夢のなかの
無口な祖父のように
窓が
そっと近づいてくることがある


いつも同じ景色ばかり見ている
だから
無表情のままで
風のような息をしている


私は窓を見る
いや  ...
バババ、飛べ
ここ、神様のいるとここえ
懺悔しな、後悔は残すな
落ちろ、飛べ。
何にもかわらない
落ちろ、実感できる
いのちがわかる

ゴムにぶら下がった人生を
実感してろ
何も変 ...
ねぇ‥? うん。 冷たい風が 縮める距離 誕生日に買った赤ワイン
クリスマスに買ったスパークリングワイン
お正月に買った白ワイン
バレンタインに買ったロゼ
一人暮らしのワンルームで
ワインセラーができるほど
リボンつきのボトルが並 ...
 
いろいろ
やってきて
わかったことは
 
まだまだ
これからなんだ
ってこと
 
「求めない」ということは
なんて難しいのだろう…
何をするにしても
私は求めてしまう
愛情を そして感謝を…
ときとしてただ悔しくて
泣いてしまいたいときがある
いや、事実泣いてしまった ...
垣根の灌木の枝は
年じゅう好き勝手にのびるので
つい気を抜くと
目も当てられない状態になる
裁断ばさみで
枝を切り落としながら
つい考え事をして
ざっくり切ってしまうと
枝のあいま ...
泥酔の
おさむ君の夜が
終わらない

蹴るほどに
蹴り返してくる
視線がいたかった

故郷行きの
列車の中
人をなぐったのと
同じ手に
母の大きな
おにぎりがある
長袖の下が
少し湿ってる、朝
君は駅からの道のりを
全速力でひた走る

遅刻は毎日の景色のように
日常を誤信した
人のまなざしとして
君にそそがれた

君の背景に
いつもその人 ...
人として生きている今
僕は薄桃色の言葉を
気付かれぬように
舌の上で転がしている

そっと、さり気無く
普段の言葉の列に
其れを
織り交ぜてしまえれば
いいのに。

伝えたい
...
もう少しでいいから
こっち見てよ

とか言えないけど

もう少しでいいから
あなたを見ていようと
思った

あたしが今
ここから飛び降りても
あなたはあたしを知らない

...
遠くに見える船
その上の地平線
子どもたちは集めた貝をながめて

頬を強く打つ風は
決めたはずのことを
すべて流そうとする

だから必死でもがいてるうちに
意地と
涙と
共存でき ...
わからなくなる

生きているのに

なんで笑うのか なぜに泣くのか

遠ざかっていく

近づきたいのに

答えなのか 拒めるのか


夜に一人

落ち着いてしまう

...
降り続けてる
きらめく雫に
止まらない涙を
混ぜ込んでみた

身体中に
染み込んでゆく
涙の匂いと
冷たい歌に
『淋しい』
そう聞こえた

あまりに鮮明に

ふと空を見上げて
深い蒼をした
瞳を見た
...
蕾のようなあなたを信ずる事

翼の無い少女のあなたを信ずる事

深く潜っていた事で
光を失ったという錯覚は


君のゆるやかな一歩で
打ち砕かれました

僕は僕の中で眠っていた ...
                2008年2月14日完成
{引用=〜チョコレート同盟の皆様の合同作品です。〜}
ほんの少しだけでもと君との接点を持っていたくて
なんてないことない質問をなげかけて ...
しんしんと暮れる
鋪装された畦道
闇は深い
そこだけ光を発して
闇を解かしていた
黄金の小びとたちが住む
断崖のうえの古城のような
冷たく射る巨大建築物の登場
壁は虚飾された白色に塗り ...
おなかが痛くて
おやすみしたという娘が
しょぼくれた眠い目を
こすりながらくれた
カカオ

バレンレーの日と
君が言ったから
誰がなんと言おうと
今日は
バレンレーの日

あた ...
裸の男たちが 松明をかかげ
夜を徹して 雪の上をはしる
燃えさかるのは 暗幕に
連綿とつづく ひとすじの夢  
曙とともに 冬がおわる
同居する姪が言った
はっきりいって
このなまえ、
好きじゃないから
妻はこわばって
なにも言わない
わたしも言わない

テレビのバラエティ番組で
それは最も良心的なうちの一つだった
...
今 ここ 空間座標 ゼロ点に
今 ここ この流れゆく 瞬時の微分!

ここから 全て 始まる

六十七億 個々 各々のゼロ点で
時空は弾けている 進行形

過去のイメージが押し寄せ
...
遠くの方で
電話が鳴っている
わたしはベッドの下の
深いところまで潜って眠っているから
その音に気がついてはいるけれど

電話を取らなくちゃ
わたしはなんとか浮上して
電話を耳に当てる ...
蛍光灯の白い明かり
白と黒に世界を分けて
無機質な
感情の無い人工ライト

ただ僕は堕ちていく
何も掴め無いまま

血色を奪い取る青白い光
白と黒に世界を分けて
有機質の
観念恐怖を持つ人工ライト

...
がたぴし
がたぴし
風の音
夜の
月夜の
風の音

ぴゅうり
ぴゅうりり
隙間風
閉じた
木枠の
隙間風

チャポン
チャポチャン
水の音
積もった
食器に
水の ...
昼に見上げた薄い月の
その不確かな存在感とよく似た
獣が私に住んでいる

恐らくそれはずっと其処で
私に気付かれる事を
待っていたのだろう

それにしても沈黙は余りに長く
お互いの黒 ...
わたしたちを、
平等に迷わせる不規則性


未完成であることだけが
確かな終わりを撫でている

いつもいつも
こぼされてゆく気配のなかに
鵜呑みにされた
わたしたちが
い ...
罪の意識について
イメージが可決する
僕は何もやってない
その意識について
呼吸が破裂する

自らに嘘を付かずに生きていく事かッ!
自らをちゃんと理解していないのに?
ああ、手から離れ ...
冬のホームはつめたくて

なんだかかたくてもこもことしている

しろい流線型がはいってくる

アナウンスとメロディがながれる

岡山から新神戸まで、さあ、約30分だ


ぼくはからだを車内にいれる

...
共感は要らない
それでも君は泣いていた
横たわる誰かの傍で
その誰かの身体が透明になるまで
見守っていたいと

風が身体の中を通り過ぎていく
深々と降り積もる雪
項垂れた肩から滑り落ち ...
嫌なことがあった日。

帰り道は
いつもとちがう道で
寄り道しながら帰った。

そうすれば
新しい発見があって
その日が
いい日になると
思ったからなんだ。
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
yo-yo自由詩7*08/2/15 6:13
スカバン夜恋自由詩008/2/15 3:51
無題2sk俳句208/2/15 2:57
ヴァインケラー智哉自由詩008/2/15 2:37
22次元☆★自由詩1*08/2/15 2:33
「求めない」麻生ゆり自由詩2*08/2/15 2:30
アンテ自由詩708/2/15 2:16
おさむ君について小川 葉自由詩108/2/15 1:51
遅刻自由詩208/2/15 1:34
桜咲AKiHiC...自由詩308/2/15 1:04
無題ひめと自由詩008/2/15 0:21
ひとりでまこと自由詩108/2/15 0:12
本音探究⑤短角牛自由詩008/2/14 23:39
雨歌愛心携帯写真+...3*08/2/14 23:33
藤原有絵自由詩508/2/14 23:15
連詩「Saint Valentine's day」ペポパンプ自由詩9*08/2/14 22:53
不夜城tomtom...自由詩008/2/14 22:52
バレンレーの日佐野権太携帯写真+...28*08/2/14 22:47
そろもん(炎の歌)みつべえ自由詩208/2/14 22:39
脱皮tomtom...自由詩008/2/14 22:38
こころして 晴天に!アハウ自由詩308/2/14 22:34
電話チアーヌ自由詩008/2/14 21:58
人工ライト相羽 柚希携帯写真+...5*08/2/14 21:50
崩壊プル式自由詩6*08/2/14 21:32
昼の月松本 涼自由詩408/2/14 21:28
ジグソーパズル千波 一也自由詩10*08/2/14 21:18
罪の意識狩心自由詩3*08/2/14 20:55
これがぼくらの吉岡ペペロ携帯写真+...108/2/14 20:55
僕らが初めて降り立った あの 大地に狩心自由詩1*08/2/14 20:54
いちにちxたろおx自由詩208/2/14 20:34

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