麦茶が恋しくなる季節
氷砂糖がよく売れる季節
行きつけのラーメン屋に並んで
冷やし中華を注文する
クールビズは涼しくもなんともない
おしぼりで顔の汗を拭き取る
お盆の時期には稼働を調整 ...
夏の、
カンセイケイ。
できたての、
街、足音。
おもいつめた、
顔、言葉、記憶、
その気配。
そう、
カンセイケイ ...
針のような棘がある
その棘を全て抜いてやると
水気を失って干からびた葡萄に似ている
俺はそれを食べる
種も一緒に噛み砕く
そして唾液と共に吐き出す
愛は緑色をしている
それは俺にとって
...
運命ならばまた会えるさ
自然に時間を送っていれば
運命ならばまた会えるさ
お互い魅かれ合っているのなら
運命でなければいけないのだから
・
ポストには請求書ばかりが届き
携帯電話の受信フォルダは
迷惑メールでいっぱいだ
履歴書を書けば誤字脱字ばかりで
修整液はとうに使い切ってしまったし
紙屑ばかりあふれる部屋で
どう ...
飛んでくるものは
ピタリと鳴き方を止めた
いつからか
呼ぶことをしない花の声
どこまで過ぎ去っていっても
過去は形あるままで
いつからか
泣くことをやめた蝉の人
永遠とい ...
ふたりの車いすが
つながって
なめらかに
坂を下って行った
春のひところ。
「うすもも。」いろで
そらがうまったりする。
それは、それで
だぁいすき。
だぁいすき・・・
なんだけど
たとえば
ちかくのこうえんの
のぶといこえや ...
あの風船のように
旅に出よう
雲を越え
山を越え
やがて海に出る
風に乗って
潮騒を聴きながら
列車に揺られ
あの町よりも
もっと遠くへ
子供の頃から憧れてた
...
ずっと
そばにある
そばにおいてる
モノ。
色付きの
ちり紙すら
捨てられない
捨てたら過去の
記憶すらなくなりそうで
イヤ。
溜まり溜まった
大きな山と
...
薬で血圧が下げる箱 茶箱という
点く月の裏、太陽の道が通るというから
形は私に細くなったという
最初は音量が小さかったのに
最後は音が大きかったになった
私は私は私
私私私は
...
技術で
ものにならなかった人が
無意味な言葉を
無意味な数だけ
並べつづけている
誤解されてきた
経済とは
そのように
生き延びることだけで
ありつづけた
今夜も
きっと ...
捲り過ぎる指は慣れる
通り過ぎることに
なぞり過ぎた意識は鈍る
それと気付かないうちに
足があるので
重力に堪える足があるので
私には底があって
だから留めることができる ...
落陽、その時に見えたのは希望でも何でもなかった
羊を数えた夜が明けないから
一匹ずつ撃ち殺そうとして
銃創、その時に知ったのは暗闇でも死でもなかった
{引用=捨てないように ...
運命にまた見離されたよ
乾いた空にかき消された願い
本当は君が一番辛いはずなのにね
笑った顔が痛いくらい胸に突き刺さる
優しさを切り売りして同情を買って
商売上手だけが生き残る社会
...
ビニ傘の心棒だけが側溝の蓋の隙間に刺してあります
葉っぱの落ちた木のように
風が吹くたび
小さな声をあげている
ゆっくりと息を吐きながら
それでも溜め込んだ本音を飲み込んで
掲げた両手の先
どこまでも遠い空を眺めれば
「 ...
{引用=
あのひとのなまえをよぶ
はろー はろー はろー
せつなくなるきもち
きみにもわかるかい
ちぎれそうなよるを
ぼくはいきていて
はくいきがしろくないことを
しってし ...
世の中にあふれる才能というやつは
いつだって僕の恐怖を煽る
かなわない
そう思わせるのが奴らの仕事
かなわない
だから僕は多くの諦めと
少しの悪あがきで牙を剥く
かなわない
それでも僕 ...
心のダムに
言葉の雫がたまったら
きっと流れるうたの川
溢れ出してしまいそうになりながら
きらきらした雫だけ抜き取って
私しかつくれないうたの川
いつかとっておきの
雫でできた川
ここのダムから流 ...
かさねた手の平が汗ばむ
ぜんりょくで 君が好き
覗き込む瞳に僕が映ったら
大きな声で笑って 二人
飛んでゆく空の果てまで
あの人とあたしに降り続く雨
目から伝うのは涙じゃなく
口に出すことを
望まれなかった言葉たち
思い出がこぼれてゆく音
遠く 近く
不安定な渦に呑みこまれてゆこうとしている
その、生命体
疼いているのだろうか
ふと、余韻
迷惑がるきみの背中
もしかしたら
怖かったのかもしれないね
{引用=つめたい、
そうい ...
いつもの机に無造作に置かれた 写真
机は無造作に散らかってるに
いつものそれに目を
たくさんためればいいのに
お互いになぜか写真は
撮らないね
意識してるわけじゃな ...
じりじりと鳴る詩を
鼓動と重ね聴いている
子等は瞳を
しゅわわわわっ と弾けさせ
尾びれを力強く、力強く一杯に
羽ばたかせる
例えば世界がソーダー水
みんなみんな、くじらのき ...
湿った夜に
孤独の匂う扉が開いたらしい
今日の陽射しに晒した、
二の腕も敵わない強さで
戻る道を塞がれた
草むらに埋もれる羽虫や
苦瓜の、
生き物のような苛立った肌
何 ...
びっしりと生えた悪の根は
簡単に取り除けはしない
小さな悪が
枝分かれして
大きく育って
また新しい悪を産み落とすから
総理が変わったり
エコっぽい事をしたり
取締りを強化したり
...
街路樹を通りぬけるたび
ドップラー効果が過ぎてゆく
記憶の海
蝉が鳴いている
呼吸する波
蝉が鳴いている
夕方の明るさに
ぼくたちはやがて戸をたてる
蝉 ...
食品工場ゆきのバス
そこでなに思う
どこかで人は起きる
玄関を出る
性的でない
あなたを見つめてる
そこでなに思う
あ、海に行くのかな
涙から家鴨飛び出す
嘲笑う切れ味に感情に焼けて
さすが私の髪の毛だ真っ直ぐに泳ぐ
そのまま息をとめて
泳いでみたくはないか
アラダ アノラ ラダ
五月蠅い 受け止めて
沸き逢うお ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冷やし中華はじめました
1486 1...
自由詩
2*
08/7/19 11:17
カンセイケイ
草野春心
自由詩
2
08/7/19 11:10
愛は緑色をしている
結城 森士
自由詩
2
08/7/19 11:00
運命ならば
小禽
自由詩
1*
08/7/19 10:07
花と戸棚と着信音
吉田ぐんじょ...
自由詩
18
08/7/19 9:33
Clematis
あすくれかお...
自由詩
2*
08/7/19 9:15
けしき
yangja...
自由詩
2
08/7/19 8:51
うすもも。
長谷川智子
自由詩
1*
08/7/19 6:49
風の旅
ヒロシ
自由詩
3
08/7/19 4:19
捨てられないもの
長谷川智子
自由詩
4*
08/7/19 3:26
テレビ
十二支蝶
自由詩
1
08/7/19 2:54
経済
小川 葉
自由詩
1
08/7/19 2:52
徒然 十一
鎖骨
自由詩
1
08/7/19 1:52
落陽
士狼(銀)
自由詩
7*
08/7/19 1:11
クレイジーワールドにミサイルをぶっ放す
1486 1...
自由詩
2*
08/7/19 1:06
梅雨明け
A-29
短歌
4*
08/7/19 0:45
「背伸びする」 (心象スケッチ)
ベンジャミン
自由詩
4*
08/7/19 0:38
ただのきれはし
ゆうと
自由詩
10*
08/7/19 0:30
後ろ向きな前向き。
プル式
自由詩
5*
08/7/19 0:26
想撮空間 「言葉の雫」
緋月 衣瑠香
携帯写真+...
5*
08/7/19 0:03
風の音
衿野果歩
自由詩
1
08/7/18 23:57
雨の音
〃
自由詩
1
08/7/18 23:57
エラー
笹子ゆら
自由詩
4*
08/7/18 23:42
青写真
ポンテク
自由詩
1*
08/7/18 23:39
夏休み
黒子 恭
自由詩
2
08/7/18 23:27
夏の落とし子
銀猫
自由詩
10*
08/7/18 23:21
ねはふかいね
灰色の夢の中
散文(批評...
2
08/7/18 23:19
過去から降るもの
吉岡ペペロ
自由詩
5
08/7/18 23:14
性的でないあなた
〃
自由詩
2
08/7/18 23:13
小麦
十二支蝶
自由詩
2
08/7/18 23:02
4869
4870
4871
4872
4873
4874
4875
4876
4877
4878
4879
4880
4881
4882
4883
4884
4885
4886
4887
4888
4889
4890
4891
4892
4893
4894
4895
4896
4897
4898
4899
4900
4901
4902
4903
4904
4905
4906
4907
4908
4909
5.95sec.