鍵十字 お前は祈れ あの星を 並べし子らは 目がないだろう

葬列よ 旗を掲げよ 命とも 描いてはならぬ 泣いてもならぬ

凶星に 祈れよ神よ 白痴の子 塔が建つとも お前のではない

戦 ...
このおおきなボールを

うまく投げることができるかな



このおおきなボールを

しっかりキャッチできるかな



さぁ やってみよう
僕たちはくろぐろとした息を吐きながら
紅く焼けた眼球をめぐらし
たそがれたからすの一群を
惜しみ惜しみ見送った
坂と階段の街半ばのこと

ともに見守るおとこのことをすこし
みなが半月と呼 ...
浅い眠りから醒めると
海鳴りが 体を満たしていた

分厚い波が海岸を打つ重い震え
また ゆるやかに 砂の眠りへ引きずり込む共鳴

海辺の午後 
見知らぬ世界に降り立った身軽さ
過去を投 ...
ショートカットのあの女の子がのる。

すべて
そこから始まった。

何もかもが美しい
あの魔力に満ちたものが…


一体女の子に惹かれた??

それとも魔力に惹かれたのか??
...
「せくはらは、はーとがあれば、いいのよね」 
勘違い親父の部長を嗜(たしなめ)めるように 
女友達はぼくにささやかな 
愛の秘密を教えてくれた 

「ちょっくら金をおろしてきます」 
ふた ...
数年前、鰤岩石という名のお笑い芸人が
ユーラシア大陸をヒッチハイクで横断した

それを見て、時間と金をもてあました若者たちが
自分たちにも何かができるはずだと
次々と海外に飛び出して行ったが ...
裸になって
鳥は浮こうとする
飛ぶのではなく
浮くのだと
あなたが教えたように
両腕を伸ばして
風を待つ
浮かない
それもそのはず
僕は生きてるのだ
冷たい雨に
震えるきみの
肩を抱いたのは
それもまた
雨でした

時に言葉は行き過ぎて
途方に暮れる長い夜
抗うこと諦めることを重ね
いくつの哀しみを覚えたの
その身を預け
降り ...
痴呆の少女が呆然とうろついている裏通り、停止中の工事現場の敷地内を通ってきた汚れた靴底が地面に残す赤土の臭いを、確かな老人が嗅ぎながら後姿を窺う夜中
月はクレセント、クレッシェンドが強すぎる ...
暮らしてゆく
かこいの上

眺めると流れがある

土から 
かえるためだけに
乞う 涙ではない

吹きなれた風の足が
ところどころ 無くした
甘いくぼみに にゃーと泣く

逆 ...
溶けた視線で壊れた時計を見つめても
もう動きはしないの
そう教えても君は時間さえ飛び越えようとするのだね


虚ろな世界観
そして空気
君が放つ波紋は
不必要な現実を緩やかに押し戻す
...
月に一回くらい、日曜日に休み欲しい?
仕事中に聞こえた気がした。

ちょっと考えてみた。
何でなんだろって。

まだ結婚もしてないから、
朝から好きなヒトとの朝なんて、
ないんだし。
...
降り積もるものの中に
水色を混ぜよう

降り積もるものの中に
水色に混ざろう


白と黒の細かげな象りたちの中に
カラフルなばかりの色たちの中に

降り続けるものたちの中に
水色 ...
午前3時に咲いた {ルビ鈍色=にびいろ}の花腐し
嘘を塗り重ねて
すこし刺々しく君に抱かれた柔肌が 
うっすらと赤みを帯びる


君は私の名前を呼ぶ どんな抑揚もつけずに
ただ平淡に溺れ ...
渋谷の外れにあるバーに入ると、スロウな音楽が流れていた。奥のほうのソファに身体を沈めると、隣にお日様が座っていて、誰も彼女に気付かないようだった。それもそのはずで、月や星はあんなにキラキラと光っている ...                 07/02/03


回転計の願いに
知らん顔する
鶏頭の花

空には白い雲が群がり
レースの終りを告げている

ガス不足のマシンでは
回転も不足 ...
少年、ライ麦を
したためた雨水につけて
うれしそうに
ほおばっている
 
チマチマ食うのが
大好きだ
なきたきゃ
汚れた紙袋に
全身つっこんだらいい
そしたら君は
一枚の絵になるよ
 
時計台は嘘をい ...
メソポタミア文明
生え変わった前歯に
激突
急斜面を駆け下りる
くだらない熱病

時代は変わったね
新鮮なものが新幹線ではなくなった
各駅停車のように不在
粘土で蛇の抜け殻を作って
...
さよならも
すきじゃないも
ごめんねも

結局は
同じことで

柔らかなことばに包んで(くるんで)
食べてしまえばいい

きっとおなかの中ではじけて
永遠に消えない傷を残すんだろ ...
冥い冥い夜

絶望も
諦めも
恋しさも
悲しみも

ぜんぶ乗り越えて

眩しい明日が来る、

そんな幻想を
たまには抱いて(いだいて)みる

冥い冥い夜

明日は天気に ...
なぜ作るのか

なぜ表現するのか

なぜという思考砲を放棄する事は 温めた卵の爆弾を 不法投棄するに等しかった
思考は 断続的にズレていく エメラルドのかさぶた 赤の中に緑 グジュグジュと沸 ...

君の
右耳に
届いても
陰に笑って
しょうがなく
お話をつづける
窓硝子に張付いた
記憶が剥がれ落ちて
指で触るたびに融ける
傘を差して砂浜に立 ...
「鬼が豆鉄砲喰らった顔見たくないか?」

久しぶりに父から届いた携帯メール


父に会いに行くと
父はルパン三世の主題歌を口ずさみながら煙草をふかしてた
普段は煙草なんて吸わないのに
...
ある日気付く

Jー2

飛行機の座席
電車の座席
バスの座席
そして
映画館の座席

前の座席はいつも

Jー2

知らない内に

?啓示?

頭によぎるキーワー ...
幾度も幾度も
諦めようとしたけれど
その度 その度に
それは
僕の胸を揺れ動いて
ただ 痛みの記憶を刻みつけてゆく


きっと そこに僕はいないよ
君を待つ未来は、温かくて、優し ...
太平洋を撃つ!
弓なり 撓り 
神国日本

あの 古戦場から 
ひなびた 山村から
高層ビルの谷間から

およそ神国日本のいとおしい地 巷 山河

南無妙法蓮華経の大音声と共に
...
表示偽装毒物混入次は何?

輸入品頼る日本も問題だ
アディオスピエール


行け 行くんだ
高く高く
昇れ

大好きなジャンの元へ
行け

降りしきる雪の階段を
何処までも何処までも昇ってけ

愛する
ジャンの色に包まれて
...
炎の笑顔


夜空が晴れ 月明かりが 心の中に 降り注ぐ
小さな星達を 目に写せば
にんまり 顔が
笑うだろう

あんな雲なんか 僕の視界にうつる
空や 宇宙の
チリにしかならんぜ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
下手ですまん!奥津 強短歌108/2/4 0:13
キャッチボールユウ自由詩008/2/4 0:08
たそがれたからす一般詩人-自由詩3*08/2/3 23:50
海鳴り 何も特別ではない一日いねむり猫自由詩208/2/3 23:47
理解xたろおx自由詩008/2/3 23:35
女のことば 服部 剛自由詩208/2/3 23:31
鰤岩石シリ・カゲル自由詩008/2/3 23:27
小川 葉自由詩108/2/3 23:16
言葉無くしてLEO自由詩13*08/2/3 23:14
Moonchildホロウ・シカ...自由詩1*08/2/3 22:54
かえる ほとり砂木自由詩8*08/2/3 22:50
はかな流希-Яuk...自由詩108/2/3 22:42
日曜日の朝。狠志自由詩108/2/3 22:39
水平線まで小池房枝自由詩8+08/2/3 22:33
林檎落下エチカ自由詩8*08/2/3 22:11
hotter than the sunrabbit...自由詩7*08/2/3 21:37
ガス・ステーションの作り方あおば自由詩4*08/2/3 21:34
ロンドンパークゆうさく自由詩1*08/2/3 21:22
世界四大文明狩心自由詩2*08/2/3 20:54
柔らかなことば風音自由詩2*08/2/3 20:54
冥い夜に自由詩1*08/2/3 20:43
雪だるまは次の日に解ける狩心自由詩2*08/2/3 20:43
音がいて、音がUtakat...自由詩008/2/3 19:38
節分 '08北大路京介自由詩14*08/2/3 19:21
スティグマ・シート酸素の枷自由詩008/2/3 18:48
具壱言自由詩108/2/3 17:57
弓張り神国 日本アハウ自由詩008/2/3 17:47
輸入品夏川ゆう川柳008/2/3 17:29
 アディオスピエール高木 しおへ...自由詩108/2/3 17:07
 炎の笑顔自由詩008/2/3 17:04

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加筆訂正:
たそがれたからす/一般詩人-[08/2/4 0:04]
さらにタイトル変更
たそがれたからす/一般詩人-[08/2/3 23:57]
タイトル変更
女のことば /服部 剛[08/2/3 23:32]
大幅に書き直したので(反射熱同人プロデュース)再投稿します。 
8.11sec.