今に分かる事があるとして
それをどうしてこの瞬間に手に入れようとする
吸い込んだ酸素が抜けていくような
強引に引いた糸が切れていくような
そんな感覚が疎ましい

馳せてみる
...
捨てられるものより捨てられないものの方が多いと気付いて泣いた


流れ星 まばたく暇さえ与えない またたく間にぼくらをスルー


きみのこと嫌いになれると思ってたのに目が合うことが えへへ ...
     一

 細かな枝をつたう幽かな震え
 桧皮色の樹皮を湿らせ
 梢を這う、自動律たる水の脈動 )))
 沁みゆく荒地の渇きへ
  一滴、
 地球システムを孕んだ涙のかたち

...
私は貴方を信じ
ついて行きます。
私の全てをかけて
どんな困難にも耐えます。

だから私だけに
本当の事を話して
人間は弱いもの
人とは二人で支えるもの

どんな屈辱にも
耐えて ...
お別れの手紙もらって読んだ後小さくたたみ無きものにする

伝えたいことは一つも言えなくて雨降り続く日々そこにある

空というワイン飲み干し酔いもせず季節外れの風鈴鳴らす
その日
太陽が沈む頃
魚だった僕たちは陸に上がる
波に運ばれる格好で
砂浜に打ち上げられた僕らの姿は酷く無様で でも
既に閉じた鰓の代わりに
僕たちは出来たばかりの肺を必死 ...
クッキーの詰め合わせみたいに

色とりどりの
ステキな気持ちだけ

味わえたらいいのにな
闇色の街
曖昧なままの息苦しさが
音のなきまま消えてなくなる

自由が見当たらない
闇が隠したまま
高笑いする姿なき悪魔
批評祭開催、というのを読んで
「いいな、」と思った。
でも自分には知識も理論もない。
語るべき言葉を持たない。
第一批評したいものがない。

辞書によると

「「批評」は良い点も悪い点 ...
貴方の言葉が小玉の辺りに浮いている
シーツはやがて真っ赤に染まり
その上にはペランとした貴方の皮だけが乗っていた

ベランダに干しながら
見上げた空には大きな貴方の生首が

すっかり貴方 ...
ぼくのなみだは ぼくのもの
きみのなみだは きみのもの

ぼくら なみだ混ぜあって
混ぜてはみたが 分離して

ぼくら 穴を埋めあって
埋めてまたほら、 穴増えた

譲れないんだ 境 ...
理由なんてなくていい。
根拠なんてなくていい。
自分の勘だけでいい。
まだ世の中は解明されてない。
答えのない世の中に
答えを求めなくていい。
答えはこれから作られる。
各自の勘によって ...
縮む親
氷鏡に
歓喜の子
席を取り
悦は束の間
狸寝入り
「挙手なさい。指名しますから」

 と、言っておきながら先生は今回も、窓の外を憂鬱そうに眺めている由美子を選んだ。
 由美子が渋々立ち上がり音読を始めると、皆が黙って聞く姿勢。まあしかし、一部の ...
「ネット詩fについて」清野無果さん
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=100523


 裂け目を開くために私は頁をめくる。アリストテレスの「詩学」で ...
 子どもの頃「怖かったもの」がたくさんある、チャルメラのラッパ、ギャル、雷に、「かちかち山」の絵本・・・。そんな中で、私が何よもり恐れていたものが天狗のお面であった。
 そのお面は私が六歳のときに暮 ...
僕が君に愛されてるうちに。

死んでしまいたい。
君のココロに、深く大きな
傷が遺れば、
僕が居た証拠にもなるし、
一生愛されるんじゃないかなって、
バカなことも考えちゃう。

この ...
冬木立、腕の隙間を
北西の風が吹きぬける二月
硝子を隔て、
わたしは陽射しを貪る


両の手を
時折、虹色に光る猫の背毛に沿わせ
体温を求めながら
かなしみを忘れるわたし

セー ...
あなたのこかんを


あなたがゆめにでてきた



あなたとくらしてゆくんだろうな



そしてなんどか




あなたをうらぎるんだろうな
おととい日はあちらから昇りました
きのう日はあちらから昇りました
きょう日はあちらから昇りました
きっと
あしたもあちらから朝は訪れるでしょう

この銀杏の葉は枯れ落ちました
...
雪空の静かな朝に胸騒ぎ

屋根の雪日差しに負けぬ強さあり

冬薔薇黒ずんできて美失う
地吹雪が去った夜
夜空に張った薄氷の中に
満月が封じられている

月の光は 
擦りガラスを透した霊安室の灯りのように
歪められ 動かない

風がどこかで身を潜めている雪原で 
針 ...
寂しいときに 幸せに

泣きたいときは 微笑みを

苦しいときこそ 安楽を

寒い冬には 手袋を

去り行く命に いただきます

彼と彼女は さようなら

僕と貴方は こんに ...
今日はそういう気分なんだ

この自己中心的な独り善がりの穴の中で
打ちのめし嘲る姿を眺めたいんだ
俺を哀れだと思ったならそう一生思うが良い
この一瞬は諂う事を諦めて
慰めだけを見 ...
もしもこの部屋の前に
停まっている青いムーブが
もしも白いライフなら
今夜の冷たい布団が湿るほどに
濡れ合えるかもしれない


もしもこの部屋の壁に
飾ってある写真の振り袖が
もしも ...
 時間の過ぎた大きさを
 ときに強烈に感じる事がある
 不思議と馬鹿をやっていた時代に
 さりげなく聴き濡っていた歌
 時代を経た瞬間
 実しやかに去来する空虚感
 一歩も二歩も向こう ...
思えば貴女に求めていたものは
包んでくれた掌の温もりだけに過ぎなかった

十分な言葉を交わしたつもりもなく
ただ何ヶ月か遅れて忍び寄ってきた
心に突き刺さる冬の冷たい空気から
守って欲しか ...
ほらごらんなさい
目の前に
突きつけるよりも

表そうとするだけで
現れてくるものを
さらっと差し出す

もっともっと
深いところに
届くように

根底から
ひっくり返して
...
金魚鉢の中で
赤い魚は
悠々と泳ぐ

赤い魚は
そのまァるい
硝子の中で
壁にぶつかる
真似もしないで
悠々と泳ぐ

赤い魚は
立ち止まって
私のほうを
じっと見ながら
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
「その場所へ」菊尾自由詩008/1/25 20:01
ハイソックス春日短歌9*08/1/25 19:57
炭素循環 ☆atsuch...自由詩13*08/1/25 19:49
もしもこれが本当ならペポパンプ自由詩5*08/1/25 19:41
手紙夏川ゆう短歌108/1/25 18:50
進化の子供たちはUtakat...自由詩008/1/25 18:49
Cookies風音携帯写真+...3*08/1/25 18:48
闇色の街夏川ゆう自由詩008/1/25 17:28
批評祭参加作品「批評によせて」風音散文(批評...4*08/1/25 17:09
貴方の世界N哉自由詩208/1/25 16:24
ぐしゃ愚者そらいろ☆コ...自由詩008/1/25 16:18
発掘美琴自由詩008/1/25 15:54
凍る朝シュガー・ソ...俳句3*08/1/25 15:53
悦か恥か・・・考えてみたいですね川柳2*08/1/25 15:48
山道で蹲る、由美子N哉自由詩3*08/1/25 15:27
批評祭参加作品■ネット詩fの裂け目から2TO散文(批評...308/1/25 14:47
批評祭参加作品■鏡の詩「フィチカ」Rin K散文(批評...19*08/1/25 13:38
創書日和「遺書(仮)。」狠志自由詩108/1/25 13:32
冬の彼方に進路をとれ銀猫自由詩14*08/1/25 13:21
吉岡ペペロ自由詩108/1/25 12:37
きっと川口 掌自由詩8*08/1/25 11:41
雪空夏川ゆう俳句1+08/1/25 7:51
凍った月いねむり猫自由詩408/1/25 4:34
応援歌短角牛自由詩008/1/25 4:27
airheadmaynar...自由詩008/1/25 4:05
もし…なら、智哉自由詩008/1/25 3:57
海と空の間doon自由詩0*08/1/25 2:10
偽りではなかったけれど松本 卓也自由詩108/1/25 1:44
表現yangja...自由詩008/1/25 1:41
賢い魚亜樹自由詩208/1/25 1:34

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加筆訂正:
「ライン」/灯和[08/1/25 19:47]
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6.6sec.