せとものが 乾いていく
洗った水を流す
手のとどかない
光源からのぬくもり
雇われたわけでもなく
息を 野に延ばす
図の中にいる血脈
末端を一巡り鼓動
いつか影を潰し
完 ...
あなたと二人で話す時
そこに難しい言葉はいらない
まずその前に私は難しい言葉を知らない
大学まで出してくれた
親には申し訳ないけれど
私は未だに世間知らずで
誰かが話すような難しい話題に
...
始まりがあり
終わりがあるのは
あたりまえ
でもそのあたりまえのことに
少しだけ疲れてしまった
静かな夜の静寂が
重苦しく身体を巡ってく
窓を半 ...
携帯電話の電池が切れかけている。私の電池も切れかけている。38時間近く眠っていない。忙しかったのではなく単に眠れなかった。眠剤がきかなかったのだ。時々こういうことがある。交替制の工場で働いていて生活リ ...
くだらない話ほど盛り上がるのは
きっと君のレスポンスのよさが
私にとって心地いいからなんだろうね
ありもしない世界を作って
さも見てきたかの様に
言葉に言葉を被せて
言いよどんだら ...
地球から1光年離れたなら
一年前の地球が見えるのだろうか
見えるなら
500万光年離れて
人間がどこで道を間違ったのか
見てみたいんだ
そしてついでに ...
今日、某女性週刊誌を立ち読みしたところ、
「幼稚園のお遊戯会でかぐや姫が4人」
との見出しを見つけた。ほんとか嘘かは知らないけれど、今お遊戯会で生徒に平等に扱う為にかぐや姫を4人にした ...
逆上がり すき 。 でも 嫌い 。友だちが いじめるから 嫌い 。 でも 今日は たなばたなので 給食にヨーグルトと パイナップルが 出るので がんばった 。逆上がり 嫌い 。
くるくる 廻る 。
ギコギコ 廻る 。
じょうずに 廻る 。
廻らなくても かんがえる 。かんがえたさきには かんがえた みらいが 埃っている 。みらいを 夢みて ぐるりと 廻る 。 ...
29のその数字に
あたしの心が今でも
締め付けられること
あなたは知らないでしょう
知らないでしょう
知らなくていいわ
一生ね
この想いは ...
指先はあたたかい
たぶん、その、ほどけていく瞬間まで
写真の空は記憶よりも鮮やかで
古い団地の隙間から
見上げるのはたくさんの
呼吸のない、窓
手のひらに
折りたたんだ空
に、記載 ...
○
死んだって欲はあるらしい。そりゃあ死んでるんだから、生きてた頃の欲とはまた違ったものだけど。生きてた頃の欲?そういえばなんだったろうね。あれ食べたいとかもう寝たいとかこれ買いたい、とか。勝ちた ...
ぼやけた日常の階段を昇る
朝日が眩しい
夕陽に涙が滲む
留まることを知らない月日に
忘れ物は山となる
積み重なる年月の重み
そうあってほしいと願う心は
時に裏切ら ...
東京で暮らすために
新宿に降り立った日のことを思い出す
長旅、といってもたった半日だ
タンクトップをねじるくらいで
音楽をつめこんだ鞄を
肩に食い込ませ
その日を酒を探して歩いた
福 ...
機械仕掛けの都会の街並み
高層ビルの間を風が抜けて行く
人々は目的もなく彷徨う
そんな運命(定め)なのでしょうか?
緩やかに時間は下降線を描き
破滅の時を刻みつつ在る
...
盲目の愛
それに憧れをもつ人は多い
二人いつまでも色褪せることのない永遠の契り
ロマンチックなのかもしれない
愛の理想だと思う人もいるのかもしれない
でも
私は嫌い
私は恐ろ ...
いっぽんの木は森にまぎれ
ひとつの屍は累代の死にまぎれ
かすれない文字が積み重なることばにまぎれ
わすれることをゆるしながら
不意打ちのように
わすれたということを思い出させる
――― ...
何処でもない場所は
何処にもない場所ではなくて
そこには一輪の花が咲いています
それはとても美しく咲いていて
なかなか近づくこともできなくて
あるとき鳥が一羽やってきて言いました ...
展示会をおえて
ふたりで打ち上げ
ちいさな会社だ
春の匂いが
公園に
もうすこし
一緒に
外灯の下で
展示会をおえて
ふたりで打ち上げ
ちいさな会社だ
詩は演歌で
演歌は詩で
詩とはなんなのか
演歌とはなんなのか
ひとはひとりで
象徴のシャワー
浴びているのだ
詩は演歌で
演歌は詩で
詩とはなんなのか
演歌とはなんなのか
道はいくつも分かれている
正解もあれば不正解もある
長い人生の旅の中では
正解ばかりは選べない。
もし進む道を間違えてしまっても
引き返す事は不可能じゃない
間違え ...
舌の上で
とけていく
こんなきれいな
形のものが
きらきら光る
私の中で
蛭に血を吸はせてをりぬ歌舞伎町(角川春樹)
角川春樹と村上春樹をごっちゃにしているひとをみかけたので、角川春樹について一度書いておこうと思う。角川春樹はかつて角川書店の社長だったが、麻薬でとっつ ...
橋の上で絵を描く男
道行く人を描く
美しい人が立ち止まる
私の絵を描いて御覧なさい
きっと売れる絵が描けるでしょう
美しい顔をした女は
絵描きの前で最良の笑みを浮かべる
...
満開の桜の下
ピンクに染まる 自分が悲しい
ブルーシートの上
正座する 自分が悲しい
ピンクとブルーの間で
はしゃぐ 自分が悲しい
やがては 散るであろう
薄ピンクの花びらに
はかな ...
おいてきぼりの堀を歩いて
寂しいよって
泣いたら
誰か来てくれるかな
弱いものには
やさしい気持ちになれるよ
攻撃しては
こないから
強さって
剣を振り回すことじゃないって
わたし ...
あなたのリップサービスに
始めはうんざりしてた
突然変わったまあるい瞳
簡単にスキと紡ぐ唇
関係の名前が変わって遠くなったあなた
近くなったと、思ったのに
でも、違 ...
人は理を述べるために長文を使う
だが人は長文を嫌い、全てを見てもわかるのはほんの一部
人の想いが、三行で納められたらどんなに楽か…
幸せを手に入れるために走り続けろ
後ろを振り向かずただひたすらに走れ
そして幸せがあったかどうか、追いついた者に尋ねてみるんだ
あつらえた無害な偽悪にものの見事にひっかかる人間どもは正直
バカじゃないかと思う。"私はいい人です"を婉曲に演出しているに
すぎない行動をさも真実の徒のように持ち上げる自称オル ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
化石源
砂木
自由詩
12*
07/3/4 9:27
あなたといる時
快晴
自由詩
5*
07/3/4 8:59
始まりと終わり
ジム・プリマ...
自由詩
2*
07/3/4 8:14
夢みたい(親指1000字エッセイ)
佐々宝砂
散文(批評...
5
07/3/4 7:58
言葉遊び
優飛
自由詩
7*
07/3/4 6:50
遠い場所から
maynar...
自由詩
2
07/3/4 6:06
「主役」と「脇役」は違いがあるのか
北乃ゆき
散文(批評...
15*
07/3/4 5:04
逆上がりの 歌 。
すぬかんなが...
自由詩
3
07/3/4 4:03
くるくる 。
〃
自由詩
1*
07/3/4 3:54
それは、秘密
蓮未
未詩・独白
1*
07/3/4 3:28
微温湯日和
霜天
自由詩
6
07/3/4 2:00
死後に関する幽霊の考察
野火 後里
散文(批評...
3
07/3/4 1:53
どこかで犬が吠えている
山崎 風雅
自由詩
6
07/3/4 1:50
新宿はさようならと言った
soft_m...
自由詩
23*
07/3/4 1:37
薇仕掛け
海月
自由詩
3*
07/3/4 1:23
盲目の愛
三架月 眞名...
自由詩
7*
07/3/4 1:04
墓
渦巻二三五
自由詩
3
07/3/4 0:54
「何処でもない場所」 (青年詩片)
ベンジャミン
自由詩
5*
07/3/4 0:41
夜の公園
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
07/3/4 0:36
白い演歌
〃
携帯写真+...
2
07/3/4 0:35
分岐点
1486 1...
自由詩
6*
07/3/4 0:33
塩の結晶
weed &...
携帯写真+...
3*
07/3/4 0:33
俳句の非ジョーシキ具体例8
佐々宝砂
散文(批評...
7*
07/3/4 0:32
売れない絵描き
なかがわひろ...
自由詩
6*
07/3/4 0:04
花見
雨人
自由詩
0
07/3/4 0:02
おいてきぼりの堀を歩いて
蒼木りん
自由詩
6
07/3/3 23:50
あなた色
ことは
自由詩
2*
07/3/3 23:50
三行詩 〜始まり〜
電子ノ猫人
自由詩
2*
07/3/3 23:46
三行詩 〜幸せ〜
〃
自由詩
1
07/3/3 23:42
覚書
構造
未詩・独白
2*
07/3/3 23:23
5763
5764
5765
5766
5767
5768
5769
5770
5771
5772
5773
5774
5775
5776
5777
5778
5779
5780
5781
5782
5783
5784
5785
5786
5787
5788
5789
5790
5791
5792
5793
5794
5795
5796
5797
5798
5799
5800
5801
5802
5803
加筆訂正:
冴え返る
/
渦巻二三五
[07/3/4 0:33]
二首追加しました。
7.84sec.