今までのキセキが
私のキセキ

生きてるキセキが
私のキセキ

これからも
キセキを生み出す

それさえも
キセキ
カエル声 夜風に乗りて 吹きわたり 遠くに近くに 満ち満ちて

月の夜に 声に誘われ  散歩へと  ふらりと向かう 田んぼかな

カエル声 風へとなりて 稲そよぎ  大気に満ちる その生命
...
感情を上手く話そうとして、何度も口を開けては閉ざした
感情を上手く捉えようとしていたが、目の中を覗き込むほどの
信頼ひとつそこにはあるわけではなく
不安の色は青空を埋め尽くす雨雲みた ...
 
 
 
 
 
 
喪失!喪失!喪失!喪失!
 
 
――水であるところの僕たちは
滞ることを許されない――
 
 
 
 
置き忘れた瞬間にはなくなっているのだ
...

起きたら
小さな小さな涙を
見た

きっと
その草は

わたしの変わりに
泣いてくれたのかもしれない
秋が遠のいていく

ひとひらひとひら
さよならを告げながら

秋が色褪せていく

もう
冬が来たんだね

鮮やかな秋は
記憶とともに
遠のいていく
      寒椿の深紅を映している
 モノトナスな庭に こだまするのは
    絶え間ないタナトスの呪文と
透明な四次元におののく血のなかの声

  DoCoMoの鉄塔を透して見上げれば
...
風に問う前に
石について知れ
幼きうちによく走れ
裸足の土踏まずで草に口づけて
幼きうちに思うまま遊べ
そのときにしか出来ぬことが知れるのは直ぐだから


...
テレビのリモコンボタンを押して 
ワイドショーを開いたら 
闘病中のある歌手が 
病院内の階下に身を落とし 

後日の葬儀で 
ひとりのファンが 
霊柩車の後を走った 

本屋で手に ...
亡き人を偲び 
酒の机を囲むと何故か 

予想外におまけな 
一本のビールや 

皆の和に 
入りたそうな誰かの為に  
余分なグラスが運ばれる 

皿に盛られたつまみはどれも 
...
数列のように確かな存在で
鎖のように深く凛と
続いていきたい
あらゆる事を差し置いてでも

混じり気の無い色に
侵蝕されていく
それは冬の中心に似ていて
意識が霞がかるの ...
喫茶店で
あのひとが
煙草をもう1本
取り出すときの
しあわせ

あまり
早く
吸わないでね

一緒の時間が
早く過ぎてしまうから

そしらぬ顔して
そんなことを願う

帰り道

あのひとの吸ってる
...
今日もあなたが
いこうとして、
それでもやっぱり失敗してくれることを
俺は望む
   どこへゆくのか空はそら
   しんでもしんでも空はそら



   プリーズ。 プリーズ 空の楡和
   かわれば 変わる 空の顔



   しんでもしんでも改札口の色 ...
   由愛とは壱対なんだろう
   安威とは壱体なんだろう
     川のはずれにある陸はとうとう砂漠になりはてた。




   あなたのことを記事にして、残しておこうと 云う。
  ...
明日はどんな顔をして
ボクを待っているだろう
やさしく微笑んでるかな
それとも 怒って殴られるかな


ボクはどんな顔をして
君に会いに行けるだろう
おどけたピエロかな
それとも 淋 ...
   あなたのことを日と思う
   君の異を空の旅にいっているのだろうか
     きみのこえが聴こえない



   あのときに看た時計のおとの針よ
     君は誰だかし ...
目を閉じて
少女は
オカリナを
鳴らす

誰かを
思い出してる

ひとつ
ひとつ
オカリナに
指を置く

何かを
思い出している

少女は
オカリナを
いつまでも
...
空に
あがる
花火は
とても
きれいだ

まるで
一つの
絵のように
見える

また
ひとつ
空に
上がった

空にあがる
花火の火
「ドーン ドーン パーン パー ...
秋が
深まる
季節
落ち葉の季節

秋が
深まってくる

ひらり
ひらりと
木から
落ちる

なんだか
とても
きれいに
見える

落ち葉は
またひとつ
落ちて ...
よくないことが起き
でもそれは私が起こした事

今更後悔

と言う訳でもなく
なんだか居心地が悪いのです
裸のはずが
あなたの手のひらで再び
脱がされる
シーツ
ではなくテーブルクロスの上で
たなごころを探られ
そして
入口は見つけられていた

酔いざましの道のりは
選ばれることを好ま ...
 
 
 
冬になり
コンビニさえも
あたたかい
 
 
 
可憐な少女は何処行った?


麦藁帽子がよく似合う


眩しい笑顔の少女は


人混みの中に消えてしまった




白い仮面と黒いブーツ


手袋の下には長い爪

...
都合のいい立場に甘んじ あなたを許し続けた年月
尊厳を取り戻そうとした瞬間 振られた

昨日あのまま都合のいい女を演じていれば 
いまごろはあなたの肌のぬくもりをしあわせに感じられただろうか
...
ひたすらに白く染めゆく雪の音

カイツブリ潜るかどうか悩み中

雪降るや朝か昼間かわからない
一体どうしたらいいっていうんだ
面接行ってもことごとくダメで
鬱も治ってるんだか治ってないんだか
よくわからないし
一体どうしたらいいっていうんだ
解らないから聞いてるんじゃないか
解らな ...
これと、それを
選んでいる間の時間
まるで嵐の前の空みたい

決して状態は美しくなくて
崩れる前髪が視界に線を入れるように
色を変えたって断ち切らない限り
私の視界に雨は降る ...
動物には偽善が無いというけど、それは彼らが本能のままに行動するからだ。
もし頭で考えて決断に迷い、真実を探してそれでも何かを決断するという時があれば、それはどのような選択をしようとも偽善と呼ばれる可 ...
歪みきった感情を吐瀉物に浸して君にぶつけよう。
部屋の隅で膝を抱えて居られるだけの羞恥心さえ有れば充分かそれも直に麻痺する。

男と女を小説に喩えるなら低俗な短編集が幾つか著者はハッピーエンドが ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
キセキ (奇跡/軌跡)緋月 衣瑠香自由詩6*07/12/17 21:58
アマガエルguchi_...自由詩007/12/17 21:56
イノセントホロウ・シカ...自由詩1*07/12/17 21:52
われない硝子森さかな未詩・独白107/12/17 21:20
朝露風音携帯写真+...4*07/12/17 21:11
冬が来る携帯写真+...2*07/12/17 21:04
モノローグ信天翁自由詩207/12/17 20:52
好きに名づけてくれ鎖骨自由詩1*07/12/17 19:30
空の五線譜 服部 剛自由詩307/12/17 19:20
グラスの影 自由詩607/12/17 18:30
「詩境」菊尾自由詩3*07/12/17 18:07
一本だけ風音携帯写真+...2*07/12/17 17:49
宛てチグトセ自由詩107/12/17 17:24
   しんでもしんでも空はそら紅山「そわか...自由詩307/12/17 17:01
   初恋自由詩107/12/17 16:45
待ち人涙(ルイ)自由詩1*07/12/17 16:21
   やはり私は海の君紅山「そわか...自由詩507/12/17 16:09
オカリナ妖刀紅桜自由詩5*07/12/17 15:09
花火自由詩1*07/12/17 15:05
落ち葉の季節自由詩1*07/12/17 15:02
非を認めないケイ自由詩007/12/17 14:28
たなごころよしおかさく...自由詩4*07/12/17 12:18
孤独殿様が得る俳句007/12/17 11:20
可憐な少女ピート自由詩007/12/17 10:25
尊厳ukiha自由詩1*07/12/17 9:39
カイツブリ夏川ゆう俳句107/12/17 8:31
みんな去ってしまった涙(ルイ)自由詩1*07/12/17 7:51
「コール」菊尾自由詩0*07/12/17 7:04
たった一つの答えを出さなければなるまいて結城 森士散文(批評...1*07/12/17 4:30
永遠の終わりに寄せて氷吐自由詩207/12/17 4:13

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加筆訂正:
それでも地球はへこんでる奴らを足蹴にして回っている/ピッピ[07/12/17 21:46]
4首目変更
5.52sec.