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壁にもたれながら先輩とふたり
休憩をした。
明け方までの青果市場のアルバイト。
色々な野菜が振り分けられて、
段ボール箱に入れられた。
...
 
 
 
クラムボン
私はクラムボン
 
 
四面体の水槽を睨む私を
光は反射によってガラスに映し出し
中の私はコバルトブルーを染み込ませ
小さくゆらめきながら流されて
 
...
アメン君が持つ無意味の王様
理解されようとされまいと
規格外それは不変の観念
(ほら、恋愛が科学で証明出来ないのと
同じ事だよ。要するに未知なんだよ。)


形容するならシヴァのピルエッ ...
孤独は

暗い

明かりが足りない


誰かの温もり

明かりにしたい
愛の実は
赤い色で揺れている

ひとつ
またひとつ
色づいて
薔薇に鶯 このはなさくやひめ

ぽっぴアートの色合いが
なんだか てらてら 西方浄土
ふわっと浮遊 の フレンチボッサ

薔薇に鶯 このはなさくや
新春 色彩 ぽっぴが伝統
飾り羽子板 ...
その日
あきらめきれない ふたりは

しびれをきらした 家族たちから 
置いてきぼりにされて
先のみえない白い世界に
佇んでいた

握りしめたじいちゃんの
手から伝わる熱だけが
た ...
温泉に行った
ほっかほかにあったまったあとは
冷たい麦茶がいい

自動販売機のまんなかに 麦茶があったっけ

からん

コインを入れた


熱をもった ほっぺたに
瓶をくっつ ...
空間のほとばしり
陽射しは くね くねっと のたうち

ホ・ト・バ・シ・ル

春だったりする日
肉体は軟らかく 伸びきって
太陽を握りつぶしてみたり
口の中のキャンディーだったり
ア ...
指でつよく弾いた煙草追い風に乗って

柵の向こうの砂利に落っこちた

よく晴れた日

めずらしく暖かい日差しのなかで

弾かれた煙草ゆらゆらとのぼる煙

柵にもたれ掛かるのは僕
...
だれも
わたしのそばにいない

だれも
わたしのこと愛さない

だれも

わたしを信じたりしない

だれも

わたしをみとめない

わたしって何?

わたしってだれ?
...
赤い赤い糸

運命のひととは
小指と小指で
繋がってるんだってね

結ばれなくても
せめて
近くにあればいいのに
ひねもすノタリノタリかな
花瓶の中の水仙
洗濯物を干す
有給を取る

世界は逆ねじの歌
世界は左回り
世界は平和の歌
世界は大人になる

私に夢を下さい。
私に愛を下さい。
私 ...
立ち昇り 斜頚の日
紫煙の薫りに不思議に色めき立つ

煌き 重い日輪 くねる日差し
とどかぬ窓のない部屋
赤外線ヒーターの鈍い光に目を そっと閉じて

紅い瞼の裏で
妖艶な瞳 輝かす
...
黄金の銀杏の下、落ち葉を掃くより落ちる方が早くって、
もうすぐ暗くなるよって、黄金の絨毯に夢中な少女、ご主人をうかがいつつ、ぴょんぴょん、散歩する嬉しそうな、子犬、恥ずかしそうに、立ち小便するオヤジ ...
 午後 誰もいない家の中を 醒めた眠りから引きずられて
 歩いている 春の匂いがした 北のベランダから薄い日の光が
 廊下を明るくして白い壁紙に黒い木のトリカテル
 


     
  ...
    さaa 手を繋ごう(aaaaaa)
a
a

a a a

a
           可哀相 ...
   煙草がけむりを上げて燃えていた

   指先まで




   空が

   夏を焼いていて
  
   仰ぎ見た 

   
   空襲警報の鳴り続けた
  
...
昨年の餅は今でも冷凍庫

我家では色とりどりの餅を搗く

七草の香り懐かし里思う
白線の内側を
遵守するものにはわからない
よごれ
くすみ
否応なしに手にさせられる

白線の内側を
順守しないものにはわからない
うつくしい
かがやき
届かないからこその憧憬

...
あたりまえのこと

少しヒステリックに
語ってしまった夜も
いつかあの汚れた壁の
やさしさみたいに
やがて言葉なく物語る

子供が放る
軟球が壁に当たっては
帰ってくるものを
...
漂って もう
うす紫になった
夜の四十万に入れ違った
にじんだガラス見てた
辛く苦しい生き方を装った
いぎたない人生観が赤面で
酒にまみれて虚空を睨んでら
なんもねえ
どうってことねえ ...
その窓の向こうには
どんな景色が見えていますか
その窓の向こうでは
誰があなたを待っていますか

透明な意識の反対側で
あなたを白くくもらせる
一枚の窓に描かれた
空想のミルクを飲ん ...
埃をかぶった口紅を手に少女は、鏡のなかに翼を描いた。
それはぱくぱくとうごいて、風について多くのことを
語ろうとした。その時、うしろで誰かが口笛を吹かなければ、
まあたらしい風が吹かなければ―そ ...
 
 自然の息吹から遠ざかった街で
 人は温もりを求めて
 ネオンサインを渡り歩く


 一人じゃ見れない風景
 孤独な夢は夢のままで

 
 挫折する度に視野がせばまる
 でも ...
見つけたから
ついていった
きっと昇っていくのだろうと
戻されても
水ばかり飲んでも
同じように昇っていくんだと

あの時この瞳は
きっとすべてを照らしていた
それから
何も見えて ...
歩く、歩く一人で歩く
猫一匹と猫背な飼い主
季節外れなヤキイモ屋さん
本体よりも大きなストラップをつけた携帯電話
その電話で小声に愛を伝えようとしている小学生
この世の中、何かが狂っている
...
   裏庭について – それからすこし家の話

 北里、という地名がある。しばらく住んでいた時期があるが、そこの風景を思い出そ
うとすると、まず祖父の家の入口が面している道路から左手 ...
海が眠る
その貝殻を
ためらいもなく
拾い上げて

ひとは口々に
語り始めるだろう
春を

春のための春、に
何をも待たず

つとめて実直に
見失うだろう ...
あなたが 空が大好きだから

わたしも 空を見上げる機会が増えました


空の色とか 雲の形とか
興味なかったけど

あなたが 嬉しそうに語るから
いつのまにか わたしも
空の 表情や 機嫌が 気にな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夜明け時のアルバイトbeebee自由詩2*08/1/8 19:48
クラムボンからくり自由詩1*08/1/8 18:54
222hzmanabe...自由詩808/1/8 18:49
孤独夏川ゆう自由詩108/1/8 18:46
ハートの小箱を開けたらユメミ リル自由詩1*08/1/8 17:09
薔薇に鶯アハウ自由詩508/1/8 17:08
摩周湖池中茉莉花自由詩1*08/1/8 16:12
いちごみるく自由詩3*08/1/8 16:05
春だったりするアハウ自由詩608/1/8 15:11
古い写真のこと 思い出のこと 憧れのこと水町綜助自由詩5*08/1/8 14:37
あいでんてぃてぃ桜木 ハル自由詩008/1/8 14:05
結ばれないけど風音携帯写真+...3*08/1/8 13:42
生きているペポパンプ自由詩8*08/1/8 12:39
龍女と・・・アハウ自由詩508/1/8 11:22
チャンネル七味とうがら...自由詩5*08/1/8 10:39
sketches鴫澤初音自由詩508/1/8 9:55
honeybee自由詩108/1/8 9:19
army自由詩108/1/8 9:18
七草夏川ゆう俳句108/1/8 7:58
つぶやきFUBAR自由詩6*08/1/8 6:10
あたりまえのこと小川 葉自由詩108/1/8 4:19
百鬼夜行自由詩008/1/8 3:35
小川 葉自由詩108/1/8 2:47
「古い鏡台」プテラノドン自由詩108/1/8 2:11
ハッピーターン山崎 風雅自由詩008/1/8 1:57
ポッケ自由詩2*08/1/8 1:24
狂感覚智哉自由詩108/1/8 1:04
【エッセイ】裏庭について – それからすこし家の ...mizu K散文(批評...5*08/1/8 0:18
千波 一也自由詩5+*08/1/8 0:08
携帯電話で撮る空北大路京介携帯写真+...15*08/1/7 23:27

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加筆訂正:
mahirunoyumearuki/水町綜助[08/1/8 8:11]
漢字間違い訂正
7.21sec.