運命なんて

ないようなもんだと思うわ

別れてすぐは

たがいのこと心配だけど

あたし忘れてしまえるじゃない


風が吹くから

波があるのかしら

海流と波って
...
ぼくらの道は まがりまっすぐ
ときにはハンドルを取られ
側溝へタイヤを落としそうになる.。

横転しなくて良かったね。

心が小さく小さく震えた。

もっと素直に もっとゆっくり
僕 ...
春遅しまだまだ花は開かない

早春は安定しない空模様

朝明けの寒さが氷作らせる
1.
風の強い日
(今日はなんだか
 少しだけ地球が速く廻るみたいだ)
窓の外を見ると
鳥に戻った子供たちが空を飛びまわっている
地面の上を
彼らを連れ戻そうとする大人が懸命に走り回 ...
正気を失いながら、それでも
わたしたちは、生まれてしまうのだろう
何度も、何度も、
そしてほんとうは
一度だって、死んだことはなかったのだと
臨終のそのときに、知るのだろう



  ...
僕と君の間には、何センチの隙間があるのかな。

心と心は、ぴたっとくっついてるけれど。

目を開けると、君は居ない。

月が綺麗だ、と君は言うが。

この朧月のことだろうか。

僕 ...
ホームセンターで
出会ったやかんが
思ったよりも
紳士だったので
結婚した

その時代
ホームセンターなんて
あったの
母に聞くと
母は結婚写真を
持ってきた

やかん売り ...
             08/02/16





昨日、映画の脚本があれば、映像は不要だと書いてしまったが、それは制限内の事象かと思う。
テキスト以前の詩は、口承で伝わったの ...
酔っ払いは電柱をゴミ以下だと思ってるからあのような愚態が晒せるのです

JUDY AND MARYのマリーとグルになりジュディーを倒す旅に出かける

いじめっ子も学がなくては、「じ…侍り」 ...
はじめて車に乗った日 
すでに僕は30を過ぎていた 

はじめて車に乗った日 
先月25になったばかりで 
自ら世を去った君のことが 
頭から離れなかった 

はじめて車に乗った日 
...
わたしを定義するもの
今朝齧ったトーストの歯形

わたしを定義するもの
会社のデスク

わたしを定義するもの
そこに転がったボールペン

わたしを定義するもの
配達員に捺したハンコ ...
風が吹いた。

なんとなく
振り返る。

髪が長くて
長くて。


風を感じた。

なんとなく
振り返る。

あなたが
そこにいる気がして。
                  08/02/16




癇とは幼児の引きつけのことと聞く
引きつけとはどのようなものか
金縛りのように身体の自由が利かないものらしい
熱による身心 ...
1.「ナオタへ」

{引用=すこやかなよるに
知らないこと を
ふたりで 机にならべた
フライ返しで
ナオタは
ひとつずつ
ひっくり返した
ナオタは
ゆびがやわらかくて ...
ほら
巻き方が甘いんだよ、

ひとりひとり
人が違うように
ひとつひとつ
こころの形も違うんだ


幾つかの
こころを固めて
ぐるぐる巻きにして
静かに
箱の中へ収めてきたけ ...
テレビを観てたら目から血が出た。
注ぎすぎてコップから溢れる水のように急に赤が流れた。

赤いカーテンは太陽を遮断していて
部屋は黒と、青白いわずかな光で溢れている。

僕が手元のティッシ ...
カチッ―スイッチON

ドッカーーン!!!!!


ヒャハハハ!いきなり爆発してビビってんじゃねーよ!な?

触れたらすぐに切れてしまうトラップ
切るのは赤のコード?青いコード?
触 ...
天井のすぐそばで寝る北枕下の男が南なるゆえ 愛想で付き合い、いいんじゃない?
嫌いな人とでも友好的に話せる自分かっこよくない?

自惚れてる?違うよ!
だってみんなが話さなくなったらあの子は一人になっちゃうよ!


余計な ...
目の前に一杯のブラックコーヒー

この暗黒の世界には

いろんな形の銀河やら

ブラックホールやらがひしめいていて

地球みたいな星もあったりする

そこには恐竜とかにんげんみたい ...
***


ごちそうさま


きのうのあしたを

とても
おいしくいただきました


***
「お前のココアで母さんが火傷したよ」
見知らぬ家人は、さう言ひ放った。
「昨晩、お前の飲み残したココアを片付けようとして、母さんは火傷したんだぞ。それで救急車を呼んだんだ」
「えっ? 一一九番し ...
  すれ違う キミにあげれぬ チョコレート
   冷蔵庫の中 ひとり冷えつつ

  チョコレート ほろ苦き想い 抱きつつ
   戻れぬ想いで 自分の口にす

  あたたかな あなたの笑顔で ...
川の流れのすぐ後を
少し遅れて
時が流れている

もう聞こえない
あの人の声のように
過ぎてしまった時が
少しずつ遠ざかっていく

水面を割り
魚が跳ねる
私に時を返すため ...
君の胸が時を刻む
窓の外の冬空は
白い雲が流れてとどまらない

君がいるのに
哀しみが凍みてくる
静かに待とう
もうすぐやってくる夕暮れに
一瞬でも優しい色に染められるよう
喉の辺りがひきつれる
この道でいいのかと
訳も意味もない問いで
つっかえている
あてどもなく歩いて
歩いて
歩き疲れて
休み時間は終わってしまう
薄暗くひんやりとした壁 ...
この冬、私は矢車菊の紅茶に恋をした
CMコピーのようにもったいぶって
今までこの香りが無くて
やってこれたことの不思議を思う

確かに
その前の年にはミルクココアに恋をしたし、 ...
言葉を探しながら
言葉を飾りながら
紡いでいくやりとりで
君を近くに思ったりしている

優しさはわかっていて
スキだという気持ちも
隠そうと思わないけれど
本当の君はどこ ...
俯いて
北風のなかを歩く

一歩一歩が
悲しみと
暗闇に
満ちている気がして

あまりに
風の強い日

押し上げられて
空を見上げれば

青い青い空

白い雲
浮かん ...
まるで
白と黒だけの世界で

僕らは
どう生きていけば
いいのだろう

自問自答しながら
雪が降り積もるのを見てる

真っ白に
塗りつぶされていく
この繭の中の世界で
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
運命なんて吉岡ペペロ自由詩508/2/16 9:52
道草の花 ひより自由詩4*08/2/16 9:22
空模様夏川ゆう俳句108/2/16 7:47
子供たちが鳥に戻る日(風の強い日)Utakat...自由詩108/2/16 5:01
さしすせそ、望月 ゆき自由詩38*08/2/16 2:31
創書日和「僕と君と月と距離。」狠志自由詩108/2/16 1:55
癇癪ガール小川 葉自由詩3*08/2/16 1:43
あおば自由詩2*08/2/16 1:27
ピッピ短歌308/2/16 1:09
オリオンの唄 〜 亡き友への requiem 〜 服部 剛自由詩5*08/2/16 0:44
ビー・ゼア餅月兎自由詩2+*08/2/16 0:42
xたろおx自由詩4*08/2/16 0:33
癇癪(かんしゃく)ガールあおば自由詩4*08/2/16 0:29
方舟はな 自由詩1708/2/15 23:32
ギプスこゆり自由詩5*08/2/15 23:05
トンネル青木龍一郎自由詩1*08/2/15 22:49
時限爆弾相羽 柚希自由詩1*08/2/15 22:32
天井A-29短歌0*08/2/15 21:57
あたしのなやみ李恵散文(批評...008/2/15 20:22
ブラックコーヒーfomalh...自由詩308/2/15 20:01
.о9かたくりо自由詩008/2/15 19:46
ココア三州生桑自由詩208/2/15 18:54
チョコレート3題風音短歌4*08/2/15 18:51
川の音小川 葉自由詩308/2/15 18:33
哀しみさくらほ自由詩7*08/2/15 18:13
行方よしおかさく...自由詩8*08/2/15 17:15
香り自由詩0*08/2/15 17:14
ブラックライト自由詩3*08/2/15 17:13
北風のなかで風音携帯写真+...2*08/2/15 16:53
モノトーン携帯写真+...2*08/2/15 16:48

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加筆訂正:
ビー・ゼア/餅月兎[08/2/16 6:01]
修正しました。
ビー・ゼア/餅月兎[08/2/16 5:57]
修正しました。
勤務評定/餅月兎[08/2/16 5:49]
修正しました。
ギプス/こゆり[08/2/15 23:07]
微調整
連詩「Saint Valentine's day」/ペポパンプ[08/2/15 18:54]
一部訂正あり
6.96sec.