あたしが流した涙
大粒の涙
淋しくて
誰かに守られたくて
流した涙
碧い葉に
こぼれ落ちた
丸い雫
あたしのかわりに
涙は ...
月曜日
仕事から帰って
メイク落としシートで顔を拭いた
ゴミ箱に捨てる瞬間
シートがため息を吐いたような気がした
火曜日
上司に怒られた
理不尽なことが世の中には詰まっていて
...
吉祥寺をブラリ
カラオケガンガン
ビールギンギン
ヤキトリガツガツ
髪結屋
カフェスタンド
ストリートライブ
ドイツパン
回転寿司
メンチカツ
献血スタンド
自然食品の店 ...
キスマークつけてしまった代償に
なまでいれなきゃならなくなった
たった十五分のカプセルのなかで
くちゃくちゃ暴れるだけなのにさ
暗闇でひとつの蒲団
そのリスクヘッジ
...
あなたは私の体を
アイスの当たりくじを探すように
一生懸命舐めるんだね
はずれ
暑さにも耐えて文月のペン習字
水撒きて二人腰掛け書を読めり
緑葉の風に揺れいてつよき陽よ
風鈴のカタカタ鳴りて見回せり
汗ばみて紅葉のもとに坐り居り
真昼なり俳句を六っ ...
ディスプレイに “助けて” の文字が浮かぶ
このメールを 受け取った日
わたしは夢で あなたの骨を拾った
手のひらのうえ わたしの皮膚を あなたが焦がした
突きぬける 痛みが あなたを喪っ ...
しつようになんねんざいに火をつけるような生き方はそろそろやめて
すれ違う手に手に花は鮮やかにすれ違うこの手のやけど痕
君の描くすごろくのような人生にバンカーはある?みずうみもあ ...
夕立は、ぼくのことなんか忘れてる。
低い声で、かみなりが鳴いている。
さっきまで明るかった空が、とたんに表情を変えた。
なんだろう、よくない雰囲気がする。
まなざしが暗い、落ち込んでしまっ ...
雪の降らない夏は
やさしく壊れる背中が丸くて撫でた
ソフトクリームより黒髪が甘くて舐めた
去ったり去られたり
さらわれたりしながらも
おれは海に拾われたグニャグニャのあめふらしで
また ...
独り
寂しく眠れぬ夜に
勇気を出して
ゆっくりと
目を
閉じてみる
私は静かに耳を澄ます
…
電化製品の電子音
車の走る音
風の音
目を開けたら
窓から月明 ...
見し人の 面影のせて {ルビ忍冬=すいかずら}
みそら行く{ルビ陽=ひ}の 想いはるかに
熱い帯にタイダイの笑い声が響く
電気工事のおじさん
駐輪場のおじさん
建設現場のおじさん
交通整備のおじさん
ペンキ塗りのおじさん
たくさんのおじさん
設備工事の父さんも
あんな風にタ ...
だらしない服が
花のように香る
からだの線が
浮かんでは消える
あなたは
無言にたなびく
降る曇
くちびる
とじたまなこ
うしろあたま
ひとつかがやく
...
携帯電話のカメラモードを
セピアにセットして
梅雨の晴れ間の街を歩く
写り込む世界は
春まだ浅い砂浜で風に吹かれ
総てをなくしてしまったことを悟った
あの時のまま止まったように
...
ゲゲゲの鬼太郎誕生40周年を記念して
墓場鬼太郎が
今年の1月10日から3月まで放映されてましたが
知っていますか
私は
夜
遅い時間なので
放映されてたの
知らなくて
全話
...
プロミネンス、
追いかけてみろよ/思い出すのは音/蝉/sem
i/miserable/定義したのはだれだ?/dare?
bear/心のまずしさは見えない/
プロミネンス、
...
特に声を大にして主張したいことではなくとも、「これは否定したい!」と思うことがあれば、こちらに書いていただければ良いと思います。
ただし、「俺の好きなものを否定しやがって」という第三者のコメントは、 ...
せなかをたたかれはっとふりむくのっぺらぼう
きみのはだけた地図を
わしづかみして
通ったおとこたちを
ミキサーにかけたのだ
はやく爆ぜろ
たましいを
すりあわせていた
もうすぐ何処からか
鈴の ...
滲みゆく 真紅のそれを 眺めては
あたしの生きる 意味を尋ねる
ホワイトノイズは
部屋で夏空を包みながら
白壁に掛かる孤独な
仕掛け時計の秒針が
いつのまにか
こつぜんと沈黙している
とても古い悠久にある
哲学をゆっくりと紡ぐ
みたいにして
...
知っている
野生の生き物たちが
自らの意思で立ち上がれなければ
どうなってしまうのかを
ふるえる膝を押さえながら
重たい身体を支えようとするとき
昔見た象の瞳を思い出した
陸 ...
愛されたい
愛されたいと
愛されたいと叫び続けた
寝ても覚めても
愛されたい
愛されたことがなかった
どんな季節の中でも
どんな街に ...
たゆまず あせらず 回り道
オブジェクト指向 ずーん ずうん
急ぐな 休むな 回り道
それが春夏冬 ずーん ずうん
春夏冬二升五合 五合
目指せ 春夏冬ビト
そうれ 春夏冬ビト
...
夜の池に
落ちた星達が沈みゆく
あこがれは
しろい石となり
ざりがに達の
洞くつとなる
太陽の熱で
宇宙には太陽風が出来る
太陽風はとても熱く
地球をも巻き込んでしまう
星々は熱気にやられ
散り散りになってしまう
彼らの涙は遠く
地球にも届く
北極などでは空を埋め尽く ...
正確に言うと
「わからない」
未来のことも
現在も過去も。
真剣に考えていない
そうかもしれない
深く考えすぎてる
そうなのかしら
わかんないのっ
だから
わかんないん ...
メールに添付された
君の写真ばかり眺めていたけれど
「さっきはごめんね」
そのメッセージが 愛おしい そっと
撫でた
そうやってぼんやりしていたら
ノートパソコンはいつのまにかシャ ...
紫が染みだし跡を残した
眠りかけの紫陽花は
次々に色を手放していく
雫に色が宿り
すがりつくわたしを紫陽花色に染めていく
柔らかな土に倒れる体
内側に眠る紫が
わたしを飲み込み根 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
想撮空間。「分身しずく」
愛心
携帯写真+...
1*
08/7/12 20:40
メイク落としシート
小原あき
自由詩
22*
08/7/12 20:39
ジョージブラ
ペポパンプ
自由詩
3*
08/7/12 20:24
カプセル
吉岡ペペロ
自由詩
1
08/7/12 20:08
アイス
くしゃみ
自由詩
3*
08/7/12 18:12
暑き日
生田 稔
俳句
1
08/7/12 17:41
悪夢
池中茉莉花
自由詩
1*
08/7/12 17:41
ためしに一人で生きてみます。
hachic...
短歌
3
08/7/12 16:58
創書日和「音」 夕立
ゆうと
自由詩
2*
08/7/12 15:18
猫背のあめふらし
しろう
自由詩
2
08/7/12 14:55
眠れぬ夜に
とよっこ
自由詩
3
08/7/12 13:48
無題
朱雀
短歌
0*
08/7/12 13:16
タイダイのおじさん
たちばなまこ...
自由詩
22*
08/7/12 13:03
海辺
木立 悟
自由詩
11
08/7/12 12:58
ヨウ素液世界
kauzak
自由詩
12*
08/7/12 12:08
墓場鬼太郎
妖刀紅桜
散文(批評...
2*
08/7/12 11:30
プロミネンス
春日
自由詩
4
08/7/12 11:27
これは否定したい!3
過去ログ倉庫
08/7/12 11:25
無題
妖刀紅桜
川柳
6*
08/7/12 11:16
音
吉岡ペペロ
自由詩
4
08/7/12 10:47
悶
ユメサキハル
短歌
0*
08/7/12 10:44
仕掛け時計のある風景
りゅうのあく...
自由詩
5*
08/7/12 10:35
「流線型」
ベンジャミン
自由詩
4*
08/7/12 8:37
一緒に
山崎 風雅
自由詩
2
08/7/12 4:57
たまもの
日雇いくん◆...
自由詩
1*
08/7/12 2:50
あこがれ
かとり
自由詩
3
08/7/12 2:46
太陽と月とカメ
kei99
自由詩
0
08/7/12 2:44
でも好きだ。
Izm
自由詩
3
08/7/12 2:22
Happy Birthday
くま出没
自由詩
6
08/7/12 1:49
紫
暗闇れもん
自由詩
4
08/7/12 1:20
4879
4880
4881
4882
4883
4884
4885
4886
4887
4888
4889
4890
4891
4892
4893
4894
4895
4896
4897
4898
4899
4900
4901
4902
4903
4904
4905
4906
4907
4908
4909
4910
4911
4912
4913
4914
4915
4916
4917
4918
4919
加筆訂正:
ハリウッド
/
山崎 風雅
[08/7/12 5:20]
一部修正
6.1sec.