錯乱した
曇天の
ハーケンクロイツ
だれかの 閃光
白い声をめくり
棲息を
纏いながら廃墟をとじる
かなたの 問答
見えない洞窟
...
君がひっそりとやさしい人になる
誰も気づかないうちに
日が射して去っていくように
教室の片隅で
冷えた空気を少し弛ませて
小さな出来事だった
草の芽が最初に ...
諦めた?
かたどった? ?
?
君が姿見を見た?
?
青みがかった?
白く透き通った?
...
あふれて しきりにこぼれる
午睡のゆめの かけらの嵐を
たなごころで つくった
椀にうける 追憶はたちまちに
そこからも あふれて
明日、発つ君
けして許しはしませんよ
便りの代わりに
コンビニ大福
青かったノートには
思い出したくもない稚拙な輪
くるくると回る
なんとも不細工な輪
取り繕ったリボンの先
恥をかいてうつむく眼鏡の子
あの給食の匂い
なん ...
綺麗なあなたの
その顔に
小さな二つの吹き出物
なぜだか
とても
いとしくて
うれしくなって
笑ってやった
ふてくされたような
あなたの顔が
また
...
見捨てられてしまった夢は
どこにも行く当てもないまま
下を向いて歩いていた
夢は希望を失ってしまったのだ
このまま消え果てゆく
そう思った
本来ならば夢は夢なのに
夢は夢をもてなくなった ...
鳥篭を落とす
田圃、鳥のいない
鳥篭だらけの田圃
渇いた積み藁に火を放ち
積み藁に火を放ち、
冬が勃起する
ふくよかな夕焼け覆う、
冬がゆっくりと
深く揺れ
...
薄暗い部屋のすみには
しかくく切り取られた暖かい光
照らすのはTVとこたつと結露くらいで
味気なく示す指先には
いつも、AM1:39がゆらゆら
私の憂鬱にも
...
やってみたいことはたくさんある けれど、
やっておきたかったことも、たくさんあった
高く、空に流れていった最後の校歌と
旅立ちの、握りしめたら少しだけ痛い
金釦のような歌
それらをいいわ ...
休日に公園で本を読むのが好きだ。
園内では、緑を眺めることより他にすることがないから、読書に専念できる。
解し難い本を繙(ひもと)くのは公園に限る。
今一つの楽しみは、公園に巣くふ野良猫たち ...
ひな祭り
今年はなぜか
人形も
飾らず家は
日常のまま
雛鳥は
巣立つことすら
叶わずに
独り彼らを
見送りました
まぼろしなら良かったのに。
それなら私は、あなたを哀しんで泣くこともなかった。
だって、ぬくもりを知らないのだから。
自分だけ
なぜか強烈な違和感
最後まで慣れなかった一年六組
かりそめの友といる
休み時間
授業の方がマシだと思った
ちょっとだけ
おしゃれになった気がした
初めてつけ ...
駐輪場で鳩がむねを撃たれて
仰向けに休んでいる
白い翼をとじ
両足を揃えてたたみ
なにを見ているのか
つめたい檻の外へ
まばたきを急ぎながら
その心臓は重すぎる
あかをはき出し ...
猫と一緒にぼーっと外を見ていた
ふと猫を見るとこっちを見てる
どうしたの?と聞いてみると
横になってごろごろ転がる
ここがあったかいよと言いたげに
きっと猫はそこに春の温かさをみつけたんだ
桜も咲 ...
玉ねぎの薄皮の細胞組織
だからなに?
と言われても困るけど
でもこれで
バランスがとれた気がする
天体望遠鏡だけじゃ
だめだよ
やっぱり
「永遠に君は逃げてゆく」って部分を黒いテープでぐる
ぐる巻きにして「永■■■■■■てゆく」にした後、永
遠に逃げてゆく君を探し出して「永■■■■■■てゆく
」を手渡すと、黒いテープでぐるぐる巻き ...
作る楽しみ
喜ぶ楽しみ
笑う楽しみ
話す楽しみ
作る事を愛している
美味しいの一言に生きる
美味しい物を食べる時の快感
愛する者の為に
貴方を愛しているの
皆様を愛しているの ...
もうこうなりゃポカスカ日和だ
立っていると
足がくらげになってしまうほど
あったかかった
午後三時の図書館の屋上は
どの午後より
死んじゃってる、と
お ...
孤島の廃墟の街
灰色(新聞紙の色)の街
破裂して今も水が出ている下水管
ビル群はほとんど全て崩れ落ちている
コンクリートの塊がいたるところに転がっている
烏が集団になって地上を歩 ...
花吹雪が舞い落ちる
外国産の漆黒の高級オープンカーに乗って王子様は手を決められた角度で振っている
群衆は拍手と喝采で歓迎している
今日は王子様の即位式のパレードだ
先日王様が亡くなら ...
ぼくは手を後ろに組みながらいろんな色の額縁にかざられた思い出の絵をながめている
幼い頃の絵 少年時代の絵 青春まっただ中の絵 青年時代の絵
ここまでしかない ぼくは死んでしまったからだ
...
昨日とは
違う答えを持って職員室
ぷぷっと笑われ
少し救われ
靴下の長さ限界ひっぱりあげ
ちっちゃな抵抗
ストレス発散
理解してくれぬと
反発していた 先生に ...
風の吹かない店内で プロペラが回る
喫茶店の隅っこ 私を優しく包む 木目の世界
雨漏りの音がする夕暮れ 待ち人来ず
軋む床の下からは ガタンゴトン
地下鉄の音がする
洗い物を洗う
皿を重ね ...
ふたりは水草の浮いた池のある庭をならんで歩きながらしばらくなにも話しませんでした。池のほとりには赤いチューリップの花が咲いています。小橋をわたり、茨のアーチをくぐり、青い木漏れ日のおちた道をしばらく ...
☆を使って文章を作ってみました
雑木林は沈黙しているが 唖ではない
いつでも木々が 旧友のように
語りかけてくれる
雲は浮かんでいるが 不動ではない
いつでもミルキーウェイのかぜと
同行している
生は死への旅立ち ...
西日の{ルビ紅=くれない}に照らされた
誰もいない部屋の
あの日は永遠に暮れずに
私を傾きつづけて
太陽電池式腕時計の刻みつづける
秒針の先にひっかかっている
スープに影はささないでい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ぼくらは宇宙大の
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/3/3 22:14
やさしい人になる
野火 後里
自由詩
11
07/3/3 22:05
クエスチョン
ふるる
自由詩
8*
07/3/3 22:00
そろもん(花吹雪の話)
みつべえ
自由詩
4
07/3/3 21:52
上京
明日葉
短歌
1
07/3/3 21:43
ブルーポエマー
〃
自由詩
4*
07/3/3 21:31
二人
蓮未
自由詩
1*
07/3/3 21:23
見捨てられた夢
ぽえむ君
自由詩
9*
07/3/3 21:21
鳥葬
はらだまさる
自由詩
12*
07/3/3 21:20
家カフェの話
明日葉
未詩・独白
0
07/3/3 21:13
第ニボタン
Rin K
自由詩
31*
07/3/3 21:05
子猫
三州生桑
未詩・独白
3*
07/3/3 21:03
雛祭り
秋桜
短歌
1
07/3/3 21:01
幻影
むくげ
自由詩
5
07/3/3 20:35
ラッキーストライク さよなら私たち 〜高校生の頃 〜
さくらほ
自由詩
8*
07/3/3 19:48
そめられる鳩
soft_m...
自由詩
15*
07/3/3 19:38
もう春だもんね
OLGA
携帯写真+...
6*
07/3/3 19:13
ポケットケンビ見参
weed &...
携帯写真+...
2*
07/3/3 18:35
黒いテープ
青色銀河団
未詩・独白
2
07/3/3 17:48
We love cooking!
ペポパンプ
自由詩
4*
07/3/3 17:46
右手の甲にそら豆
カンチェルス...
自由詩
11
07/3/3 17:34
廃墟からの手紙
はじめ
自由詩
5*
07/3/3 17:32
即位式のパレード
〃
自由詩
1*
07/3/3 17:31
思い出の美術館
〃
自由詩
2*
07/3/3 17:30
ペパーミント 何かを求めて 〜中学生の頃〜
さくらほ
自由詩
7*
07/3/3 17:18
待ち合わせ
狩心
自由詩
7*
07/3/3 16:11
王女メリサ4
atsuch...
散文(批評...
3*
07/3/3 16:11
☆は星(アニメポエム)
ぽえむ君
携帯写真+...
5*
07/3/3 16:09
いつでも
信天翁
自由詩
5
07/3/3 15:41
翳り (かげり)
こしごえ
自由詩
21*
07/3/3 15:26
5763
5764
5765
5766
5767
5768
5769
5770
5771
5772
5773
5774
5775
5776
5777
5778
5779
5780
5781
5782
5783
5784
5785
5786
5787
5788
5789
5790
5791
5792
5793
5794
5795
5796
5797
5798
5799
5800
5801
5802
5803
5.07sec.