時間の狭間は裂けながら君を飲み込もうとしている、逃れる、逃れないじゃなく
それが運命というものだとしたら君はどうする?古い雑誌を読んでいた―忘れたものを取り戻そうとするみたいに
野良犬 ...
あの光 野の光
遠く続いてく 丘の緑
満月の夜に 話をした
色をとり色を読む
あの光 野の光
まだ覚めきらぬ 思い出
カーテンのゆらめき 慟哭
色は消えて色と ...
あかるさはどこまでも横柄に白を敷く
影は飄々とやってきて知らぬ間に返して黒くする
律儀な神様は繰り返す
{ルビ 私たち= ・・・}は素直に受け入れて
なにも疑わない
...
遠い遠い宇宙の空から
ひとりの女の子が
地球をのぞいておりました
「あら? あれは何かしら? なんだかとっても大きな草むらがあるわ!」
女の子といっても
髪は男の子のように短く ...
みかんみかんみかんあ・な・た・の・み・か・ん!ほら口の中がすっぱくなった。
あははははははは自分の急所もそこだから刺せないんでしょ?えいっ!。
囚わ ...
何笑ってるの?
俺何か変か?
格好つけてるって?
良いじゃん
お前 俺じゃねぇんだし
何言ってもいいけどさ
俺にとっちゃ
お前ダセーぜ
誰かを救いたがってる自称詩人は
溺れかかっている誰かに
自らの手ではなく 詩を投げつけるので
いつだって誰も救えなくて
いつもいじけてばかりいる
自分のことしか書 ...
自分の友人のことについて語るのは難しい。そこにはどうしても遠慮や照れくささといったものが介在しがちであるし、ましてや彼は僕がやっている「反射熱」という詩誌の同人でもあるので、下手すると仲間褒めといっ ...
ゴダールの中で女が叫んだ
芸術とは フォルムを人間的にするものだ と。
生きた人間は、しばしば死んでいる
私はそこに存在していた
ただそれだけだ
あなたは 見ている
...
豊かさの中で
ぼくたちは泣いている
ほしいと思ったものが
いつでも手に入るから
いつでも捨ててしまう
持つべきものがなくとも
誰かが持ってきてくれる
便利さだけでは
豊かに ...
{画像=071202010012.jpg}
日曜日の昼下がりに
ぼくは窓に厚いカーテンを降ろす
日は高く空気は膨らんでいる
日光を部屋に入れてはいけない
厚いカーテンを降ろし
コカインを傾 ...
バス停に置かれた
切り株に腰かけ
川沿いの道の向こうにある
斎場を眺める
{ルビ一月=ひとつき}前に
木魚の響くあの場所で
遺影の額から微笑した
老婆のからだはすでに溶 ...
私は祈っている
シナモンロールをフォークとナイフで食べることの違和感を覚えながら
私は気づいている
届くようにという願いの半分以上は届かない
私は祈っている
と ...
乱視の僕の世界
蝿のざわめく青空
蟻のうごめくアスファルト
猫の舌の様に泣いてみた
懺悔はトイレで吐くのがエチケットで
飛ぶ鳥が落ちるのを願うのが祈りで
神様は武装して何処へ?
子供 ...
何気なく「おはよう」なんて言わないで声が震えてオーバーリアクション
初デート肩を並べて歩いてもあなたの歩幅は速度オーバー
長電話疲れてるんならやめればとオーバーオールのあのこが唄う
...
つまらないつまらない
まとまらない 白みがかって
結局
なにもない
つまらなければおもしろくすればいい
なにもないなら作りだせばいい
いつも湧く言葉を知って ...
少しでもいいから綴っていこうと思う
一日10分でもいい、一文でも
誰に気兼ねするもことない ひとりあそび
試している
私の内臓を放ってみている
楽である
内臓 ...
棚の上を 覗く
踏み台をしつらえて 登る
確か 神棚があったように思う
古めかしい 品々が出てくるのか
その事は 成りゆきまかせ
棚の上を背伸びして
覗くのだ
手探りで
...
深い森のなか
長い長い
散歩をした
ただ
道を辿るだけで
あのひとに
そんな秘密があるなんて
知らなかった
深い深い秘密が
あのひとは
今日も笑顔だろう
...
指きり拳万針千本
誓いの重みは忘れ難い
指きり約束待っていた
けれどもあなたは忘れてる
指きり拳万やっときた
けれどもあなたはすまし顔
指きり約束覚えてる?
「忘れていた」は ...
あのね
そのね
きみのかたがね
すごくふるえてるのが
わかったから
わたし
あのとき
あなたがしんけんなんだってわかったからね
もういい加減なこと
してた ...
"やるか、
やらないか。"
すべては、
じぶんしだい。
俺は砂丘をぼんやりと眠りながら歩きながら
墓標を背負って歩いている
この足の下にある砂丘
砂の一粒一粒
これって一体何だろうな
とぼんやりと考えていたら
小さな紙切れが落ちていた
...
まっしろな四角い小部屋に
ひとり 丸くなって
ピンク色の魚たちに触れる
やわらかなユビサキで
そっと 溶けていく
ように
そこにある
確かに存在する
...
座席の前に立って
席が空くのを待つ人がいるように
このせかいも きっと、
(席の数が増えることは ないのでしょうか)
飯田橋の歩道橋を歩いていた。
風が乾いている。透き通るように冷たかった。
車の音や、人の声が雑多な音となって歩道橋を揺らした。
青い空が遠くまで続いていた。
冬は晴れているのか、と思う ...
一 踊る
螺旋状に回る時間の渦で
ときおり光り輝く瞬間
踊る鼓動が
今日を激しく興奮させる
あなたと
アゲハ蝶が絡み合う
異国に旅したその日付
落ち葉に乗った ...
紅葉は
いのちを透かしていた
紅葉は
金属の錆びのようにも見えた
いのちは
金属の錆びではないのに
ぼくの心は
「十一月」
数減るも巨大化していく女郎蜘蛛
雨風に吹かれ散ってく夢ゆめよ
あっという間に魔に墜ちる少年期
ちりとりに飛びこんでくる今日の死蛾
焼かぬのに灰にまみれて ...
この恋は無色の花火だ
きらきらと焼失してゆけ
plastic piece
終電の流線形の窓の灯を数え切れずに途中下車する
くずかごに名前をちぎって捨てる朝
涙はなんで ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ホワイ
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
07/12/2 0:16
色をとり色を読む
斉木のりと
自由詩
1
07/12/1 23:45
徒然 五
鎖骨
自由詩
1*
07/12/1 22:59
スキッピング ロープ
s
自由詩
0
07/12/1 22:44
「 ディセンバー・ステップス。 」
PULL.
短歌
4*
07/12/1 22:11
バイバイ 友達っぽい人
kei99
自由詩
0
07/12/1 21:55
自称詩人
涙(ルイ)
自由詩
1*
07/12/1 21:43
服部剛 その詩と人
岡部淳太郎
散文(批評...
9
07/12/1 21:30
あい という芸術のかたち
エチカ
自由詩
2*
07/12/1 21:14
豊かさの中で
ぽえむ君
自由詩
18*
07/12/1 21:12
カーテンを厚く閉ざして
beebee
自由詩
2*
07/12/1 21:08
風のこころ
服部 剛
自由詩
2
07/12/1 21:01
祈り
冬蜜柑
自由詩
1
07/12/1 20:41
スイサイ
かるび
自由詩
3*
07/12/1 20:29
over
冬蜜柑
短歌
2
07/12/1 20:27
ひとりあそび
九谷夏紀
自由詩
1
07/12/1 20:14
放る
〃
自由詩
0
07/12/1 20:13
家事
アハウ
自由詩
3
07/12/1 19:23
もう願いは
風音
携帯写真+...
4*
07/12/1 19:12
指きり哀歌
電子ノ猫人
自由詩
0
07/12/1 19:06
それはやはり
なきむし
自由詩
4
07/12/1 18:24
8
次元☆★
自由詩
0
07/12/1 16:46
砂一粒
サナギ
未詩・独白
2*
07/12/1 16:21
ホワイトアウト
ノウム
自由詩
3
07/12/1 16:02
循環
ねお
自由詩
1*
07/12/1 15:27
西高東低の冬
ブライアン
自由詩
4*
07/12/1 13:58
三の詩篇
乱太郎
自由詩
21*
07/12/1 13:50
紅葉の心は
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/12/1 12:44
十一月
楢山孝介
俳句
4*
07/12/1 11:25
地下室の海
しろいろ
短歌
8*
07/12/1 11:08
5203
5204
5205
5206
5207
5208
5209
5210
5211
5212
5213
5214
5215
5216
5217
5218
5219
5220
5221
5222
5223
5224
5225
5226
5227
5228
5229
5230
5231
5232
5233
5234
5235
5236
5237
5238
5239
5240
5241
5242
5243
5.1sec.