ユーラディアの谷には、鬱蒼とした樹々が繁っていた。
もちろん、その道は昼間でも薄暗い。こんな道を通るのは、
人に見られてはまずい物を運ぶような、商人だけである。
その道すがら、エインスベルは様々 ...
クールラントの王宮で、戦士エイソスの祝賀会が開かれていた、
まさにその時、エインスベルらは復讐の旅へと出立していた。
エインスベルらの集団は、オークの傭兵が20名、そして人間が10名、
総勢30 ...
二〇一九年三月一日 「考察」
同じ密度で拡散していく。
二〇一九年三月二日 「箴言」
仏に会えば仏になるし、鬼に会えば鬼になる。
ひとはひとと出会って、ひとになる。
...
若く美しいモデルもまた画家をみつめている
背景は色彩を分割する役割しか与えられず
一つの静物も足されない
窓からの景色はいつまでもあらわれることなく
...
たかがなんて言ってくれるな
そんな精悍な横顔で
辛辣な眼差しを向けてくれる方が
まだこの心は救われる
いがみ合うことで
扉は少しでも開かれるだろうか
この居心地の悪い空間は
なににつなが ...
寒戻る猫が隣に来ない夜
早春の辛口ワインフルボトル
午後三時テーブルクロスに春届く
花明り君のバイクの通り道
春夕焼いつかは止まる砂時計
ブリ ...
猛烈な冬の寒波に見舞われた
はるか上空の雪雲のなかで
ひっそりと生まれたのは
ちいさなちいさな
六角柱の結晶たち
雪雲の中を風に吹かれて
上昇したり落下したりと
いろんな雪雲 ...
いつつけたかわからない傷口が急に、
息をするように濁濁とさせた
特に痛みは感じないのに
意識が揺らいでいくのを、当然のように身を任せて
宵闇に細君は竹林と透かして、
永遠の処女に咥え ...
きみまつとひまより漏れしさゆる月とはず語りの風の音かな
あたらしき年むかふるを言祝げば吉事しけやと小松かざさむ
あらたまの年ふるごとにうつれどもみづ砥く岩に月ぞやどれる
春あさき ...
言葉を尽くしていたい、死力を尽くしていたい、とても簡単なラップ調の聞きざわりのいいフレーズだ、ばかみたいだね、産湯にひたるような薄い感傷、何かにいつもいら立っている、どうやったって黎明、並べただけ ...
欲望が溢れ出る
果実を丸ごと搾るように
広がる原野、聳える岩峰
足元は見えない
失われた足跡
粉々に散らばる
声の断片
不機嫌な実存が夢見る夕べ
終わりから逆算される日々が
冷え ...
嫌いなことで身を滅ぼした人は
聞かないが
好きなことで身を滅ぼした人は
数知れず
好きな酒で
好きなタバコで
好きな賭け事で
好きなスポーツで
好きなゲームで
好きな食べ物で
好き ...
「AIがあと10年で人間と同程度の知能を持つ」
といわれている
死なないAIは
世代を超えて進化し続ける
私たちがぼーっと生きている間に
AIに支配されてしまうかもしれない
午後四時に弁当食べようか悩む
久しく雑味ない煙草喫っている
雪でなくつかれの積もる休日で
いやな夢を今頃おもいだす
ゴミ箱がいっぱいになっている冬の夕
ポテトチップス食べ ...
過ぎ去らない過去に消し去られそうな朝になら
ゆびさきは美にとどくだろうか
コバルトやミーヌ オランジェ、クロームの2番
なけなしのチューブ数本の匂いが
...
{引用=まんざら}
空は頬を染め地の温もりを剥ぎ取った
黒々と虚空をかきむしる預言者たち
火を呼び下すこともなく炭化して
瞑る睫毛のように夜を引き寄せる
真昼の夢はいま落日にくべられる
...
昨夜アフリカの夢をみた
大地に根付き踊る人々
わたしはひとりはじかれて
途方に暮れて大地をさ迷い
この曇天の裏光り
遠く太鼓の音響く
イートインの静寂に
駆け出す子供をぼうと見る
...
端子:tansi
名まえ創るとき考える、
魔法な閃き運び徠る、
歌よりも美しいコトバを綴りたひがため、登攀、愛珂さもありな ...
花を摘みカラダのどこに飾るのかふたりで夜空に答えを探そう
舐めたいちゃい ん? 舐めちゃいたい? まぁ、どちらでもこの問いかけに答えはいらない
平かなこころを平のまま ...
気合の入らなさ、寒すぎるのだ
けさは砂糖なしのコーヒー それも宜しい
底冷えのともかく神は試練を与える
妻が起きる キッチンが動き出す
妻に一万円返してへらへらしよう
...
一月を含んだ雲が動かない
チキンナゲット齧る、感性が冴える
追い詰められてベランダで煙草喫う
夜が怖くて、でも夕暮れは好きで
ていねいに暮らした日々を箱におさめる
街 ...
雪が降ると、地元建設会社の除雪車が朝の三時ころから家の近くを通る。それとともに覚醒し、トイレに立ちインスタントコーヒーを飲む。用を足し、四時半には身なりを整え表に出る。
昔から、家の前の雪を払う ...
当時、カレーライスという料理はそれほど有名ではなかった。カムパネラが初めてそれを食べたのは海の上だ。それは「沈まない要塞」と呼ばれ、バロック調の広間や食堂を備えたとても戦艦とは思えないくらい豪華でお洒 ...
炬燵出す心のどこか片隅に
あたらしいバイクで走る冬の街
猫座る手編みのかごのお正月
クロネコのトラック明日はクリスマス
偶然を必然としてポインセチア
...
戦士エイソスのワイバーン退治は、成功裡のうちに終わった。
戦士エイソスの護衛たちは、数名が負傷したものの、
死者は出なかったのである。
戦士エイソスは誇りのうちにカラスガラへと帰還した。
...
ワイバーンたちはとくに冷気の魔法に弱かった。
そこで、戦士エイソスは、
すべての護衛たちの剣に氷の魔法属性を付与させることにした。
氷の女神の名は、「サプレナ」という。
幸いなことに、リュ ...
指を頬をべたべたにしながらバターを塗るむすめの横顔を見て、なんだか星座をおもった。
美しい空気、美しい景色、愛の横顔。
崩れそうに積み上がった漫画本、いくつものポーチに鞄、色鉛筆にマーカー ...
ぼんやりと、今日は北千住を歩いていた。前に、北千住を歩いていたのは、かれこれ10年ほど前のことだったのかもしれない。僕は見慣れた高架橋にいた。広場には、あの殺伐としていた感じがルミネとマルイと同じよう ...
息を吐く
冷たい空気を吸う
飛来する虚ろの目と目を合わせる
最適化した言葉でニンゲンらしくする
完成の美しさを
手に入れることはなく
爪をはじく
ニンゲンらしくなる
冬と話したなら ...
会って話をしているのに
かかって来た電話に出る
人は遠くにいる人ほど
大切にするらしい
目の前の人を待たせても
かまわないぐらい
クルマを運転しているのに
片手で携帯電話に出る
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
復讐への旅路(二)
白/黒
自由詩
1*
22/1/24 17:05
復讐への旅路(一)
〃
自由詩
1*
22/1/24 17:05
詩の日めくり 二〇一九年三月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
13*
22/1/24 13:19
裸婦
末下りょう
自由詩
8*
22/1/24 12:47
かげろうだったろうか
坂本瞳子
自由詩
2*
22/1/24 12:31
抒情文芸2021夏号179号投稿分
あお
俳句
2
22/1/24 7:27
雪のさだめ
st
自由詩
8
22/1/24 5:57
座礁
あらい
自由詩
2
22/1/24 0:10
冬哥
藤原絵理子
短歌
1
22/1/23 23:39
僕らは何にもなることができない
ねことら
自由詩
5
22/1/23 23:19
夢の朝
ひだかたけし
自由詩
4*
22/1/23 20:42
好きなこと
zenyam...
自由詩
1*
22/1/23 20:13
AIと人類
〃
自由詩
0
22/1/23 20:05
自由律俳句 2022.01.23(日) 夕べ
田中恭平
俳句
1
22/1/23 19:12
朝の絵具
末下りょう
自由詩
2*
22/1/23 15:34
記号を嗅ぐ
ただのみきや
自由詩
3*
22/1/23 14:33
イートインにて
ひだかたけし
自由詩
4
22/1/23 12:59
3⃣
大゜揮∞ ₎...
自由詩
2*
22/1/23 11:22
痛点核(イン 大阪ロンリーCITY)
秋葉竹
短歌
1
22/1/23 10:23
自由律俳句 2022.01.23(日)
田中恭平
俳句
2
22/1/23 8:53
自由律俳句 2022.01.22(土) 夕べ
〃
俳句
1
22/1/23 7:58
雪国
山人
散文(批評...
3*
22/1/23 7:55
戦艦パラダイス号
atsuch...
散文(批評...
3*
22/1/23 5:33
抒情文芸2021春号178号投稿分
あお
俳句
2*
22/1/23 3:12
ワイバーン狩り(五)
白/黒
自由詩
1*
22/1/23 1:24
ワイバーン狩り(四)
〃
自由詩
1*
22/1/23 1:22
星座・定着
はるな
散文(批評...
2
22/1/22 23:55
ミュージック北千住
番田
散文(批評...
0
22/1/22 21:18
呼吸
這 いずる
自由詩
1
22/1/22 16:28
遠雷停電
イオン
自由詩
0*
22/1/22 15:27
518
519
520
521
522
523
524
525
526
527
528
529
530
531
532
533
534
535
536
537
538
539
540
541
542
543
544
545
546
547
548
549
550
551
552
553
554
555
556
557
558
加筆訂正:
記号を嗅ぐ
/
ただのみきや
[22/1/24 9:29]
修正
3.29sec.