心に頼り心で確かめ心で伝える
心が無くなれば宇宙も消える

確かめるというのは常に
その一瞬一瞬でしか使われない
後のことはともかく

こうして二人だけの永遠ができた頃
どこにも君はい ...
ふと
アパートの鍵をなくして
アパートの前で
うろつく事
約三十分

ポケットの中から
靴の底まで
脱いでみて
どうでも良くなること
それから
二十分後

どこかにでも
落 ...
「僕」は僕を数える
 時間は似合わないから
 僕は時間を着ていない
 僕を着る時は僕を数えないと
 ボタンの数を間違えてしまう

 さらに僕を数える時には
 少しずつ数えないと
「君」 ...
ああ、窓を開けてしまったじゃない
開けちゃいけないなんて
分かりきっていたのに

目の前には白い山
涙眼で鼻の頭を赤くして
不細工なあたし

むずがゆいわ

もっと差し込んで欲 ...
あの日はきっと春だったと思う
部屋に置かれた
アジアンタムの葉がそよいでいた
近くのスピーカーからは
小鳥のさえずる声をバックにした
ピアノ協奏曲が流れていた
窓から差し込む光が
やさし ...
小鳥はもう飛ばないんだ もう死んでしまったんだ
生き返らせてときみが泣くから
小鳥の背をナイフでなぞった
流れる赤い血を見てふたりはせつなくなれたから
青空の下 海へ向かってる

肺が放出 ...
氷の魔法

金と銀に揺れる 鈴鈴なりが
氷の上に 魔法をかける

虹色の氷の上を
くるくる回る 優雅な
妖精のオルゴール

歓声をあび キラキラ光る

氷の上の 女王

黒真珠の煌めきが
スポットラ ...
泥を かわして
かわして また 泥

すきだとか きらいだとか
そんな難しいことは あとからになさい
もっと ずっと あとからになさい
余裕がでるまで 待ちなさい


 陽をあびて  ...
あなたの話はいつも難しくって

私にはよく解んないけど

とっても楽しそうに話してるから

見てるだけで笑顔になっちゃうんだけど



でもたまには私の話しも聞いてよね
...
「あの子には何を言っても心に響かないんです」
どういうこと?
そんなはずはないでしょ
同じ人間なんだから・・・

心を込めて使えばきっと通じる
分かってもらえる
例え嫌いな人 ...
 山下達郎の「クリスマスイヴ」をゲオから借りてきてMDに入れる
 僕は街中でウォークマンで聴く
 リピートだ
 高さのある花壇に腰を下ろし 僕は来るはずもない君をずっと待ち続けている
 今日は ...
 夜はこんなにも静かだ
 僕の知っている人達はみんないない
 もっと言えばこの天球の世界に人間はいない気がする
 宇宙は球体なのだ
 僕は外に出ていつもの草むらで倒れ込んで星を眺める
 プラ ...
 君に逢うために生まれてきた
 夢の中では隣にいるのに
 目を覚ますと君はいない
 夢の中でしか君に逢えないのだ
 だから僕はいつも眠るのを楽しみにしている
 眠るのは一瞬だけど夢の世界は永 ...
風強い毎日

桜吹雪のように舞う桃色

自転車で走りぬけ 感じる春
布団にもぐって メールしてるとさ

あなたと二人っきりって感じがするの。

写メにキスしたり

携帯抱きしめたり

涙ながしてみたり。

早く逢いたいな

ずっと一緒にいれたら ...
鎖骨から 肩にかけたライン・・・

顎のラインも好き。

流し目とか 横顔も好き。

まっすぐで 綺麗な 足も好き。

足首もいいよね。

アキレス腱とか。



だめだ  ...
日曜日の居酒屋は
子連れのお客さんばかり
親は酒を飲んで
子は宿題をやる
親は酔っ払い
子はゲームに夢中

わたしは居酒屋アルバイト

ビールのにおいも
煙草の煙も
芋焼酎のボト ...
盲目の老紳士が言う
君の声はママの声に似ている
私はそんな彼のために
毎日いろんな本を読み聞かせる

昔話
遠い国で起こった戦争のお話
時には絵画を細かく言葉で表現する
...
移動

犬ぞりのシートで君の内部の事だけ考えてたよ
吹き上がる雪原 重く撓る冷却の彼方で
恐怖の扉を開けろ君の悲鳴が世界を
溶かす全ての化身を振り向かすから

犬は撃ち殺せ!パララパラパ ...
綿棒の花が
やさしく耳を撫でまわす

愛ってこういうことですか

ふっくら る る る
歌を歌おう

たんぽぽの綿毛を
青い空に散らかして、白

今日は風の声も
良く聞こえる
...
午後から雨

そうだね
草丈より少しばかり高いだけだよ
寝転んで空を覗けば
透き通ってくどこまでもずっと
背中がくすぐった痛いね
午後から雨だね
蟻が不器用な列を作って
ゆっくりと夏 ...
詩人がなんだ
詩人はなんだ
詩人は君か
詩人は俺か
詩人はどこぞの大臣でしょうか
詩人は偉いか
詩人は強いか
詩人は国をよくするか
詩人は君を愛しているのか
詩人はごみか
詩人は夢 ...
              2000/01/08
素敵なニヒリズム
笙の笛
名も無き馬が
オホーツク海の
放牧場で草を食む
食べ飽きて海を眺める
凪いだ海面は鈍く光り
濃紺の海が見つめ ...
60億人もいるのに
神様は残酷だ
 

嘆いてみる
 
(もちろん)
返事なんかない
(そもそも)
求めてもいない
 
4畳半の自分の部屋が
とても広く思える
 
インス ...
この耳にきこえる
君の声も
すべてまぼろし

君の肌にふれたこともない
君と五分も話したこともない
私の中にあるのは
すべて理想化され再構成された


私は自分の宿命を悲しまない ...
桜の蕾が膨らむ今日
髪を結った幼子(あなた)は
子供から少女への
階段をひとつ上る
      
ちょっぴり生意気で
ちょっぴりおませで
でも
まだまだこども
      
少 ...
世の中はいろんな難しいことがあるけれど
心を変えるのが
一番難しい

心は 目に見えない
心は さわれない
しかし 耳を澄ませば
きこえてこないか
命の鼓動が
冷えきった宇宙に 今
...
母を想って作った歌を
有線で聞くと心が痛くなる

相変わらずの親不孝で
若いうちに家を出て親など知らぬで
過ごしてきたけれど

親になって
どれだけの愛で子を想うのか

わかるから ...
鏡がふいに斜めを向き
部屋のすみが溶けて明るい
鏡のなかには無色の柱
扉の前には銀の曇


銀はひとり歩き出し
窓を向いては立ちどまる
たたんたたん たたんたたん
素足の ...
別れの朝はなんて適当で
あっさりマグカップなんか洗ってる
もう触らないでって言ったのに
角ばった手は真っ直ぐ頬に触れてた

寝不足な顔してる
あなたの眼はそう言っていて
心配そうな顔 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
確認ロカニクス自由詩307/3/26 13:10
なくてもねなぎ自由詩507/3/26 12:59
ミッケねろ未詩・独白3+*07/3/26 12:36
ひめと自由詩607/3/26 11:41
きっと春だったぽえむ君自由詩14*07/3/26 11:03
海を見る。新谷みふゆ自由詩11*07/3/26 11:00
氷の魔法鈴鈴自由詩4*07/3/26 9:51
ぬかるむはる千波 一也自由詩25*07/3/26 8:57
聞き上手優飛自由詩5*07/3/26 8:42
言葉muriel自由詩2*07/3/26 8:04
クリスマスイヴはじめ自由詩1*07/3/26 5:49
ふたり自由詩5*07/3/26 5:48
希望自由詩4*07/3/26 5:47
桜ひらひら空 春色自由詩6*07/3/26 5:26
闇の中。自由詩3*07/3/26 5:15
指先でなぞっていいですか?自由詩1*07/3/26 5:02
日曜日の居酒屋壺内モモ子自由詩1*07/3/26 4:43
盲目と、老紳士と、女なかがわひろ...自由詩5*07/3/26 4:43
移動瓜田タカヤ自由詩107/3/26 4:17
綿棒の花美味自由詩307/3/26 3:04
クローバー夕凪ここあ自由詩1007/3/26 2:42
じえんど(自問自答の果ての果て)蔦谷たつや自由詩2*07/3/26 2:31
笙の笛あおば自由詩7*07/3/26 2:27
すれ違い瑛治自由詩107/3/26 2:12
統合失調症を患って渡辺亘自由詩2+*07/3/26 2:09
娘へ…@ショコラ自由詩207/3/26 2:09
心から命へ渡辺亘自由詩4*07/3/26 1:56
あの歌ですmac自由詩5*07/3/26 1:40
銀指響木立 悟自由詩807/3/26 1:03
別れの朝はるこ自由詩7*07/3/26 0:54

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加筆訂正:
武士と猫/佐野権太[07/3/26 8:54]
誤字修正
5.53sec.