『ありがとう』

その一言が言えない。

わからない。
なぜ言えない?
ただ呆然としてしまった。

笑顔で去る君に
言いたかった。

『ありがとう』

次は言えるように
...
人は死にたいと思うから手首を切る
でもほんとは怖くて
まだ希望があるんじゃないかって期待して
まだ生きていたいと思うから

最後まで切れないんだ
それをただ繰り返す

誰かが気付いてく ...
小学3年生のころ
自転車に乗って2つ隣の県まで行ったとき
僕は たぶん 何かから逃げ出していたんだろうな

愉快犯 片山の奇声
3年2組の向坂先生と3年3組の岡島先生の校舎裏での接吻行為 ...
好きな食べ物はと聞かれると

いちごと餃子と答えるようになって

大学のときからだからもう20年になる

それに執着している訳でもないのに


好きな女はころころ交錯すんのになあ
...
ひとがおいしいと言うラーメンが

じぶんにとってうまいとは限らない

これ、とてもいい詩、という感想は

ラーメンの好き嫌いに似ている気がする


ひとがおいしいと言う焼肉は

...
目を開いたら夢が色あせて

幾千万の光と見慣れた風景が

優しく姿を現して

朝日の昇った双葉色の空を見つめ

一人じゃない事に感謝する

夢じゃないことに感謝する
...
ここには光があって

いろんな種類の光があって

そういう瞬間のなかを

ぼくらはまるで生きている

言い換えると

ここは

闇のなかと

なんら変わりないということだ
...
いちばん旧い校舎の
さらにその裏
もう誰も見に行くこともない百葉箱
そのそばに菫が咲いている と
君が云ったのが
はじまりだった

ふたりはそれからそこで
いくつかの秘密をかさねた
...
鏡を見ていると
もうひとり
自分がいるような
そんな感じがする

鏡に映っている
自分が
本当の
そのままの
自分なのかなぁ

少し
びっくり
することもある

もしかし ...
私の
大切なもの
人の心です
私が
宝にしたいもの
ほんの
ささやかなものと
言うのなら

人や
自分を
思う気持ちです

優しい人の
笑顔と
暖かいメッセージ

他 ...
誰も
住んでない
一軒の
あばら屋

いつからか
幼子の声が
聞こえるようになった

誰かに
聞いて
ほしいのか
淋しいのか
誰かに
モノを
たずねるような

笑い声 ...
今日初めて
道行く少年に おじさん と呼ばれた
スーツを着ていたからだと思うけど

公園の木が風に震える
アスファルトは抵抗する気すらない
おじさん、てぶくろおとしたよ、
とその少年は
...
カードをめくるたびに
弱っていく
記憶の中の私たち
いくつかの成功と
たくさんの失敗を繰り返して
ふたりに残されたものは
ずいぶんと少なくなってしまった
それでも
消していくことで ...
水溜りに鏡の如く映り込む姿は何故か大人の自分

好きな人に素直に好きと伝えたい回り道せず直球勝負で

やや長い沈黙破る君の声重苦しさが溜息になる
 



 眼醒めるといつも渇いている、頭を起こす。
と、ひび割れた裂け眼からはぼろぼろと砂が
流れ落ち、床に。溜まりをつくる。砂は、ぎ
ぃぎぃと声を上げ蠢き、啼いている ...
いっぽ。

周りには誰もいない。

いっぽ。

あなたも傍にはいない。

いっぽ。

海は抱きしめてくれるだろうか。

いっぽ。

怖くて歩めない。

いっぽ。

多分、あの人に抱かれるのが。

いっ ...
理由は
「キミが好き」だからです


たった5文字から成る
単純なカタチの感情で彩られた世界は
なんて美しいのだろう
耳を澄ませて 研ぎ澄まされた 空気の中

僅かに 流れる その音色を
数多の奥に 捉えて

群青と橙が 混ざり合って
黄白色に 爆ぜる瞬間

唯一届く その音を
漏らさず 全て 汲み ...
詩人の端くれである僕は詩集をたまに読む

読めない漢字や難しい言葉の羅列でその詩に隠された裏の意味を読みとれない

未熟な僕はそんなわけで劣等感を覚え、同時に敗北感や悔しさも覚える

僕の ...
恋という名のアイスクリーム


とけ始めている
恋という名のアイスクリーム
食べきってしまえば
この恋は終わる。
でも
とけきってしまえば
友達という名の
コーンが残るだけ
扱い ...
立ち止まったところに
誰かの{ルビ欠片=かけら}が落ちていたので
拾い上げてから交番に届けようとしたら
持ち主らしき人が
不安を抱えたてこちらへ歩いてきたので
「捜し物はこれですか?」
と ...
ぷっ
どんな可愛らしさなんですか
きみは
それにきみも

みんな可愛くて切ない
情熱を
どこに置いてきたのだろうわたしは

心の美しさや強さを推し量ろうとするしか

トリュフだな ...
星は星に座って
星を広げた
片手で星をすすりながら
遠くの星で、星たちが殺し合うのを知った
星の上に、ひとしずく星が流れた
空に散って 風に舞った
遠くなればなるほど
小さな星は小さ ...
膝を抱えて
太陽が昇るのを
見ている

手もふれない
恋の終わりと
今日これからに
絶望しながら


地球の裏側では
真っ暗な中
少女が泣いてるんだろう

今は泣けない
わたしの代わりに
映るものでしか見たことない自分
今までずっと一緒にいたこと
誰の耳にも間違い話に
聞かれないのに

会ってみたい
一生に一度以上
コンビに未満(開店から閉店まで働き続けるコンビニエンス未 ...
もう、これで許してくださいという寒さ。二勝三敗、春が遠のく

見上げれば雲が寒さに蓋をして花はなくとも忍び寄る春

今日という朝の晴れ間におはよう、と、たぶん私は{ルビ明日=アス}も生きて ...
 
 
神様の影が
とかげの背中で笑っていた
太陽の光を浴びて
黄昏色になった両手
 
家の垣根を縫って
虫捕り網は無造作に
その、ゆるいゆるい体を
風に晒して泣き出す
 
好 ...
大雪の朝 新宿で待ち合わせ
真夏の夜 踵の高いサンダルを履いて
手を取られたり
しているよ今も心の奥
夢に見たりするのはその所為なんだきっと

話なんてしなかったよね
喧騒で聞こえない
...
冴える夜の月明るくて電気消す

酒飲めば愚痴がこぼれる寒夜かな

おでん鍋何入れようか相談中
{引用=タイトルが半分くらい省略されてしまった。


日常生活でさりげなく笑うことを念頭においていろいろな人と会話をしていると、それが積み重なって、「いつも控えめにだけどよく笑っている、感じのい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ありがとうxたろおx自由詩108/2/1 22:38
お願い 気づいて翠茜自由詩008/2/1 22:17
例えば、小学生みんな持ってるフエルトペンが怖かったりとか青木龍一郎散文(批評...6*08/2/1 22:17
いちごと餃子吉岡ペペロ自由詩008/2/1 22:12
詩とラーメン自由詩108/2/1 22:01
こいびとkuane自由詩208/2/1 21:39
告白吉岡ペペロ自由詩008/2/1 21:34
菫と百葉箱塔野夏子自由詩5*08/2/1 21:28
鏡を見ていると妖刀紅桜自由詩5*08/2/1 20:12
宝物自由詩3*08/2/1 20:08
アメフラシ自由詩1*08/2/1 20:03
おじさんつばくらめ自由詩2*08/2/1 19:02
神経衰弱Tsu-Yo自由詩008/2/1 17:55
直球勝負夏川ゆう短歌008/2/1 17:53
「 裂け眼。 」PULL.自由詩2*08/2/1 16:17
一歩。狠志携帯写真+...408/2/1 16:10
理由和泉 千秋自由詩108/2/1 15:13
ふゆのうたウデラコウ自由詩1*08/2/1 14:23
宝物ケンケン自由詩008/2/1 14:19
恋という名のアイスクリーム夢乃 綴喜自由詩208/2/1 14:04
出会うこと小原あき自由詩17*08/2/1 13:24
G2(情熱よしおかさく...自由詩2*08/2/1 13:04
星は星に座って氷水蒸流自由詩508/2/1 12:33
Sun Rise風音携帯写真+...4*08/2/1 11:55
私に会いたいつちやしほ自由詩108/2/1 11:34
もう、これで許してくださいという寒さたにがわR短歌208/2/1 10:27
少年は優しい朝に目覚めるゆるこ自由詩308/2/1 10:07
レモンティーよしおかさく...自由詩0*08/2/1 9:21
夏川ゆう俳句008/2/1 8:00
日常生活でさりげなく笑うことを念頭においていろいろな人と会話 ...ピッピ短歌2108/2/1 3:10

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加筆訂正:
おじさん/つばくらめ[08/2/1 19:16]
第二連を修正しました。(19:16)
8.69sec.