呼び声が
何処からか聞こえるような
そんな日に立ち止まると いつも
湿った空気を感じるのは
何故だろう
どうでもいいことさえ
何かの力を帯びていて
私は今日も
精 ...
ピンクのシャドウは
煌めきと愛らしさを
ピンクのグロスは
潤いと艶やかさを
一瞬のわたしを創り出す
Jewelな空の下
ちりばめられた箱の中で
ピンクのグラスを傾ける
...
哀しくなったとき
寂しくなったとき
僕はこの丘の上に立ってみる
海風が吹き抜けるこの丘に
大いなるこの海の
ゆれる水平線のあたりに
探し続けた言葉が漂っているの ...
−僕らは靴底で知らなくちゃならない。
「その靴は、
玄関から開放されることを自ら拒否した。
そして、もう片方は、
ショウウインドウのマネキンの指に
引っかかっている。」
もう一度、 ...
仕事帰りのバスに乗り
すいていたので
座ったぼくの隣りに
いつも背負うリュックを置いた
よけいなことはなにもいわず
いつもいっしょにいてくれる
友達のように思え
あ ...
しゃぼんだま
ビーズ
ガラスのこもの
風のささやき
水の滴り、しずく
お日さまのひかり
透ける葉のみどり
・・・・
...
ごめんねって
泣けばよかった
あの{ルビ瞬間=とき}に
いつかきっと
そう思う日が来る
空色のアンブレラだけを携えて田んぼの中を無限に進む
図書館でお勤め始める母さんに「いち早く借りてきてよね 太宰の新刊」
赤い爪とそれが持つ黄ばんだ『人間失格』のコンビをずっとずっと ...
冬色に
汚れた葉々を
雨がかき消す
まるで
きたないものなど
ないかのごとくに
コンコースに響く
着メロの不協和音
スモッグの下
クラクションの多重奏
熱帯魚たちは
濁った街を泳ぎ
あちこちに転がる
温んだ水にまどろむ
浅い眠りの透 ...
生まれ変わったら
あなたの家のそばの
電柱の脇
段ボール箱に捨てられた
白い雪のような猫になるの
あなたはすこし困ったような顔で
にゃあとなくあたしを拾い上げるわ
赤いプレゼント箱は ...
雪は無機質で
結晶構造を
持っているから
鉱物に分類されることも
あるんだってさ
そしたら世界で一番
優しい鉱物は
雪かもしれないね
今はま ...
「June bride」という言葉が好き
その言葉の深い意味を知った時
憧れを抱いたワタシ
お互い結婚を意識していても
何処か踏み込めないものがある
あなたに対しての迷いはない ...
飾らずにいられるなら──
それはそれで楽しい。
本当の自分になれる
…と思うんだけど。
飾らずにいられないから
飾って
偽って
自分自身に嘘をつく。
そんな自分が嫌で
...
あのこのことがすきなの、
て君は笑って
そうなんだ、
てあたしはうつむいた
君は気付かない
うつむいたあたしに
目が合った瞬間、恋におちたの。
そう言って笑う君はかわいいけ ...
血管の透けた腕で宙を掻く
昼だって夜だって迷子のままで
叫び疲れて後はもう誰かの掃除を待つだけ
そいつに頭が均されても別になんとも思わない
白けた夢の端っこで小人が踊っている
...
食べ物には嘘が満ちている
でも詩には嘘がない
詩人が嘘つきでも 詩は嘘をつかない
いや嘘か本当かなんて本当はどうでもいい
嘘でもいいから希望を 与えるのが詩だ
言葉はどんな食べ物よりも深い味 ...
きみに偽ろう
なだらかで甘美な世界を
わたしだけが作り出せるのだと。
きみがわたしの隣で満足そうに頬笑むのが見たいのだ。
わたしは道化
きみが見るもの全ての前に立ちはだかり踊る
...
背中に波紋がひろがって
さかながまずしい
呼吸をしている
ふりむいた目の底で
大きな鋏のザリガニが
餌をつかまえてる
僕はあなたの胸に飛びこんで
懐かしいいのちの水の中
ど ...
海野小十郎
きみ子 宮房さのみ作曲
海野小十郎作詞
停留所、待っていた君の
横顔、どうしたの
待っていたんです
さっきから
とっても嬉しかったん ...
きのうは最新のマーケティング理論を勉強しに
東京のどうってことのないホテルで缶詰だった
きょうはといえば九州は博多から南下している
じぶんを焚きつけて燃やして仲間を焚きつける
...
{引用=
いつまでも白でいたいと言ったから、代わりに黒でいようと思った。
熱にうかされて追いかけた影
幸せだったか思い出せない
金平糖を噛み砕く癖・紫煙を燻らせる仕 ...
懷かしき潮流れ込む如月の透かせば碧きステンドグラス
人波に押されし君が目に留まるふららこゆるるふらここゆるる
筆無精してをりまするわたくしの指はタイプに吸ひついてをり
たま風に打たれて昇る瀧の夜 ...
ほどけて溶けるように降り注ぐ
午後の木漏れ日の下で
ジョニーとスーザンは
最近発見された
水星の表面にいくつも刻まれた放射状の巨大な溝のことや
あの頃のおれたちって
突っ走って ...
脱いだ靴を手放し
床に落とす音が
鼓膜に響いて
目の覚めた深夜
つけっぱなしで
眠ったはずの
蛍光灯はいつのまに消えかかり
薄暗い部屋はいつまでも
点滅していた
...
鈴木が首を吊ったという知らせをうけて
テーブルの上を見てみれば
なるほど
胡椒入れの横で
鈴木が首を吊っているから
いたたまれない気持ちになって
伸びきった首を掴んでロープを外してやると
...
夢を見ようか
黒光りするナイフの先で
スカートから舞い散る花びらを
緋色に 緋色に
夢を見ようか
食事と排泄のあいまに
立ち上がる思考を追いかけて
右足で影 左足で光
...
恋はワイン
ゆっくりと
ゆっくりと
時間を掛けて
出会った恋は
ワインと一緒
いつまでも
いつまでも
愛し続けるワインを見つけたら
それは宝物
食卓に並ぶハウスワインで ...
森に歌え
回廊に響け
ルチウスのヴァイオリン
少年の痛みを
世界にはびこる欺瞞を
ルチウスのヴァイオリン
まちがった正しさや
反吐をも ...
蛍光灯の下で瞼を持ち上げていた
抒情を説明する受話音に押し潰され
前髪の奥で景色が点滅して途切れ
ひとりという状況を
さみしいと説明する人に
目を留めず
日々を大股でまたぎ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
parallel contradiction
あすくれかお...
自由詩
2*
08/2/6 22:28
Jewelな空の下で
こゆり
自由詩
4*
08/2/6 22:01
推敲
Song I...
自由詩
3
08/2/6 21:04
でっちあげの理由
プテラノドン
自由詩
1
08/2/6 20:59
くろいへその緒
服部 剛
自由詩
2
08/2/6 20:49
涙粒
風音
自由詩
3*
08/2/6 20:32
現在が過去になるとき
〃
短歌
1*
08/2/6 20:17
レイン
春日
短歌
8*
08/2/6 20:08
冬色
風音
短歌
1*
08/2/6 20:06
盲た熱帯魚
渡 ひろこ
自由詩
9*
08/2/6 19:45
あなたの猫になりたい
ふぁんバーバ...
自由詩
7*
08/2/6 19:37
優しい鉱物
相良ゆう
携帯写真+...
2
08/2/6 19:17
June bride
夏川ゆう
自由詩
0
08/2/6 19:01
飾り
xたろおx
自由詩
1
08/2/6 18:56
一致
ひめと
自由詩
0
08/2/6 18:16
「サニー」
菊尾
自由詩
3*
08/2/6 17:43
詩という食べ物
新守山ダダマ
自由詩
2
08/2/6 16:41
置地
夜恋
自由詩
0
08/2/6 16:39
潜水
小川 葉
自由詩
1
08/2/6 16:33
きみ子
海野小十郎
自由詩
4
08/2/6 16:12
幸福
吉岡ペペロ
自由詩
1
08/2/6 15:47
名前をつけて保存*.txt
士狼(銀)
短歌
11*
08/2/6 15:45
鞦韆
Amelia
短歌
0
08/2/6 15:17
午後
大覚アキラ
自由詩
2
08/2/6 14:59
深夜の靴音
服部 剛
自由詩
5
08/2/6 14:32
目の前でゆっくりと死んでいくあなたが、トーストにマーガリンを ...
Tsu-Yo
自由詩
2
08/2/6 13:51
ダンス
由志キョウス...
自由詩
0
08/2/6 13:40
恋はワイン
夢乃 綴喜
自由詩
0
08/2/6 13:29
ルチウスのヴァイオリン
草野春心
自由詩
4
08/2/6 12:20
いくばくか
佐々木妖精
自由詩
5*
08/2/6 10:40
5104
5105
5106
5107
5108
5109
5110
5111
5112
5113
5114
5115
5116
5117
5118
5119
5120
5121
5122
5123
5124
5125
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5127
5128
5129
5130
5131
5132
5133
5134
5135
5136
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5138
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5140
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5144
6.77sec.