無数の雪片の一つが僕の熱を帯びた唇に溶けていく
 綿雪が降りしきる夜 綿雪が降るさんさんさん…という音だけ聞こえる 暗黒の幽冥
 外灯が一本向こうに立っているだけだ
 ここがどこだか分からない ...
 傷だらけのMDウォークマンは充電中美味しそうに電気をどくどくと飲みます
 僕に今はもういない君の声を聞かせる為に全エネルギーを使ってしまったようだね
 少し軽くなったような気がするぞ??
 君 ...
 隣の部屋からヒュー ヒュー ハー と星の荒い呼吸が聞こえてくる
 丘で傷ついた星を偶然見つけて家まで運んできたのだ
 この時間だと病院は開いていないので 家で看病することにした
 手当を済ませ ...
凍える身震い

何に凍えるか


それはそれは、素敵な小箱、あ、小箱は
無かった、その中にね、素敵な、氷がある、といいナ、
種を蒔くわたし、芽が出てくるわたし、生まれ変わるみ ...
ここが自分の居場所だと
胸を張って言える場所

安らぎと温もりと
他人にはあまりにも無力な私だけど
ここに居てもいいと言ってくれるから

心地いい空気に
肩までどっぷり浸かって ...
ポエムみたいな花畑で
ちいさな子どもたちが
でたらめな歌を歌いながら
シロツメクサで花輪を編んでいる


リアルとは血が流れることに非ず


地雷の敷き詰められた地面に
ハチミツの ...
じゃがいも
ゆでたいな
じゃがいもに
バターたっぷりつけてたべたいな
かわがついたまま
たべたいな
じゃがいも
たべたいな
じゃがいも
だいすき

あした
やおやさんにいって
...
去年の暮れのこと
スーパーでチキンを売ってた
サンタさんはきっとお腹がすいてて
だからチキンが食べたい
売り上げが伸びても給料は上がらない
だからカップル達の不幸願ってます
サンタさん不幸 ...
ブルーのラズベリーを頬張って
青い汁を垂らす
それを見た老婆が
あんた青い血だ
人間じゃないのかいって
そう言ったんだ

あんたは言い返した
そうさ、俺は人間じゃねえ
...
 トキメキを運ぶ春風
 心の桜が色めく
 幾億回も繰り返して
 今年も僕達に
 儚い気持ちを思い出させる

 着信拒否され
 深い川の底に沈む
 鍵が架けられた心の扉よ
 いつか開け ...
             2007/03/24
まあいいかと言いながら
バイクのエンジンを吹かす
アクセルを吹かすというのが
普通の言い方だと思うのだけと
アクセルは制御のための付属物だ
...
今日は君の誕生日だから
ワインを買って
薔薇の花束持って
会いに行くよ
      
いつもの様に君は扉を開け
僕もいつもの様に部屋に入る
      
花束に感激している君を横目 ...
初めてこの部屋に来る彼女は
僕の本棚を見て
どんな本を読むのだろうか、と
思うのだろうか

僕の机を見て
何に興味があるのか、と
思うのだろうか

壁に立て掛けているギ ...
 大きな通りをひとつ東に越え、いくつかの角を曲がったところにその店はある。
 狭い階段をあがり、ガラスをはめ込んだ扉を押すと、ドアベルが小さく鳴って客たちを迎え入れる。決して広くはなく、また建物の二 ...
記憶の奥底、光が届く事なき場所
誰の手も触れられなく汚れる事なき思い出

耳を澄ませば、僕の名を呼ぶ声が
微かに日付が変わった日に雨に混ざり
聴こえてくる

忘れかけの言葉と記憶と ...
今ではもう通い慣れたこの坂道を
少しだけそれて のぼっていく
平凡な昼下がり 

不意に現われた
ガードレールの向こうに広がる空の街

青の画用紙いっぱいに広がる白い雲
...
今なら素晴らしい詩が書けそうな気がしてる
空が木々が街がこんなに輝いて見える今なら

今なら優しい詩が書ける気がしてる
周りのひとがこんなにあたたかい今なら

今なら熱い詩が書ける気が ...
散らさなくとも
散りゆくもののそのままだから
    浜辺
    知らせ
    島を生んで
同じ高さが
同じ高さのままで違うから
    猛り
    迎え
     ...
今日は風の強い日です

多少雨の混じった風は、今日に限って向かい風で
僕の行く手を遮るのです

僕がくるりと後ろを向くだけで
風は僕の背中を押してくれるのです

あなたが涙を流す理由が ...
三月も残り僅かとなり
ほころびかけていた桜の花も
一輪また一輪と開き始めてきました
桜の花が満開となり
その花が散り始めると
思いだす事があります


由美子姉さんとは実家も近所で ...
 白い光りが広がる河原沿いの道を
 原チャリ転がし深呼吸
 さらば 凍てついた季節
 こんにちは 優しい季節
  
 いろんな魔法の言葉を探す旅路
 出会ってありがとう 奇跡の人よ
 ま ...
少し、自分を誤魔化した帰りに、暮れる一日に目を背けるような影の中。
で、立ちつくしている
少年は、笑わない。
 
少し、丸くなりかけている背中の、その脊椎の奥の奥の、奥。
で、未だ垂直を保ち ...
消防車と救急車とパトカー およそすべてのサイレンの付いた乗り
物が ひどくゆっくりと南に向かって走っていく ぼくはそのあと
を野良犬のように追いかけながら交差点に差し掛かるたびマラソン
のゴール ...
なんでだろぅ
足らない
足らない
満たされない
表情筋は凍りついて


言葉は捨てられたものから
拾い出して

薬を飲んでも
お酒を飲んでも
誰かと寝ていても
足らない

...
 問題

  新幹線とダンプカー
  どっちのほうがかっこいいでしょうか



 答え

  ダンプカー
  なぜなら新幹線にはウィンカーが付いてないから
すなおな気分だったから
つづったことばはとても
おさなくてかんたんで
だれにも見せられないとおもった

むずかしいことばばかりを
ひとは求めていないのに

すなおになること
...
人は己の踏み締めた足跡に人生を見る
しかし踏み潰したものを見ることはない
見つめれば脚を踏み出せず
歩を進めれば踏み潰さざるを得ない
人が脚を持ちそれがまた
踏みにじる罪深さから逃れられない ...
初めての世界、初めての経験
どうしたらよいか分からず
自分なりに頑張ってみたけれど
空回りする毎日だった
子供も大人もたくさんいたけれど
とても孤独だったんだ

そんなある日 ...
心の中の闇に慣れっこになってしまった君は
暗闇をも恐れない
真夜中の闇が全てを隠し
一筋の光すら見えてこない
誰にも見えない
誰にも分からない

闇は君の見方だ
その闇を ...
数年前の夏の暑い日でした
私は確かにこの場所で
眠れない夜を過ごし
眠らない夢を貪っていました
数年前の秋に
私は{ルビ運命=さだめ}を失いました

世界の闇よりもさらに深い夜が
全て ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
三つの次元はじめ自由詩3*07/3/27 5:49
瞳を閉じた森自由詩2*07/3/27 5:49
星と戦争自由詩5*07/3/27 5:48
細くたぐる、糸の先の、ヨルノテガム自由詩207/3/27 5:37
room優飛自由詩2*07/3/27 5:05
ハチミツとクローバー大覚アキラ自由詩407/3/27 3:06
じゃがいも壺内モモ子自由詩8*07/3/27 3:05
銀紙粉末未詩・独白607/3/27 1:35
ブルー・ラズベリーなかがわひろ...自由詩1*07/3/27 1:30
キミの言葉山崎 風雅自由詩407/3/27 1:16
まあいいかあおば自由詩12*07/3/27 1:11
君の誕生日@ショコラ自由詩307/3/27 1:08
彼女と部屋なかがわひろ...自由詩1*07/3/27 0:57
印象 : 1安部行人散文(批評...0*07/3/27 0:40
海月自由詩3*07/3/27 0:40
空の街青の詩人自由詩2*07/3/27 0:35
今なら自由詩2*07/3/27 0:33
降り来る言葉 XXIX木立 悟自由詩1107/3/27 0:05
強風注意報vallet...自由詩207/3/26 23:45
さ く ら川口 掌自由詩18*07/3/26 23:34
生姜のない牛丼山崎 風雅自由詩107/3/26 23:20
少年の笑み黒子 恭自由詩0*07/3/26 23:17
世界の車窓から大覚アキラ自由詩107/3/26 23:13
なんでだろう水平線自由詩1*07/3/26 23:10
ウィンカー症候群大覚アキラ未詩・独白307/3/26 22:45
すなおなことば九谷夏紀未詩・独白307/3/26 22:39
駆け巡る悲しみの果てにアマル・シャ...自由詩11*07/3/26 22:34
Sへ・・・muriel自由詩007/3/26 22:16
闇に包まれて自由詩2*07/3/26 22:15
鴉達の止まり木智鶴自由詩2*07/3/26 22:03

Home 戻る 最新へ 次へ
5643 5644 5645 5646 5647 5648 5649 5650 5651 5652 5653 5654 5655 5656 5657 5658 5659 5660 5661 5662 5663 5664 5665 5666 5667 5668 5669 5670 5671 5672 5673 5674 5675 5676 5677 5678 5679 5680 5681 5682 5683 
加筆訂正:
だいありー。/[07/3/27 2:15]
多少文章追加
だいありー。/[07/3/27 1:52]
名前変更:莉紗→莉緒
6.07sec.