眠れない夜が明けて
何かが起きている事を誰もが気付かない
けれども
遅い窓辺のカーテンが開く時
ぷりん ぺらん と
あなたに 呼ばれた。

胸の明かりも 波打つ鼓動も
流れる 水の ...
ROCK it!
エンジョイしようぜ、ブラザー
つまらんハコなんて
Bang! ぶっ壊せ
足掬われても 即stand up Men!
つまずいても more 気にせず
step! step ...
いつまでも怠惰に
うたた寝をしていたらしい
わたしの深層心理
片目で様子を窺えば
あなたが
優しい眼差しで見ている
くりかえして聞いていたのに
わかることのできなかった、 ...
白い大きなシャツを着た
無邪気な少女が
駅前のロータリーに
集う鳩の中心で
詩の朗読をはじめた

僕も鳩に交じって
道路にダンボールを敷いて
排気ガスを吸いながら
彼女の言葉を聞いた ...
クレーン車のフック空荷で巻き上げられ冬の日暮れの月に届きぬ {引用=


水底で送受信を繰り返すようなあなたのさびしさが好き



水道水注いだグラスを一度きり鳴らして僕らは夜へと、流れて



満月の灼熱のようなかなしみに入水してゆ ...
明日の朝

太陽でなく

みかんが

のぼってきたらいいな



ぼくの生活も少しは変わるかもしれない
整然と並ぶ
薄暗い部屋で
こんなに人がいるのに
と思う

誰にも会わない夜
誰にも会わない朝
白く濁す冷たい空気が
わたしの存在を確認する

研ぎ澄まされて

幸運かどうか分か ...
星はでていますか
月はみえますか
それとも
相変わらず雪が寄り添ってきますか
わたしみたいに

いつか あなたと
空を見あげて眠るんだ
寄り添って 
手と頭を抱いて

雪みた ...
あなたが疲れていたら 私も疲れているでしょう

あなたが楽しい時 私も楽しい気持ちでしょう

あなたが会いたいと思う時 私も会いたい

あなたのありがとうは 私のありがとうで

愛して ...
地下鉄の暗い窓越しに、目を瞑ったと、音楽が聞こえた。

確かに、聞いていたはずの音楽が、より一層聞こえた。
聞こえる音楽の間で、さらにに目を瞑った。
音は、見えなかった。顔に刻まれつつある額の ...
四角い窓からみた海に
オリオン座が落ちてった
僕はそれを電車の窓からも
見たような気がした
ちいさなリゲル
君の名前に似たリゲル


制服のリボンタイの匂い
香水と煙草のまじった匂い ...
窓の外から
パトカーのサイレンの音が
聞こえる

僕は少し硬い
メロンパンを
かじりながら
洗面所の蛇口をひねると
先端からサイレンが
溢れだして来た

1秒と1秒の隙間に
入 ...
信じてもらえるものになろうともせずに
信じられるものばかり探している
味のないガムで 何が満たされた

大切 必要 天秤にかけた
誇れる答えは出せたかな
まだ大丈夫 いっそ このまま

...
玉葱の味噌汁に
なみだを一滴入れてみたものの
塩加減は少しも変わらず
だれも悲しくなりませんでした

風の強い庭先に鳴く野良猫に
思いつきで名前を呼んでみました
ずざ、と塀を駆け上がる音 ...
真っ暗だよ ここは

さっきは無人島にいて
波の音や小鳥のさえずり
ときおり とてんって 椰子の実が落ちたりしてた
青い空には雲が駆けてた

でもいまは真っ暗
だって宇宙だもの
宇宙 ...
冬の木を見ていると
地面から出ている部分と
大地に伸びている部分の
形が同じに思えてくる
空気はやわらかいから
ぶはっぶさっと繁るけど
土は濃密で硬いから
がじぎぢずっと伸びる
だから ...
なんだかんだ
言ってみても

誰かのこころに
足跡
刻みたいだけなの

深く
深く
滅びの香りがする 銅の食器で
焼きたてのパンと新鮮なミルクの朝食を取る

滅びは、この部屋の艶のある壁板にも
床の複雑な絵柄の敷物にも 住んでいる

ここでつむがれていく命

日の ...
いつもの地下道
昨日までここに住んでいたひとたちの
姿が見えない
そうたしかに昨日は
ダンボールやらぼろきれやら
なんだかわからないものが
そこらじゅうに散乱していて
変なにおいもたちこ ...
うんこ


メモ用紙のすみに鉛筆で走り書き
それはただのうんこ
つまらないうんこ

活字のうんこ
活字でうんこ
それはちょっとした事件
活字「うんこ」は読むものの ...
顕微鏡の中で人工のひかりをうけて
雪片が光る
結晶が無言でのびてゆくのを
ぼくは視ていた

浅くつもった雪の中を
きみを迎えにゆく
ローカル線の駅は雪につつまれ
こどもの夢のように光っ ...
運命なんて

ないようなもんだと思うわ

別れてすぐは

たがいのこと心配だけど

あたし忘れてしまえるじゃない


風が吹くから

波があるのかしら

海流と波って
...
ぼくらの道は まがりまっすぐ
ときにはハンドルを取られ
側溝へタイヤを落としそうになる.。

横転しなくて良かったね。

心が小さく小さく震えた。

もっと素直に もっとゆっくり
僕 ...
春遅しまだまだ花は開かない

早春は安定しない空模様

朝明けの寒さが氷作らせる
1.
風の強い日
(今日はなんだか
 少しだけ地球が速く廻るみたいだ)
窓の外を見ると
鳥に戻った子供たちが空を飛びまわっている
地面の上を
彼らを連れ戻そうとする大人が懸命に走り回 ...
正気を失いながら、それでも
わたしたちは、生まれてしまうのだろう
何度も、何度も、
そしてほんとうは
一度だって、死んだことはなかったのだと
臨終のそのときに、知るのだろう



  ...
僕と君の間には、何センチの隙間があるのかな。

心と心は、ぴたっとくっついてるけれど。

目を開けると、君は居ない。

月が綺麗だ、と君は言うが。

この朧月のことだろうか。

僕 ...
ホームセンターで
出会ったやかんが
思ったよりも
紳士だったので
結婚した

その時代
ホームセンターなんて
あったの
母に聞くと
母は結婚写真を
持ってきた

やかん売り ...
             08/02/16





昨日、映画の脚本があれば、映像は不要だと書いてしまったが、それは制限内の事象かと思う。
テキスト以前の詩は、口承で伝わったの ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ぷりん ぺらん ひより自由詩1*08/2/16 21:01
ROCK it!mmm自由詩108/2/16 20:58
新宿の小さなバーのよしおかさく...自由詩5*08/2/16 20:57
東京ROTARYニカコイ自由詩10*08/2/16 20:55
A-29短歌4*08/2/16 20:54
夜の進水式/車輪しろいろ短歌11*08/2/16 20:26
無題fomalh...自由詩308/2/16 20:25
重影こゆり自由詩4*08/2/16 20:05
雪になりたいあぃ自由詩5*08/2/16 20:00
素晴らしい日々自由詩2+*08/2/16 19:11
地下鉄と音楽ブライアン自由詩3*08/2/16 18:16
ばら色の頬のころアヅサ自由詩8*08/2/16 17:36
Errorニカコイ自由詩8*08/2/16 16:31
日和蒼穹自由詩6*08/2/16 15:32
さくら予報銀猫自由詩15*08/2/16 14:34
自由ましろ自由詩5*08/2/16 14:31
如月熱情木屋 亞万自由詩2*08/2/16 12:06
やっぱり風音携帯写真+...5*08/2/16 11:08
ほろびの香りいねむり猫自由詩208/2/16 11:04
地下道fomalh...自由詩008/2/16 10:36
活字「うんこ」餅月兎自由詩9*08/2/16 10:33
二月音阿弥花三郎自由詩408/2/16 10:29
運命なんて吉岡ペペロ自由詩508/2/16 9:52
道草の花 ひより自由詩4*08/2/16 9:22
空模様夏川ゆう俳句108/2/16 7:47
子供たちが鳥に戻る日(風の強い日)Utakat...自由詩108/2/16 5:01
さしすせそ、望月 ゆき自由詩38*08/2/16 2:31
創書日和「僕と君と月と距離。」狠志自由詩108/2/16 1:55
癇癪ガール小川 葉自由詩3*08/2/16 1:43
あおば自由詩2*08/2/16 1:27

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加筆訂正:
ビー・ゼア/餅月兎[08/2/16 6:01]
修正しました。
ビー・ゼア/餅月兎[08/2/16 5:57]
修正しました。
勤務評定/餅月兎[08/2/16 5:49]
修正しました。
8.56sec.