去年の朝の
球根が
臓器のように
どしんどしん、と
土の表皮で呼吸した
高く鳴る
拍動に
ためらう闇が
蒼く余韻し
彼の路を隠しゆく
慣れぬ夜を呼吸して
水路を拓き
彼 ...
人肌が
恋しくて
輪郭がなくなるくらい
とろけて
‥満たされた。
ふいにかすめる不安混じりの溜め息
...
伝えたいという気持ち
これに嘘をつく必要があるだろうか
春にまいた種が
いつのまにかもう
つぼみをつけていたことに
気づいていなかった
「先生と会えるのは今日が最後なんだよ」と
ひとりの生徒が言ってきた
本当は
知っていた
...
おばあさんが今週入院することになった。
聞いたのが今日の九時くらいに突然言われた、
一言でいうと、寂しくなるなって思う。
寂しいなんて言葉ではないけど、もっと複雑だけど、寂しいって言葉に行 ...
――すべて、断片。断片・・・・
・・・深海へ。本当は降りてないし今までもなかった気がする
いまは、ふわっと浮いてる感じ
かるくなったりおもくなったりそのくりかえし
...
ギター弾きはラクダを連れて
砂漠を歩く
荒野を歩く
ジプシー
シンドローム
ライラック
金色のライオン
民は息絶え
民は言う
お前の何処に
真理がある
ギター弾きは弾く
...
{引用=
あのこは
おいしいとこだけ
奪ったね
ドーナツの
半分かかった
チョコレート
みたいな感じさ
ぼくが好きだって
知ってての
ことだったんだろうか
なあんて
...
枯れた葉っぱと
緑の葉っぱ
白い蝶が
おぼつかなげに
境界線をひいていく
繰り返されるふらい始末 塗り替えられる白き本樹
微笑みが並べられ挟まれ
うう悔やしまう満面の薔薇 突き破り生え抜き取り溢されぬ
やはり犬が白き国の歯ね
あなたにとって生きる事が
誰か ...
ゆれる
ねんだいがゆれてる
かこたちが
こおるこおり
ぐらすにひとつ
とけてゆらゆら
しずむまで
ひみつ
わすれたふりして
レディオから
あの日もたしか
げつようび
...
雲のない、風のない、
夕暮れの山の静かな尾根に、
連れ合いをなくした龍が、
孤独な炎をあげる。
ぼんやりとけむる色彩は、
何色と定めることもできず、
ひらりひらりと空に拡散し、
おぼ ...
Tho' somthin's broken
Keep your eyes open
Tho' somthin's broken
Keep your eyes open
Huh!
Keep ...
できない計算が済んで
さっき
クーラーの部屋から
階段を降り
寒さが通り過ぎた町並みを
通り過ぎていった
どこにも行きたくない風が
止まりたくない
止めてほしくなくて
離れていく
...
六月のうちに、
してしまわなければならないことがあった。
思い出そうとして思い出せないまま、今、雨を見ている。
湿気が増して空気が濃くなると
呼吸しにくくなるからね
だけどそ ...
Aメロ
英雄は平和の為に
hero is the sake of peace.
日々戦っているけど
Though it fights every day
人間は己の為しか
Ma ...
歯ぎしりをしながら
指先に体重を預ける
命綱もつけずに
会いに行く、クライム
すこし、愛することのよう
好きとかって感情じゃなく
歯ぎしりをしながら
名前も呼ばずに
後悔しない ...
昨日喧嘩した彼女と小川へ
蒸し暑い中で何時間
喧嘩したっけ
汗をかきながら
小川は澄んでいて
透明な絹が川底の小石をなでているみたい
彼女の足の指はまるで
ボタンに見える
きれいに ...
おててつないで
ちいさいおへやを
ぐるぐるまわる
まわっているこは
とてもたのしそう
てをつなげなかったこは
しゃがんだり
よこになったり
ひっくりかえったり
たいへんそう
...
のんびり
まったり
ゆっくり
楽園の暮らし
気付いたら
陸と
お金と
安心が無かった
今何時?
そうね大体ね
待ってくれ
もう遅い
ガガガタリカ
真四角の机が僕らの明日をかき混ぜて吐き出す
ガガガタリカ
曼荼羅模様の机の上で僕らの明日が刻まれる
紫色の暗雲が立ち込め ...
とけそうと
ひとがいったので
そのとおりですねと
ひとがいったら
そのとおりになって
かたちをとどめながら
ひとはなみだがかわくまで
そうしていた
とけていく
...
そこからしか生まれない
ただ音を出すのは簡単だけど
誰かに気づかれるのは
とても難しい気がして
こぽこぽと
水中でピース
雑誌の中でダラー握った赤んぼが目見開いて水の中を飛んでいるから
...
僕の彼女は3つ年下
おおきな瞳で見詰められたら誰だってフラフラ
小さい身体のくせして意外と豊満な胸元
太モモちょっぴり太いけどそこがまたチャーミング
髪型ころころ変えるからプリ ...
080714
ゆれる
木の葉
イソギンチャク
財布の中身
人でなし
この野郎表に出ろ!
喧嘩するので
騒がしい
ヒトゴロシ
...
遠くそびえ立つビル群
人間が高さを競うように
草木は深さを競い合い
私の横たわるこの下で
取っ組み合いの陣取り合戦を繰り広げている
負けるのも勝つのも好きではないと
酒のない酔いに飲ま ...
思い込みから想像妊娠をした女の 子どもは
一体 どんな顔をしているのだろうか
上目遣いの鋭い瞳をしているだろうか
それとも
夢見がちな丸い瞳をしているだろうか
いいや
きっと
焦点の ...
鍵、いれる
扉、ひらく
靴、ぬぐ
鍵、おく
髪、ほどく
服、ぬぐ
上、下、ぬぐ、ぬぐ
靴下、ぬぐ
筋、のばす
息、はく
足、すすむ
ゆれる、ゆれる
ゆれる、ゆれる
水、の ...
また戦争が勃発した、らしい…。
深夜の報道番組が新たな紛争を伝える
花火のようなミサイルの雨、
轟音と共に崩れ落ちる構造物、
逃げ惑う人々の引きつった顔、
叫ぶように惨劇を伝える記者の声、
そ ...
貴方の、
あの黒いワンボックスは
今頃、何処を走っているのだろうか?
錆びたワイパーが、
くすんだフロントグラスを磨き、
ひび割れた塗料が、
何となく良い感じに模様を描いてた
それは、
貴方の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
再生
ポッケ
自由詩
4*
08/7/15 3:04
とろり
長谷川智子
自由詩
3+*
08/7/15 2:12
Tell to lie?
〃
自由詩
1*
08/7/15 2:10
「ゆれる (教室に咲いた花)」
ベンジャミン
自由詩
8*
08/7/15 2:05
迷走アイデンティティー
つぐこ
散文(批評...
6
08/7/15 1:53
誘導性ストレス過敏装置
長谷川智子
自由詩
7*
08/7/15 1:39
金砂
kei99
自由詩
0
08/7/15 1:09
おいしいところ
ゆうと
自由詩
2*
08/7/15 0:54
生と死の狭間で
ここ
自由詩
3
08/7/15 0:26
明日
十二支蝶
自由詩
0
08/7/15 0:17
ゆれる
小川 葉
自由詩
4*
08/7/15 0:14
日を貫けば兵乱の兆し
佐々宝砂
自由詩
2
08/7/15 0:13
Keep Going! (歌詞)
クリ
自由詩
0
08/7/15 0:11
untitled
かとり
自由詩
2
08/7/15 0:10
雨飼い
clef
自由詩
3*
08/7/15 0:06
題The rotten world
こめ
自由詩
3
08/7/14 23:50
クライム
たりぽん(大...
自由詩
4
08/7/14 23:48
小川
ふるる
自由詩
9*
08/7/14 23:37
うしろのしょうめんだあれ
灰色の夢の中
散文(批評...
1
08/7/14 23:36
温暖化、物価高騰、犯罪悪化
〃
散文(批評...
2
08/7/14 23:22
アモス
虹村 凌
自由詩
1*
08/7/14 23:11
梅サワー
小川 葉
自由詩
2
08/7/14 23:10
こぽこぽ
秋也
自由詩
1*
08/7/14 22:42
フラフラ彼女
杉山 さち
自由詩
3
08/7/14 22:37
ゆれる
あおば
自由詩
4*
08/7/14 22:34
気の迷い
佐々木妖精
自由詩
12*
08/7/14 22:30
想像妊娠
あきな
自由詩
5*
08/7/14 22:19
ゆれる
木屋 亞万
自由詩
3*
08/7/14 22:05
叫び
遊佐
自由詩
3*
08/7/14 21:56
黒いワンボックス
〃
自由詩
3*
08/7/14 21:56
4876
4877
4878
4879
4880
4881
4882
4883
4884
4885
4886
4887
4888
4889
4890
4891
4892
4893
4894
4895
4896
4897
4898
4899
4900
4901
4902
4903
4904
4905
4906
4907
4908
4909
4910
4911
4912
4913
4914
4915
4916
加筆訂正:
untitled
/
かとり
[08/7/15 0:18]
少し変わりました
6.17sec.