きっつい臭いが
充満し
きっつい言葉が
行き来する
きっつい暑さ
風通し悪し
きっつい誘いに
ふらふら揺れる

きっつい道端
きっつい人ごみ
きっつい駐車事情
きっつい思い出
...
正しい知識を身に付けよう

それを正しい知恵に昇華させよう

たとえばそれが普通の人なら

私は普通になろう

正しい意見を持とう

正解を導き出せるようになろう

生きていく ...
燃える天気 曲った雲
恥ずかしい鎖線
身勝手な指の跡で掴まえる

すぐに体の一部になった
波の気も 重いものに息呑んで
舐めた際立つ静けさ 無限を変えてゆこうか
奇跡を起こす
魔法はなくて

過去のあらゆる
自分を恨む

泣いても唄っても
呪文にはならない


けれど
嘆くわたしは
詩を作り、また
思い出を自分の
世界に閉じ込めて
...
{引用=
しらないことを
反芻して、
反芻して、
のみこむ

ひさしぶりに
読んだ日記が
このあいだと
同じだった
変わらないのは
止まった時計
時差がまったく
ないのです
...
酒の宴の窓の外 
宵闇に浮かんで消える 
いのちの{ルビ花電気=イルミネーション}

窓硝子に映る人々が 
杯交わす晩餐は 
遠い日に想い出される 
束の間の夢 

夜風の吹く 
...
道の向こうから 
傘を差す若い婦人が 
ベビーカーを押して来る 

雨に濡れないよう 
ビニールの幕に囲まれた 
幼い女の子 

傘を忘れ 
日常の雨にずぶ濡れ 
靴下も湿った僕は ...
自分たちだけが
正しいと信じている
あいつらから
感じるのは
人のよさそうな顔の裏側に
見え隠れしている
肥大した自己愛
そこに膿のように蓄えられている悪意
そしてその後ろ側には
居 ...
半世紀いきながらえた海猫の、オペラ調の鳴き声。
さっきまでベンチで泣き崩れていた詐欺師の男は、
両手じゃ抱え切れないほどの花束を手に、
明かりの灯る雑踏へと消えた。そして、
通り一本隔てた向こ ...
海だった

湿度百十五パーセント
水蒸気の飽和したの六月の風
ビルに囲まれた灰色の世界に
潮騒と潮の匂いを届ける
風が吹き抜けるこの街は
海だった
気付いた君
ぬめつ ...
                080614



早朝
練習している間に
引き抜かれた
自然薯
生のままで囓られる
ガジガジ

蜘蛛の巣
聖徳太子の真似をして
ヘッドフォー ...
碧色の風が丘を吹き抜けるとき、
あなたは穏やかな夢を見るだろう。

掠れた声で泣きじゃくりながら
それでもまた、まっすぐと前を見据えてほしい。
溶け崩れるような崩壊の音に耳を傾けずに
波の ...
糸を手繰り寄せたら誰もいなかった

箱庭の底で空洞の心を
横たえて寝台で眠る
かつては赤い花が咲いていた
幻想に魅せられ
悲しくも切なく踊れば
時は流れ枯れ

散らばった破片の
そ ...
誕生日
クリスマス
結婚記念日
何かとお金がかかるけれど
贈り物をするには便利でいい
イベントがそのまま口実になる

アンティークのレスポール
ゴールデンレトリバー
...
黒い雨が止まない。
傘は穴開き視界はバラバラ。
不思議な顔で天を見つめ、
非日常を飲みこむ眼。
酸化していく町並みも、
溶けていった有機物も、
憶えておかねば。消えてしまう。


青 ...
ゆら、と、
闇の中で黒が動く気配、
みどりの光点がふたつ、
ケヤキの根元にうずくまる。

杖はニワトコの枝、
髪に飾るのはキツネノテブクロ、
はだかの胸に塗りたくる胎児の脂肪、
そんな ...
まだらな午後の嗚咽を受け
震える水の膜の指
またどこかへ連れ去られ
またどこかに立ちつくす


ゆうるりと巡る音がある
出口を持たない入口がある
飾られすぎた光を燃して ...
神様は悩んでいました。
天国が今日も平和だったから。
そして
地獄は今日も狂気があふれていたから。

天国は平和なところでした。みんな優しく、あたたかな家族のようでした。

地 ...
さっき そこの角で 天使の羽根を拾ったんだ
君が落としたんじゃない?

嗚呼 なんて神々しいんだ
人間だとは思えないよ
ねぇ どこに翼隠してるの?
僕を置いて天国に帰らないでね マイ スイ ...
逢いたいと
想う気持ちの
風船が
膨らむ程に
距離が広がる…



君の胸
腕にすっぽり
包まれて
このまま永久の
眠りにつきたい



誰よりも
イチバン近くに
...
プロフィールは日々変わります。プロフなのに詩のように素敵な言葉、たくさんありますね。ここでおすすめして下さい。感想も歓迎。

また、新しく変えたいんだけど、このプロフィール気に入っていて。。。どう ...
朝起きたら父親の車に青いペンキで落書きがしてあった。
ちょっと肌寒い風に吹かれながら
「仕方ないさ」と言う父親の横顔は悲しいという一言では表現できない。

明日の朝にこやかに59歳を迎えるはず ...
一九四五年八月九日午前十一時二分 長崎
永井(旧姓森山)緑 
原爆に焼かれながら祈る

主の御心のままに従います

 願わくば

 僕たる者共に
 与えられし
 大いなる業火につい ...
ヒロタくん

お元気でいらっしゃいますか
元気もクソもないと怒られそうではあるけどさ
俺には免許がないからさ
時候の挨拶が使えなくってさ
こっちは夏なんだけど

とにかくひどくってさ
...
しなびてんだかくさってんだかわかんないキャベツだかレタスを見て母さんは言う

芽が生えているよ


たしかにしなびてはいた

けどちゃんと生きてた、まだ。

だからそこから生まれたんだ

生きてるから ...
{画像=071201103546.jpg}
水底に力つき
沈んでいるそれは
たった一人で
この大きな川を遡って来た

独り流れに逆らい
早瀬をむりやり腹で押し渡り
波のうねりを越えて
...
ねぇ、命ってどこにあると思う?

ねぇ、心ってどこにあると思う?


ほとんどの人は胸の辺りを指す

中には頭を指す人もいる


ランナーが指すのは足

料理人が指す ...
あのとき、偶然
だれにも声をかけられていなかったなら

ぼくは今ごろ
ここにはいなかったのだ


偶然、生きているぼくは

今日も、また改札口をぬけ

ケータイを開き

牛丼 ...
窓を拭いていました
ドーナツを食べるあなたが映っていたので
わたしは飛び込みました
泳ぎました
しばらくそのままでしたが
砂浜があったので座りましたが
どうやら無人島でした
何故無人 ...
またほお杖でほら

また一日がほら

遠くの駅前ビルを見るだけで終わった

「なんかあったの?」

聞かれる自分にちょっと惚れてる。


ほお杖でほら

また自意識がほら

「誰か気付けよ」って言って ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
日曜市北村 守通自由詩108/6/15 0:02
生きている本分短角牛自由詩308/6/15 0:00
燈り十二支蝶自由詩008/6/14 23:45
魔法が消えた日曳舟自由詩208/6/14 23:28
恋と退屈ゆうと自由詩4*08/6/14 23:27
蛍の光 服部 剛自由詩308/6/14 23:21
向日葵 自由詩308/6/14 23:13
虚無の実在ジム・プリマ...自由詩208/6/14 22:52
ウミネコプテラノドン自由詩608/6/14 22:36
水風朝原 凪人自由詩7*08/6/14 22:19
自然薯の太る季節あおば自由詩2*08/6/14 21:06
碧の戯言、碧のしるべ。水島芳野自由詩208/6/14 20:38
箱庭に糸AKiHiC...自由詩308/6/14 20:23
リボン1486 1...自由詩3*08/6/14 20:02
『成虫』東雲 李葉自由詩2*08/6/14 19:57
あと何本佐々宝砂自由詩308/6/14 19:43
ひとつ まよう木立 悟自由詩608/6/14 18:03
天国行きの罪びと・地獄行きの善人プル式散文(批評...1*08/6/14 17:37
デンタルエンジェル北大路京介自由詩16*08/6/14 16:44
誰よりも…ユメサキハル短歌0*08/6/14 16:34
プロフィール格納庫会議室08/6/14 15:49
晴れときどき曇り山田隆自由詩408/6/14 14:47
マリア永井緑(長崎の鐘)青い風自由詩2*08/6/14 14:43
手紙20080614れつら自由詩508/6/14 13:22
ベジタルアズアン自由詩008/6/14 12:53
望郷 / うねる想いbeebee自由詩11*08/6/14 11:50
喉仏1486 1...自由詩5*08/6/14 11:13
Re:わら自由詩25*08/6/14 10:32
ジューン・ブラインドたもつ自由詩4*08/6/14 10:28
マイシティアズアン自由詩108/6/14 9:48

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加筆訂正:
デンタルエンジェル/北大路京介[08/6/14 17:14]
羽→羽根
8.18sec.