あなたの てのひら
熱くて
ちょっぴり汗をかいている
大きな てのひら
あなたの てのひら
“あったかくて うっとりしちゃうね”
なんて
そっと心 ...
ユキ。
白くやわらかな印象の
ゆき。
冷たく、結晶のままでは儚く
雪。
それは全てを白く覆いつくして
ユキ。
発達した文明も
大いなる自然の前では無力
...
いらないわ
今、おなかいっぱいなの
だからほっといてよ
無理よ
だって全部言い分けだもの
聞けるわけないじゃない
いやよ
聞こえないの?
ほっといてって言ってるの
...
不在はふるえている
{ルビ科白=セリフ}が青く染まるとき
語る言葉をもたない左手で
おまえの一番やわらかいところ
をつなぎ止める
そうだ不在よ
ここにいろ
動くことのない世界でありますように
そう願って魔法をかけた
君が泣かずにすむ世界でありますように
そう望んで背伸びして手を伸ばした
すべてが壊れないように不器用な優しい手で
拒絶を知 ...
四番目の人。
体の意味を求める人たちの群れ。
けれど、二人は違った。
空間に張り詰めたグリッドを使う。
空間のエッジ。表面の張り詰めた2次元。
舞台に描かれたグリット、彼女たちは平面図で ...
こたつにはみかんがあるから
あかねこはまるくなり
さまざまな約束事によって
針が回り続けているのを
ゆるしている
やさしい
そして、かなしい
どうして生きるのか。人はどうして生きなければいけないのか。目的?
僕はこの質問を書きながら途方に暮れる。
答えが無いわけではない。実際何度も結論に達したし、自分の中では
分かって ...
恋という名のジグソーパズル
恋という名の
ジグソーパズル
最終ピースを見つけられずに
世界に繋がっている箱の中を
探していた
いつまでも
誰もが完成させようと
恋のピースを ...
君はみんなに。
僕は君に。
好きだと云おう。
僕は生きているはずがない。
だけど、
いつもの朝焼けの色が、僕の心を負かすから。
生きているのかもしれない。
閉じた瞼に、浴びられるだけの赤を浴びる。
太陽からは血の匂いがする。
...
思ったよりも少なかったやかんの水を
勢いよく蒸気にかえたものだから
紅茶を煮出すにはとてもとても足りなくて
カンカンのやかんが
今朝の水の冷たさにひび割れないか
ビクビクしながら水を足す ...
口を開いたとき、息より先に飛び出した単語が
のどにつかえてむせてしまった
日曜日だから、日はふだんより多くてもいいのに、光が少ない
西高東低でもないのに
仮設テントで、電気の回路を直列 ...
ひとひらのひとことひとはだのいきをふきこみてんにかえすゆきのひに。
ゆくもゆかぬもかわらぬけれどてのひらにつもるきみあめへとかえる。
こおりつくよびつづ ...
外は冬中は真夏で暑苦し
福は内いらないものは全て外
節分や鬼と会話す昼下がり
煙たい夜闇に迷いこんで
妖しげステップに魅せられちゃって
もう自分ではCAN HARDLY CONTROLな
このVERY VERY BEATING HEART LIKE YOUR HEART ...
あたしの大好きな雪がふってきて
あたしの大好きなあなたは、ここにも居ない
雪とあなたと白い街
雪とあたしと白い歌
歌ってた
あなた
聴いてた
あたし
...
日常。
私の航海は5人。
家族が5人、でぼくは生きている。
暗闇に
白い一本のラインが見える。
それは
隙間からこぼれる光だ。
こぼれる光しか、
光と認識し ...
お母さん、いつからだったっけ。
家の冷蔵庫からパックの牛乳は姿を消した。
森永の事件の所為じゃない。値段が高いからじゃない。
お母さんが働きに行くようになって、お兄ちゃんが東京に行って、あたしは ...
私はね
車に乗るとき
音楽を聴いていないと
酔ってしまう
だから
いつも いつも
どんなときでも
ウォークマンだけは
常に持っている
まるで
それなしでは生きていけない
...
「それ」は立ったまま枯れていた
純水の雨が
ビーカーの中で
音もなく
黄砂の舞う海
は 枯れた鉢の上
無数の猫の鳴きまねを
する
唇が暗い空に
浮かんでは消える
...
見上げれば
鳥が
春を連れて来るところ
小さな鳥も
大きな鳥も
次の季節へと
渡っていく
傷ついた鳥が
冬の終わりから飛び立つと
ようやく空は
一面の春
恋する乙女は日常が戦場
化粧の下に素顔を隠し
背筋を伸ばし家を出る
殴り合う戦いは時代遅れ
最近は空気にこっそりと
毒を盛ってしまう
情報に乗っかりながら
関係の上位を狙 ...
指凍る、夜学は冬の季語じゃない
書けば書くほど散らばる言葉
春遠し、けれど夜明けはひしひしと、
両の瞼に重く被さる
わかります
これは魔法の呪文です
解けば不思議の ...
どうぶつの心の内容を覗きみることは、自然科学の領域ではタブーだし、
主観的にそれをやっちゃうと、サイエンスではあり得なくなってしまう。
それはもはやブンガクだ。
どうぶつ奇想天外法だ。
...
もううんざりなのよ
やめて そんな眼であたしを見るの
はじめに愛を囁いたのはあたしだったけど
それはあたしを観てるあなたにじゃないの
分かったようなこと言っちゃって
何? 何様のつもり? ...
節分もほんの少しすれば すぐに
一週間前の食事みたいにわすれていって たまに
雪の上でしめって ふやけた
鬼のお面をみつけて思いだすぐらいなもので
このお面はずぅっと変わらんなぁ
そうやって ...
鍵十字 お前は祈れ あの星を 並べし子らは 目がないだろう
葬列よ 旗を掲げよ 命とも 描いてはならぬ 泣いてもならぬ
凶星に 祈れよ神よ 白痴の子 塔が建つとも お前のではない
戦 ...
このおおきなボールを
うまく投げることができるかな
このおおきなボールを
しっかりキャッチできるかな
さぁ やってみよう
僕たちはくろぐろとした息を吐きながら
紅く焼けた眼球をめぐらし
たそがれたからすの一群を
惜しみ惜しみ見送った
坂と階段の街半ばのこと
ともに見守るおとこのことをすこし
みなが半月と呼 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
てのひら
ちぇしゃ猫
自由詩
1*
08/2/4 16:24
ユキ・雪・ゆき
〃
自由詩
1*
08/2/4 16:19
我侭を言わせて
友子
自由詩
1
08/2/4 15:04
ヌード
しろう
自由詩
1
08/2/4 14:05
ワールズエンド
シギ
自由詩
3
08/2/4 13:47
空間の平面図
ブライアン
自由詩
0*
08/2/4 13:17
あかねこ
しろう
自由詩
1
08/2/4 13:07
どうして生きるのか
JTO
散文(批評...
1*
08/2/4 13:05
恋という名のジグソーパズル
夢乃 綴喜
自由詩
0
08/2/4 12:55
バランス。
狠志
自由詩
1
08/2/4 10:13
happy birthday
凛々椿
自由詩
3
08/2/4 9:28
・・・涙・・・ ・・・・。
シュガー・ソ...
自由詩
7*
08/2/4 8:53
アンダースコアを埋めていく気持ちで
clef
自由詩
2*
08/2/4 8:46
「 ひとひらのひとこと。 」
PULL.
短歌
2*
08/2/4 8:08
鬼
夏川ゆう
俳句
1
08/2/4 7:52
熱帯夜(res.RS5)
mmm
自由詩
1*
08/2/4 4:24
口で溶かして不易な飴玉
猫のひたい撫...
自由詩
2
08/2/4 4:21
いらない
瓜田タカヤ
自由詩
1
08/2/4 4:18
福豆
かのこ
散文(批評...
1
08/2/4 3:47
依存症
mmm
自由詩
0
08/2/4 3:39
雨
佐藤伊織
自由詩
0*
08/2/4 3:14
春
kaori*
自由詩
2
08/2/4 2:17
栄光の下
木屋 亞万
自由詩
1*
08/2/4 1:32
一夜漬け
曳舟
短歌
0
08/2/4 1:13
青虫のキモチになって考えてみました
ツ
散文(批評...
9+*
08/2/4 1:03
独白
はるこ
自由詩
0*
08/2/4 0:52
鬼のお面
たいにぃぼい...
自由詩
1*
08/2/4 0:51
下手ですまん!
奥津 強
短歌
1
08/2/4 0:13
キャッチボール
ユウ
自由詩
0
08/2/4 0:08
たそがれたからす
一般詩人-
自由詩
3*
08/2/3 23:50
5107
5108
5109
5110
5111
5112
5113
5114
5115
5116
5117
5118
5119
5120
5121
5122
5123
5124
5125
5126
5127
5128
5129
5130
5131
5132
5133
5134
5135
5136
5137
5138
5139
5140
5141
5142
5143
5144
5145
5146
5147
加筆訂正:
たそがれたからす
/
一般詩人-
[08/2/4 0:04]
さらにタイトル変更
たそがれたからす
/
一般詩人-
[08/2/3 23:57]
タイトル変更
7.33sec.