蛸男と偶然すれ違った
僕と君たちと一体何が違うって言うんだ
開口一番蛸男は僕に突っかかってきた

何も違いやしないさ
君は十分に魅力的だよ

当たり障りのない言葉を返すと
...
照明をを落とした夜のワンルーム

音を消したテレビが無機質に
目の前の裸体を点滅させている

果実から流れ落ちて乾いた液体の匂い

ワンルームの部屋中に充満し
くちのまわりには
唾液 ...
逃避行ロケットに乗って行こうよ
火星なんかがいいんじゃないか
知ってるかい
あそこには何でもあるんだ
地球に送られる映像は
やつらが勝手に作ってる

お父さんに挨拶はしない方 ...
寝た子が騙す片目開けて 砂遊びをしていたら
砂がさらさらと流れ出した

驚き慌てている僕の口の中に
砂は潜入してきた

砂はたださらさら言いながら
僕の体を流れていった

閉ざした扉をくぐりぬけくぐりぬけ
...
みんな気になる
人の事
他人の事

気にしなくてもいいのに

気になる

目に付く
鼻に付く
耳に付く

何が出来るの?
何が変わるの?
何が変なの?

人は人
...
わたしがこの家にやってきたのは
もう十七年も前のこと
途方もなくよく晴れ渡った
それはそれはなんの変哲もない
おだやかなある秋の日
一機のエアプレーンとともに
デパートで買われたわたしは
...
あの子やその子の孤独は
柔らかそうで素敵

まるで女神が産み落とした赤子のようで
健やかな膜は健在なのね


この体は 何かが出ては入る循環を好んで
一色にしか染まらないけど存在は莫大 ...
なをかけ
そらす

わにゆれ
くいる

つつしむ
よるに

こびんの
はおと

すめない
つちに

とべない
かぜに

まつうた
うたう

はなれぬ
はると ...
馬はずっと土の中で
千年以上も埋まっている
生まれた時は丘の上にいたが
数え切れないほどの戦乱と
自然の変化によって
冷たい土の中へと潜っていった
それでも馬は
丘の上から見た日の出を
...
何だっていい

くだらないことだって
楽しくないことだって

惨めで苦しくて辛くっても




君の隣を許してくれさえすればそれだけでいい



恋だって応援してあげるよ
...
木が二つで 林。
木が三つで 森。

それなら
おれんちのちかくは

木木白木木木木木木木木木木木木木木木光土土土土土土
木木木木木木木木木木木木木木木木木木木木光土土土土
鳥木木木赤 ...
キュッとくびれ〜たほっそい腰
ユっめッのよッほっなぁ〜 ツツツ
オ・n・な
の子ぉお〜
へへへッ
おィえいYeaいエッ
へっへっ
へへへッ
ド〜ンドンドドドドド〜ン

愛したりな〜 ...
愛し人を真白の紙に立たせようとすると

僕の脳は一斉に窓を閉め始める


どんな世界に連れだしても
独占は止められず
清き風は吹かず


広大な海原は
狭く細長い橋になる

...
すぐに落ち込んで

飽きっぽくて

調子に乗りやすくて

ウルサイ私だけど

今日は少しだけ

褒めてあげよう。

”ホッ”が無くなる前に。
生まれて来た、ことばに感謝。

綺麗に使えなかった、ことばにごめん。

聞こえた、ことばに涙。

汚した、ことばにキスを。
僕は深夜の公衆電話ブースで
キミに聴かせる物語を暗誦している

 動物病棟に緊急搬送されたクマリスの
 バイタルは比較的安定している

すでに眠りについたキミの枕元には
3年ほど前に発禁 ...
        街路灯が薄目をひらき
パチンコ屋のネオンがウインクし始める
    沈潜ひとしおの黄昏はひととき
   玩具の壁時計が噎せるセコンドは
  歯車の音をなぜか故意にひびかせる
...
みちている
ろじょうに
ひと
もしくは
ひとにちかいものの
こえ


こうさてんに
まいにちあった
はなは
いつしか
おかれなく
なった

あのひとも
どこかで
は ...
話し声はあちらこちら
ショーウィンドウにぶつかったり
街灯に巻きついたり
屋上から飛び降りたり
車道に降りて轢かれてたり

わたしはこちらですけれど
あなたは ...
静かな時間が流れ
私はひたすら描くことに没頭する
内から外へでては
夢が現実へとかわっていく
いつしか部屋にはたくさんの和音が満ちていた
不協和音をところどころいじり
あえて残してみたりと ...
 ? The earth's story

 絶望と希望は同時にやってくる。
ひとりぼっちの神はずっと窓から地球を見ていた。
恐れられようとも人が好きだった。
なぜなら楽しいことも悲しいこと ...
めをひらき

みあげたそらの

青さにふと

あなたにあえないつらさをしる
人に頼り頼られ生きてゆく
頼られるとNOと言えない
いつも笑顔で挨拶をする
本当の優しさを知っている

求めるものと必要なものは違う。
甘やかす事が良い事ではない。
必要な愛情は出し惜し ...
航海の繋ぎ合わせ
不定調で繰り返す波が
心音だと知りました

ひろがる海の、
セイタカアワダチソウが群生して
隠す向こうには香炉です
あるいは燈籠の火でしょう

それは暗闇が広が ...
あなたの住むマンションまでやってきた

あなたに食べてもらおうと思って焼いたクッキーは
人生で初めて焼いたクッキーは
思う以上に手間取り
夜になってしまった

マンションはほとんど街のは ...
自動販売機でコーヒーを押すとおしるこが出てきた。

『まいど!』

自動販売機が馴れ馴れしく礼を告げた。
客に対する無礼と商品を取り違えるいい加減さに腹が立ち。
違うぞコノヤロウと自動販売 ...
無人駅に降り立てば
地図の見方にも
ちょっと工夫がいる
缶ビールをぐっと飲む

子供の頃に
抱きしめ方を習ったような
初夏の風にさえ
あいさつを交わしたい

垂直に支えつづける日射 ...
僕は目が悪いので、つねづね目にコンタクトレンズをはめているのだが、たとえば海で泳いだりするときなどは、コンタクトレンズをはずさなければならなかったりする

コンタクトレンズをつけていないときの僕の ...
ぷっちょ
好きさ
ぷっちょ

おまえの柔らかな歯ごたえ
なめらかな舌ざわり
たまらなく好きさ
ぷっちょ

でも
このまえ
グミが入ってないほうがいいかも
なんて一瞬思っちゃった ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
蛸男なかがわひろ...自由詩3*07/4/21 1:42
ベランダ小川 葉自由詩3*07/4/21 1:19
逃避行ロケットなかがわひろ...自由詩1*07/4/21 1:16
騙しA-29俳句1*07/4/21 0:40
砂時計ツキミサキ自由詩007/4/21 0:29
どうでもいいポンテク自由詩1*07/4/21 0:18
季節外れに壊れた扇風機自由詩3*07/4/21 0:17
x と yRAVE自由詩307/4/21 0:02
古蝶石流砂木自由詩13*07/4/20 23:55
土の中の馬ぽえむ君自由詩7*07/4/20 23:36
摘む皮肉零椅未詩・独白2*07/4/20 23:32
ウッドランドイグチユウイ...自由詩007/4/20 23:31
花のような日々♪A-29自由詩2*07/4/20 23:24
想像世界でさえRAVE自由詩407/4/20 23:19
”ホッ”來稚自由詩1*07/4/20 23:15
ことば。狠志自由詩1007/4/20 22:50
うごきだす、シリ・カゲル自由詩507/4/20 22:34
Confession(3)信天翁自由詩107/4/20 20:51
くんれん(こえ)たもつ自由詩607/4/20 20:39
にぎやかな大通りふたば自由詩407/4/20 20:20
幸福な時間優羽自由詩2*07/4/20 20:06
The soft feather story Ⅳ散文(批評...2*07/4/20 19:50
蓮未自由詩7*07/4/20 19:30
人という字は...。ペポパンプ自由詩5*07/4/20 19:29
さそりの火鯨 勇魚自由詩1*07/4/20 18:56
月視チグトセ自由詩5*07/4/20 17:52
自動販売機と俺。もののあはれ自由詩14*07/4/20 17:46
無人駅tonpek...自由詩18*07/4/20 17:43
海眼チグトセ自由詩5*07/4/20 17:21
ぷっちょ大覚アキラ未詩・独白3*07/4/20 16:42

Home 戻る 最新へ 次へ
5641 5642 5643 5644 5645 5646 5647 5648 5649 5650 5651 5652 5653 5654 5655 5656 5657 5658 5659 5660 5661 5662 5663 5664 5665 5666 5667 5668 5669 5670 5671 5672 5673 5674 5675 5676 5677 5678 5679 5680 5681 
加筆訂正:
星と砂粒 ★/atsuchan69[07/4/21 0:31]
題名変更!
ウッドランド/イグチユウイチ[07/4/20 23:33]
なるべく画面でかくして見て下さい。(笑)
星と砂粒 ★/atsuchan69[07/4/20 19:29]
三連目、ちょこちょこっと修正スました。
6.41sec.