僕が悲しくて泣いていたら
雨が降ってきて
神様も一緒に泣いてくれた
それはすごく
やさしくて
あたたかくて
ブクブクと
グツグツと
溜まった涙の水たまりが
沸騰をは ...
今まで、本気で人の為に祈ったことはあるのだろうか
これはね。
あたしたち、
死ぬ時はきっと別々だから、
だからこうしてにぎって、
眠っているの。
ほらこうしていると、
あなたどくどくしてる。
あったかい。 ...
64000もの煩悩が僕を苦しめる
業惑縁起に翻弄されながら僕は阿羅漢になる為に全ての煩悩を断ずるつもりだ
けど無余依涅槃に辿り着いても永遠を手に入れるだけで何も良いことがないじゃないか
...
うれしくて うれしくて 泣く
しあわせで 泣く しあわせで 泣く
退屈で 怒る
何もすることがなくて 他人(ひと)にあたる
さみしくて
その さみしいこと自体に理解が及ばなくて
...
何処か 遠く で
唸る サ イ レ ン
闇 の 向こう
気配を 探る
僕の 意識
「余所見 しないで……」
ふわり
貴方 の
ぬくもり
頬 をかすめ
感じる 吐息
...
ただ、空ばかりが暗い
照明ばかりが明るい
そこだけ白くて
他は黒い
朝、目を覚ますたびに泣いた、と君は言った
僕はその言葉を重んじてうなずいた
...
好き
好き
大嫌い
心は移り気だわ
波
音
暑い風
二人で誓ったのよ
好き
好き
大嫌い
心は移り気だわ
夢
砂
遠い雲
思い出は何処かしら
意地悪なあ ...
むきになって
取り繕った一雫、が
忘れ去られた今
ようやくチクチクと
棘を
発生させて
忘れるな
忘れるな、と
声を上げている
(ように、感じる)
洗濯機に ...
春が過ぎた
それから
君たちの後ろには羽が生えて
彼女のいた屋根の
あの群生の上を越えていった
それから、と区切って
何を始められたか、と問われれば
並木の色合いは変わらない ...
お人形がほしかった
なんて時期が
このあたしにさえあったんだけど
いまはいらない
あなたはまさか勘違いしてないよね
女は
少なくともあたしは
「そうだわ」だなんて物言いをしない
「ねえ ...
あんたに似た人がおったんよ
なんやヘラヘラ笑ってて
生きてても死んでてもどっちでも
ええようなやつや
そんなやつが生きてんねんやったら
あんたがそいつん中入って
それであん ...
ねぇ、
私は誰のために微笑ってるの?
ねぇ、
私は何のために微笑ってるの?
わからなくなってきちゃった…
疲れてきちゃった…
ねぇ、
私に立ち止まり方教えてよ。
ね ...
あてもなく、この先は、動かされるままに。
意識とは別に、行く先は、南、でした。
無音の、ファンネルからの、伏流は、
見ている人しか、伝わらないなんて。
見えないだけでしょう。
...
お箸を持つほうが右で
お茶碗を持つほうが左で
今はご飯の時間じゃないけれど
右手と左手を出してみて
童子はそうやって右と左を確認した
右は強者だけが生き残る世界
左は弱 ...
薄暗いオレンジ色の照明の下
グラスについた水滴のように
あなたの瞳は涼しげだった
私はそれに見惚れながら
琥珀色の甘い酒を飲んでいた
恥を知らぬ赤子のような無邪気さで。
長 ...
早朝の五時から受け付けをする
眼科の玄関の前には
五時前から人が並ぶ
診察は八時からだけど
みんな 少しでもはやく見てもらって
仕事や生活に戻ろうと
ガラス戸が開くのを待っている
...
遠い
遠い言葉が
この近さで生まれる
形を変えていく音の
はじまりが揺れ続けて
廊下に落ちていた
誰かの笑い声を思い出す
+
夕暮れが残る夜
潜みの中の湿った皮膚へ
...
螺旋階段の階上から降りてくる頂点の人
被った泥も感じさせず佇むその姿
階下に居るあたしは唯の青二才
眸の奥の攻撃的な野心拭えない
綺麗に羽広げた髪
媚びる爪先
此処は女の縄張り ...
ぼくが冷たい雨に濡れて走っていたとき
きみはあいつと酒を飲んでいた
ぼくが金策にかけずり回って
もう電話する相手もなくなって
ガス欠寸前の車内で携帯電話と格闘していたとき
きみはやっぱりあい ...
今夜は
さらに遠く
水の音も
ガラスに砕け
落ちて
また落ちて
雨のむこう
古家の奥から
弱い風の声
待っている
ほおずきの頬
待っている
遠まわりの道
破れたページに
隠 ...
{引用=
鱗はがし
}
ぐったりとした坂の両脇
片付けられたばっかりの ここは小さな店屋さん
向かいではやけくそなハンマーが突き出た骨を打っていて
...
夜の新宿ゴールデン街に象が出る、と聞いた
だがその話を聞いたときには
その週の予定は新年度の引き継ぎやら何やらで埋まっていて
ようやく僕が新宿に出ることができたのは先週の金曜日だった
...
札幌発石狩当別行き学園都市線に六時頃乗る
制服を着たろくでなしの高校生には解るまい
春めいて雪も解けたアスファルト道を
車の流れも気にせずつるんで走る
単車乗りのぼんくら共には解るまい
...
01
潜水艦が勝手口から出航する
数名の水夫と
グランドピアノを一台乗せて
裏面にへのへのもへじが書かれた広告は
窓を開ければ
風に飛ぶだろう
02
電話会社から届いた明細を ...
作 2003年8月17日(日)
階下で
かさかさと
カーテンを引っぱる
音がする
うるさくて
眠れないから
降りてって
カーテンを引っぱって
...
風かよふ春のあした
霞よりほのかにうち出でたる葉の
えもいへぬ色に誘はれて
ゆくりかに歩きつつ空を眺む
後ろより聞こゆる鳥の声は
春の宴にぞ思ゆる
よろず風の詩なり
いづこから流れく ...
もう飛べる翼はない
星の足跡 ここで、途切れた
出逢うまでの道も忘れて
広い空をただ見上げる
水平線に夕陽が溶けて
紫色の夜がまた、来る
やさしさ、だけ
欠けたパレットを ...
朱銀のスプレーを吹きかけ
月が街灯に拡散し立ち昇る黄蝶の渦巻き
肌寒いモノクロリボンを路地裏に解き放したまま
退廃のエアープレインが
氷雨玉の群れを爆撃してる
なみき通り
倒錯したガー ...
雨宿り 体拭きあい 濡らしあう
相合傘 さすも濡れるは 花蕾かな
満開の ピンクの花びら 咲き乱れ
したたる蜜を 召し上がれよと
争 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨
倉持 雛
自由詩
9
07/4/24 7:14
祈願
ポンテク
自由詩
1*
07/4/24 6:58
「 あたしのおちんちん。 」
PULL.
自由詩
8*
07/4/24 6:08
煩悩
はじめ
自由詩
3*
07/4/24 4:04
トンネル効果
クリ
自由詩
2
07/4/24 2:57
darker than dark...
李伍 翔
携帯写真+...
1*
07/4/24 2:17
うた
チグトセ
自由詩
9*
07/4/24 2:16
あなた
A-29
自由詩
1*
07/4/24 2:13
一雫
山中 烏流
自由詩
15*
07/4/24 2:10
葉桜の後に
霜天
自由詩
8
07/4/24 1:59
Be My Baby (Poor Poet's Love S ...
佐々宝砂
自由詩
6
07/4/24 1:28
お天道様の光
なかがわひろ...
自由詩
0*
07/4/24 0:38
寂笑
夕焼け空
自由詩
1*
07/4/24 0:37
融雪プランクトン
鯨 勇魚
自由詩
20*
07/4/24 0:35
童子の決路
なかがわひろ...
自由詩
1*
07/4/24 0:32
傷跡
ロリータ℃。
自由詩
3
07/4/23 23:58
古蝶石涙
砂木
自由詩
7*
07/4/23 23:30
距離
健
自由詩
10*
07/4/23 23:25
嬢
蒼依
自由詩
1
07/4/23 23:18
Poor Poet's Love Song
佐々宝砂
自由詩
7+*
07/4/23 23:13
遠まわり
小川 葉
自由詩
2
07/4/23 23:09
星を千切る
嘉村奈緒
自由詩
16*
07/4/23 23:08
新宿PM9:51
シリ・カゲル
自由詩
3
07/4/23 22:34
懺悔にもならない独白だけれど
板谷みきょう
未詩・独白
0*
07/4/23 22:32
小詩集「言い訳」(01-10)
たもつ
自由詩
10
07/4/23 22:27
カーテン
あおば
自由詩
9*
07/4/23 22:23
風の詩 ★ 古語の宴 参加作品 ★
ぽえむ君
自由詩
9*
07/4/23 22:18
あさやけ色
Rin K
自由詩
33*
07/4/23 22:15
ゆめのようなもの
キメラ
自由詩
9
07/4/23 22:00
裸舞歌集
むむ
短歌
3
07/4/23 21:51
5634
5635
5636
5637
5638
5639
5640
5641
5642
5643
5644
5645
5646
5647
5648
5649
5650
5651
5652
5653
5654
5655
5656
5657
5658
5659
5660
5661
5662
5663
5664
5665
5666
5667
5668
5669
5670
5671
5672
5673
5674
加筆訂正:
うた
/
チグトセ
[07/4/24 3:22]
余計な言葉けずりました。すいません
5.51sec.