中国の森の
奥深く
誰も見た事の
ない、動物がいた。
空を飛び
川を泳ぎ
馬のように走り
変幻自在だった。
サルノコシカケを
食べていた
それでも幸せだった。
四千年生き ...
誰がどんな文脈で発した言葉なのかもすっかり忘れてしまったのですが、とても印象に残っている言葉があります。
「あらゆるものはあいまいです。それを正確にしようとするまではそうと気づかないくらいに。
そ ...
いま
この瞬間は
もう
何も
いらないね
あなたは
そんなもの
ないって笑ったけど
ほら
あったでしょ
なないろのばら
悲しみのいろ
憎しみのいろ
そんないろしか
思いつかない
自分がきらい
そう言ったら
ほら
これは
喜びのいろ
...
小春日和だ。賑わう公園ーそこに、
ナポレオンが真っ赤な気球に乗ってやってくる。
しかし、じきに見えなくなった。
子供がその手を放したから。
そしたら今度は、別の子供が
同い年の父親が眠る真っ ...
あたしとあなたの
境界線、
なくなる
自由って枷をかけて
自由って檻に入って
ふたりであそぼう
ふたりでじゃれあおう
きっと
あなたとあたしの
境界線、
なくなるか ...
おいらは孤独な道化師
ホームレス、ネットカフェで
寝泊りして
その日暮し
夢なんてない
腹いっぱい食べてみたい
人の役に立ちたい
何も悪い事はしていないのに
寒さで錯乱状態の仲 ...
振り子は チッ チッ チィー
奴らは魔法を使うんだ
言霊 音霊 自由に操り マリオネット
エレキの弦は ビィーン ビィーン ビン
舞踊の魔術はお手の物
あなたの言葉に染め上げて!天馬 い ...
虫のいどころでも悪いのか
いつまでも押し黙ったままで
あなたはテレビの画面を眺めるでもなく
そっと箸を置く
テレビのなかには
つまらないギャグに笑い転げる顔があり
テレビのそとには
...
「あすこの山の頂上に
一番綺麗なものがあるの
赤だったと思うけど
いつぶりにみるのか
あたし、忘れちゃった」
「否めないね」、とゆった
あなたの
いじましい微笑み
明けてゆく
...
ピアノの旋律
耳にこだまし
ガラスのレンズごし
僕を照らす
冷たい指先
氷の瞳は
永遠に伏せられ
夜の女王
来たり
一本の線をひいては
また消して
ひとつの点を描いては
また塗りつぶし
汚れたページの
白を
じっと見つめる
ため息
笑っている
見下ろされて恥ずかしくなる
毎日は
知らないところで進んでいた
取り残されたような寂しさが
独りぼっちみたいで悲しかった
あの、
昼間に薄く青くなる
広大な陰 ...
空をさす小枝のような
父の指に
赤とんぼがとまる
お父さん
声をかけると
赤とんぼを残して
父は飛んでいってしまった
驚かせるつもりなんてなかった
いい年をして、と
笑われるか ...
朝の七時に電話が鳴るのは
たいていの場合
良い報せではない
+
受話器の向こう側で
母が
お父さん、昨日の夜、シンキンコーソクで、
と
妙に軽やかな声で言った
...
たとえばいつか
時計の針が十五時を指したら
南向きの窓辺に腰をおろし
熱いミントティーを飲む
白壁とコバルトブルーのきらめく
シティ・ブ・サイドのカフェにいるように
乾いた風が吹いたら
...
自動車の走る音が
強くなり弱くなり
いくつも重なり合いながら
都市の柔らかな肉声として
アスファルトの上を満たす海として
ビルに押し寄せては砕けていく
ヘッドライトの百鬼夜行
ライト ...
写真にない記憶の中で
四つ葉のクローバーというものを
探し当てた
四つという概念に覚えがあり
クローバーというものをすでに知っていた
だからこれが
初めての記憶ではなかったのだろうが
初 ...
夜は泣いている
あの星の輝きは涙の輝き
青い瞳の奥底からあふれて来る
真珠のような涙の輝き
あちらこちらで涙を浮かべた
悲しい少女の星よ
なぜに夜に泣くのか
この静けさの中で息を殺して
...
この地上に暗い轍をのこして
あかるい陽射しに出会いにゆく
雨の日のグレーな景色に
甘くて重い日常が
扉をひらいて現れている
繰り返し見てきた
それは冷たい湯のよ ...
俺は八名信夫から勇気を学んだ
「まずい〜、もう1杯!」
この言葉は困難にも積極的に立ち向かう強さを示している
その先にはきっといいことがあるんだと
八名は体を張って教えてくれたのだ
「まずい ...
おれの友達なら「地球の時転だって、おっさんのくしゃみだって、ぜんぶ詩なんだぜ」って言うだろう。そう言った後で「おれは全然そう思わないけど」と付け足すに違いない。
◇
日本列島が歯車を剥 ...
ほら、ごらん、寒さのなかのひだまりが「僕に帰れ」と言っているんだ
そうだねえ、最後に見たのはいつだろう。街に消される私の影を
その風の強さを不意に迎え撃つ、来たのね、春が、猛スピードで ...
むずがゆい 言葉を 一つしたためて
咀嚼したのさ 春の日を
町はあきらかに 浮ついていて
力を抜けよと 僕に言う
言葉の力は弱いんだ
でもそれは時と場合によるんじゃないか
かすかな希望 ...
ユダは考え深かった
海野小十郎
いろいろ考えたんだが、結局のところユダというイエスの反逆の弟子といわれている使徒ユダは、非常に考えの深い個性ある人格だったのではないかとい ...
頭痛でも笑ってなごませている
乙女さを兼ね備えた剣
身を切るほど抱いていたい
かなしみ、こんにちは
すべてが、かこになる
おもいでを わらってもいい
すきとおる 君は翠
...
冬だから冬だからこそ人恋しい
ゴミ捨ても億劫になる雪の朝
冬桜何だか元気ないみたい
愛おしいひとからの糸が垂れてくるのでそ
れをするすると引っぱっていると空がほどけ
てすっからかんの空になってしまい空の上の
ひとに「なにを考えているんだ」と怒ら ...
ある人は
上手にすくったものを
目を細めて ごくごく
ある人は
上手にすくったものを
パンにつけて ぱくぱく
ある人は
上手にすくったものを
塗りたくって べたべた
未だ ...
常々思いますのは、いつしかのあなたに会いたいということだけなんです
それだけの女なのでしょうか
過去に引きずられている私は無様でしょうか
笑いたいのならば笑って下さい
それを見て私もきっと笑顔 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
長寿
ペポパンプ
自由詩
8*
08/1/29 18:50
風潮と予定調和(ニュースを見ていて思うことなど)
塩水和音
散文(批評...
1+*
08/1/29 18:31
空があるから
風音
携帯写真+...
2*
08/1/29 17:50
なないろのばら
〃
携帯写真+...
4*
08/1/29 17:49
風船のある光景
プテラノドン
自由詩
3
08/1/29 17:45
境界線、なくなれば
風音
自由詩
1*
08/1/29 17:33
貧乏仕事無し
ペポパンプ
自由詩
8*
08/1/29 17:27
シャラップ! お歌の・・//
アハウ
自由詩
0
08/1/29 17:14
ささくれたひと
恋月 ぴの
自由詩
23*
08/1/29 15:40
I
ぬ
自由詩
2
08/1/29 15:05
夜の女王
由志キョウス...
自由詩
2
08/1/29 15:01
メランコリー
〃
自由詩
2
08/1/29 14:59
簡単に空を空とは呼びたくない
小原あき
自由詩
12*
08/1/29 14:56
赤とんぼ
たもつ
自由詩
29
08/1/29 14:33
シンキンコーソク
大覚アキラ
自由詩
3
08/1/29 14:26
たとえばいつか
石瀬琳々
自由詩
7*
08/1/29 13:40
夜
葉leaf
自由詩
6
08/1/29 13:20
未詩/独白/告白
佐々木妖精
自由詩
5*
08/1/29 12:43
夜は泣いている
未有花
自由詩
8*
08/1/29 12:06
地上にて
吉岡ペペロ
自由詩
1
08/1/29 11:44
八名信夫
新守山ダダマ
自由詩
1
08/1/29 11:27
カルマちゃん
N哉
自由詩
3
08/1/29 10:59
猛スピードで、春が
たにがわR
短歌
5*
08/1/29 10:33
夢うつつ
sk
自由詩
1
08/1/29 10:01
ユダは考え深かった。
生田 稔
散文(批評...
3*
08/1/29 9:53
翠の剣
唐草フウ
自由詩
4*
08/1/29 8:04
冬桜
夏川ゆう
俳句
1
08/1/29 8:02
「 いとおしいいと。 」
PULL.
自由詩
5*
08/1/29 7:04
黒糖とプリン
FUBAR
自由詩
9*
08/1/29 6:05
これから少し、嘘をつきます
無知アコ
自由詩
1*
08/1/29 5:30
5117
5118
5119
5120
5121
5122
5123
5124
5125
5126
5127
5128
5129
5130
5131
5132
5133
5134
5135
5136
5137
5138
5139
5140
5141
5142
5143
5144
5145
5146
5147
5148
5149
5150
5151
5152
5153
5154
5155
5156
5157
加筆訂正:
「 いとおしいいと。 」
/
PULL.
[08/1/29 7:26]
とても恥ずかしい脱字を発見。
5.29sec.