鏡よ鏡 あなたはだあれ
今日は あなたのバースデイ
50才の誕生日
ウソよ ウソでしょ 信じない
きっと 何かの間違いよ
小人達に 囲まれて
楽しくワイワイ 生きてきた
20才のまんまで ...
通り過ぎた列車の
なごりの風が、引き連れる
潮のにおい
線路沿いにこの道をまっすぐ行けば
ほら、海が近づいてくる
そう言ってふたり、短い影を
踏み合いながら走った日
無人 ...
タバコ屋のおばちゃん代わり販売機
テトリスかGoogleMapの僕の町
恋愛病。林真理子な女たち
雨近し僕した空が食う夕陽
春の芝濃いと淡いの鬼ごっこ
月に波桜花散るアメリカン
キャベツを二つに切ったら
きーーらぁーーいーーーって
女が出てきて叫んだので
キャベツ太郎と名づけました
女だけど太郎にしました
かわいくないので太郎です
公園のジャングルジムは
...
今日もたくさんの道路を見て来たので
君に道路の話をした
色や凹凸について話した
曲がりながら消えていく
その様子や
落ちていたもの
落ちそうになっていたものについて話した
飲食店の前の道 ...
祭壇の上にぽつり と一つ
甘い香りをただよわせ
みずみずしさを内に秘め
ひっそり 凛然と たたずむ
濃厚な蜜をたっぷりと細胞にふくみ
ふっくりと艶やかな曲線で
...
靴の中は酒まみれで
ガボガボでグチャグチャになっている この朝に
足元がふらついて足がどんどんと沈んでいく この町の地底に
ポケットをまさぐって1つの生命を取り出そうとする
ライターの点火 ...
夕暮れ
いつもの通学路で少年は
独り咲いている
紅い花をみつけた
家に帰り
父と別れた母に話すと
「 毎日水をおやりなさい 」
と言うので、次の日から
少年はいつも ...
誰もいねえよ
目には無人バス停
足元振り払え
闇の声
飛ばせ遠くの
走りながらの
石ころドライブシュート
空を切れ
月がきれい
一瞬夢心地
だけど汗模様
涙は見えない ...
日中の忙しさからすっかり静まり返った
午後九時過ぎの特養老人ホーム
入院先で亡くなった
Y爺さんの{ルビ亡骸=なきがら}が入った棺桶は
施設内の小聖堂に運ばれた
いつもはほと ...
刹那、見えた声
耳障りな音なら
要らないのだけれど
息も出来ない
こんな場所で
一体、誰が発したのか
酸素、下さい
Oだけで良いんです
酸素、下さい ...
雪に降られて風邪をひく
まぶたが熱くてクラクラした
一人ぼっちで見上げた天井は 遠く
ひんやりと畳は つれなく
空気までカサカサと ささくれだっている
さみしいな
寝たり起きた ...
雨が降ったよ
砂漠に降った
とても痛いよ
慣れていないよ
松尾多聞
出会った頃は
貴方だけを見つめ
愛する事ばかり考え
立ち止まる事も忘れてた
そして、いつの間にか
抱えきれない荷物を背負い
愛に押し潰され
二人の見つめる先に
同じ物が ...
草食べて帰ってきたら
ご主人がすてきに見えた
台所で皿を洗う
健康スリッパを履いたご主人の
もっちりしたふくらはぎに
すりすりしてみる
あっ、おかえり
なにかこわく ...
俺は君の喉奥に居て
いつかの歌を聴いている
ヴ
いや、ラ
ヴぃ
飲み込んでいる
俺はかつて
空に下りる全ての命は爆弾だ、
と言いかけてやめた
君に会えて嬉しい
四季が蠢いて
...
故郷に
別れを告げて
飛び出した
あの日の決意は
いつしか消えて
今はただ
昔の自分と
比較して
戻らぬ時を
惜しみて生きる
狐が連れてってくれた
クジラの宿
鳩と鴉の交尾が頭の上で起こって巣作り
カモメが卵をさらった
それはフェイクで
本物はチキンと生まれた
ゴリラの渦の中
蟻の生命が花咲き
ウ ...
足の指が動くよ
もうこれで
ひとりになった
緑色のマグカップと
それから少しのお金
最後まで残る大事なものは
君がいないあとに
手に入れたものだった
日当たりが
...
{引用=
【悪魔の証明】あくまのしょうめい
「ない」ことを証明するというだけのとても簡単で難しいこと}
空白く(あれ)僕がいるはずだった夏のブラジルゆきのひこうき
ビートルズゴ ...
懐かしいと思ったのは、
かつてそれが自分のものだったから?
それとも自分だったものは
もうどこにもいないから?
でもぬけがらを手に取って
こんなことを考えてる、
そんな自分は誰 ...
竜の谷にはドラゴン達が住んでいる
岩壁に洞穴をつくり
そこで生活している
秘境に相応しい
人間達が訪れたことはない
ドラゴン達は殺生を好まない
山になっている実や森に生い茂っ ...
インターネットにはクモが棲み着いている
そこに接続したパソコンはクモに捕まって全ての機能を食い尽くされるのだ
言うなれば無害な蝶々がクモの巣に絡まりクモに食い殺されるということだ
ク ...
天国から贈られてきた歌を聴くと
荒んでいた心が洗われたような気がする
背中に翼が生えて
夜空を飛び回れることができる
人間は殺生という罪を償うために自ら翼を削ぎ落としたのだ
君の ...
バランスをなくした 積み木はまた崩れて
四方に散らばった欠片を 僕はゆっくりと拾い集める
カタカタと無言で 最初から積み直す僕に
ベッドの上から 時期はずれのミッキーマウスが声をかけた
...
おひさま
スプーン
器ひるがえったくぐもる
じぶんじゃないだれかへの
これがちいさなはじまり
最近のバスは気が利いている
近隣のかたのご迷惑になります
停車場での禁煙にご協力ください
つぎは ファシストジァパン
お降りのかたは パラシュートをどうぞ〜
街に買い物にいっても
...
押し寄せてくる人並みの中で
ただ一つの背中を探しています
三ヶ月前の雨が降った日
見失ったまま行方不明です
受話器越しのさようなら
それが最後に交わした言葉
自分だけ言いた ...
ちっちっち チッチッチ
メトロノームが泣いている
ちっちっち チッチッチ
僕の歩調に合わせて泣いている
ちっちっち チッチッチ
チッ
誰かに舌打ちされたよ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
母のバースデイ
雨人
自由詩
0
07/3/8 21:41
夏の切符 〜海岸列車〜
Rin K
自由詩
48*
07/3/8 21:38
季語なし
chica
俳句
4
07/3/8 21:32
春
〃
俳句
3
07/3/8 21:31
木蓮を見る(キャベツ太郎の話)
ミゼット
自由詩
2*
07/3/8 21:15
空の話
たもつ
自由詩
5
07/3/8 21:14
白桃夢
渡 ひろこ
自由詩
8*
07/3/8 21:00
泥酔した浮浪者
狩心
自由詩
5*
07/3/8 20:58
「 青い如雨露 」 〜薔薇と少年〜
服部 剛
自由詩
14*
07/3/8 20:47
真夜中ジョギング
ゆうさく
自由詩
3*
07/3/8 20:36
「 遺体の顔 」
服部 剛
自由詩
10*
07/3/8 20:17
燃焼原理
山中 烏流
自由詩
1*
07/3/8 20:17
ありがとうやさしいね
スプートニク
自由詩
4*
07/3/8 20:12
...
多聞
自由詩
4
07/3/8 20:03
愛が消えてしまわないうちに…
@ショコラ
自由詩
0
07/3/8 20:01
こはる
とうどうせい...
自由詩
8*
07/3/8 19:53
飛行兵
石田 圭太
自由詩
25
07/3/8 19:41
回顧
秋桜
短歌
1
07/3/8 19:10
兎日
ヨルノテガム
自由詩
3
07/3/8 19:06
ラブソング
フユナ
未詩・独白
3
07/3/8 18:56
悪魔の証明
ピッピ
短歌
12
07/3/8 18:56
ぬけがら
ツ
自由詩
5*
07/3/8 18:15
ドラゴンの住む谷
はじめ
自由詩
3*
07/3/8 17:49
ネット・スパイダー
〃
自由詩
0*
07/3/8 17:48
再生の歌
〃
自由詩
5*
07/3/8 17:47
前進<18のprose-10->
ウデラコウ
自由詩
4*
07/3/8 17:40
是
紀茉莉
自由詩
1
07/3/8 17:32
ファシストジァーパン
アハウ
自由詩
3*
07/3/8 17:02
背中探し
1486 1...
自由詩
8*
07/3/8 16:38
メトロノームの足音
大城 小町
自由詩
2
07/3/8 15:59
5750
5751
5752
5753
5754
5755
5756
5757
5758
5759
5760
5761
5762
5763
5764
5765
5766
5767
5768
5769
5770
5771
5772
5773
5774
5775
5776
5777
5778
5779
5780
5781
5782
5783
5784
5785
5786
5787
5788
5789
5790
5.53sec.