裸になった彼女の身体には
両脇腹と右肩と左の脛に弾痕があって
だから彼女はいつもぎこちない様子で
歩いたり
ものを書いたり
笑ったり
していたんだなと納得して
そこに触れなければいけない ...
駅前の
タクシー( たおれたアイスの棒が
 赤い花 赤い花 赤い花  ↓「こんばんは」
セーラー
服( 明後日には蟻に食べられる

星空がきれいだと
糸のきれた ( 月 月  ...
             07/07/20


回転軸がぶれたので
ギャを外してひと休み
ささやく声は
きみのこと
ぼくのこと
いいえ地球の独り言
地震を起こして叱られた
疲れたと ...
眠りかけの夜に

キスをするしぐさの

芳しさ




ああ…




少女は

小さくため息して

壊れかけの夢を

抱きしめていた



...
綿毛に乗せた
ことばの行方を
わたしは知らない

それは
さほど深刻ではない心当たりで
暖かすぎる夏の日に
ときどきそっと
距離を置く


まっ白な
姿かたちは
どこ ...
 (愛、

  愛っていうんだね)




 もしもわたしが
 翼のない鳥に
 生まれていたら

 いろんな悲しみを
 もっと上手に
 愛せたかしら



  ...
その本を開くと
ガラス玉のような星がこぼれました
しみだらけの古い本です


星を見失わないために
すべての星に名前が付いていました
本にはページがなかったけれど


ページをめく ...
5小節へ と

ベースラインの はずむ 弧線が

988 ヘクトパスカル で 吹いて

フィールドの 天半球と かさなって ゆく...

らぶ ばらっど

( 風乗り  ...
雨がふるかふらないか
曖昧なこの曇り空の下でも
人々は晴れやかに
「おはよう」の挨拶を交わす

昨夜眠れなくてぼんやりしてるひとも
ぐっすり眠って元気いっぱいなひとも
とりあえず「おはよう」っていう
...
一瞬だった
綺麗だった
華やかだった
輝いてた
笑顔だった
好きになった
するりするり近づいた

わかっていた
予想していた
わかっていなかった
予想しきれなかった
噛まれた
...
誰も知らない夜明け
誰にも聞こえない鳴き声

一羽のニワトリが高層ビルの屋上から
フワリと身を投げ出した
必死にもがいて羽ばたいて
自分にも飛べると思ったのかしら?

あなたは ...
壊死した指先は

君の胸に疼く爪痕さえ残せない 。



陳腐な歌しか吐けない唇は

いっそ腐肉と呼んで

腐り落ちたところを

喉に押し込んでしまおうか。



嗚咽 ...
プラグマティズムを
食人種に与える
もぐもぐ、
益々、世界を成敗


有象無象、
思ひ解いて
改めて人口を計算

もぐもぐ、

人は浄土を前にしても
衝突銀河 ...
こんなにも遠い夜明け
肌は一段と白くなってしまった

ベトナムの生春巻きやら

インドのカレーやらを
物欲しそうに眺めているのだろうか

大人も子どもも寝てばかり

ニ ...
楽しいときほど
思い出してしまうのは
あなたと過ごした夏が、きっと
あまりにも輝きすぎていたから
あいたい、と
そんなき持ちに自分の笑い声で気がついた
だって二年前、あ ...
どぶねずみ、みたいに
美しく、なれない
写真にも、写らない
美しさ、が欲しくて。
リンダ
リンダ
ロイド
ライチ
ラバーソール
チキンハート
コーヒーアンドシガレット
外は春の雨 ...
 
 
しろいよこがお
 
くろかみおかっぱ
 
ゆううつのとき
 
いぬのなげきは
 
とこしえに
 
ぐるりとまわった
 
がんきゅう、ひとつ
 
ほろりほろり ...
フラットしたまま
夕暮れていく
音楽室からは
いつも
音のない
演奏会

放課後に
わたしたちは
どうしようも
ないほどに
透明で
同時に
不器用な
温度で
つま弾いてい ...
言わないで

言わないで

「またね」の「さよなら」

僕が欲しいのは

ソレ じゃない
あずき色に染まり
落ちてくる空を
二日酔いの電信棒たちが
支えている
昨年を引きずった神さまに
ぼくの肋骨を
あずけることはできない
だからといって
飛び去った鳥たちを
埋め戻すこと ...
チャイムまでゆっくり刻め次の一秒 
  授業の合間ふたりだけの輪・・・kaz

時の音に掻かれた誰かの声がして 
  指で秒針すすめて笑う・・・issey
  
  数学より ...
第五歌   オデュッセウス、筏を作りカリュプソの島を出る


【人物】
ヘルメス…ゼウスの決定をカリュプソに伝えた
カリュプソ…神々の命令により、愛人オデュッセウスを送り出す
オデュッセウ ...
ヒコーキ雲が
真っ青な空を両断してゆく
途切れては消え 途切れては消え
でもその間に次から次へと生まれてく
まるで私のあなたへの思いのように
紡いでは薄れ 薄れては紡ぎ
どこまで続くとも解 ...
ゼラチンも火薬もレーザー光線もいらぬ彼女の艶やかな笑み
(KILLER QUEEN)

光速のエクスタシーを身に纏い 今はオイラを止めてくれるな
(DON'T STOP ME NOW)

...
ぼくは げんき
きげんがいい ぼく
きみは べんき
べんぴにならない べんき

ぼくは てをふって
だれかを よんでいる
きみは おしりをふいて
だーれだと よんでいる

ぼくが  ...
本当は全てわかってる


どうしようもなく




何かにすがって


ひたすら耐えて

















もう


自分 ...
ひとりぼっちで
過ごしたい夜が
みずたまり
雨の波紋が
せまいむねのうちで
干渉しあう

ふたりだけで
見つめていたい夜が
みずうみ
交互に投げ入れた小石が
たいがんへ
消える ...
あなたが

星になる

最後の一秒間を

私にください
さわらして、

言った
しずかな午後がふる
街角の
記憶

つまさきから
うまれてはいけない、

たゆたう
あなたの声が
流線型になる
夕方
のこと

目をさ ...
目を瞑り
微笑んでいたのは
遠い日の残像に似た
脆い、光
 
壊れないように
そっと、手を触れてみる
優しく息づくそれに
耳をすませた私は
ふと、安らぎを覚えて
 
 
多分そ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
彼女の弾痕楢山孝介自由詩9*07/7/20 10:16
二輪挿し貝だったらど...自由詩207/7/20 9:44
独り言あおば自由詩8*07/7/20 8:57
フローラおるふぇ自由詩607/7/20 8:24
綿毛千波 一也自由詩14*07/7/20 8:05
あるフィルムおるふぇ自由詩507/7/20 8:03
星の本yo-yo自由詩13*07/7/20 6:49
ぴえろ・ぎゃろっぷモーヌ。自由詩13*07/7/20 5:59
この曇り空の下で風音携帯写真+...5*07/7/20 5:38
甘噛みFUBAR自由詩5*07/7/20 5:35
飛べない鳥優飛自由詩13*07/7/20 5:16
廃色—はいいろ—桜井小春自由詩107/7/20 5:03
ごちそうさまうわの空。自由詩5*07/7/20 2:10
お日さまれるむ自由詩107/7/20 1:56
伝えるすべなんてないからRin K自由詩33*07/7/20 1:22
外は告げる雨が降って、 僕は部屋で独り虹村 凌自由詩3*07/7/20 0:58
ことばあそびゆるこ自由詩5*07/7/20 0:55
メロディッシモ夕凪ここあ自由詩1707/7/20 0:55
Don't say 4 or 5.李伍 翔携帯写真+...507/7/20 0:34
誓いiloha自由詩10*07/7/20 0:25
■共同連詩■         六時間目のモノローグ 〜はいす ...Rin K自由詩10*07/7/20 0:22
ホメロス「オデュッセイア」メモ 5-6hon散文(批評...1*07/7/20 0:06
ヒコーキ雲麻生ゆり自由詩5*07/7/19 23:55
うたえ女王様!〜Music on 575(Part4)AKINON...短歌207/7/19 23:52
べんき乱太郎自由詩17*07/7/19 23:35
未来の為に?蓮未自由詩1*07/7/19 23:32
海よりも、行方をたりぽん(大...自由詩1307/7/19 23:25
求愛むむ自由詩807/7/19 23:09
(きこえて、いますか)yuri.自由詩5*07/7/19 22:52
のっと、しんぷる山中 烏流自由詩10*07/7/19 22:38

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