夢と過ぎた城をぬける
荒れた田畑を
古い鎧が肩におもい
切り捨てた刀身の血のりは
悔いの闇
あるいは
執着の炎
生きるために
切り捨てたのだ
畦のむこう
暗い林のかなたへ
ゆるや ...
カミーユの様に、ジョーの様に、廃人になってしまった方専用です。
まさに、廃人専用。シャア専用ではございません。
時々、廃人になります。
受験勉強のしまくりや、ハッと気づいたときに「わ、わたして、 ...
早く脱出しなければ。
非行少女の、夏が来る。
厳粛のメモ用紙、多彩なパノラマ。
薄羽蜉蝣の大群。
ストリ ...
「病気はどうして わたしを選んだの」
その答えを わたしは知っている。
わたしになら 耐えられるから。
病気との付き合いに
疲れたら
しゃがんで、
野の花に 耳を傾 ...
わざと深爪をしておく
そうすれば雑踏の中でも感傷に浸れる
それを知った先月から
アナログ時計の秒針に何度も指先を削らせている
姿を待っても一向に来ない人物は
そもそも待つ必要があるのか
...
言葉のカーテンにゲロをはく
少年にとって、罪だけが救いで
誰もそれに気付かないから
鉄の棒で殴っている
可哀想に
リビングのど真ん中に
絞首台がおいてあって
その踏み台で家族五人 ...
見上げた空は
青々としていて
雲が気ままに散歩をしている
そんないつもの風景に
夢を乗せた手紙を届けて
いつしかやさしい思い出は
私を築く命になる
尊く消え行 ...
屋根をつくった
もう雨が降っても
濡れなくてすむ
立ったまま目をつぶると
近くや遠くから
夏の音が聞こえてくる
いつもと同じなのに
いつもと同じくらい懐かしい
誰か早 ...
朝起きたら
目覚しがあった
静かだった
全て新しかった。
ベールを開けて
触れるものを信じたい
キラキラ輝くもの
儚い現実
敏感な感情
脆い気持ち
正しいものを信じたい
...
一体何を記そうとしているのか
いずれは私も煙になり空へと昇り
この魂は宇宙へ還り
星になる
しかしながら
生きている
今を
乗り越える力が少し
少し足りない
眠れずに
今日を否定しようと ...
諦めたくなかったこの恋を
つま先で遠くへと蹴りとばす
ポーン!と勢い良く飛んだと思ったら
左足がガクンと引っ張られた
何事か!
とあたふたおどおどしていると
ビヨヨヨヨーンと
...
明日で一学期が終わるので
仕事用のパソコンを持って帰る
念のため個人データはすべてロック
ああ、重い重い…肩が外れそうだ
エスカレータ登ったら
電車 行っちゃったよ く、くやしい
肩が痛い ...
会えないことをわかっています
ゆるゆると流れる川を眺めるように
過ぎ行く時間を眺めています
先生どうしておいでですか
いま何をしていますか
胸を柔らかく凹ませて
先生あなたを思 ...
ことばに
すくわれたかった
だから
ほんをひらいた
けれど
ほんのことばに
こころはなかった
ことばに
ころされたかった
そんなときも
ほんをひらいた
けれど
ほんのことば ...
(心、あつく)
。
なつの海のふちに
哀しさがあつまる
はげしさの内情
イベントの回転ドアだけ
とても窓が蒸してる
波があつい
涙つめたく
背景にはラテン
砂で ...
床いっぱい いっぱい散らかした ビーズ
転がしてはじいて
赤いの なくしちゃった
甘い甘いハート形のチョコレートは真っ白なお皿の真ん中に安置済み
転がしてはじいて
青いのが そこに
こ ...
毎日の生活の中で
悲しんだり
喜んだり
嘆いたりする
涙を流しても
笑顔で人と話しても
夏の太陽は
ギラギラと私を照らす
本当に大切なことは
生きていること
今 生きてい ...
寂しい時は
僕の所へ
戻っておいで
いつも
君のことを
思い出すんだ
ひとりで
いる時
君の素直な横顔が
恋しくなるんだよ
愛しくなるんだよ
かわいい
君の笑顔も
...
自分が
持っている
優しさを
誰かに
分けてあげよう
自分の
笑顔を
誰かに
見せてあげよう
困っている時は
そっと
手を差し出してあげよう
自分の
気持ちを
...
湖にボートで乗っかり
ゆっくり漕いでいく
メロンゼリーを思い出す
地球の穴にメロンゼリー
ボートのスプンですくう
目の前にかわいい女の子が
座っていたらいいなあ
僕が冗談を言って ...
この夏を
挑戦と挑発で 飾れ
(自身へ 挑戦状を叩きつけるのだ)!
秀麗な高山への登山のごとく
重い負荷を背負いつつ
清い汗を流して
トルストイ ロマンロラン ユーゴ 池田大作 ...
モディリアーニと立ち話
李欣欣
モディ やあ お久しぶり元気?
大きな白馬を見たよ 箏を弾きながら待っていたようなやつが この異国まで ...
友達以上恋人未満
胸に"親友"とラベルを貼られた僕がいる
僕は"親友"から"恋人"というラベルに変えたくて
力強く角を爪で、カツカ ...
夜が明けて行く
ゆっくりと新しい今日が始まって行く
ちゃんと
地球は回っている
どんなに苦しくても
幸せでも
世界は変わり続ける
心配しないで
光は
届くから
コップの中に
朝が残った
醒めきらないままの
水を分けあって
ぼくらはターンする
魚のかたちをして
水がうごく
きらめき降りそそぐ
夏のはじまり
ゆっくり水際を
泳いでゆく ...
※ぼくが書きたかったのはこういう詩じゃないけれど
ただ手のひらに乗っていた
表現に事実なんてものは存在しないし、存在してはいけない
そう思って嘘を書いた
嘘をつくよりは幾分増 ...
日を追う毎に
重く重く垂れ込める雨雲
常に僕は、問う。
そこでしか生きられないのか?
ここじゃないどこかへ行けばまたやり直せるじゃないか?
でも、どうやって… ...
生ビール 泡もどかしく ひとくちめ
900kgの重りが
肩からおろせない
本当なら骨もろとも粉々なはず
なのに私は
ここに立って息してる
歯をくいしばってでも、弱音は吐かない
「助けて」なんて今は、口が裂けても言わな ...
どうして
ぼくは
ここにいるの
きづいたら
せかいのてっぺんで
しゃれいを
うけとっていた
こどくでも
かいかにひとの
けはいさえあれば
ここは
ここでありつづけた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
落武者
Etuji
自由詩
3
08/7/17 21:01
廃人がポツリとつぶやく部屋8
過去ログ倉庫
08/7/17 20:52
夏
榊 慧
自由詩
7
08/7/17 20:33
花と そよいで・・・
Lucy.M...
自由詩
3
08/7/17 20:33
レス
フクロネヅミ
自由詩
2*
08/7/17 20:26
家族おもい
〃
自由詩
3*
08/7/17 20:24
思い出
kuane
自由詩
2
08/7/17 20:04
夏の音
たもつ
自由詩
10
08/7/17 19:14
花の都
ペポパンプ
自由詩
5*
08/7/17 17:28
煙
ヒロシ
自由詩
1
08/7/17 17:24
お姫様
ユウタ
自由詩
1*
08/7/17 17:18
夏蚕
西日 茜
自由詩
19*
08/7/17 17:09
先生
小禽
自由詩
1
08/7/17 17:02
はなしことばにかきことば
かいぶつ
自由詩
5
08/7/17 15:33
夏の氷熱量計
唐草フウ
自由詩
7*
08/7/17 14:47
縁日に眠る
凛々椿
自由詩
2
08/7/17 13:57
日常〜夏に〜
渡辺亘
自由詩
1
08/7/17 11:36
好きだよ
妖刀紅桜
自由詩
6*
08/7/17 11:04
優しさ
〃
自由詩
4*
08/7/17 10:58
湖
ふるる
自由詩
10*
08/7/17 10:57
鍛えの夏
アハウ
自由詩
3*
08/7/17 9:59
モディリアーニと立ち話
里欣
自由詩
1
08/7/17 9:50
恋人ラベル
ユウタ
自由詩
2*
08/7/17 6:58
夜明けに
ヒロシ
自由詩
2
08/7/17 6:40
一瞬の夏
yo-yo
自由詩
11*
08/7/17 6:05
下衆野郎
風船6号
自由詩
2
08/7/17 3:12
暗紫色
長谷川智子
自由詩
4*
08/7/17 2:35
夏
ポッケ
俳句
1*
08/7/17 2:19
重圧
長谷川智子
自由詩
1*
08/7/17 1:57
ペントハウス
小川 葉
自由詩
7
08/7/17 1:30
4872
4873
4874
4875
4876
4877
4878
4879
4880
4881
4882
4883
4884
4885
4886
4887
4888
4889
4890
4891
4892
4893
4894
4895
4896
4897
4898
4899
4900
4901
4902
4903
4904
4905
4906
4907
4908
4909
4910
4911
4912
加筆訂正:
夏蚕
/
西日 茜
[08/7/17 19:46]
題名とラストを修正しました
7.82sec.