あなたは何故あのとき僕の日常に小さな嘘をねじ込んだりしたのだろう

だけども、僕は、まだ広漠の空の下で息をしている

酩酊していたのは確かなことだった
とはいえ、血を吐いたことは、正直よく覚 ...
     青の章〜知性の風
     赤の章〜情熱の相
     黄の章〜深遠の底      
(ビデオインジェクターでヒーリング系のイメージフィルム流れる)
(海 ...
雨に愛された悲しみは
月の言霊に身を染めて
未完のせせらぎを飾り
何処か嬉しそうに
流るゆく


川の跡はまるで
月の大地のようだ


いくばくかの沈黙はいくつかへの有機物と ...
「楽しいから美味しい」
この事を忘れずにいようね

あの時の不思議そうな顔
ずっと忘れないわ

意地悪を言ってしまった
カフェ事件
どこか遠くへ行こうと思う

カバンも財布も何も持たずに

此処が何処かも分からないまま


歩いて
歩いて
歩き疲れて

行き着いた場所が
静かな村であるといい ...
雪は降りぬ
この庭に
サンタが下りぬ
この塔に

この日は誰もが
喜ぶ日
この日は喧嘩を
したくない

心の暖炉に
火を燈して
どんなに貧乏でも
生きようと思った

腹一 ...
フラスコ内部が一気に沸点を飛び越えた
頭上で炸裂した新型爆弾のあとは
巨大なキノコ雲がごうごうと
僕らは「それ」を見下ろしている
焦土と化した一帯に黒いスコールがたたきつけ
それから
定点 ...
日曜を 待ち侘び老いる きりぎりす あしたはおれの誕生日だ

そんなもんが夜に浮いてら!

空間というものは

時間に輪切りされていて

微妙のあいだに姿を変えたりする

ひとつき前喧嘩ばかりしていた

彼女すら ...
それが、
どんな言葉だったのか。
風呂にでも入りながら考えるとしよう。
空っぽの口に装弾した犯人のことも。
まもなく、
冬がやってくるというのに
さながら、
新品の漆黒のコートに
無数 ...
森のなかを流れる
チェロのように
日々が穏やかであればいい

雲母の放つ
光りのように
心地よく剥がれる断面を重ねて
生きていきたい

うまく思い出して
うまく笑う

どんなと ...
裸より下着姿がエロティック 垂れたお腹と透けた陰毛

彼の居ぬ時に美代子と愛し合う「帰さないわ」と言われ怖くて

「桃ちゃんの子どもが見たい」と言ったのは彼ではなくて美代子だったね

首筋 ...
つまんねー
最近のテレビ
つまんねー
最近の俺の詩
はじめから分かっていた結末を
予定通りに迎えただけのこと

何も始まらずに 何も終わらずに
それが自分で拾い上げた唯一の答えだった

隣にいつもいるあの人を羨ましく思う気持ちを
憧れ ...
最近運動不足だったので 
行きも帰りも 
家と駅の間を歩き 
めっきり乗らなくなった自転車が 
ある冬の日の玄関で 
肌寒そうに置かれてた 

( 今日は休みだたまには乗るか ) 

...
女を抱きたいと思う 
白いからだに潜む 
うるんだ瞳にすける 
哀しみを抱きたいと思う 

街の隠れ家で 
互いの{ルビ凹凸=おうとつ}をくみあわせ 
闇に吐息の漏れる時 

寂しい ...
遠回りした日々は本当に無駄でしたか?

繰り返すだけの日々は本当に繰り返すだけでしたか?

貴方の理想は貴方が本当に欲しいものですか?

それは誰かを犠牲にしてまで手に入れたいものですか? ...
指輪を失くしたと
手を擦り
目が覚めた朝は
階段を慌しく降りる
冷たい空気を吸い込んで
駅へ急ぐ
人の波、人の波
わたしを忘れないように
改札機に名刺を入れて
こころだけしゃがみこむ ...
長い一日が終わる
あなたの口癖が移る
ロッカー室の突き当たり
鏡の向こうの世界には
まだ行ったことがない
タバコの煙も
赤く見えるらしいと
誰かが囁いている
笑い声が硬く響き
あなた ...
空の青い昼間
緑が泳ぐ風のなか
メキシコの風の神様が見ていた
あなたの喉は
無防備に剥き出しだった
咬みついてもいいかと問うて
答える間も置かず
甘噛みした
あなたは声を上げなかった
...
どういうわけか
暑さにとんと弱く
夏の多くは廂の内で過ごす

生きにくい季節なのだな

私はそう解釈している


極々私的な話がある
と友達から連絡があったので
私は誰にも秘密が ...
 
ねぇ
大人たち
 
世間体だとか
勝手な都合を
僕らに押し付けないでよ
 
僕らは
あなたたちのために
いるんじゃない
 
尊敬出来る人間の
言葉なら
素直に聞ける
 
だけど
理由もないのに
た ...
ほろり

ほろり


なきむしな
わたしは

ないてばかり


ほろり

ほろり


わたしを
ごかいさせる
ことばがある

こんな
わたしでも

ひつよ ...
 
"そんなの
綺麗事じゃん"って
 
そう言ったら
そこまでなんだけど
 
何もしなければ
今のままなんだよな
 
北風に震える 
枯葉並木の向こうへ 
携帯電話の画面を見ながら 
朝の歩道をのんびり歩く 
ふたりの女子高生を 
追い抜く 

シャッターを開いた 
動物病院の女医が運ぶ 
{ルビ檻 ...
何故君に逢えたのだろう?

何故恋したのだろう?


考えても答えは出ない・・・


運命によって

磁石のように

引き寄せられた君と僕


懐かしい匂いがする・・・
...
少しづつ
変わっていく
木の葉のいろ

少しづつ
変わっていく
あなたのこころ

少しづつ
変わっていく
わたしのいくさき
誰かが
森の中に捨てた
空き瓶

もう誰かは
忘れ去られているだろう

こんな風に
瓶を捨てたことなんて

飴色に変色した瓶は

少し
わたしに似て
バランスを無くしたのは
片側が傾いたから。
飛行船は空の果てを航空中。
上手に舵をとって
進んでいきます。

見下ろした景色が綺麗だと君が言う。
見上げた景色は遠すぎて実感が ...
凍りついた心室
寝息は揃って
誰にも立ち入れない
ふたりだけの国
現実が終わった

瞬間の遅さだけを集める
丁寧に蓄積させていく
折り重なる
落下する
投げる
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
生きるP.B.自由詩107/11/30 1:07
恋愛の三形態  色彩が・・・アハウ未詩・独白007/11/30 0:52
ヒーコラヒーコラバヒンバヒンいたずら戦隊...自由詩007/11/30 0:34
カフェ事件藤原有絵携帯写真+...2*07/11/30 0:28
たびのゆくすえ。智鶴自由詩107/11/30 0:12
メリーメリークリスマスペポパンプ自由詩4*07/11/30 0:00
僕らが死んだ、そのあとにmizu K自由詩507/11/29 23:42
無題曳舟俳句1*07/11/29 23:21
誕生日、夜に浮く吉岡ペペロ自由詩307/11/29 23:18
コート/冬プテラノドン自由詩5*07/11/29 23:12
白秋佐野権太自由詩12*07/11/29 23:00
美代子ちゃん壺内モモ子短歌1+*07/11/29 22:50
テレビudegeu...未詩・独白1*07/11/29 22:44
ゲームオーバー蒼依自由詩007/11/29 22:20
自転車の唄  服部 剛自由詩7*07/11/29 21:46
夜ノ糸  未詩・独白6*07/11/29 21:21
救い中原紗稀自由詩1+*07/11/29 20:48
白く見えた空よしおかさく...自由詩2*07/11/29 20:30
ロッカー室の怪自由詩1+*07/11/29 20:29
咬みつきたい自由詩5*07/11/29 20:28
海遊底辺 藤原有絵自由詩2*07/11/29 20:25
次元☆★自由詩007/11/29 19:30
ほろり三奈自由詩3*07/11/29 19:27
次元☆★自由詩107/11/29 19:26
檻の犬 服部 剛自由詩4*07/11/29 18:45
運命夏川ゆう自由詩107/11/29 18:21
変わっていく風音携帯写真+...4*07/11/29 17:53
遠い記憶携帯写真+...1*07/11/29 17:50
「平 衡」菊尾自由詩2*07/11/29 17:49
「キキ」自由詩1*07/11/29 17:47

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加筆訂正:
美代子ちゃん/壺内モモ子[07/11/29 22:58]
縦書きに変更しました。
自転車の唄  /服部 剛[07/11/29 22:30]
3連目を修正しました。 
詩をほわほわ投稿する理由について(diary)/とうどうせいら[07/11/29 22:03]
ジャンル「ダイアリー」表示
黄色いぼうしで守るもの (essay)/とうどうせいら[07/11/29 22:02]
読者の人が読みやすいように……ジャンル「エッセイ」表示。
5.73sec.