むこうで
ねむたそうな
きみが
いる
こちらで
ねっころがっている
おれが
いる
次女夫婦が
ぷれぜんと
する
きみと
おれとの時
テレビ携帯で
不如帰が
二 ...
くるりくるり かざぐるまが廻る
柔らかな風に 音もなく廻る
綺麗な和紙でつくられた かざぐるま
夕方が よく似合う
廻れ廻れよ かざがるま
どんな時にも ...
あなたとの別れが訪れて
どれくらいの月日がたったでしょう
別れをあなたに告げられて わたしからあなたの元を去ったとき
涙は流れず
―あなたをののしる言葉ばかりが浮かんでは消えた―
―その ...
愛してるなんて言わないで
虚しさが吹き荒れるだけ
苦しみのナカ
僕はここに眠るんだ
右手に君の心臓を
左手に涙の雫を
喉には優しい飴玉を
詰らせて息できないよ ...
掴んだ袖先の感覚
少しずつ触れていく記憶
心の棘が零れてゆきます。
愛おしいと想えば想うほど
見えない旅路が怖くなる
恋しいと呟けば呟くほど
過ぎた海路に不安が浮かぶ
しないはずの後悔に言 ...
耳があって口があれば音声言語だ
目があって手があれば手話言語だ
鼻があって口があって
出し入れ自由な汗か何かがあれば
味覚と臭覚の言語ができていたかもしれない
二重文節性の生産性を犠牲にして ...
BOY 理想はあくまでも高く
どんな星より 遠く煌いている
予告状 I’ll turn your thumb turn.
たっぷりとあふれんばかりに湛えて
こぼさないように歩く
ネットの海に棲む詩人が紡いでいる
いつまでも色褪せない
磨きこまれたナイフ
のような綴りに痺れ
少しでも掬い取ろうとつかんでも
手 ...
長い時間、丁寧に水切りをされた子どもたちを
洗濯ロープに干していく
きゃらきゃらと子どもたちが笑うので
ちょっとした火花が続いた
子どもたちから出たお汁は
大切に集められて牛舎へ持っていく
...
汚水の流れる川の上
工業団地と市街地を繋ぐ橋
毎日多くの通行人が行き交う
弁当箱を抱えた土木作業員
金色ネクタイの青年実業家
貧しい身なりの痩せた老人
手にした紙には“SPAR ...
責任なんか持てないよ
と思いながら優しくしている
口にすると妖怪が飛んでくるから
さっさと優しくする
雨上がり
屈折した気持ちで見上げた空に
描かれた虹
一つ悲しみを乗り越えるとき
失くしてしまうものがあるとしたら
それはある種の光なのかもしれません
水分を透過して
感情の成分を ...
後ろ見て前見て横見てほっとする
いい人ね好きなあの子にこう言われ
明日からまた次の日も明日から
080610
官庁所在地
艦長不在の鬼瓦
屋根瓦に巣を掛けた
黒い目玉の黒い鳥
九官鳥と名前を付けた
カラスの勘三郎の従兄弟
カラスの真 ...
蒼く濁った
水の下
虹色オイルの
カァテンの下
潜行すること
五メートル
潜行すること
十メートル
真っ黒な海底に到着す
真っ黒な海底に到着す
光わずか
...
いたかった。
かんじてないよ。
かなしかった。
きにしてないよ。
ほうたいをぐるぐる。
にじんだってきにしない。
かのうしてたって、、、しらない。
いつか ...
ある乙女の回想は花の色だった
淡いピンクや黄色の中の思い出や
緑の花畑に浮かぶ
白い花と初夏の香だった
乙女はその回想の中
長く艶やかな髪を切り落とした
部屋に散らばった長い髪は
まるで ...
本当はあげたかった
あのクッキーを
あなたは知らない
あなたの用意した甘いモノを
わたしは知らないし
旅先で選んだキーホルダーを
あなたは知らない
あなたの部屋のあな ...
ありがとうが言えずに
飲み込んだら
安っぽい甘味がした
さよならさえうまくできずに
たくさんの言葉を飲み込んだ僕は
砂糖菓子に窒息する
雨と曇と雪のたましい
晴れ 無 晴れを生きては死ぬ
この痛みに痛み降れ
この痛みに痛み降れ
何も言わずに銀の語る朝
謂われなき火が窓に点る
誰も去ることを知らぬ ...
黄色いニュースが
少女が青年に襲われたと呟いている
放送コードを守った言葉で
暴行されました
乱暴されました
それに耳を犯された私は
どこまでやったのかなあ とか
どんな風にやっ ...
神様を捕獲するのには疑似餌がいちばんだ
と常連客の花白さんは言っていた
彼は今年になってもうすでに3輪も
1mオーバーの神様を釣り上げているらしい
その3輪目を釣り上げたのがつい先日で
かな ...
雨に打たれて
凛としながらも
寂しげな
白いバラに
君の横顔を見た
切なくて
会いたいのに
触れたいのに
触れられない
雨が激しくなって
落ちる花びら
僕の夢 ...
燃える夕日が
大地を赤く染める
人々は
家路につく
けれど
止むことのない
この魂の旅路
決めたことさ
僕は生きる
この命燃え尽きるまで
広い大地に
咲いた名 ...
足を痛めても
人は歩く
勉強する意味も
働く意味も
生きる意味も
わからないから
捜し求める
人はみな旅人
恋する意味も
愛する意味も
わからないから
捜し求める
...
言葉にするとやけに現実味がわいて
ちょっと嬉しくなったりするじゃない
君を思って温かくなったり苦しくなったり
恋を分解してみるの
恋には教科書がないから
前と同じじゃ届かないけれど
新しい恋 ...
おはようと
大きな声で
産まれたよ
おはようが
空の白から
産まれたよ
おはようの
よからお歌が
生まれたよ
おはようさん
たいようさんさん
うまれたよ
おはよ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
不如帰
草野大悟
自由詩
2
08/6/10 22:39
力強く、かざぐるま
篠ノ月
自由詩
1
08/6/10 22:26
わたしはあなたと
もこもこわた...
自由詩
3*
08/6/10 21:31
終わらない口づけ
愛心
自由詩
4*
08/6/10 21:17
伝えたい…
見崎 光
携帯写真+...
3*
08/6/10 20:59
ニム・チンプスキーによるアメリカン・サインランゲージ入門
海里
自由詩
2
08/6/10 20:43
BOY
哀愁冗句
自由詩
3
08/6/10 20:33
サムターン回し
六九郎
川柳
1*
08/6/10 19:55
ネット遊泳
渡 ひろこ
自由詩
23*
08/6/10 19:40
小詩集 別の国
嘉村奈緒
自由詩
10
08/6/10 19:16
BRIDGE
1486 1...
自由詩
1*
08/6/10 18:44
処理
チアーヌ
自由詩
4
08/6/10 14:19
「虹の色が足りない」
ベンジャミン
自由詩
8*
08/6/10 13:45
後ろ見て
妖刀紅桜
川柳
6*
08/6/10 13:11
いい人
〃
川柳
3*
08/6/10 13:10
明日から
〃
川柳
5*
08/6/10 13:09
九官鳥
あおば
自由詩
3*
08/6/10 12:47
水底
北村 守通
自由詩
3*
08/6/10 12:05
かかえた肢体は傷だらけだとしても
めろんぱん。
自由詩
1
08/6/10 11:46
ある初夏の事
プル式
自由詩
2*
08/6/10 11:37
時計塔
衿野果歩
自由詩
2
08/6/10 10:53
さよならさえうまくできずに
〃
自由詩
3*
08/6/10 10:48
ひとつ はなれる
木立 悟
自由詩
3
08/6/10 10:42
ソロパート崩落
高島津諦
自由詩
1
08/6/10 5:55
神と疑似餌
かいぶつ
散文(批評...
2
08/6/10 5:20
@バラ Ⅳ
貴水 水海
自由詩
3
08/6/10 3:56
@旅人 Ⅴ
〃
自由詩
1
08/6/10 3:54
@旅人 Ⅳ
〃
自由詩
1
08/6/10 3:53
はじめました
瑠音
携帯写真+...
1
08/6/10 3:46
うまれたよ
そらの とこ
川柳
5*
08/6/10 1:38
4866
4867
4868
4869
4870
4871
4872
4873
4874
4875
4876
4877
4878
4879
4880
4881
4882
4883
4884
4885
4886
4887
4888
4889
4890
4891
4892
4893
4894
4895
4896
4897
4898
4899
4900
4901
4902
4903
4904
4905
4906
6.01sec.