大好きな詩人がいた。
その人の詩は
とても好きだった。
最近
その詩人が男の人ではなく
女の人だということ知った。
少し驚いた。
男の人だと思っていた。
男の人の詩だと ...
こんな寒い朝には
土星の輪っかをお茶漬けにして食べてみたい
アツアツの白いご飯に
パラパラパラ
(梅干も添えとこ)
それらは
真空にうかぶ
ドリームアイランド
マトリョーシカ人形のよう ...
080215
使えなくなった乾電池
を
屋根の上に放り投げ
お日さまの光に曝し
もう一度電気を作らせる
屋根の上の太陽電池
馴れた作業を推し進め ...
Xが私
Yが貴方でZは君
貴方は私を未だに好き
でも私は貴方が嫌い
もう終わった恋
私は君を未だに好き
でも君は私が嫌い
もう終わった恋
どちらも終わった恋 ...
しんしんと、雪が降る。あたしの悲鳴を掻
き消すように。しんしんと、雪が降る。あた
し、とやつらの罪を隠す、ために。しんしん、
しんしん。と、罪深く。
雪が、降る。
...
夜しか会わないふたりだから
裸でしかさけべない愛だから
不倫だろうと純愛だろうと
互いにさびしいふりをして
互いを途方に暮れさせてた
しなびたゴムに白が溜まる
...
メール打つ君の心は雪のよう
早歩き寒椿だけ目に残る
まだ早いパスタに乗せる春の色
荒れ狂う心のように叩きつけた
怖ろしさも 明け方の空には敵わない と
逃げて行った
BLIZZARD
それほどの心にも伝っていたのね 窓で解けて
固まっている 忘れ物
...
夢のなかの
無口な祖父のように
窓が
そっと近づいてくることがある
いつも同じ景色ばかり見ている
だから
無表情のままで
風のような息をしている
私は窓を見る
いや ...
バババ、飛べ
ここ、神様のいるとここえ
懺悔しな、後悔は残すな
落ちろ、飛べ。
何にもかわらない
落ちろ、実感できる
いのちがわかる
ゴムにぶら下がった人生を
実感してろ
何も変 ...
ねぇ‥? うん。 冷たい風が 縮める距離
誕生日に買った赤ワイン
クリスマスに買ったスパークリングワイン
お正月に買った白ワイン
バレンタインに買ったロゼ
一人暮らしのワンルームで
ワインセラーができるほど
リボンつきのボトルが並 ...
いろいろ
やってきて
わかったことは
まだまだ
これからなんだ
ってこと
「求めない」ということは
なんて難しいのだろう…
何をするにしても
私は求めてしまう
愛情を そして感謝を…
ときとしてただ悔しくて
泣いてしまいたいときがある
いや、事実泣いてしまった ...
垣根の灌木の枝は
年じゅう好き勝手にのびるので
つい気を抜くと
目も当てられない状態になる
裁断ばさみで
枝を切り落としながら
つい考え事をして
ざっくり切ってしまうと
枝のあいま ...
泥酔の
おさむ君の夜が
終わらない
蹴るほどに
蹴り返してくる
視線がいたかった
故郷行きの
列車の中
人をなぐったのと
同じ手に
母の大きな
おにぎりがある
長袖の下が
少し湿ってる、朝
君は駅からの道のりを
全速力でひた走る
遅刻は毎日の景色のように
日常を誤信した
人のまなざしとして
君にそそがれた
君の背景に
いつもその人 ...
人として生きている今
僕は薄桃色の言葉を
気付かれぬように
舌の上で転がしている
そっと、さり気無く
普段の言葉の列に
其れを
織り交ぜてしまえれば
いいのに。
伝えたい
...
もう少しでいいから
こっち見てよ
とか言えないけど
もう少しでいいから
あなたを見ていようと
思った
あたしが今
ここから飛び降りても
あなたはあたしを知らない
...
遠くに見える船
その上の地平線
子どもたちは集めた貝をながめて
頬を強く打つ風は
決めたはずのことを
すべて流そうとする
だから必死でもがいてるうちに
意地と
涙と
共存でき ...
わからなくなる
生きているのに
なんで笑うのか なぜに泣くのか
遠ざかっていく
近づきたいのに
答えなのか 拒めるのか
夜に一人
落ち着いてしまう
...
降り続けてる
きらめく雫に
止まらない涙を
混ぜ込んでみた
身体中に
染み込んでゆく
涙の匂いと
冷たい歌に
『淋しい』
そう聞こえた
あまりに鮮明に
ふと空を見上げて
深い蒼をした
瞳を見た
...
蕾のようなあなたを信ずる事
翼の無い少女のあなたを信ずる事
深く潜っていた事で
光を失ったという錯覚は
今
君のゆるやかな一歩で
打ち砕かれました
僕は僕の中で眠っていた ...
2008年2月14日完成
{引用=〜チョコレート同盟の皆様の合同作品です。〜}
ほんの少しだけでもと君との接点を持っていたくて
なんてないことない質問をなげかけて ...
しんしんと暮れる
鋪装された畦道
闇は深い
そこだけ光を発して
闇を解かしていた
黄金の小びとたちが住む
断崖のうえの古城のような
冷たく射る巨大建築物の登場
壁は虚飾された白色に塗り ...
おなかが痛くて
おやすみしたという娘が
しょぼくれた眠い目を
こすりながらくれた
カカオ
バレンレーの日と
君が言ったから
誰がなんと言おうと
今日は
バレンレーの日
あた ...
裸の男たちが 松明をかかげ
夜を徹して 雪の上をはしる
燃えさかるのは 暗幕に
連綿とつづく ひとすじの夢
曙とともに 冬がおわる
同居する姪が言った
はっきりいって
このなまえ、
好きじゃないから
妻はこわばって
なにも言わない
わたしも言わない
テレビのバラエティ番組で
それは最も良心的なうちの一つだった
...
今 ここ 空間座標 ゼロ点に
今 ここ この流れゆく 瞬時の微分!
ここから 全て 始まる
六十七億 個々 各々のゼロ点で
時空は弾けている 進行形
過去のイメージが押し寄せ
...
遠くの方で
電話が鳴っている
わたしはベッドの下の
深いところまで潜って眠っているから
その音に気がついてはいるけれど
電話を取らなくちゃ
わたしはなんとか浮上して
電話を耳に当てる ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
視点
xたろおx
自由詩
0
08/2/15 10:14
お茶漬け
fomalh...
自由詩
1
08/2/15 9:50
乾電池
あおば
自由詩
1*
08/2/15 9:01
例えばXYZとして
相羽 柚希
自由詩
1*
08/2/15 8:14
「 いつか、どこかで春が。 」
PULL.
自由詩
2*
08/2/15 7:54
朝の別れ
吉岡ペペロ
自由詩
4
08/2/15 7:33
早歩き
夏川ゆう
俳句
0
08/2/15 7:33
BLIZZARD
ひより
自由詩
0*
08/2/15 7:30
窓
yo-yo
自由詩
7*
08/2/15 6:13
スカバン
夜恋
自由詩
0
08/2/15 3:51
無題2
sk
俳句
2
08/2/15 2:57
ヴァインケラー
智哉
自由詩
0
08/2/15 2:37
22
次元☆★
自由詩
1*
08/2/15 2:33
「求めない」
麻生ゆり
自由詩
2*
08/2/15 2:30
枝
アンテ
自由詩
7
08/2/15 2:16
おさむ君について
小川 葉
自由詩
1
08/2/15 1:51
遅刻
〃
自由詩
2
08/2/15 1:34
桜咲
AKiHiC...
自由詩
3
08/2/15 1:04
無題
ひめと
自由詩
0
08/2/15 0:21
ひとりで
まこと
自由詩
1
08/2/15 0:12
本音探究⑤
短角牛
自由詩
0
08/2/14 23:39
雨歌
愛心
携帯写真+...
3*
08/2/14 23:33
蕾
藤原有絵
自由詩
5
08/2/14 23:15
連詩「Saint Valentine's day」
ペポパンプ
自由詩
9*
08/2/14 22:53
不夜城
tomtom...
自由詩
0
08/2/14 22:52
バレンレーの日
佐野権太
携帯写真+...
28*
08/2/14 22:47
そろもん(炎の歌)
みつべえ
自由詩
2
08/2/14 22:39
脱皮
tomtom...
自由詩
0
08/2/14 22:38
こころして 晴天に!
アハウ
自由詩
3
08/2/14 22:34
電話
チアーヌ
自由詩
0
08/2/14 21:58
5091
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6.35sec.