何かを食べねばと思い
毎日何かを口にするのだが
それがなんなのか
今ひとつわからない
ある日の晩に
思い切ってそれを
まじまじと観察してみたらば
うにうにと何かが動いていた
翌日か ...
おやめなさい
月はあなたに何も教えてはくれません
おやめなさい
風見鶏はあなたに何も教えてはくれません
おやめなさい。
だから
こうして私はこうして月をながめる
だから
こうして私 ...
男の子になりたい
グライダーのように、自転車で曇り空を切り裂いて
薄汚れた白いショルダーバッグすら輝いてみえるような
そんな幻、想う、幻想。
踊り場の匂いは冷たくて、コーヒーの匂い ...
身動きを許してください水底は26時のネオンさえ青
息継ぎを忘れた彼女が電池式だったと知った火曜のメトロ
遺失物届けの欄に書くべきはリセットキーか押す指なのか
「き ...
真夜中のラブレターを見つけた
私にはとてもじゃないが書けないだろう
真夜中の夢を見つけた
私にはとてもじゃないが口に出せない
真夜中の自販機を見つけた
硬貨が吸い込まれる音
...
蛙はいつもの様に跳んだ
ゲコゲコッ
膨らむ両頬
夏の陽射しは
緑葉のドームを透かし
蛙を照らそうとしていたからだ
ゲコゲコッ
蛙の着地点は空き缶の上だった
...
人の気持ちなんか
わかるわけねーでしょ
しがねーから
続く現役 磨く不戦歴
カナリヤ気取りで鳴いてる
当たり前さえ
いつのまにか
鉄の飾りで
重くて死ぬんだ
いつのまにまでだって ...
紫煙で満たされた部屋
それこそが僕の思考そのもの
何かに満たされたい
そんな考えはもう已めた
今宵も睫に真珠が
幾つも刺さり煌き踊る
腕を伸ばして掴もうとする
逃げてゆく紫煙を追うで ...
かなしい
かなしい
と思っていると
なにをかなしいと思っていたのか
わからなくなってしまった
返事を期待しないきみのなまえを
部屋のそこここに置き散らかしたまま
...
青いユニフォームが体育館にいます
3人の外国人選手と2人の日本人選手は
背が高くてスマートな18歳です
彼らはスピーチの後にゲームをします
体育館がいつの間にかコロシアムになり
ボールが ...
世間の愚痴を語りあう
ミートパイとドライを飲みながら
連れはギネスでチップスを
つまむ つまむ
上司を愚痴って 仲間に駄目出しして
自分の役割を並べ立てて
そうだよ ...
海から這い上がって、ひたすら泣いた
あたたかなぬくもりの中で、微笑みながら泣いた
君が泣いて、私も泣いた
微笑んだのはどちらが先だっけ
みんなは私だというけれど
本当は、君が先
そうや ...
{引用=
ああ
いま
きこえるのは
銃声
の
ような
きみの声
地球が回る (slowly,slowly)
梅雨空の下 (slowly,slowly)
足取り重く ( ...
{引用=ここは 心洗いの『{ルビ洗心屋=せんしんや}』
悩みがあるなら いらっしゃい
空色木目を とんとんとんと ノックして
汚くってすみませんが
...
僕らはひとつにつながったまま 結合部分を隠すように強く握った
僕らの間の紅い糸は握られた形に 歪な曲線を描いてた
その曲線はまるでどこかを目指すようにまっすぐと君の中に
溶け込んでく
...
あなたは帰還した
本能ではなく
知識によって
懐かしい海
夕日に染まる
新しい血液
骨のあなたに
命を選択し
整えられていた
この小さな庭に
あなたの命が
バラ撒かれている
色のない八月の跡
温かい日と少し寒い日が
入り乱れるようになって
太陽がある間は上着が
邪魔になってくる季節
上着はすぐに荷物になる
そでがあれば心が安らぐ
薄い長そでを着続けたいと思う
いつの間にか ...
受験生という立場だからか、
普段より嫌なことが多いです。
余裕ないんだね。
ないんだよ。
記憶に左右させられて、
勉強も思うようにはかどりません。
けどね、あなたを思い ...
いつもより早く仕事を済ませたとて
やりたい事など特別何も無い現状
無理やりに酔っ払ってでもいないと
押しつぶされそうなのは心ばかりでもない
逃避するほど豊かな精神性も無く
すがるほど人を ...
雲っていたけれど、
快適だった気がする。
細かい失敗に
目をつぶれば、
順調に仕事もこなせた。
修正きくから、
ゆるせる失敗だ。
帰りの電車も快適だった。
...
主要メーカー6社と日本郵政グループは8日、使用済み野球解説者の共同回収プログラム「野球解説者里帰りプロジェクト」を開始した。使用済み野球解説者の回収や再資源化は、これまでメーカー各社が独自 ...
私が一人
心をひらけない私が一人
君が来た
私の心の鍵をもった君が
心の扉を開け放った
二人
私と君で二人
楽しく遊んであそんで遊んで
笑い ...
きりつめてしまえば
ボウルにいっぱいなのだった
歩んできた家路は
ずっといっぽんみちだったのに
思い出す道草の
切れ端で指を傷める
なんども振り返っては
細々と撒いてきたパン屑を確か ...
一群の人が祈りを捧げている
月を見ているのだ
やすむといい
深く川は
あなたのみなもとまで
流れてゆく。
かわいいとんとん 素直なとんとん 天才とんとん
目を輝かせ、人なつっこく 顔を近づけてくる
決して人には悩みを見せない 誇り高き京都人
頼り無さげに見えても、芯はしっかりしている
そして、音へ ...
西日で赤く染まる部屋
山積みになった段ボール
いつまでも整理できない気持ちを
そのまま比喩しているみたい
壁紙だけは張り替えた
凹みも汚れもすべて塞いだ
傷の場所を覚えてい ...
今日、硝子のハコが割れた
死んだお姉ちゃんから貰った
大事な硝子のハコが
粉々になって
そこに日が当たって綺麗だった
小さな小さな影も出来た
でももう、硝子 ...
針葉樹林が白くなる季節
男は私を森から連れ出し
街で半そでのブラウスを買い与えてくれたので
私は夏まで生き延びねばならないと思った
男は私をバニラと名づけ
おまえはアイスク ...
心臓の音
流れる血液の音
汗と体温
整えられた呼吸
誰に教えられた訳でもない
あたりまえのように行われ
知っていく
知らされ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
パンと。
プル式
自由詩
5*
08/6/10 1:20
月と風見鶏
〃
自由詩
7*
08/6/10 0:51
グライダー
R
自由詩
3
08/6/10 0:45
「トーキョーアクアリウム」
Rin.
短歌
22*
08/6/10 0:45
拝啓、真夜中様
K
自由詩
2*
08/6/10 0:36
空を飛ぶ蛙
〃
自由詩
2*
08/6/10 0:24
ケージ
竜門勇気
自由詩
1*
08/6/10 0:12
ぽつり
AKiHiC...
自由詩
3
08/6/9 23:55
かなしい、かなしい
______...
自由詩
3*
08/6/9 23:35
FC選手が来た日
西日 茜
自由詩
3*
08/6/9 23:28
アイリッシュバーは良い処
短角牛
自由詩
1
08/6/9 23:03
ほほえみがえし
chick
自由詩
2*
08/6/9 22:55
スローリー、スローリー
ゆうと
自由詩
3*
08/6/9 22:38
洗心屋
愛心
自由詩
7*
08/6/9 21:52
君の中でボクは僕の愛をつむぐ
もこもこわた...
自由詩
4*
08/6/9 21:51
帰還
Tsu-Yo
自由詩
3
08/6/9 21:48
庭
〃
自由詩
3
08/6/9 21:47
半そで
木屋 亞万
自由詩
1*
08/6/9 21:26
カタルシス
はるこ
自由詩
2
08/6/9 21:20
数多分の一の本音
松本 卓也
自由詩
2
08/6/9 21:10
ヤマトナデシコ
よーかん
自由詩
2
08/6/9 20:57
プロジェクト
六九郎
自由詩
0
08/6/9 20:52
ふたりひくひとりハ
篠ノ月
自由詩
2*
08/6/9 20:49
せん
れつら
自由詩
4*
08/6/9 20:48
月
Etuji
自由詩
2
08/6/9 20:25
とんとん
guchi_...
自由詩
0
08/6/9 19:13
壁紙
1486 1...
自由詩
2*
08/6/9 17:47
硝子のハコが割れた
篠ノ月
自由詩
1*
08/6/9 17:27
半そで
RT
自由詩
6
08/6/9 16:25
「貴方の半分」
白い羽根
自由詩
0
08/6/9 16:03
4867
4868
4869
4870
4871
4872
4873
4874
4875
4876
4877
4878
4879
4880
4881
4882
4883
4884
4885
4886
4887
4888
4889
4890
4891
4892
4893
4894
4895
4896
4897
4898
4899
4900
4901
4902
4903
4904
4905
4906
4907
6.25sec.