ひいやりと冷たいメロン空に浮き
悩ましい夜見つめるだけの
物思いシロップの海に漂うか
救ってみたい桃のかんづめ
ごめんねとパイナップルの輪切りして
白 ...
星がスクランブル交差点に静かに鎮座する
真夏の正午
すべては開かれ閉じられた
赤い道は軌道をはずれ
はるか
ケプラー氏の海の家
正装したカブトムシたちの
厳かな結婚式
少年たちの背中で ...
愛を語るにはまだ若すぎる
遠くで見ているだけの日々に
拘束され続ける体躯
心は既に限界を突破していた
誰も悪い訳ではない
一度きり
どこで選択肢を間違えたのか
何を履き違えたのか
...
翅ゆらり 沈み難くは 池の蝉
紫陽花の 褪せて破れる 唇の
いつも、つねに
私の体を流れる
“冷たい風”
どこから
吹いているかは、分かる
北 でもなく
ましてや 南でも ない
私の心の暗闇から、だった
二度と還りたくな ...
去年、サイパンの土産物屋で買った
十字架のペアネックレス
あの日、あの時
僕が彼女から眼を離さなければ!
教会の長椅子で想う
鳴り響くパイプオルガンが
頭の中で こ ...
雲があざやかだ
ほらそんな風に後ずさりする
風が糸をひいている
風が糸をひいている
ほらそんな風にあざやかだ
乳胸 見下ろす している
ビルの屋上はよくビルの屋上はいいというけれ ...
夏の星座も綺麗に見えない街で。
夜空を一人見上げて。
必死に星を探してみる。
一等星、直ぐに見付かって。
ちょっと空は広がって。
けれど、それしか見えなくて。
果て ...
恐いんだな。僕は。
3年前、知り合いが死んでしまったんだけど、
それは何の前触れもなく。
僕は彼の顔も覚えていて、
いい人だったことも覚えているから、
ただ、なんで、と思った。
僕の体 ...
{引用=
***
}
ベッドの下の人たちを看取る
{引用=
***
}
自動二輪の音がきこえるしんしんと
暗闇にほの白くうかぶアークは
かわらずまわっているのか
確実の ...
歩いてみようと思ったんだ……
朝、
ドア開けた。
心、まぶしくて。
大げさなことかな?
ほら、街、
眠たい目をしてさ。
い ...
早夏に 散り遅れた雨雲が
スコールよろしくざんざんぶらす
傘の下で
本当は投げ出してずぶ濡れたい
そんな大雨のなかでの抑え易い衝動が
傘の下で
本当は水溜まりで靴を ...
昨日ひろったきれいな小石
たとえば人は
磨かれる前の宝石の原石のようだということ
未完成なままの美しさを知っているから
だからそっとしておいてください
そんな淋しさ
...
落雷
暗転
部屋の中
懐中電灯が見つからない
手探りで
探して
探して
探り当てたのは
君の手のひら
静かだね
星が綺麗だね ...
全人口の5%はそういう人種なんだと コリン・ウィルソンは説いたが ほんとに5%なんだろうか どう考えても50%には達しているような気がする 50%が泣き叫ぶ 50%がわめく 俺の声を聴いてくれ あたし ...
冷たい水でタオルを濡らしてしぼって持って来てと言われるネコ
猛吹雪
夏なのに
真っ白け
景色の方?
頭の方?
何も見えない
何も見たくない
頭脳回路をシャットアウト
浮いてる?
そうかもね。
...
目が覚めればキッチン
冷たい床に背を着けて
仰向けの天井を見ていた
天井でゆれる光、あれは
水面
キッチンを満たす液体
懐かしく吸い込んで
天井に(水面に
浮かぶ(ゆれる
花びら ...
昨日と変わらない
おはようのメールが
私の心を惑わせるの
勘違いした心が叫ぶ
私たちはまだ大丈夫だよ
期待して喜んで
嘘で塗り固められた
大きく膨らんだ心の片隅
冷 ...
ふと
君のことを思い描いて
世 界 に気付く。
本当に何気なく
ケータイをいじっている自分が
やっぱり空っぽで
どこか、
足りなくて
それらを埋めるためだけに
うず高く積んだ ...
ポータブル
OR
トイレット
??
う〜ん・・・・・・
う〜ん・・・
トイレ!!
三年ぶりに
セルフ ウンチョス
の、
意思表示
脱オムツ宣言
光の
脱オ ...
同じ場所に立つことも許されずに
思うだけの時間
声は届くはずもなく
微かに 指先をかすめる
ぬくもりを たよりに
苦しくても 悲しくても
乗り越えられるだけ ...
なにもない部屋の中で
ぼくがひとつ
転がっている
さっきまでふたつだったのに
いまはひとつになった
夏の夜は蒸し暑い
指の間にも汗かいて
まぶたのまわりもしっとりしてて
ひざの裏が ...
(1)
明日と言う日の訪れを恐れるときがある
気を紛らわすことさえままならず
早々に床についたとしても
考えるのは埒のあかないことばかりで
苦し紛れの寝返りを打てば
人の気も知らず目覚 ...
何も知りません
呟きかけた息が
黙ってしまいます
言えない言葉が溢れて
濁った言葉を清めます
憎んではいません
笑い声は高らかに
風という生き方になります
命はいつでも
...
嬉しい ⇔ 悲しい
また会いたい ⇔ 二度と会いたくない
また会う ⇔ 二度と会えない
会いたくないのに会う ⇔ 会いたいのに会えない
...
満月の夜は眠れないの
ううん眩しいからとかではなくて
満月の夜は眠れないの
どうしようもなく心臓が跳ねるから
満月の夜に
眠れないのが
あたし一人であるのなら
ええそれはしよ ...
睡眠、不足
よだれ、たれ
たまらない、ポチ公
部屋、片隅
凍る水蜜桃、嗅ぐ
月兎模様、紅色暖簾
ハサミ、刻まれ
切り絵、描かれ
暖簾、風穴
埋めてけ、隙間
切り子細工
音高く、風 ...
手のひらが薄く重なる波紋から沈黙を知悉すると夜だった
前進には時間がかかり
余計なものはすべて困惑した埃にかわった
焼けた手紙の匂いをかいで
あたたかさが口角をしめらせた
とおくの発光は ...
波の匂いがする。
まぼろしはわたしをさらうことはしない。
やさしさという風が、角のコンビニエンスストアに入っていった。思わず後を追う。ああ、ここにはいつも、誰かがいる。自動ドア ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
フルーツミックス
石瀬琳々
短歌
11*
08/7/24 13:39
夏
ぎよ
自由詩
7
08/7/24 13:24
進む路はどちらか
AKiHiC...
自由詩
1
08/7/24 13:00
初夏俳句
結城 森士
俳句
1
08/7/24 12:14
冷たい風
長谷川智子
自由詩
3*
08/7/24 8:50
十字の象徴
〃
自由詩
1*
08/7/24 8:40
黄色い国
十二支蝶
自由詩
2
08/7/24 3:24
創書日和「夜の音。」
狠志
自由詩
2
08/7/24 3:18
見えない。何も。
桜
自由詩
4
08/7/24 2:18
aerial acrobatics 13
mizu K
自由詩
9
08/7/24 2:03
歩いてみようと思ったんだ
草野春心
自由詩
4
08/7/24 1:35
傘の下で
短角牛
自由詩
3
08/7/24 1:23
「嘘かもしれない」
ベンジャミン
自由詩
7*
08/7/24 0:24
ブラックアウト
1486 1...
自由詩
1*
08/7/23 23:28
白熱 サイドB
佐々宝砂
自由詩
2*
08/7/23 23:25
夏
A-29
短歌
3*
08/7/23 23:24
ホワイトアウト
1486 1...
自由詩
1*
08/7/23 23:13
ゆれる
RT
自由詩
5*
08/7/23 23:12
反比例
はち
自由詩
1
08/7/23 23:10
風の日曜
李伍 翔
自由詩
1*
08/7/23 22:44
セルフ ウンチョス
草野大悟
自由詩
3
08/7/23 22:42
Miles de estrellas.
李伍 翔
自由詩
0*
08/7/23 22:38
太陽
naru
自由詩
4
08/7/23 22:38
遠ざかるひと
恋月 ぴの
自由詩
38*
08/7/23 22:11
神話 四
はらだよしひ...
自由詩
2
08/7/23 22:10
お別れ
灰色の夢の中
散文(批評...
0
08/7/23 22:01
夜道を散歩
亜樹
自由詩
2
08/7/23 21:25
ポチ公
木屋 亞万
自由詩
4*
08/7/23 21:05
夜
空井豆腐
自由詩
1+
08/7/23 20:51
ひとつなぎ凪ぐ夏
紺野 夏槻
自由詩
18
08/7/23 19:58
4864
4865
4866
4867
4868
4869
4870
4871
4872
4873
4874
4875
4876
4877
4878
4879
4880
4881
4882
4883
4884
4885
4886
4887
4888
4889
4890
4891
4892
4893
4894
4895
4896
4897
4898
4899
4900
4901
4902
4903
4904
5.84sec.