いつもあったかい
きみの手は
やさしさが かくれてて
あんしんする
あっちへ行っても
こっちへ行っても
待ってて くれるし
まよっても
止まっても
...
ジャケットを着ていこう
今年初めてあなたに会うから
いつものカーディガンでなくて
高級品ではないけれど、お気に入りの
ベルベットのジャケットで行こう
心にもジャケットを着ていこう
変に ...
会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい
遠距離恋愛のつらさを知っても
やっぱり会いたい
「会いたい」
って言ったらお前は ...
高速道路を二〇倍速でガン見する
引きずられた眼球の中でミトコンドリアが舞っている
土人たちを夢想して浮かぶ偵察衛星‐姉
荒ぶる箒を止められない苔の虚ろに耐えて詠む誰か坊主を燃やして。
気持ちがほしいなら
あげましょう
あなたにだったらよろこんで
どんなのがいい
嘘じゃなくて重たくなくて
思い出したくなる場面
わたしは
あなたの指先がほしいそのさきの腕がほしいそ ...
空色が渦巻いている
ぬくもりは見知らぬ場所から訪れて
迷子になった今でも辿ることが出来ている
日々は名残惜しさで溢れていて
繋げない肌と肌に
湿度を奪われそうになっていた
...
蒼い影を映して続く冬の森には
透き通った何かが隠れている
凛と張りつめた空気の中で
何かが動き始めている
それは凍りついた木々の向こうに
広がるはるかな世界
白いやさしい{ルビ時間=とき} ...
みんなが君を狂った奴だと思っている
確かに君は少し変だ
いつも口を尖らせて
兵隊のように歩いている
髪はボサついたマッシュルーム
汚いリュックを背負っている
ズボン ...
数のこと池に行った雨の池の朝から悲しいことのあえてその日は朝から悲しみの降ったざあざあのざあざあのいやな傘をさしても濡れるのでいっそささないのが濡れないのがそうかと思うのでささないと濡れるのでないその ...
復想園 (2)
ああ、俺は幾年想いの中をさ迷って来たのだろう、巷の彼方此方で父の計画のために追われ、兄弟でさえも俺を嘲った。然し俺は不思議に深山で知った神の知識によっていつも救われていた。悪魔 ...
君の目蓋が開く頃、僕は水に還るだろう。
そうして君の喉を潤し生きるための糧となりたい。
君が誰かの名前を呼ぶ頃、僕は雲となって漂うだろう。
そうして厳しい日差しから柔い肌を守りたい。
...
平凡なことが
ものたりないって
気持ちにさせた
追いかけることで
足りない何かを
満たしてくれると思ってた
勘違いもいいところ
私はとても満たされてた
あな ...
正月のお笑い番組もう飽きた
正月の凧あげる人見かけない
年賀状貰うばかりで胸痛む
気分のいい日曜日の朝だ
メープルシロップを頭からかけてやる
世界が歪んで見えるだろう
俺からはお前の顔がよく見えない
イエー
ソーセージを挟んだパンがある
醜く太っ ...
午後11時
駅を降りる
日付が変わる前に
帰宅できるのは珍しい
改札を出る
駅前は閑散としている
暗い
元々店は少なく
その少ない店も
すでにみな閉まっている
コンビニさえない ...
言葉を投げ合うほどに
違うものだと気がつく
砂丘の砂、そのひとつひとつが
自由な砂の本性で
名前が足りないから
同じものだと思いこむ
それはかなしいことだ
...
あたたかな
あたたかな皮膚を
思う
なんだか涙がこぼれてくる
いのち
ってものを
意識にうつす
ゆっくりと、
ゆっくりと、
つぶやくような
そんな言葉で
...
足を拾いに行きました
海の匂いのする街でしたが
この街に海はありませんでした
足を拾いに行きました
この街にも海があればいいと
子供の頃から思っていました
父に海をねだったこともありました ...
カーテンの裾に星粒。
掌にのせると
溶けてしまいそうなので
そのままにして
靴下は
目に見えなくても
大丈夫
遠くで、
誰かが
静かに
幸せを見つけていますように。 ...
孤独だ、と言えるうちは
本当の一人ではないのだと
今更のように 知りました
孤独だ、という認識は
一人ではない時が在る
という前提のもと成り立っていて
今 この部屋に一人分の質量しか
な ...
あのあたりならなんとかなった
僕が
野晒しの死体のような
無力なヤツでも
君が
季節外れの雷に怯える
知的で臆病な子猫でも
あのあたりならなんとかなった
それが
間違 ...
届きそうで 届かない
そっと でも ぎゅっと
抱きしめてね
夜の深さにあなたを探して
水の中で泣いてたの
蒼い時間に漂う 光
キラキラ
...
どんなにひどい言葉を投げかけたか
どんなにつらい気持ちを綴ったか
それらは
どんなにやさしい言葉をかけたとしても
どんなにやわらかい心で包んだとしても
きっと
もろい布袋のようにず ...
やっとのことでぬくもった指が
水にふれた
気がした
また凍るのか
雪の味をいつまでも
いつまでも憶えていて
そういえばそれはひどく愛しかった
はるか上空から
落ちて ...
いつもと同じ場所から何ら変らずに
初日がひょいっと昇ってきただけなのに
「ありがたや」と皆で拝んだりする
昨日までの日の出とどっか違うのかな
江戸時代の「つけ」とかの借金って
支払期 ...
うまいもん食って
うまい酒飲んで
うまい話して
うまい思いして
さあ明日から仕事
遊びがあるから
頑張れる
そして又うまい酒を飲む
世渡りを上手く
お小言を聞き流し
うそを ...
080103
寂しすぎる空間に卵を落とす
目玉焼きを作るのだ
フライパンの中で目を覚ましたケダモノが
電磁探傷を開始するので
傷だらけのフライパン
...
そのとき私は
えら呼吸を覚えて
水掻きを思い出して
水面の揺らめきに
涙するのだろう
、なあ
水面下、/足跡は水泡になる
いずれかの色を知り
私は爪先から
桃色を( ...
今まで触れた事柄は
次から次へ流れてしまい
今は無風の中
何も感じられないのに
手を探り合っている
ふたりが居た記憶を
僕達はもう持っていけない
かすかに触れていた指先 ...
{引用=
あたしの神さまはね、
あたしの一番好きな人
本当の神さまが許してくれなくても
平気
世界中の誰もが許してくれなくても
あたしの神さまが許してくれたら
あたしは全てを許せるの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
やさしさが かくれてて あんしんする
ユメミ リル
自由詩
2*
08/1/4 22:10
ジャケットを着ていこう
佐野みお
自由詩
2
08/1/4 21:53
空にすむ君へ
fuji
自由詩
2
08/1/4 20:30
ふるえる
太郎冠者
自由詩
4+
08/1/4 19:47
王子様、
蒼木りん
自由詩
1
08/1/4 18:17
「三瀬川」
菊尾
自由詩
0
08/1/4 18:15
新しい年のために
未有花
自由詩
11*
08/1/4 14:47
6号館のジャグラー
ピート
自由詩
1
08/1/4 14:27
景
はなの
自由詩
0
08/1/4 12:33
復想園(2)
生田 稔
散文(批評...
0
08/1/4 12:25
『蘇生』
東雲 李葉
自由詩
1*
08/1/4 12:05
弱き
平 哉人
自由詩
3
08/1/4 8:17
正月の凧
夏川ゆう
俳句
1
08/1/4 7:53
フィルター/ノーブル/ジレンマ
udegeu...
自由詩
1*
08/1/4 3:52
夜の自転車置き場
ネット詩の悪...
自由詩
2
08/1/4 3:39
それぞれの名前で、波にとけても
たりぽん(大...
自由詩
13
08/1/4 0:51
うつろ
わら
自由詩
14*
08/1/4 0:46
帰郷
Tsu-Yo
自由詩
11
08/1/4 0:44
12/25
もろ
自由詩
4*
08/1/4 0:17
[孤独の算式]
東雲 李葉
自由詩
0
08/1/4 0:04
回想は賢い(冷静なフィルター)
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
08/1/3 23:52
aqua
ユメミ リル
自由詩
3*
08/1/3 23:01
書けない言葉
もこもこわた...
自由詩
1*
08/1/3 22:16
処女雪
アオゾラ誤爆
自由詩
10
08/1/3 21:59
「生まれ変わったね」と君が言ったから一月一日はリセット記念日
恋月 ぴの
自由詩
22*
08/1/3 21:27
正月明け
ペポパンプ
自由詩
4*
08/1/3 20:46
電磁探傷
あおば
自由詩
4*
08/1/3 20:38
水槽
山中 烏流
自由詩
6*
08/1/3 18:42
「砂の中」
菊尾
自由詩
0
08/1/3 17:56
神さま
エチカ
自由詩
3*
08/1/3 17:53
5099
5100
5101
5102
5103
5104
5105
5106
5107
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5109
5110
5111
5112
5113
5114
5115
5116
5117
5118
5119
5120
5121
5122
5123
5124
5125
5126
5127
5128
5129
5130
5131
5132
5133
5134
5135
5136
5137
5138
5139
加筆訂正:
書けない言葉
/
もこもこわたあめ
[08/1/3 23:15]
最後に加筆
7.98sec.