なにげなく息苦しくなる
自由に生きるとわがままで
いい人でいると酬われない
狭苦しい海だね、まるで
しおからいもので満たされて
泳ぐためにも浮くためにも
そして沈むためにも
抵抗や圧力が ...
それはまるで
幼さの残る少女の媚びた笑みようで
みずみずしい色気が匂い立つ

薄いピンクの蕾がほころび
少しグリーンがかった白い花は
もう満開


春はなんだかエロティックだ
そこ ...
僕は泣かない誰に誓うはずもなく

ただ自分自身に誓った

なんの損も得もないのに何でだろうね?

でもスグ誓いは解かれ僕は今この物語を書きながら泣いている

なんで泣いてるかかって?
...
「いまきたとこ。」笑って裂けた唇を何度も舌で撫ぜるチューリップ
 
 
 {ルビ辛夷=こぶし}です、わたしはずっと。咲き終わりの白木蓮じゃありません
  
 
 長身のあなたは隣にいないけ ...
ガングロ真理子は
渋谷の無気力をたくさん抱えて
コングロマリットになったらしい

クロマグロ律子は
海の悩みを代わりに引き受けて
コングロマリットになったらしい

こんがりパリ彦は
...
 冴え渡り 裸木連なる砂大路
 赤下駄の大小 足跡は縄目模様

 指しゃぶり 零れた涙は飴玉
 頬拭う唇は 紅汚れ残し

「母様は水底に嫁いで去った」

 有明月 呑み込み 囁く
  ...
折れた枯れ枝に添ったまま
消えていく水時計を持つ土色の葉

陽射しを後にした地の床への風くぐり
通りの方から聴こえる小声

渓谷は乾き こぼれた石
切れた羽に 埋め込まれ

飛ぶ ...
すくわれた
一匹の蜜蜂の羽音
渇いた微風にそよいだ
草木の乱れ
鋭い鎌をたずさえた
物を乞う義足の少年
まちかまえる
一頭の蝶の不確実な飛翔
その美しい軌道
転々と巡礼を続ける修行僧 ...
取り扱い注意。


傷みやすいですから。

腐りやすいですから。



そんな注意書き
勝手にするな。


反撃出来る強さくらい
外に出さないだけで
みんな、持ってる。
ああ、泣かないでください
ごめんなさい
ありがとう

さようならは言わないで
涙が出てしまうよ

強さを持っていないわけじゃないから
弱いところばかり見せたくはない

泣きそう ...
心って
呼ばれてるものの大きさ
物差しで
図ってみたい
 
きっと、それは
頭の中にいるんだと思う
それなら
最高でも10センチくらい
 
頭蓋骨とか
神経とか
邪魔なもの取っ ...
先に断っておきます。
これは、本当にわたしの思うところであって何が正しいとか何が間違っているとか、そういうのはぜんぜんわかりません。100人いれば、100通りの考え方がある中の「わたし」の考え方 ...
僕らは互いを求め合うけど
決して互いを愛しているわけじゃあない。

こんなふうに肌を合わせるのだって
互いの綻びを見つけようとする「手段」に他ならない。

愛している、なんて君がうそぶくか ...
「人間は結局は孤独だ」なんて
豪語していた私は、
君と出逢って
一人じゃ生きられなくなった。

ほんの少し、
ほんの少しでも
君も私無しでは生きられなくなってたらいいのに。
トランプをめくると
そこに{ルビ現在=いま}が在った。
誰も知らない
僕の{ルビ現在=いま}が在った。
驚愕している僕を
置いてけぼりにして
そのトランプは飛んで行ってしまった。
僕は又 ...
いつだってきみのことばを待っていた
さよならだけをめじるしにして

「なかないの?」きかないでったらたのむから
(家にかえってひとりでなくよ)
                             簡単な
           
         滅びる呪文

      目を閉じたから
                     ...
きこえるよ きこえるよ
君の声 君の鼓動 君の体温

どんなに遠くの場所にいても
目を閉じれば すぐそこに

君を感じる

日常はあくまでも 日常で
スクリーンの中のようにロマンシチ ...
哀し君の月光  静まりかえった青黒い水面をてらすには よほどに哀し


未だめぐり逢わず探し求める君を想うなら こころふるえる
嫌いな物の名前を

3回続けて言ってみる。

なんだかちょっぴり

勝った気分になって

あと3回言ってみる。
            コウモリの口                  z

                511グラム
   無効
                             ...
ケータイから流れる音楽は、
どこか淋しげで、
うつろで。

いつしか、このまま、
消えてしまいそうで、
握り締めた。

軋む音は、かき消されて。

涙の零れる音も、飲みこまれて。
...
深い森に一人たたずむ彼は
僕の十倍は生きてるだろう
それでもまだ僕と同じはずだ
まだなにかの途中のはずだ

成長したなんて自覚はないけど
ただ背は伸びて
歩幅は大きくなった
それだけ ...
(0時の)   「たっ」             (崩)  ?

   「た」      (た、は明るい赤)         
                              ↑
...
喉が渇いたので 
駅のホームのキオスクで買った 
「苺ミルク」の蓋にストローを差し 
口に{ルビ銜=くわ}えて吸っていると 

隣に座る 
野球帽にジャージ姿のおじさんが 
じぃ〜っとこ ...
はだかんぼうのうたうたい。
寒々しく、背骨は軋むよ。
あたしがね、君の手を握るたびに
(思ったよりもね、きみの手は小さい)
守るべきは自尊心なのか、という自問自答が。
小さな手で守りきれ ...
夜空を指す 
背の高い木の枝先に引っかかった
宛先の無い
青い封筒 

何処にも届けられぬまま 
あやうく風に揺れている 

( 無闇な言葉ばかり、{ルビ零=こぼ}れ落ちていた。
( ...
遠い記憶の片隅に
桜の花が咲き誇り
淡く染めゆくその色に
時の流れを知りつつも
時の流れの哀れさも
歳を重ねて見えてくる
はかなきものは美しく
美しきものは泡となり
消えゆくものは夢と ...
いつまでもわすれられない
関係は
ちぐはぐ

縁がめぐる
輪郭がでこぼこの
わたしの愛は
どこにいても居心地悪そうにする
ふしぎな一体感をいつも求めて

わすれられないあなたへ
...
私のおすすめするサイトを紹介します。

「La Moon」
           http://www.d3d.co.jp/~akop

結構、有名なWeb素材屋さんです。
お月様と海をモ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
月のように生まれることもなくたりぽん(大...自由詩12*07/3/26 0:42
誘う春海月まりも自由詩607/3/26 0:36
僕は泣かないと誓ったはずなのに・・・・・・・・・・・・・・こめ自由詩707/3/26 0:29
花三つポッケ短歌2*07/3/26 0:28
コングロマリットシリ・カゲル自由詩5*07/3/26 0:22
月砂黒山羊自由詩107/3/26 0:20
古蝶石葉砂木自由詩16*07/3/26 0:15
未完のマントラもりおかだい...自由詩11*07/3/26 0:08
なまもの佐山鈴音自由詩307/3/26 0:08
離脱ひめと自由詩307/3/25 23:56
3.2センチ(あくまで予想)倉持 雛自由詩607/3/25 23:43
死生観。渕崎。未詩・独白007/3/25 23:40
ほんのお遊びざくろパイ自由詩107/3/25 23:34
弱点自由詩107/3/25 23:20
トランプツキミサキ自由詩0*07/3/25 23:17
おわかれがこんなにさみしいものならばずっとひとりでいいとおも ...ゆみ短歌007/3/25 22:57
無題ふるる短歌507/3/25 22:54
休暇を始めよう<18のprose-18->ウデラコウ自由詩5*07/3/25 22:51
今宵の月Orange...自由詩207/3/25 22:48
好きの見つけ方來稚自由詩2*07/3/25 22:46
きいろふるる自由詩207/3/25 22:42
イヤホン。狠志自由詩207/3/25 22:38
森の王様黒い鴉自由詩107/3/25 22:25
たったひとつの言葉にふるる自由詩207/3/25 22:22
車内の隣人服部 剛自由詩33*07/3/25 22:02
背骨の化石R自由詩407/3/25 21:54
月夜の木陰 服部 剛自由詩1007/3/25 21:48
遠い記憶の片隅にぽえむ君自由詩11*07/3/25 21:13
でこぼこの愛九谷夏紀自由詩307/3/25 20:56
お疲れの方、お月様と海を愛する方へ。緋月 衣瑠香おすすめリ...1*07/3/25 20:55

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