伝えたいこともなく君は背中の彼方に
誕生日はただの24時間であり
裸もただの曲線であった
一つも通じないランゲージが
シーツの上で収束していく

こうしてまた季節は過ぎるのだった
今年は ...
牌にさわってしまえば朝まで麻雀

好きでなくなった愛人でさえ

会えば卑怯な純情で愛してしまう


もったいぶった冷たい男さ

キースよオレを粉々にせよ


牌にさわってしまえ ...
血と、ローズダストの色彩が濃く染みた粗い石英の粒子。そしてジルコンを含んだ研かれた花崗岩の階段がつめたい光沢をともなって果てしなくオリンポスの山の頂から薄紫の色に滲んだ淡い雲の間にのびている。エーゲの ... もうおしまいさ
君はタバコに火をつけた
僕はそれをただただながめてる

君は一人呟く
俺の人生なんていつも
負けてばかりの捨石さ

なぁ そうなんかなぁ
どうなんだい

なぁ も ...
既に少女は
轟音にときめいて
空に吸い込まれた

指をさした先の
何万光年に
恋をしたこともあった
音が漏れてしまった世界は
ぼくに萎えていた

空中の{ルビ煌=きら}めきは
そ ...
瞳を反らされるたびに
鈍い音が響きます

背中を見送るたびに
激しい刹那が襲います


近付く距離の真実は
遠退く距離を意味し
追ってはいけない足跡と知りました


決断の揺らぐ一瞬に
泣けない弱さを ...
 たった一つの心理でもって思う日々です。金属が大好物です。たまにヒトが棒状の金属を体に埋めてくれることがあります。そしてそれ以外は主に気配を気にしながら天井と壁の間で出来た蜘蛛 ... 夢の中で口付けても
隣で眠るきみの唇は乾いたままだ

いつか
きみの背中がぱっくり割れて
そこからシロツメクサがぽろぽろとこぼれてくる
夢を見たことを
思い出したけれど

やっぱりき ...
肩と肩を結ぶ橋がある
とても近いのに
隔たれた距離を
牛が渡って埋めに行く

雲はあんなに白いのに
空の青さはこんなにも切ない
橋から見える景色が
いつもそうだったように
この部屋も ...
花咲きしころ
悲しみをしる

花枯れしとき
嬉しさをしる

夢みしとき
あなたをおもふ

夢さめしとき
あなたをわすれぬように…
スノーネットワーキングサービス

雪がふるふる雪がふる

さっきより大きな白片が

歩道をねっとりと濡らす

SNSが発動している

スノーネットワーキングサービス

...
凍てつき朝炬燵かむりて愚鈍なり

思い出のおもかげ君に恋叫ぶ

時節問う君の指は遠くなり
今宵の酒は美味い
お前の優しさを肴にして
飲む酒は最高だ。
明日あさっては休み

本は買ってきた
あとは覚えるだけ
あと3週間の辛抱
歯を食いしばる

後は各地で講演して
大宴会 ...
 外へ出ると一面白の雪の世界――、そんな所へ行きたいものだ。
 戸を開くとその願いをあざ笑うように、暖かい風が吹き付けてきた。さんさん光る日の下で、蒲公英がのほほんと日向ぼっこをしている。
 ―― ...
そっと触れた涙に 苦しいよと呟いた亡骸
世界の終わりの鐘が響いて 馬鹿らしい晩餐は始まった
割れた月の破片は飛び散る 抵抗する術なぞ考える事さえ出来はしない

貴女と笑い誓い合った 唯一の ...
三日後なのか

あっさり あしたなのか

一年もさきか

やっぱり また 半年後なのかな?

わたしたちが また

まっしろけで 出会えるのは

いつかな

いつかな
...
真っ白な雪を
ずっと見ている

雪は
わたしの中にも
降り積もり

あのひとへの想いも鎮めてくれそうで

だから
雪の日は
カーテンを閉めるのが
惜しくて
甘い誘惑の実を
齧ってしまったら最期

醜い本能を曝け出して
どうぞお気に召すまま

玩具にされて
玩具にして
幾度と無く繰り返す

狂って喚いて果てては求め

お次は如何致し ...
1)

やわらかな

あなたの

てのひらに

ふれる




2)
shizuku

shukusai

shi

sha

s

; ...
海面を
半音ずつ上下させ

間隔を
少しずつ狭めていくと

音もなく
止まったように

張り詰めた海面は膜を張り
そのずっと深くに沈んだわたしを
柔らかく包み
すくい上げる
...
          着想       が生まれるまで            待つ     押し続ける           穏やかな         侍      放棄する      インドの先端    ... 渇いた瞼に浮かび上がる人影
昇り損ねた月が沈む辺りで

ひと滴の涙も見当たらない

ノックの響かない扉の向こう
風の通らない廊下で

お皿に並べた低音のハミング

半透明が重なる花 ...
桜の花びらが風と行く
木は不動のまま空に帰る
永劫の時の中に
私達は在り続ける
夢のようだ。
 
年を取っているから
大人ってわけじゃない
 
年を取っただけの子供
 
多すぎるよ
 

と思ったのは、鳥の羽だった
くるりとやわらかに丸まった羽毛が
風で、路上に転がって

ここで何が起きたのか知らない
鳥の姿も、形も無い
アスファルトには点々と
わずかな血痕が残され ...
月見上げわからないこと聞いてみる

春立つや外での遊び再開す

浅き春草花は皆かくれんぽ
 十五の時に知ったんだ。
 月の中身は空っぽだとさ。
 アポロ壱惨号が月に激突した瞬間、月はぐわんぐわんと揺れたという。

 十八の時の彼女が「泣ける。泣ける。マジ泣ける」と聞いていたJ-po ...
深夜2時の国道で分かれる男女を見た
タクシーを待たせる男とキスした女
肩と自転車が傾いたそのとき
僕は思った
あの二人は付き合ってる
たとえ不倫でも
たとえ純愛でも
兄と妹でも
...
冬なのにビキニ姿の女が股を開いてほほえむ。 この町は俺に冷たくなってきた
よりによってこんな時に
駅前のマイナーなコンビニも汚い本屋も潰れていた
どっちもやけにエロ本が充実していたのに
久しぶりにエロ本を買おうと思ったのに
彼女にフラ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
君に発信したエラーメッセージはきちんと届きましたか?ピッピ自由詩808/2/10 0:54
キース・ジャレットに告ぐ吉岡ペペロ自由詩208/2/9 23:47
線文字Aの女 ★atsuch...自由詩12*08/2/9 23:08
kei99自由詩108/2/9 23:07
にわかゆうさく自由詩2*08/2/9 22:58
さよなら見崎 光携帯写真+...6*08/2/9 22:30
不眠症患者の吐き気榊 慧散文(批評...3*08/2/9 22:29
シロツメクサユメアト自由詩308/2/9 21:47
橋の途中小川 葉自由詩308/2/9 21:28
嘆きxたろおx自由詩008/2/9 20:27
SNS吉岡ペペロ自由詩308/2/9 20:08
晩冬によつ幸俳句008/2/9 19:32
雪明りの夜ペポパンプ自由詩5*08/2/9 19:31
三千世界の彼方雨霧自由詩008/2/9 19:05
亡骸の晩餐会自由詩208/2/9 18:54
さよならないしょ猫のひたい撫...自由詩008/2/9 18:54
雪灯り風音携帯写真+...9*08/2/9 17:52
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i follow you.さいらと自由詩308/2/9 17:15
ビブラートこゆり自由詩8*08/2/9 16:12
かんがえるスペースバーおす黒川排除 (...自由詩308/2/9 15:16
あぶく松本 涼自由詩408/2/9 13:59
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加筆訂正:
ビブラート/こゆり[08/2/9 16:13]
微調整
8.21sec.