ねむいのに
目をとじればねむれるはずなのに
そばにケータイがあるから
彼におやすみのメールをしてしまう
返信が来るまでお気に入りのページでもながめよう
いつか私もケータイ小説とか書いてみよう ...
結局は変わってしまう
何もかも変わってしまう
僕は悲しみを失った
いくつもの
涙を超えて歩いてきたから
結局は壊れてしまう
何もかも壊れてしまう
僕は ...
せりなずなもはや野山で得れぬものあかぎれ知らぬ手の買う七草
母の言うごぎょうはこべら忘れればいっそ帰れよ病で家に
白がゆで満ちる鍋こそほとけのざ黄色の匙で母から子へと
いぢわるをする ...
久しぶりの屋台
2人で食べるお好み焼きひとつ
分け合ってあつあつを頬張った
マヨつける?
ソースもっとかける?
何気ないことばも
すごくあたたかで
こんな瞬間
あっとい ...
遠く
遥かに
蜃気楼を見たようなそんなグレイの記憶ばかりなのに
突然蘇る
カラフルすぎる
思い出
あまりにもリアルで
あまりにも鮮やかで
だからわたしは
「ほらっ」
あっちこっちから聞こえてくるでしょう?
あのすっかりやせ細ってしまった枯れ木の根っこのあたりから
その足元の凍えて背筋をピンッと伸ばしてる土の隙間から
相手を押しのけ押しの ...
なんとなくなんだけど
窓を開けるのが怖くて
窓は全部額縁で隠したの
ほんとは外を見たいし
日光浴や散歩もしてみたいけれど
まだ怖いから
かわりに
昨日窓 ...
何をどこに忘れたのですか?
駅の係員は開いた記録簿に目を落とし尋ねた
普段から乗りなれた通勤電車
それなのに今夜は何かが確かに違っていた
勧められるまま飲んでしまった新年会
赤ら顔の同僚 ...
年賀状の
返事を出しに
近所を歩く
遠くに見える
赤いポストの頭に
新年の日が映り
うっすら後光が
射していた
かけがえのない人々の
名を記した年賀状を
輪ゴム ...
口ずさむ歌も亡くして冬の海に君を葬る(雪降り止まず)
ウエディングドレスの尻尾に水色のポストイットで貼れ祝婚歌
少年よゆめゆめ忘るることなかれ『御婦人はみな理不尽である』
これはつ ...
{引用=
冷たく冴えた月光に
白く抑えつけられて
家並みは動かない
家並みの間を
老いた野良犬が
痩せた影を落とし
トコトコと 走る
( この ...
ロック吠アグラ、勃ちっぱなしロック、
スタンディングオベーション、
スタンディングマスタベーション、
スタンディングバック、スタバ、
後ろから、貫け、
その、鈍く、光る、
包丁 ...
真紅の薔薇が日々を分光する
赤/黄/緑/青
その赤だけを銀のスプーンで掬って
ボロネーゼソースに仕立てる
ヒヤシンス絆す忘国の姫君は
黒髪を手櫛で梳くように
カペリーニを茹で上 ...
親指でしか語れなくなった
指先が覚えてしまったのだ
無機質な凹凸に触れるだけで
整然とした文字が手に入ることを
まっさらな紙の緊張や
そこに落ちるイビツな文字
との格闘も捨 ...
道を歩く
たとえば都会の中の
南北に良く延びた
見通しの良い、ゆるい起伏のある道
道の両脇に少し、窪地のように
段差を持って民家の屋根が見え
ちょうど腰の辺りにゆれている鍵束の
しゃんし ...
ある日彼は突然発狂した。そのとき私は彼と一緒に部屋にいた。突然彼は自分の眼球をえぐりだしたのだ。数時間の苦しみの後彼は息絶えた。もはや彼はいない。私の唯一の友人だった。率直に言って残念なことだ。彼の魅 ...
やっぱり一人じゃないんだね
帰るところをくれる人たちがいる
胸を張って言える "居場所がある"と
そんなシリアスな気づきは
涙が出るほど笑ったと ...
あの頃の夜景は大きくて
今じゃ気づかない
靴底と背比 ...
さらさらと
お前は何しに来た
こんこんと
お前は何を話しにきた
しんしんと
お前は何を聴きにきた
さらさらと
また人々の掌に舞い降りてきた
...
初めての 君と俺が一緒に写ってる写真
一緒に遊園地に遊びに行ったときの写真
君がつけているストラップは誕生日に俺があげんたんだ
{引用=
う そ だ よ
}
...
食べかけにしたのは飽きたから
ワガママな性格を許してよ
よく笑うのはよく笑う娘を可愛く思えるから
本質?裏側なんて汚いだけ
甘美な人が何よりも好きなだけ
弱さを売りにするつもり ...
一、たらちね
ふるさとの町は
訪れるたびに輪郭を変えてゆく
けれど
夕暮れどきに帰りつけば
あいも変わらぬ暖かさで
湯気の向うから微笑みをくれる
あの人のおかえり
ただいま、と ...
裏切りはやがて 憎しみへと
色を変える 亀裂が入るは
この心 その奥
優しく疼く
思い出が砕けて 散って
床できらきら光る
ひとつ、拾い上げれば
頬を伝う 冷たい涙
どうして ...
面白人生講話
二つのメソド、つまり方策がある。リストアップ法と丼勘定法である。私達の携わる宗教では、戸別訪問による信者獲得の取り決めがある。聖書によると、伝える者がいないと聞く者がい ...
夕方、
神様が道路にしゃがんで蝋石で車の絵を描いている、
ぶーぶーぶー。。。
僕を見離した神さまが、ロケットとか、飛行機とかを描いている、
びいーん、びーん、びいーん。。。
僕にはよくわ ...
わたし、
だからうまれたの
きゅうたいのいのちに
いくどとなく
はもんがつたうとき
わたしは
すいてきになる
そのあと、
またいのちになる
からめるいとは
...
直感で伝えようとして
反れる
裏側にマーガリンを塗る
どちらが正しい
どちらとも言えなくて
また
無邪気に君は笑う
それはほんとなのかな
小さく ...
小鳥を逃がした事がある
さみしい時に啼いてくれたのに
鳥籠にいる姿がかなしくて
僕の目の届かない世界まで遠くへやって
今もふとすると胸うちで啼いている
傷ついたその折れた翼で
...
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造船家の仕事部屋は紙と鉛筆と分割器が置いてあるだけだ
そして窓の夕暮れの光 ...
遠い風の透けた
銀のしずくが
{ルビ月影=つきかげ}おぼろにひびいて
さびしく薫る
ぬれた黒髪
結いあげる白い手
静かすぎる吐息の重さは
うつろな視線の光
映る予感の静寂が ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
バイブレーション
壺内モモ子
自由詩
1
08/1/7 23:18
change and break
ピート
自由詩
0
08/1/7 23:09
これぞななくさ
亜樹
短歌
0
08/1/7 23:09
広島焼き
風音
携帯写真+...
2*
08/1/7 22:50
Colorfull
〃
携帯写真+...
2*
08/1/7 22:49
「ほらっ♪」
もこもこわた...
自由詩
1*
08/1/7 22:00
窓の外 窓の中 窓の絵
れんげ
自由詩
1
08/1/7 21:42
忘れもの
恋月 ぴの
自由詩
31*
08/1/7 21:39
投函の間
服部 剛
自由詩
3
08/1/7 20:39
忘れた頃に雑詠
山田せばすち...
短歌
2*
08/1/7 20:23
冬の夜のスケッチ
まどろむ海月
自由詩
8*
08/1/7 20:21
ロッキンポにつけるクスリ
虹村 凌
自由詩
0*
08/1/7 20:19
オルソクロマティック
しろう
自由詩
1*
08/1/7 20:02
メール症候群
渡 ひろこ
自由詩
29*
08/1/7 19:40
mahirunoyumearuki
水町綜助
自由詩
8*
08/1/7 19:30
聖性、冬、機械
ケンディ
散文(批評...
2*
08/1/7 18:54
spell
哀音
自由詩
3
08/1/7 18:51
幼い頃
つちやしほ
携帯写真+...
1
08/1/7 18:35
雪
乱太郎
自由詩
20*
08/1/7 18:34
夢恋
fuji
自由詩
1
08/1/7 17:44
「girlie」
菊尾
自由詩
0*
08/1/7 17:44
春へ
佐野権太
自由詩
13*
08/1/7 17:32
月色飽和液
AKiHiC...
自由詩
1
08/1/7 17:06
面白人生講話(8)
生田 稔
散文(批評...
3
08/1/7 16:43
夕方
m.qyi
自由詩
5
08/1/7 16:06
ふぉんでゅ
山中 烏流
自由詩
12*
08/1/7 15:38
アイキュー
ノウム
自由詩
1
08/1/7 15:27
Loneliness
石瀬琳々
自由詩
22*
08/1/7 14:00
造船家
音阿弥花三郎
自由詩
1
08/1/7 13:16
うすげしょう
こしごえ
自由詩
13*
08/1/7 10:17
5094
5095
5096
5097
5098
5099
5100
5101
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5103
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5107
5108
5109
5110
5111
5112
5113
5114
5115
5116
5117
5118
5119
5120
5121
5122
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5130
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5133
5134
7.07sec.