ああ、痛いなあ、と笑い泣きでつぶやいたとき
いちばんに、割れるのは鏡で
これが水面だったら割れないで済むのに、と
あかいものを見て
にぶい光はいたみとやすらぎをもたらして
ああ、 ...
体の隅々を解体され分析され
カルテをつけられ病名をつけられ
悲痛な面持ちの周りに宣言をされる
私は生きているから
痛くも無い病名に
迫り来る恐怖に
少し心が不穏にはなっても
...
学校のパソコン授業の最中に
こっそりおきにいりのところに行ってしまうような
そんなスリルあることを
愛していた。
それはたとえば
あなたと手をつなぐこと、
あなたが泡になっ ...
長い間降り続いた雨が上がった
だから何だってわけじゃないけど
傘を差したまま歩くよりは
遥かに進みやすいはず
だけど急ぐと疲れるから
道端の花と語り合いながら
カタツムリの ...
1回戦
ピッピ→白糸(1順目落ち)→□■→ルナク→ヒツジ→汐見ハル(3順目落ち)→4D6173616E6F6275 4973686969(3順目参加)
ピッピ:船を出す合図忘れてぼんや ...
いつの間にか夜が短くなった
それに合わせるように私はとても無口になった
いつもの裏通りには
見当違いな質問ばかりが飛び交い
静電気を帯びた優しさが充満している
声を紡ぐ旋律が見つから ...
汚れのない響き 細かく震える音
その弓で 僕の魂も奏でて欲しい
唇に そっと指をのせてみたい
僕のタクトで 思い切り鳴かしてみたい
ベートーベンも ワーグナーも きっと君に惚れて ...
御成門の交差点の向こうで
東京タワーは
暖かな孤独を灯している
硬い道の上を
ゆっくりと進みながら僕は
目の前に無いもののことばかりを
考えている
なかなか目覚められない
夢の ...
書きなぐった原稿
溢れたごみ箱から漁りだし
我が人生を振り返る
私は
なんてたくましく
なんて非情なのだろうと
頭をがむしゃらに振り回す
語るのは文字
語りかけるのは ...
ある夜
それはカリカリに焼けたトーストを頭に乗せていた夜のこと
私の足の周りには
とてもざわざわ緑の海
私の頭の遠くには
とても大きなお月さまが光ってた
たまたまパンを見つけた ...
ジョニーがジョニーになった日は
風の強い日だったという
ジョニー
本名は青木勲
親父さんは右翼でアル中だった
よく夜中に日の丸をふってわめきちらしていたという
お袋さんは幼馴染の女 ...
人生は甘くないと言う事実を
嫌っていう程噛み締めて
後悔の海に溺れていく
人間辞めたくなっちゃったから
鉄腕アトム張りのロボットになろう
超合金とまでいかなくても
シルバーメタリッ ...
冬の町に灯がともり
羽を休める
男たちは どこからか集まり
酒に身を許す
女たちは 寄り添い
夢を奏でるように
触れあうことさえ
視線を重ねることさえ
...
君からの清らかな愛情を
私 ハレンチな気持ちでしか返せない
君がもう少し 元気になって
君がもう少し 毎日を楽しく過ごせて
君がもう少し
近くに いてくれたら・・・
そんな欲張りな願いを 思ってしまった
自分に 思わず苦笑する
そんな願 ...
炎とは、燃えさかる火だと、書いてある。
たくさん酸素をあたえれば、きっと立派な炎だね。
あんなにおそろしいものも、最初はこんなにちいさいの。
火だけじゃないね。みんな ...
ほら、破壊神なんだろ。
いつまでも、綺麗な空を見てないで。
ぶっ壊せよ。
海や、山や、森みたいに。
ぶっ壊せよ。
破壊神なんだろ。
自分たちも壊しちゃうくらいの。
戦争、イジメ、殺し。
...
男はその歌を四十年間聴き続けた
なのにまともに歌えない
外国語の入っている歌だったからだ
けどサビならまともに歌える
今となってはそのサビの部分は彼の人生の教訓そのものになってしま ...
僅かな隙間からそれを見た
午前二時半
生物が凍死する時間
除雪機が轟音を上げて車道を抉っている
この時間帯は毎日のようにやって来る
透明に近いブルーが部屋を満たしている
...
僕達は夢の中を生きている
死んだ時夢から覚めるんだ
本当の僕達は夢の外で生きている
そこでこの夢の世界よりももっと文明が発達した世界に住んでいる
卵形のマシンに乗って空を飛び回るん ...
「もっと好きになりたい」好きになってもいいですかと
子供のような体温で背中にしがみつかれ 私は
だめです だめです と
気配で背中越しに伝えようと
きつく目をつむり 微動だにせず寝たふりを ...
あなたが帰ってきたら
話したいことがたくさんあるんだ
この3日間珍しく頑張ったよ
サボることもしなかったし
クレーム処理に走ったりもしたよ
今日だって休日出勤に励んでます
二人で一つっ ...
水に馴染まず
錆付く事を恐れた私
壊れた金属片に癒しを求め
冷たい温度が心を写してくれる
高速化が進む
取り残された
部品は間に合わず
旧式と呼ばれた
時代は私を必要とはしない ...
きみをひらくと
なかから ちいさなきみが
ぽろぽろと はだかのままで
たくさんの 砂金のようにこぼれて
たくさんのきみは 少しはずかしそうに
ひざをかかえてる
...
朝起きたら
『おはよう』
昼人に会ったら
『こんにちわ』
夜寝る時は
『おやすみ』
そんな決まりきった挨拶に
『さよなら』
どうでしょうか、みなさん
日本はアメリカの衛星国を選んだから
大リーグが プロバスケが ハリウッドが
押し寄せてくる
日本はハワイの次の属州だから
メディアをひねれば
アメリカンスマイル全開だ
日本語が上手なヤ ...
火をみた事が無い彼女の為に
僕は火をつけて回ったのだ
燐寸箱
煙草の箱
捨てられた新聞紙
彼女は大きい火を見ると喜ぶので
どんどん火は大きくなった
ベンチ
ゴミ箱
公衆便所
車 ...
朝まだき春の焚火のやはらかく
四十雀日雀春田の修飾符
曾祖父は清水一家や忘れ汐
春の海見やり枯木に火を点ける
野火猛る猛れども焼き尽くさずに
焚火して未だ青春の語を背負ふ ...
ほんのり赤い
あなたの頬
愛しくて
愛しくて
ぎゅっと抱き締めた
暖かかった
ふんわり白い
積もる気持ち
触れたくて
触れたくて
思わず飛び込んだ
冷たかった
覚えてる ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
鏡像
ひめと
未詩・独白
2*
07/2/28 21:25
検査
茉莉香
自由詩
5*
07/2/28 21:13
喪失
ひめと
自由詩
1*
07/2/28 20:51
雨、上がり…
1486 1...
自由詩
12*
07/2/28 20:47
短歌部恒例いちごつみ 2007年2月27日の夜の出来事
ピッピ
短歌
6
07/2/28 20:43
短い夜
松本 涼
自由詩
8
07/2/28 20:04
照 美
北大路京介
自由詩
11*
07/2/28 19:52
東京タワー
松本 涼
自由詩
2
07/2/28 19:52
無情
柴田柴助
自由詩
2
07/2/28 19:24
月ジャム
ふく
自由詩
5
07/2/28 19:12
ジョニーの理由
しゃしゃり
自由詩
6
07/2/28 18:56
*錆びないジェラルミンは*
かおる
自由詩
10*
07/2/28 18:55
町
わら
自由詩
14*
07/2/28 18:47
ハレンチな気持ち
スプートニク
自由詩
3*
07/2/28 18:41
もう少し<18のprose-7->
ウデラコウ
自由詩
4*
07/2/28 18:06
創書日和「炎」 grow up
逢坂桜
自由詩
9*
07/2/28 17:53
破壊神。
狠志
携帯写真+...
2
07/2/28 17:41
SETSUNARENSAを口ずさみながら
はじめ
自由詩
4*
07/2/28 17:20
実験的感覚的その1
〃
自由詩
0
07/2/28 17:19
夢
〃
自由詩
0
07/2/28 17:18
寝たふり
スプートニク
自由詩
4*
07/2/28 17:15
K→A
イヴ
未詩・独白
3*
07/2/28 16:51
METAL HEART
流希-Яuk...
自由詩
2*
07/2/28 16:45
きみをひらく
はらだまさる
自由詩
30*
07/2/28 16:33
挨拶
春日 凌我
自由詩
2
07/2/28 16:24
缶の主張(アニメポエム)
ぽえむ君
携帯写真+...
6*
07/2/28 16:01
日本はアメリカの衛星国だから
アハウ
自由詩
1
07/2/28 15:43
創書日和「火」
虹村 凌
自由詩
2*
07/2/28 15:11
創書日和。炎 【春の焚火】
佐々宝砂
俳句
5
07/2/28 14:50
思い出だるま
美月朱恋
自由詩
3*
07/2/28 13:08
5772
5773
5774
5775
5776
5777
5778
5779
5780
5781
5782
5783
5784
5785
5786
5787
5788
5789
5790
5791
5792
5793
5794
5795
5796
5797
5798
5799
5800
5801
5802
5803
5804
5805
5806
5807
5808
5809
5810
5811
5812
5.59sec.