080630
真っ暗な中で
三時間毎に目が醒めて
ぼんやりとする
生き返ったのか
それともまだ眠ったままなのか
活動すべき時は今なのか
それともも ...
そういえば僕は
綺麗な半円を描く虹を見たことが
ない
娘の絵本に描かれた
空に架かる橋なんて
どこにあるのだろう
あるいは
幼かった頃に
(例えば両親の故郷で)
見たこと ...
夕暮れ
赤い窓の外
見つめているわ
ほんとは待っているの
好きなの
とても
置いて来たのはわたしだわ
わかっているけど
ほんとは
もう忘れたかな
色が消えて行くね
日は沈 ...
さようならの準備を
あなたがいなくなって 私がいなくなって
おそらくそこに愛は残らないでしょう
さようならの準備を
怖がりはしません 前から知っていたから
幸せな日々と 永久のさようなら ...
こころの闇
なんてものには興味がない
なぜ殺されるのか、
その理由がはっきりしている世界の
僕らはもはや住人ではない
あしたはきょうよりも
ちょっとはマシな世界なの ...
化学の法則が
物理の法則が
誰も知らないところで
あらゆる法則がはたらいている
誰も知らないところで
はたらきには
すごく無慈悲なものもあった
俺はなかな ...
この地でいちばん
高い建物から見る北の海は
ひかる帯のようだった
そこには
かつてこの地で受けた
恥辱や挫折がにじんでいた
それでも失えなかった
希望のようなものもにじんでいた
この地 ...
遠くはなれて
きみよ
病室のベッドで
ねむたそうな
よるのきみよ
リハビリで
くたくたに
つかれた
きみよ
ookinaあくびひとつ
KISSをしようよ
つい ...
先程手紙が届きました
丁寧に書かれた我侭と
殴り書きのあなたの名前
返事を書こうと思いました
突発的な唄の歌詞と
嘘を込めた自慢の詩達
「何をしたいのか何が言いたいのか」
...
握り締めたのは
あの日の青
解いたのは
いつかの夕焼け
ねぇ
時さえ許せば
気の遠くなるあの日まで
歩いてだって行ける
朝が来て
夜が来る
不変の真実ばかりを
抱き ...
来週の
天気予報を
見て思う
今年は君に
逢いたい七夕
イヤホン越しに響くのは
甲高い声で嘆く地球
右向きゃ赤色
左向きゃ灰色
何気ない顔で
暗闇は、そっと
肩を叩く
アナタ( ...
「私は戦地で負傷者を救命する医者だった。
ある日、重症の少年が母親に連れられて
私の元へ駆け込んできた。
しかし私は、少年を一目見て
彼は助からない、と悟った。
酸素ボンベをつけて ...
あどけない幸せに手を差し伸べても
まだすべて捨てられると思っていた。
零れだすものは、すべていらなかったから。
だからなんにでもなれると思った。
この道はどこまでも続くから
僕もどこ ...
ノートに書いた文字が
はしから消えてゆくのと
あなたは不思議そうに
ペンを見つめていました
言葉がかわいそうだから
もうこれ以上は言わないのと
あなたはすっかり黙って
消えた文字を追 ...
りっしんべんに 新字体の
柔らかくなる きみのかたち
なぞらえる 次ぎにくる列車の電報
ドタンド タン カッタカッタカッタ ア ゴー
コウヒイの煙 たちのぼる屋根
スウ ...
いつかは埋められるという
期待を滲ませて
私はそこにいた
そんな私の上を
そんな私の気も知らず
あなたはまるで踊るように
通り過ぎていった
鼻歌でも歌うような気軽さで
慎重さに欠け ...
どこでもドアで連れて行ってくれた
あの遊園地はキラキラしていた
回転する庭の隅で
ずっと笑っていられた
どうしたって真ん中へ行けない僕を
君は引っ張ろうとして
踏ん張って赤い顔で
そ ...
人生それは山のように
どこまでも続く険しい道のり
道端には諦めた人達が
疲れた顔して座り込んでいる
どうしてここまで来たんだろう
どうして歩き続けるんだろう
考えた ...
突然振り出した私
怒っているわけではないのです
必要なのですよ
あわてて駆け出す二人
とうとう
見つけたのですね
真実の愛を
誓い合う人を
ビルの下で
雨宿り
...
突然振り出した私に
肩寄せ合って
一つの傘に
二人で入った日々
あなたにとって
まだ
苦い思い出なのでしょうか
それとも
美しい思い出になったのでしょうか
私が止む時 ...
明日は一日、月立つ日
時の流れと一年を
月の姿で数えていた頃
細い三日月新月が
空に立つのが一日だった
白夜が続く北極も
夏至を先日迎えたばかり
白夜の空への夜の戻りを
るりが立つ ...
自分は多趣味すぎると思う。
釣り、釣具の製作、合唱、水泳、料理、読書、文章を書く、モデルガンにガスガン、パチスロ…幾つか休止しているものはあるものの、よくぞこんなにあちらこちらに手を出しているものだ ...
一滴、こぼれて/少女であったこと/一滴、こぼれて
かつてわたしが少女であったころ
セーラー服のリボンを結ぶときに
いつも
一滴ずつしたたってた
結ぶたび気づかぬうちに
青 ...
私には
雨の日にしか現れない庭がある
窓を開ければ
雨音がこちらまで反響する
そこにあるすべて
落ちている小石、葉の連なり
紫陽花の花のひとつひとつ
存在という音が聞こえる
天から ...
さらさらと?ザザァーッと?
どっちでもいいけどそんな流れにはできれば乗りたくはない。
流れに乗るってのは時代を気取るっていうこと?
それはかっこいいこと?わるいこと?
よくわからないけど、 ...
君はその銀色のハサミで
何もかも容赦なく
切り抜いてしまう
また空がひとつ足りないと
カモメが嘆く
君のスカートに
貼りつけられた一片の空
今日も次々と
その鋭く冷たいハサミで ...
原野の指
水と稲妻のあいだの子
空になる 花になる
うたにも うた以上にもなる
鉄の筒を風が通る
鉄の籠を轍が揺する
予兆の上の光が吹かれ
石の路地に鳥となる
...
チリチリ、
チリチリ、
私ヲ通ッテイッタモノ、
出掛ケニ魔除ケノ鈴ヲツケ、
帰レバオ清メノ塩ヲ撒キ、
ソンナ日々ガしばらくハ
続イテ
チリチリ、
チリチリ、
遠ザカル ...
どうやら前に夢について語っていたみたいだが、
人は夢の奴隷にはならないとでも思っているのかい。
目標は追いかけるものをその奴隷にすると言っていたようだが、
そんなことはないよ。
真の目標は ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
三時間後
あおば
自由詩
7*
08/7/1 0:12
虹
kauzak
自由詩
4*
08/6/30 23:53
色の消滅
チアーヌ
自由詩
4
08/6/30 23:29
さようならの準備を
汀
自由詩
2
08/6/30 22:58
なぜ生きるのか
吉岡ペペロ
自由詩
2
08/6/30 22:56
誰も知らない
〃
自由詩
2
08/6/30 22:50
海光
〃
携帯写真+...
4
08/6/30 22:49
KISS
草野大悟
自由詩
2
08/6/30 22:36
鍵の無い手紙
梨玖
自由詩
1
08/6/30 22:27
飴色のすたるじゐ
三上あず
自由詩
9*
08/6/30 21:45
晴れて…
ユメサキハル
短歌
0
08/6/30 21:31
地球と人間
キルケ
自由詩
1*
08/6/30 21:26
こころのなかで、きる
結城 森士
自由詩
1
08/6/30 21:13
ふぞろいな葬列
水島芳野
自由詩
7*
08/6/30 20:52
「満たされたいと思うとき」
ベンジャミン
自由詩
6*
08/6/30 20:31
Cepheid
あすくれかお...
自由詩
3*
08/6/30 20:22
学期末の落胆
六九郎
自由詩
1*
08/6/30 20:05
middle of nowhere
衿野果歩
自由詩
1
08/6/30 19:36
坂道
1486 1...
自由詩
0
08/6/30 19:25
@銀の雨 Ⅴ
貴水 水海
自由詩
0
08/6/30 18:30
@銀の雨 Ⅳ
〃
自由詩
0
08/6/30 18:29
るりら、るりたち
小池房枝
自由詩
5*
08/6/30 17:51
フライフィッシングと詩
北村 守通
散文(批評...
2*
08/6/30 17:47
夢なら誠
こんぺき13...
自由詩
2
08/6/30 17:10
雨の日の庭、傘から聞く風景
RT
自由詩
5
08/6/30 16:21
時間は流れる
戒途
自由詩
0
08/6/30 16:19
切れ端
かいぶつ
自由詩
2
08/6/30 16:16
夜と冬
木立 悟
自由詩
3
08/6/30 15:46
創書日和【扉】sound
大村 浩一
自由詩
15*
08/6/30 15:15
想像力
相良ゆう
散文(批評...
1*
08/6/30 12:13
4895
4896
4897
4898
4899
4900
4901
4902
4903
4904
4905
4906
4907
4908
4909
4910
4911
4912
4913
4914
4915
4916
4917
4918
4919
4920
4921
4922
4923
4924
4925
4926
4927
4928
4929
4930
4931
4932
4933
4934
4935
加筆訂正:
マリア永井緑(長崎の鐘)
/
青い風
[08/6/30 12:52]
推敲の結果、「栄光」を「救い」に換えました
5.86sec.