男はその歌を四十年間聴き続けた
なのにまともに歌えない
外国語の入っている歌だったからだ
けどサビならまともに歌える
今となってはそのサビの部分は彼の人生の教訓そのものになってしま ...
僅かな隙間からそれを見た
午前二時半
生物が凍死する時間
除雪機が轟音を上げて車道を抉っている
この時間帯は毎日のようにやって来る
透明に近いブルーが部屋を満たしている
...
僕達は夢の中を生きている
死んだ時夢から覚めるんだ
本当の僕達は夢の外で生きている
そこでこの夢の世界よりももっと文明が発達した世界に住んでいる
卵形のマシンに乗って空を飛び回るん ...
「もっと好きになりたい」好きになってもいいですかと
子供のような体温で背中にしがみつかれ 私は
だめです だめです と
気配で背中越しに伝えようと
きつく目をつむり 微動だにせず寝たふりを ...
あなたが帰ってきたら
話したいことがたくさんあるんだ
この3日間珍しく頑張ったよ
サボることもしなかったし
クレーム処理に走ったりもしたよ
今日だって休日出勤に励んでます
二人で一つっ ...
水に馴染まず
錆付く事を恐れた私
壊れた金属片に癒しを求め
冷たい温度が心を写してくれる
高速化が進む
取り残された
部品は間に合わず
旧式と呼ばれた
時代は私を必要とはしない ...
きみをひらくと
なかから ちいさなきみが
ぽろぽろと はだかのままで
たくさんの 砂金のようにこぼれて
たくさんのきみは 少しはずかしそうに
ひざをかかえてる
...
朝起きたら
『おはよう』
昼人に会ったら
『こんにちわ』
夜寝る時は
『おやすみ』
そんな決まりきった挨拶に
『さよなら』
どうでしょうか、みなさん
日本はアメリカの衛星国を選んだから
大リーグが プロバスケが ハリウッドが
押し寄せてくる
日本はハワイの次の属州だから
メディアをひねれば
アメリカンスマイル全開だ
日本語が上手なヤ ...
火をみた事が無い彼女の為に
僕は火をつけて回ったのだ
燐寸箱
煙草の箱
捨てられた新聞紙
彼女は大きい火を見ると喜ぶので
どんどん火は大きくなった
ベンチ
ゴミ箱
公衆便所
車 ...
朝まだき春の焚火のやはらかく
四十雀日雀春田の修飾符
曾祖父は清水一家や忘れ汐
春の海見やり枯木に火を点ける
野火猛る猛れども焼き尽くさずに
焚火して未だ青春の語を背負ふ ...
ほんのり赤い
あなたの頬
愛しくて
愛しくて
ぎゅっと抱き締めた
暖かかった
ふんわり白い
積もる気持ち
触れたくて
触れたくて
思わず飛び込んだ
冷たかった
覚えてる ...
ボルトなのか
ワイヤーか
回転系が消耗されて行く
大手特有の対応では
何の説明にもならない
機能的な問題ならば
修理期間は短い方が
良いと言える
特に何もしてなくても
...
{ルビ微睡=まどろ}んで、乗り過ごすうちに
春まで来てしまった
0番線から広がる風景は
いつかの記憶と曖昧につながっていて
舞いあがる風のぬくもりが
薄紅の小路や
石造りの橋や
覗き ...
あの人
昨日の真夜中に
「ここではないどこか」に
行ってしまった
展示品現品処分19800円で買った
ちょっぴり傷のついてるセミダブルのベッドに
私一人を置き去りにして
煙が消える ...
国際的なホテルの前には、立派なスーツを着たベルボーイが立っていた。
駐車場から出る車の警告音が鳴らされる。
人々は、まだ見ぬ車の姿におびえ、左右どちらかに少しばかり、ずれる。
大きな旗と、大 ...
よぉ。お前とも長い付き合いになるなぁ。
けど、何か久しぶりに見る気がするよ。
元気か?
相変わらず、独りみたいだな。
まぁ、これからもよろしくな。
神が振ったダイスが
地上に落ちる
この地の運命は決まったのだ
ある者は喜び
ある者はうなだれて涙を落とす
ダイスに従って
轟音とともに風が吹き
幾つもの稲妻の光と音が響き渡る
地は震え ...
風邪をひいた。
最初は微熱だった。
徐々に上がっていった。
急激に上がらないからインフルエンザではない?
いやそうではないインフルエンザもあると聞く。
だがとにかく問題は亀だ。
人はいい、 ...
言葉の原野
意味の森
君は いつでも そこで 休む
言葉の神秘と たわむれて
日が暮れるまで
秘密の作業にいそしむ
開拓者の小屋は
パソコンが置かれ
鉄筋マンションの五階に ...
高校の時の現国の教科書に載っていた小説に惹かれて高校
をサボって海を見に行った事がある
普段乗る電車の向かい側の電車に飛び乗って30分ほど揺られた
私は真面目だったし学校をサボるなんて事 ...
僕は男だから
産む痛みを知らない
同じくらいに
産まない痛みを知らない
痛みなんて知らない
ここは戦地ではないから
僕はあなたではないから
幸せになる方法を知らない
幸せにする ...
君が
ぽつん。
と残した香りが
僕の表面を覆う理性を
突き抜けて
真ん中から少し左を
ソーダ水のやうに
刺激してくる。
今になって
ああ、あ ...
まずはじめにおことわりですが、特定の人を責めたいわけでは決してありません。
土星の輪ゴムを手首にし君の買う葱特売の嘘嘘嘘(私 作)
土星の輪ゴムを手首にし君の買う嘘特売の葱葱葱(Pさん 作 ...
重みを増してく感じがスキ。
タバコの味は
ライターで変わるコト
教えてくれた人がいた
今でもね
あなたから分けて貰った火の記憶が
あるの
思い出
永遠だと思ったあの日の最後
キスの代わり ...
洗濯機に自分でパンツ入れないでそのあったかさ確かめてから
蜂蜜の垂れるすがたはエロチックなんてくびれの辺りで思う
靴べらからドアが閉まってしまうまで何度私を見るか数えてる
...
Colonel Aquamarine
愛浦憂馬作
批評子訳
My soul is rom ...
翼を有する生きものに
あこがれていた
のぞみの場所までは
もちろんのこと
そこから
遥かな地平のすみまで
こころはきっと
羽ばたける
翼を有する生きかたに
あこがれて ...
『声』
『聞こえますか?』
はい 聞こえます
『泣き声』
『聞こえますか?』
…
『聞こえますか?』
はい…
だけど…
聞こえないふりをしています
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
SETSUNARENSAを口ずさみながら
はじめ
自由詩
4*
07/2/28 17:20
実験的感覚的その1
〃
自由詩
0
07/2/28 17:19
夢
〃
自由詩
0
07/2/28 17:18
寝たふり
スプートニク
自由詩
4*
07/2/28 17:15
K→A
イヴ
未詩・独白
3*
07/2/28 16:51
METAL HEART
流希-Яuk...
自由詩
2*
07/2/28 16:45
きみをひらく
はらだまさる
自由詩
30*
07/2/28 16:33
挨拶
春日 凌我
自由詩
2
07/2/28 16:24
缶の主張(アニメポエム)
ぽえむ君
携帯写真+...
6*
07/2/28 16:01
日本はアメリカの衛星国だから
アハウ
自由詩
1
07/2/28 15:43
創書日和「火」
虹村 凌
自由詩
2*
07/2/28 15:11
創書日和。炎 【春の焚火】
佐々宝砂
俳句
5
07/2/28 14:50
思い出だるま
美月朱恋
自由詩
3*
07/2/28 13:08
MTTR
ねなぎ
自由詩
0
07/2/28 12:44
春のホログラム
佐野権太
自由詩
34*
07/2/28 12:40
ここではないどこかへ
大覚アキラ
自由詩
6
07/2/28 12:17
無視する声
ブライアン
自由詩
1*
07/2/28 11:51
だち。
狠志
携帯写真+...
1*
07/2/28 11:50
神のダイス
ぽえむ君
自由詩
7*
07/2/28 11:38
タミフルはかんべんしてください
weed &...
未詩・独白
3*
07/2/28 11:25
魂の宮殿
アハウ
自由詩
3*
07/2/28 11:20
青い香り
杉山 さち
自由詩
3
07/2/28 11:13
花束
たもつ
自由詩
35
07/2/28 11:08
炭酸香
黒子 恭
自由詩
7*
07/2/28 9:47
普通に「嫌です」って言えばよかった
ふるる
散文(批評...
10*
07/2/28 9:42
ライタ
瑠音
携帯写真+...
0
07/2/28 9:39
えっち
さち
短歌
18*
07/2/28 9:34
Colonel Aquamarine(part 1)
生田 稔
自由詩
0*
07/2/28 9:34
有るべき翼にまもられて
千波 一也
自由詩
14*
07/2/28 9:27
ふり
春日 凌我
自由詩
1
07/2/28 9:16
5772
5773
5774
5775
5776
5777
5778
5779
5780
5781
5782
5783
5784
5785
5786
5787
5788
5789
5790
5791
5792
5793
5794
5795
5796
5797
5798
5799
5800
5801
5802
5803
5804
5805
5806
5807
5808
5809
5810
5811
5812
加筆訂正:
Colonel Aquamarine(part 1)
/
生田 稔
[07/2/28 10:09]
たびたび修正しました。
5.57sec.