広い世界で
一人だって感じた
誰かうつむいて歩いている人
作り笑いをしてくれる人
欺瞞の言葉をかけてくれる人
こっちを向いて
両手にあるお金じゃなくて
口の中から出てくる真っ赤な嘘じ ...
いつも誰かが口笛を吹いている
長い廊下に響き渡る
外は晴れ
青空には適度に雲が浮かぶ
見たくも無いものばかり目に入ってしまう
聞きたくも無い音ばかり耳に入ってしまう
外は晴れ
青空に ...
其の一、
電源をいれて、タイトルロゴの出る間
ボクはほんの少しだけドキドキしている
キミと交換したあいつが消えてなくなってしまって
ボクとキミがつくった世界がどこかへ
いなくなってしまっ ...
人は{ルビ絆=ひと}を求めているのかもしれない
例えば
ミクシィをやっている人は知らない誰かと絆を求めている
同じ趣味とか
友達同士とか
オフ会とか
そんな風に自分と繋がりを求めて ...
元栓を開ける
妻の背中がさみしくて
それでも朝は訪れる
目玉焼きを焼いたら
少し黄身が左に寄って
それを僕が真似る
どこ見てるの
ため息混じりで聞く妻の声も
どことなく左に寄 ...
端から見れば私達、透明になっていく。細胞だとかが出来た時から怠け者となじられていました。胸の苦しさの原因は、ワインの瓶を飲んだから。社定時速を超えて加速していく、行く先々に上司のデスク、キャラメル色の ...
まっしろな世界を見ると
落書きがしたくなるんだ
まっしろ世界にただひとりで
寝転がってひとりきりさ
からだを刺す
寒さと
何だか変な
思い出せそうで思い出せない
誰かの笑顔
...
風船のパンチ
ハーモニカのプラグ
やべぇ 尿意催した
たんたらんら たんたらんら たんたらんら ら
あ ぅー ぅ
ふふふんf ふふp^^ppp
ひとりでに笑うにんぎょ^− ふふんp^ ...
腐臭にまみれたあたしたちでも
網戸へぶつかるコオロギには愛されていたと思うの
あの子たちの祈りを許さなかったのは、賢明だったと思うの
あなたはバラバラになって深い溝をゆくわ
落ち葉と、ヤスデに ...
黄緑色の 幻想達
食い尽くされた 穴だらけのキャベツ畑の辺で
取り残された 蛹 は唄う 昨日までに見た夢を
甘い花の蜜の匂いも 此処までは届く事は無く
青くて冷たい匂いのす ...
遠い 遠い 冬の国
もし誰の足音も 届かない様な
そんな国が 在るのなら
一人 足跡も無く 消えてしまおう
其処に 生きる白くて無機質な 父の木の
固く閉ざされた 蕾の ...
君のまぶたと
君の四肢が重くなだれる
夜、
セミダブルベッドの上で耳をすまして
スーパーカーが空を飛びまわる音を追う
「月に向かうあの人たちには
わたしたち、きっと一生届かな ...
求めない
包むのでもなく
彼の肩に舞い降りた桜のひとひら
にさえならない
静かにみつめている
微笑まれても
物足りなそうでも
触れない
繋がない
5月の風が頬を撫でて ...
冬耕や誰かドラクロワををくれ
荒波やしらばっくれる冬鴎
突き放す氷柱が落ちるその前に
こいびとの名前忘れて遠雪崩
エアギター掻き鳴ら ...
頂(いただき)に辿り着いたら
総てを見渡せて
達成感は味わったけれど
あとは降るだけ
なんて
寂し過ぎるから
頂(いただき)に辿り着いたら
次の希望(いただき)が見える
...
いつからか
従えずにはいられないような
ある種の隷属のなかで
炎をおぼえた
つめたい石を蹴飛ばしながら
無言の
雨に
含まれ、ながらえ、
水たちの森は
...
もしあなたが
どこか遠くのほうで
泣いているとしたなら
わたしには
すり寄ることも
包みこむことも
その涙を
掬ってやることも
難しい
伸ばした腕の先に
あなたを見つけ
躊躇う指の先で
あなたを撫で ...
丘のひだでは孤高な門扉が居留守を使っている
ひなびた市道では玩具の車が目的もなく突っ走っている
街角を曲がると郊外では風と光がゆれている
はつは ...
もう降ることはない、と思っていた
はねゆきは
やわらかに降り
わたしの熱でとける
一面の白は
すべてを覆いつくし
またすぐに
熱でとける
鋭い氷の尖端がわたしを刺す
いっ ...
もう一度、
てのひらに
つつみこむ仕草で、ストレッタ。
空間を割いて、
胡桃のような空間を割いて、
胸の奥へと、ストレッタ。
時の鮮明な切断面は、
もはや誰のものでもない。
ひ ...
腕時計
壁に掛けても腕時計
変な話だ
腕時計
棚に置いても腕時計
変な話だ
いずれ何処でも時は動く
いずれ何処でも時を刻む
雪のつもった日のバスは
渋滞でみんな遅刻のはずなのに
なぜかこころやさしい
雪化粧の街を窓外に眺める
人々をぎっしり乗せた
バスのなか
ネクタイのよれたおじさんが
あんパ ...
そんなもの、と思った
くだらない
直視できずにうつむいた
若さを消耗している途中、それが今日のこと
わたしがかつて
人差し指にくるくると巻いていた、
彼の襟足はもう随分 ...
誰の胸の奥
こっそり巣食って
ほくそ笑む
(オイシイノダヨ
奥底のとろけた秘密
舐めたいのさ
なめらかな偽善)
封印された
マメ粒ほどのヤツは
青むらさきの
促進剤 ...
今死んだら困るけど
いつ死んでもかまわない
今死んだら困るけど
いつ死んでも適切だ
俺には今しかないが
きみには明日がある
踏み出せばその一歩が道になる
なんて言 ...
夢路誘うは十六夜に
声なく花の散る姿
また立ち返る如月の
思いは誰に告げるべき
黒髪{ルビ梳=けず}るいもうとの
面影やどる花びらは
雪の衣も厭わずに
音もた ...
燃えつづけ光の穂になる音になるこがねもとめるけだものになる
穂の陰に白と鉛のうたがあるまだ見ぬ夜へまだ見ぬ海へ
曇りから水と光が去るたびにひとしく遠くし ...
すれ違いは心から生まれたのだろうか
どんな言葉を搾り出しても空気の失くなった部屋にはもはや何の感動も訪れない
心の代弁者は真空に放り出され無惨にも四散した
まるで宇宙空間に生身で投げ出さ ...
自分一人の悩みなんて
ほんとにちっぽけで
世界に対しての自分なんて
あってないような存在で
でも それでも
何かを真剣に想う自分が
確かに在って
同じように
真剣に悩ん ...
ぴーたーぱいぱー
まどのしたに
おんなのひとたち や
きのう おんなだったひとたち
あした おんなだろうひとたち
が
おちちと おなかを やわらかいいきもののようにだいて
ならんでいるのでした
ふく ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
惨めだ
あぽろん
散文(批評...
0
08/2/5 4:26
残響の鳴り止まない、あらゆる季節とその日々の中で/2
rabbit...
自由詩
9*
08/2/5 3:04
ポケモン(キミとボクとWi-Fiとたんけんセットの話)
仲本いすら
自由詩
1*
08/2/5 2:21
求めているもの
海月
自由詩
0*
08/2/5 2:19
目玉焼きのつくり方
小川 葉
自由詩
3
08/2/5 2:08
ためらう傷
nakahi...
自由詩
1
08/2/4 23:58
雪への落書き
楓川スピカ
自由詩
1
08/2/4 23:51
よどんだ空気
狩心
自由詩
2*
08/2/4 23:31
畑に油を撒くような
nakahi...
自由詩
1
08/2/4 23:29
無題13
ねろ
自由詩
0
08/2/4 23:17
無題12
〃
自由詩
0
08/2/4 23:15
人生のうちで一番笑う日
______...
自由詩
1*
08/2/4 23:11
愛おしいひとに
あぃ
自由詩
3*
08/2/4 23:05
冬句
本木はじめ
俳句
3
08/2/4 23:02
山
Honest...
自由詩
3*
08/2/4 22:54
樹木の日々
千波 一也
自由詩
5*
08/2/4 22:49
声
見崎 光
携帯写真+...
5*
08/2/4 22:29
天使の耳打ち
信天翁
自由詩
1
08/2/4 21:56
はねゆき
こゆり
自由詩
2*
08/2/4 21:52
Gravitation
パンの愛人
自由詩
2
08/2/4 21:41
腕時計
蟹太郎
自由詩
1
08/2/4 21:36
雪の日のバス
服部 剛
自由詩
5
08/2/4 21:36
日常のひとくち
______...
自由詩
2*
08/2/4 21:21
MAJIN
渡 ひろこ
自由詩
7*
08/2/4 21:10
正走曲
佐々木妖精
自由詩
3*
08/2/4 21:10
■共同作品■ 冬のさくら
Rin.
自由詩
10*
08/2/4 21:05
冬午
木立 悟
短歌
4
08/2/4 19:55
抽象世界の散文小説
相良ゆう
散文(批評...
1
08/2/4 19:41
重い地球
mmm
自由詩
0
08/2/4 19:38
にくづき
縞田みやぎ
携帯写真+...
2
08/2/4 19:20
5106
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5145
5146
加筆訂正:
愛なき殺戮
/
atsuchan69
[08/2/5 0:31]
少々、イジリマシタ。 )))
6.05sec.