君に呼吸をプレゼントしたい
酸素! 凍結!
熱次元のネジ巻き飛行機械
バッサ! バッサ!
落下する卵 割れる風船の寝息
面倒見のいいお婆さんの手が
背中から張り紙を滑り落とした
あと、そ ...
手を叩いて
空を見上げて
バイクの後ろ青い頃
手を叩いて
夕暮れ公園
歌を歌って日暮れごろ
手を叩いて
グラスを割って
涙も滲む漆黒のころ
...
心の水が
ポトリと落ちる
疲れているのかな
冷や汗かいている
ジャズのベース
バスドラムが
癒してくれる
ハートに響く
バーンアウト症候群に
なろうとも
死力を尽くして
...
日々、ニュースを見ていて奇妙に思うのは、殺人事件などで家族を亡くした遺族の中に、インタビューで心境を聞かれて「嫌いな奴が死んでせいせいした」…… とまではいかずとも、「家族が死んでしまって悲しいけれど ...
逃げ出した谷底
には肌寒さがひしめいている
じれったい速度で燃える
一斗缶の中で時折弾ける火
の勢いで灰が舞う
いつかの完璧に高い空では
太陽がトンネルの奥を
照らし出す
ヘッドラ ...
復讐に美を見出すのは、
自分にできないことだから。
像への情に焦がれてもそれは、
自己を満たす為の儀式に他ならない。
愛が欲しいから愛を叫び。
救われたいから救うのだと。
必殺の愛 ...
2ヶ月ぶりに退院したヤツと飲みにいった
とりあえず、おめでとう、と乾杯した
ひさしぶりに元気そうでよかったなと思った
長話。
こないだは、友人たちと鍋をした
男 ...
■漫才と詩
前々から思っていたのだが、漫才もしくはお笑いと多くの詩は似ている。「笑い所」と「感銘を与える表現」が対応しているのだ。芸人は観客を笑わせるために、あの手この手を使う。詩人も、読者に ...
幕末
鎖国の眠りは三百年
時
ガ・タ・リと音を立てて
仕掛け人形が宙を舞うと
あの錦絵に描かれた
土蜘蛛が江戸の巷を闇に乗じて跋扈していた
東京 東京と小さな声で囁いてい ...
午前のグレー
生ギター濡れて
雨の日にはギター
野蛮に一日を剥いでゆく
弾き語りは
聴き語り
のらない日も
のってる日も
晴々する
満ちてくる ...
麦の芽は俯いたまま悩み事
ほんのりと白に染めたる雪化粧
春を待ち株価の行方気にしてる
私の中に言葉はなくて
海を回遊する魚みたいな
私が言葉の中にいる
けれど
世界の中に私はいなくて
キラキラの宇宙をつくる万華鏡に似た
世界が私の中にある
なん ...
何もない空からゼロがふってくる
ならばいくらかマシだったかもしれないけれど
真っ黒な空からはマイナスがふってくる
はっきりとしたベクトル
明確な方向性を持つマイナスが
あたまのうえからふって ...
あのひとの汗は鮎の匂いがした
もしかしたらキュウリウオの匂いだったかもしれないけど
げんみつなことは問わない
鮎はスイカの匂いがして
スイカは汗の匂いがして
汗は鮎の匂いがするのだ
結露に ...
冷たい空気が
そ〜っと首筋の体温を奪い取っていくような、
そんな音を
時々 彼女は吐いた
なんて綺麗な音を出すのだろう、と
僕は
少し気違いな感触を得た
彼女の音は
いつも ...
ここに 空が そして風が 私はここに 光が天に 望みは 何?
時が刻まれ 時が流れ 時が過ぎて 時が来る だから 何?
見あげた空 地を統べる雲 無が有へと変化する 瞬間
想い ...
一.
舞いそこねた息が
蜜擦れしている
まつげのながさは
わたしたちのいのち
二.
等分できないものをささえる
ゆいいつの幕間
背泳される 水は
...
せつな過ぎて 街灯に浮かんで逃げる自分の影に泣けてくる
おれが移動すればおれの影も動く
泣いてても笑ってても 影の表情や温度は変わらん
光の帯となって過ぎ去ってゆく特急列車の通過
おれは野菜と ...
よしこちゃんは ピアノをもっていかなかった
彼女が五十一のとき のこっていたじいさまが死んで
よしこちゃんはもう 親のない子になった
その家は 彼女が大人になる頃に建って
夏と冬の休み ...
勘違い機能も追加!
前スレ
http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=11902
〜引き続き業務連絡〜
現在、ポエム王子、大村浩一様が、 ...
二人の距離を繋ぐのは
考えてみても何も思いつかないけど
僕らは近くにいることは確か
手を伸ばせば触れるほどに
一つのマフラーを分かち合った日々
今更に思い返すのはなぜだろう
君がいなく ...
忘れちまうんだ
大切や 安心や やすらぎやらやら
忘れちまってることを 忘れちまうんだ
忘れちまってることを覚えてても
赤点だって教わったからね
明日は雪が降るというのでーというのは、
半分嘘で、もう半分は
興奮して眠れないので、
深夜から早々に、ヤクザな時間から
夜逃げするみたいに
出発するわけ。
途中、林に囲まれた
コンビ ...
いつからだろう
結婚記念日を気にするようになったのは。
多分2,3年まえから。
それまでは日にちを間違えたり
忘れたり、ごめんね。
きみはちっとも不満顔じゃなかったね。
...
死に満ちたものが
テーブルの上に並び
人もそれに並ぶ
生きた日々を語り合えば
舌平目のように
触れあう肩が懐かしい
記憶の一番懐かしいところで
からだをひるがえし
鰭をたなびか ...
籠の中に閉じ込めた
私が飛び出さないようにと
大事に、大事に、まるで子供と接するように
嗚呼、私はもう大人なのにね
貴女を狂わせたのは私
ほっておけば自殺してしまいそうな
私だから ...
歪んだ亀裂のすきまで舌をころがしている、君よ
君の名は口裂け女だ!
まつした君はすかさず切り返す
ぼくは口は裂けていない
ここはすなわち第二のへそさ
諭すように君はぴんと伸ばした人差し指を
...
ある日小さなねずみが言ったのさ
「大きなチーズはこの奥だ!」
小さなチーズに目もくれず
走り出すねずみ達
ある日またその小さなねずみが言ったのさ
「いまならこのチーズを貸して ...
雨上がりの朝は
木々の葉の上で
雲が作った宝石が
きらきら
きらきらと
輝いている
空の上には
雲が忘れていった
たくさんの子供達が
朝日を浴びて
七色に輝いている
その ...
嘘だと思うなら、
止まった砂時計を叩き割ってみりゃいい。
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ネジ巻き飛行機械
狩心
自由詩
3*
08/1/24 13:35
幸せなら?
猫のひたい撫...
自由詩
0
08/1/24 13:04
水
ペポパンプ
自由詩
5*
08/1/24 12:38
ニュースを見ていて思う事など
塩水和音
散文(批評...
3*
08/1/24 12:13
低い太陽(重機人間ユンボルより)
月見里司
自由詩
0
08/1/24 12:08
未完成な僕たちよ、どうして完成形に憧れた? そも、完成形とは ...
がんも
自由詩
0
08/1/24 11:53
死んだアイツのことなんて、どうでもいいと思っていた
わら
自由詩
29*
08/1/24 11:48
批評祭参加作品■雑記1
葉leaf
散文(批評...
1
08/1/24 10:55
土蜘蛛
アハウ
自由詩
1
08/1/24 10:23
雨の日には
吉岡ペペロ
自由詩
0
08/1/24 9:33
雪化粧
夏川ゆう
俳句
1
08/1/24 7:52
回遊魚のカレイドスコープ
相良ゆう
自由詩
1
08/1/24 7:45
ベクトル
佐々宝砂
自由詩
5
08/1/24 3:53
雨の匂い
〃
自由詩
2
08/1/24 3:52
こおりの音
麒麟
自由詩
0
08/1/24 3:47
咎人
イシ
自由詩
1*
08/1/24 3:18
断片集「追水」
簑田伶子
自由詩
18*
08/1/24 1:45
穴を掘れ
カンチェルス...
自由詩
3
08/1/24 1:37
よしこちゃんのピアノ
縞田みやぎ
自由詩
8*
08/1/24 1:09
聞き違い見間違い・・・そして勘違い&だじゃれスレッド2
過去ログ倉庫
08/1/24 0:50
雪
海月
自由詩
1
08/1/24 0:46
空の彼方のその下で
短角牛
自由詩
0
08/1/24 0:27
[:Runnin'
プテラノドン
自由詩
1
08/1/24 0:24
父より
風花
自由詩
0
08/1/24 0:19
舌平目
小川 葉
自由詩
3
08/1/23 23:45
母へ
三奈
自由詩
4
08/1/23 23:29
新姓:まつした
加藤泰清
自由詩
1
08/1/23 23:25
ねずみ
ark-ey...
自由詩
3*
08/1/23 21:15
雨上がりの朝は
高嶺 遥子
自由詩
6*
08/1/23 21:15
永遠は飴玉さ
プテラノドン
自由詩
3
08/1/23 20:35
5127
5128
5129
5130
5131
5132
5133
5134
5135
5136
5137
5138
5139
5140
5141
5142
5143
5144
5145
5146
5147
5148
5149
5150
5151
5152
5153
5154
5155
5156
5157
5158
5159
5160
5161
5162
5163
5164
5165
5166
5167
加筆訂正:
よしこちゃんのピアノ
/
縞田みやぎ
[08/1/24 1:12]
算用数字を漢用数字に。
6.36sec.