/3/7 15:22
薔薇と心臓ベンジャミン自由詩5*07/3/7 14:21
不即不離たのうち自由詩307/3/7 13:59
Destruction美月朱恋自由詩3*07/3/7 13:58
錆付いた万華鏡vallet...自由詩107/3/7 13:34
ツキミサキ自由詩7*07/3/7 12:55
暁の巡礼モーヌ。自由詩9*07/3/7 12:46
カケラ水中原動機自由詩307/3/7 12:27
どこにぼくの家があるのぽえむ君自由詩10*07/3/7 10:57
cake水町綜助自由詩14*07/3/7 9:24
無題 07/03/07しみまん川柳2*07/3/7 9:07
粗雑に書く(親指1000字エッセイ)佐々宝砂散文(批評...1+*07/3/7 8:22
飛んでボスニア・ヘルツェゴビナたたたろろろ...短歌8*07/3/7 7:43
なぞ解きペポパンプ自由詩10*07/3/7 6:48
赤 (さん)容子自由詩807/3/7 4:46
花葬大覚アキラ自由詩407/3/7 3:34
拝啓、山中 烏流自由詩007/3/7 3:07
生きるということmac未詩・独白0*07/3/7 2:55
佳は釈明黒川排除 (...川柳207/3/7 2:39
恋とお仕事〜多忙な日々の五七五AKINON...短歌107/3/7 2:23
月が散らばる吉岡ペペロ自由詩007/3/7 2:19
NOISE FLOOR本木はじめ短歌1107/3/7 1:48
あんばらんすらびりんす李伍 翔携帯写真+...7*07/3/7 1:12
三行詩 〜楽園〜電子ノ猫人自由詩107/3/7 1:00
三行詩 〜空〜自由詩007/3/7 0:59
開花海月自由詩3*07/3/7 0:33
『勇気の術』柴田柴助自由詩007/3/7 0:33

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加筆訂正:
桜通信/佐野権太[07/3/7 9:07]
若干修正
6.75sec.