綺麗な君に


汚れた僕






大切にしていた筈のものを




簡単に捨てて









気付いたら





汚れた僕
...
浅草あっちゃん油虫
青葉青山案の定
インドイギリス硫黄島
イカの色したイイおんな

うどんウクレレうりふたつ
梅田鶯運の尽き
エンドえげれすエロガッパ
駅の易者のエビふりゃあ

浅 ...
夜の輪郭が瑞々しく
他の夜の暗さから起き上がるとき
波を湛えた器を抱え
灯りの無い道を進みゆくとき
声は牙の冠のように
おごそかに髪に降りてくる


ふたたびからになる器を ...
  成
  長
  し   
  た
僕は君を好きだと感じていた
 今はもう知ることのできない感情だけれども
  今
  ど   「尊敬だったかもしれない」
  こ       「家族 ...
閑静な住宅街にうっそりとたたずむ
広尾のリストランテ「イル・ニード」
ここはうまい巣ごもり料理を食べさせてくれることで有名だ

今夜は僕たちが知り合って2年目の記念日で
給仕の差し出すメニュ ...
何でこんなに陳腐なのかな
僕の言葉 どれだけ積み重ねても
決して届きやしないのが
分ってしまっただけで

気づいてあげれなくてとか
見て居なかっただとか
言い訳にしか過ぎない ...
果てしなく続く乾いた砂地が
太陽の熱で温められ
そこに幻の水が出現するように

終わりなく続く乾いた心が
生きたいという気持で温められ
そこに幻の言葉が出現する

私の詩とは
そんな ...
転げまわっているうちに
ようやく産まれた
ようやく
あなたの声が聞こえた

そして
これから
初めてばかりの世界で
歩いてく

みんな同じで違うから
って
この世界でど ...
無差別に人の命は消え

無差別に破壊は繰り返される

誰でもいい

誰でもいいから

死ねばいい


そんな悲劇が繰り返される今、また新たな実験がなされる
誰でもいい、より ...
あっ 

と九十過ぎの{ルビ老婆=ろうば}が言うと 
黒い杖はエレベーター十階の 
開いたドア下の隙間にするりと落ちて 
奈落の底で 
からんと転がる音がした 

「 杖も毎日使われて ...
その子にとっての最初の事実は
人の死だった
自分が誰かに抱えられたまま
その体がだんだん冷たくなってゆく中で
生温かいものが頭から流れてきた
それが血であることは後で知った
そしてその人が ...
我が身に寄りかかる雨は
遠き地の君の涙か
悲しみに塗れるその色は鮮血
今はただ
何を信じて今日まで来たのか
それすらわからなくなった君がいる
罪があり罰がある
救済という言葉の影には
...
テレビドラマで人が死んでも
嘘だと知ってホッとする
そうして世界のどこかで
誰か死んだのを知らないまま

『助けて』って言葉を知らない
誰に言う言葉か知らない
呼吸をするので精一杯
...
明日太陽がなくなったら

僕らは盲目の世界を生きるの?

影がないと寂しい

光がないと寂しい

僕らがいないと寂しい
19歳の
尽きる気がしない
かいわ
わらいごえ
めせん

森のなかで

こういうものさ

オオカミがおなかをさする
その
おなかのなかで

こういうものなのかしら
と ...
朝早くにジョギングしてゐたら、急に雨が降ってきた。
最近の天気予報は、まったく当てにならない。
雨宿りするために歩道橋の下に駆け込むと、女が立ってゐた。
真っ赤なキャミソールを着た、痩せぎすの若 ...
発光する幾つもの花びらが
十六夜の月の輪郭を辿り、滑り、落ち (落ちた)
―――夜/舞う
幹を中心に弧を描き
、片足の僕は倒れ
、意識を辿り
、滑り、落ち (片足を残したまま、落ち)
幾 ...
海鳴りが微笑み、伝えているので。
風、光、波、を、あそばせています。
る。ふ、らん。
る。ふ、らん。

瑠璃色にかわっていくのかしら。
遠いは、近い、のかもしれません。


...
ぼくがまだ見つけない 明日の
呼吸の波は、かぎりなく無音で
おしよせては、
皮膚のあいだに刻まれた旋律を
からめとりながら
引いていく


奥深い場所で対流する
なまぬるい記憶、ある ...
彼を失ってから
寂しさという言葉と戦いました
戦い疲れ果てたとき
私は空虚という名の亡霊に憑かれました
色とりどりの花は
私の前では何も意味をなさず
美しく奏でる音は
騒々しいものでしか ...
雨が降ってきたので、浜辺に置いてあった船の下で雨宿り。青く錆びた船、後ろには網が沢山積んである。

拾った貝殻の中で一番大きなのを灰皿にすることにする。

近頃は連れられて景色が綺麗な場所にい ...
ネコのような甘いだみ声鳴かれても

エサは、やらん

きんちょうをしろ、

セックスのためだ

たわごとを言うな

返事は正確に、迅速に

セックスをする仲のルールである
お前がきちんとルールを守らないから、

俺は仕方なく書くのである

友達がいないから

ただの愚痴である


ただの愚痴に現実がポトリと落ちてくると

ぴちゃんとそれに膜が張る
...
今はまだ、休んでいる畑の脇に
一本の桜があって
その下に
小学校の机が
置かれている

ぽつんと
ひとつ

桜は 若葉が芽吹きだし
なごりの花びらが

ちら ちら と
舞い落 ...
弱気である

あなたに会ってから、私は弱気な女になってしまった

優しくしてくれてしまうと、わっと驚いてしまう

男の人はなんにもくれない

そう、気づいた矢先だったのに

あなた ...
             2007/04/18
アニメアニメアニメ
アニメアニメアニメと
10回続けて言ってみる
声の中からアニメが叫ぶ
兄無兄無兄無
兄が無いから兄無

アニムアニム ...
どうなっているんだろうこの世界は、どうなっているんだろう私の未来は。近くにあった夢も今は遠い六等星。それでも、夜空でしか輝けなくてもいい。見ていてくれる。あなたはきっと見守っていてくれる。大切にしたい ... のれんに腕押し
どれだけ多くの女性が
傷ついただろうか?
弱い者には食ってかかる

「Sexさせろ!」
最低な言葉
人の気持ちを
無視している

誹謗中傷、お手のもの
脅し、すか ...
昨日の月は

尖った 細い 月爪だったので

夜を枕でくるみこんで

空を引掻いてしまわないように

唄を歌って

ふかい、ふかい 息を吐いたら

枯れた冬 ...
まっすぐでゴツゴツの
こんな壁みたいなところで

いったい君は
誰のために咲いているの

誰のためでもなく
自分のために咲いているのかな
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
綺麗な君よ蓮未自由詩0*07/4/19 0:06
浅草あっちゃん油虫A-29自由詩7*07/4/19 0:04
ノート(水応輝)木立 悟自由詩507/4/18 23:52
幼い錯覚、苦笑よりも先の零椅未詩・独白3*07/4/18 23:30
巣ごもりの季節シリ・カゲル自由詩2*07/4/18 23:15
遠吠え松本 卓也自由詩0*07/4/18 23:02
蜃気楼三条麗菜自由詩12*07/4/18 22:59
耳の産声AB(なかほ...自由詩507/4/18 22:47
平和実験(3)ポンテク自由詩007/4/18 22:46
古い杖服部 剛自由詩12*07/4/18 22:35
その子にとっての最初のぽえむ君自由詩6*07/4/18 22:30
雨が似合うからアマル・シャ...自由詩407/4/18 22:22
unknown黒い鴉自由詩107/4/18 22:16
狗の骨自由詩307/4/18 22:09
ひとりポッケ自由詩3*07/4/18 22:01
今朝マリエンバードで三州生桑未詩・独白2*07/4/18 21:57
花弁の円螺結城 森士自由詩2*07/4/18 21:56
りふれいん。鯨 勇魚自由詩3*07/4/18 21:27
耳の産声望月 ゆき自由詩29*07/4/18 21:16
空虚の中で茉莉香自由詩3*07/4/18 21:15
ブルーノート/360°猫のひたい撫...散文(批評...107/4/18 21:09
猫に餌自由詩007/4/18 21:03
子供が生まれる仕組み自由詩207/4/18 20:56
春風のサイエンスLucy.M...自由詩207/4/18 20:46
静かな怪獣猫のひたい撫...自由詩107/4/18 20:44
寝言あおば自由詩7*07/4/18 20:24
六等星スーパーブラ...自由詩007/4/18 20:10
信じられないペポパンプ自由詩2*07/4/18 20:07
月爪リーフレイン自由詩15*07/4/18 19:20
どうしてweed &...携帯写真+...0*07/4/18 19:08

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7.26sec.