Emmanuelle 
Gabriel
Noel 

エマニュエル 
ガブリエル 
ノエル 

えまにゅえる 
がぶりえる 
のえる 

  ・ 
  ・ 
  ・ 

...
乾いた音
とは何か
湿った音
について
考えてみたこともない
のに
乾いた音

銃声を
安易に表して
それで
銃弾が撃ち出されたことを
描写できたと思って
いるわけだ
...
甘噛みする
うさぎ
声をあげない

やさしさは
痛み
容易に予言する

はねを広げる
うさぎ
いつしか
鳥を真似て

さみしくてさみしくて
手のひらを閉じた

ささやき ...
雪の記憶は少ない。
桜の花びらより軽い雪が降るのを見てみたい。
電車に乗って、山々を抜けて、
おばあさんの一団がおしゃべりをするホームで乗り換えて、
長い乗車時間に退屈しながら、
...
もう
あなたにかけることばを
私は持たない

あなたは
私を傷つけない

薄墨を
重ねるみたいに
記憶
コアになるはずの
つないだ手

それさえ


もう一度咲くころ ...
外はまっしろで
外はまっしろで
外はまっしろで


ああそうか
きみの感情って
こんなのか


とけないゆき
ぼくのもとへ
舞い降りる


あ、いたいな
ちくり ...
ある冬の雪の日の写真の中で二月をとめて待っていて。



二月そうして服役した服は役目を終え野に放たれるのだ。


前転をつづけた雪だるまはそろそろ後転の ...
用水路に横たわる犬の死体に、
石を投げ付ける子供らー
そりゃないよ!

すべては無人の空模様。
音もなく、夕日を滑る飛行機雲。
部屋の中で、かちかちのバナナみたいに凍った
雑誌や、写真の ...
切り取られた一部のような

柔らかな陽射しと

穏やかな雲のワルツ


私はただそこに立って

無音のメロディーに

耳を傾けながら

秒針が幾度も描く円さえも

この瞳を奪えないほどに見入っていた
...
たとえば、亡骸を誇らしげに焼き払うような
上手ではない水切りの音
整備された河川敷と、焚き火の跡が
ただそれが魚たちであっても

火葬場が、通学路沿いにあって
人を焼いているときはグレープ ...
ふたつの手のひらを
使いこなせない昼下がり

耳を澄ませてわたしは
しずかに風を
遮断する


すべては
それとなく遠い気がして
けれども確証はなくて
言えずに続いた
...
しあわせはしぬときにわかるもので

それまでは
しあわせな気がするという

過程みたいなものなんだ。


だとしたら

幸せってなんだろうかと
雨の中途方にくれる。

...
やべー、超うめぇ。
止まんねー。
長いものには
巻かれろ
口答えするな
頭を下げろ

頭を下げれば
上を抜けてゆく
我慢我慢
何も言わない

ニコニコして
侮辱されても
グットこらえ
堪忍堪忍!
波打ち際
貴方を失う
僅かな違い
僅かな時間

結果がよければ
過程なんて
関係ない
我慢我慢

人にどう言われようとも
人に後ろ指刺されても
正しい道を歩めば
それで良いん ...
どうしよう、スタートまであと何分も無いよ
周りを見渡せば皆速そうな人ばかりだし
私がここにいるのって何だか場違いに思えてきた

友だちに誘われはじめてはみたけれど
誘った張本人はとっくの昔に ...
僕が透明感と呼んでいるものがある。(別の言葉で
表現すると意味が微妙に変わってしまう。)


友人達と話したり夜読書したり音楽を聴く時などにそれは時々訪れる。
時間の濃淡が変わり、意識 ...
枕元には雨の匂い
室内はいつもより無機質
コップに挿した一輪は真っ赤な横顔
衣擦れの音も呼吸も壁に吸い込まれていく

表情豊かな外形が圧迫するのは君の胸
心の濃度が薄まると疎通を ...
《Mr. Lonely》
{引用=
孤独な、僕はミスター・ロンリー
僕のことを想う人は誰もいない
寂しい、僕はミスター・ロンリー
僕にも電話をかける人がいればいいのに

Bobby Vi ...
音の屋台骨
しみゆくものと
頭蓋

ながれ
菜の花と
ことばあそび

五歳の
おとこのこのように
昔の幸せのように
僕の中のYAMATO


人は皆静寂のしじまに まどろみを貪り沈む頃
鋼鉄の体を大きく軋ませ
その艦(ふね)は音もなく静かに現れる

寂しい少年達の見る夢が
船出とともにけたたましく加 ...
冬晴れや輸入食品もう買わぬ

真っ直ぐに美しく咲く冬薔薇

雪の夜鼻歌交じりにメール打つ
石鹸の泡
ひとつひとつに
私の顔がうつってる

たくさん泡立てて
無数にふえた自分の中に
きれいな心を
ひとつだけ見つけた

お湯でながしたら
あなたの背中だった
この頃は
新聞の死亡記事を切り抜いて
町内の電信柱に
べたりべたりと貼り付けることにしている

今日もこんなに沢山の人が死にました
毎日毎日人は死にます
これだけの人が死ぬ中で
わ ...
とんちんかんなシルビア
たて結びの赤いリボン

可愛くない絵を描く
愛されたくないと嘯く

手紙も書かない
赤いぷにぷにしたインクじゃなきゃ
書かない
届かないよ、って
...
なあ、一緒にメシ食わねえか?
今、仕事終わったんだ
駅の改札で待ち合わせようぜ
店はお前の行きたい所でいいぜ
もう夕飯食ったのか? ならファミレスに行こう
お前はドリンクバーだけでいい
そ ...
七日前 
自ら世を去った 
友を思う深夜の部屋  

( ふいに見上げた古時計 
( いつのまに止まった秒針は震えながら 
( 永遠の音を刻む      

明日もぼくは 
職場の老 ...
人生楽ありゃ苦もあるさ

ってのは実は負け犬の遠吠えであって

幸せなヤツの中には一生幸せなヤツがいて

不幸なヤツの中にもやっぱり一生不幸なヤツがいるわけで


でもその不幸を幸せ ...
夢見なにをおもう

月見なにをおもう


春過ぎて夏

風過ぎて葉
目が覚めて 窓開けてみて 空を見上げて
「あーまた始まった」 時間は止まらずに
私を押し潰して 流して 流されて
he say…

電車の中 誰かが見てる ガラス睨んで
Are you r ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ノエルの血 〜晩餐会の夜〜 服部 剛自由詩008/2/3 13:34
歌声と銃声楢山孝介自由詩408/2/3 13:29
空のうさぎuminek...自由詩6*08/2/3 13:24
雪を思ってたけ いたけ自由詩108/2/3 13:23
桜ターンuminek...自由詩3*08/2/3 13:23
とけないゆきゆうと自由詩2*08/2/3 13:17
「 二月をとめて待っていて。 」PULL.短歌8*08/2/3 12:39
剥がすプテラノドン自由詩108/2/3 12:28
絵画見崎 光携帯写真+...2*08/2/3 12:16
野辺送りのストーン月見里司自由詩308/2/3 11:52
青い鳥千波 一也自由詩26*08/2/3 11:45
泣きそうになるとき。Sa;自由詩108/2/3 11:42
イッキ飲みしげ携帯写真+...308/2/3 11:40
She gets angryペポパンプ自由詩5*08/2/3 11:15
As time goes by自由詩3*08/2/3 11:15
走るひと恋月 ぴの自由詩16*08/2/3 9:54
透明感・しずかな歓喜JTO散文(批評...0*08/2/3 9:23
「雨幻」菊尾自由詩4*08/2/3 8:38
You Are Not Alone:ハーモニー・コリン『ミス ...2TO散文(批評...308/2/3 8:17
静かな液体JTO自由詩108/2/3 7:46
僕の中のYAMATOchoco3...自由詩008/2/3 7:43
輸入食品夏川ゆう俳句008/2/3 7:33
背中小川 葉自由詩008/2/3 4:50
自殺志望の友達へ贈る詩吉田ぐんじょ...自由詩20+08/2/3 4:10
シルビアうわの空。自由詩208/2/3 3:39
食事の誘い新守山ダダマ自由詩008/2/3 3:32
あいさつ 服部 剛自由詩5*08/2/3 3:02
幸福論mmm自由詩208/2/3 1:46
こころxたろおx自由詩1*08/2/3 1:29
Hello!How low?mmm自由詩308/2/3 1:09

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