赤く悲しみの双曲線が
振動する詩集の大地から海へと
祖先の秘境を辿る
今夜トウモロコシ畑は青白く燃え
河童の爪先に星は灯る
夜を一兆回湾曲させて
きのうの朝焼けに接続すると
夏は植木鉢の ...
でも愛してるといわれないと弱く感じるのはあくまでも勘違い

愛してるといわれたからって強くなれたらうれすぃ−けれど

愛してるといったら途端に恋人が強くなってしまったら

愛してた人が変わ ...
 クビを吊りたいくらい不安。
将来とか、学力とか、
ひとつもつかめない、
不安で押しつぶされそう。

三者面談をやった。
それからちょっとおかしくなった、
それで、今に至る、
おかしい ...
貴方の

その無防備な表情を
半開きの口元を
盗み見る

まるで
風光明媚な観光地を
眺めるように

半開きの口元はそれだけで
どうしてそんなにも
淫靡的で

冷静に眺めて ...
一定の間隔で
聞こえてくるこれは 悲鳴ではなく
うち上げ花火の音らしい

夜は
みえないものへの思いが強くなっていく

布団の体温がまたわたしを憎んでいる
だえきの甘いにおいが地続きに ...
風が吹いて
(そう、風が吹いて)
服が膨らんで
(白いシャツ、背中から)
頬を行き過ぎて
(少し緊張していて)
涙を誘う、何度も
(遊びにでも誘うように)

私は彼女が好きだ
(思 ...
愛して
愛して
愛して
愛して
愛して
愛して
異なる存在に拍手
ええ、貴方も私も
せっかくの夏だから
汗をかきましょう

限りがあることに拍手
汗ばむ部分に自分自 ...
http://www.geocities.jp/mfta29/akubi.html



夏の朝の暗い空に



ヤマナラシが揺れていて





それの陰を燃えるような
...
ママ以外顔全滅のご家族の静かなディナー皿の音する もし良かったら
私をあなたの友だちにして下さい

一緒に
たくさん、思い出を作りましょう

もしあなたが
悔しくてどうしようもない時は
思いっきり力をこめて
ペダルを踏んで下さい ...
俄然わたくしこそは詩ですとか
当然わたくしこそが詩ですとか
昨今、そんな詩も多うございますが

わたしは詩なんかではありませんよと
泰然と構えている
そんな詩の様子です>不詩然
最近手に入れた
つばの広い帽子をかぶり
日傘を差して
東へ東へと
自転車で走る

お気に入りの路地を抜けてゆく
一昔前からずっとある家々
毎日手入れされている植木
いつも時空がほわん ...
終わりが始まりを招くの
君の傍らにいないことが
淋しくないと思えるようになったから
この場所からはもう何もはじまらない

死んだ空間に蹲る
君の歪んでいくさま
あたしの崩れていくさま
...
草刈の
虫のざわめく農道に
白いシャツをはためかせる
たちこぎの少年

雷雨にぬれる
つかわれない傘を握り
たぶんすこしにやけていた
長い髪の少女

生ビールをゆっくり
味わうよ ...
不安なことが押し寄せてくる

いつかが今になろうとしてる

口では余裕なふりをして

部屋ではガタガタ震えてる



揺るがない自分が欲しい

自分なんてものは

手に入れ ...
日陰の風が吹き
白い鳥が集まる
曇の淵
まぶたの上


雨は上がり
陽は遠のき
もうひとつの熱の雨も
水たまりを去ってゆく


上からの光が届かない穴に
花が ...
命の音
低いゆっくりと
脈うつ
安心する

力強い音
こみ上げる思い
恐れ
不安

喜び
望み
恵み
楽しさ
君と過ごせる秋の道を僕はそうっと踏みにじる
風が木の葉を散らしながらなにかを訴えてくる
      君の言葉を
    ひとつひとつが木霊して
      僕を暖める 
きつくコートを絞め皸 ...
「期待」する事は 日焼けの後の痛みに似てるわ


§黄緑色の花嫁


真っ白で真っ新のウェディングドレスに包まれて

あの丘の上で笑っていたのは

黄緑色の・・・

※ ...
新たな世界を告げる髪束
男性器に触れて 抱擁を爆発させる

雲ひとつないわ 粒ひとつないわ
雲ひとつないわ 粒ひとつないわ

新たな世界を告げる髪束
脳震盪握る手で 撫でしく鳴 ...
新たな世界を告げる花束
拡性器に触れて 抱擁を爆発させる

虹の詩を読む 天人の汚れ
男性器に触れて 喉を転がす

新たな光を掛ける花束
項に垂れて 白黒させる

腹の膨れた剥げた熟 ...
 置いてきた
 始まりは
 よく考えれば分かる場所にあった
 家の中なのだ

  四つの言葉は伝染する

 太陽に
 抱かれて
 今僕が生きている
 まだよく分かっていなかっただけ ...
あふれてくるよ
書きたいことが
洪水のように

『超伝導』

『日記療法』

『窓辺の決意』

何を書こうかな?
どれから書こうかな?
温存していた言葉達に
早く日の目を当て ...
ひいやりと冷たいメロン空に浮き
    悩ましい夜見つめるだけの


物思いシロップの海に漂うか
    救ってみたい桃のかんづめ


ごめんねとパイナップルの輪切りして
    白 ...
星がスクランブル交差点に静かに鎮座する
真夏の正午
すべては開かれ閉じられた
赤い道は軌道をはずれ
はるか
ケプラー氏の海の家
正装したカブトムシたちの
厳かな結婚式
少年たちの背中で ...
愛を語るにはまだ若すぎる
遠くで見ているだけの日々に
拘束され続ける体躯
心は既に限界を突破していた

誰も悪い訳ではない
一度きり
どこで選択肢を間違えたのか
何を履き違えたのか
...
翅ゆらり 沈み難くは 池の蝉



紫陽花の 褪せて破れる 唇の
いつも、つねに
私の体を流れる
“冷たい風”

どこから
吹いているかは、分かる

北 でもなく
ましてや 南でも ない

私の心の暗闇から、だった


二度と還りたくな ...
去年、サイパンの土産物屋で買った
十字架のペアネックレス

 あの日、あの時
 僕が彼女から眼を離さなければ!



教会の長椅子で想う
鳴り響くパイプオルガンが
頭の中で こ ...
雲があざやかだ 
ほらそんな風に後ずさりする
風が糸をひいている

風が糸をひいている
ほらそんな風にあざやかだ
乳胸 見下ろす している

ビルの屋上はよくビルの屋上はいいというけれ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ぎよ自由詩108/7/25 0:21
愛してるの響きだけで強くなれるならドラゴンボールはもっとすご ...短角牛自由詩608/7/25 0:16
 学歴コンプレックスつぐこ散文(批評...7+08/7/24 23:57
電車に揺られるとどうして睡魔が襲うのかkauzak自由詩2*08/7/24 23:49
不眠夜びわ自由詩208/7/24 23:46
初恋木屋 亞万自由詩1*08/7/24 23:38
蝉女暗闇れもん自由詩208/7/24 23:33
♪あくびA-29自由詩3*08/7/24 23:28
夏の音短歌5*08/7/24 23:18
私は自転車とよっこ自由詩208/7/24 23:04
不詩然海里自由詩408/7/24 22:30
路地を抜けるyangja...自由詩108/7/24 22:24
夕病み楠木菊花自由詩408/7/24 21:59
持ち物ひとあめ自由詩608/7/24 21:57
よわむし哀音自由詩008/7/24 20:53
湿標木立 悟自由詩208/7/24 20:04
命の音ペポパンプ自由詩4*08/7/24 18:46
銀座銀杏並木くま出没自由詩008/7/24 18:37
黄緑色の花嫁セルフレーム自由詩1*08/7/24 17:26
青点十二支蝶自由詩108/7/24 16:59
天候自由詩008/7/24 16:57
四つの言葉がある場所doon自由詩008/7/24 15:03
あふれてくる1486 1...自由詩2*08/7/24 14:14
フルーツミックス石瀬琳々短歌11*08/7/24 13:39
ぎよ自由詩708/7/24 13:24
進む路はどちらかAKiHiC...自由詩108/7/24 13:00
初夏俳句結城 森士俳句108/7/24 12:14
冷たい風長谷川智子自由詩3*08/7/24 8:50
十字の象徴自由詩1*08/7/24 8:40
黄色い国十二支蝶自由詩208/7/24 3:24

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