心臓の音
流れる血液の音
汗と体温
整えられた呼吸
誰に教えられた訳でもない
あたりまえのように行われ
知っていく
知らされ ...
郵便受けに入っていたのは
営業スマイルの葉書と
ネクタイをきちんと締めた葉書
営業スマイルの葉書を開いてみると
べりっという音を立てて
用のないパンフレットを差し出してきた
次から次へ ...
あやつり人形のような
お前だった
細く、長く、
私の随分先を行ってしまいそうで
失うのが恐くてお前の腕を
強く握りたかった
でも
パラパラと砕けそうで
出来なかった
...
地球は生まれたとき
真っ赤な太陽を見て思いました。
ああ ぼくは あおい ほしに なろう
あおくて きらきらした ほしに なろう
地球は大きくなるにつれて
いっぱいの青で着飾って
...
ほら
加速してごらん
景色が
混ぜた絵の具のようだよ
加速するのと同じ速さで
後退してゆくいろいろを
君はのがさずにいられるだろうか
なんて
それは難しいことかもしれないけれど ...
ぷあるちゃあ
靖一郎がどう考えても判らんという。
そこで城狐が使いに来たと山田さんが言うので、画商の話。
ある男が可哀相な話をというが、僕は聞いてみた。
シャルダンでは時代が違うし ...
マーイペース
マイペース
コーヒーこぼれた
ソファーにこぼした
まいっかいーか
ま、いいか
マーイペース
マイペース
あ、やべ皿落としちゃった
割っちゃった
...
きみはバーベキューへ行くと
言っていた
串刺しにされた肉が火に
焼かれるとき
夏が終わるんだろうか
川原でたまねぎ切ったとき
涙に夏も混ざってるだろうか
ナイフを手にする ...
繰り返す梅雨の憂い
水溜りに映るのは
また歪む空
さよならのかわりに
泥水を蹴り上げる
汚れても笑っていた
強くありたかった
暴れる水面に
反転する空
...
本当はいつまでも
隣りに居たかった という真意
嘘で固めた道の
続く未来は悲しい
祈ってるの 貴方の幸せを
あの扉がもう2度と
開くことはなくても
どんなにどれだけそれがあなたの人生を救ったとしても
愛する人達にもそれがあてはまると思ってはならない。
そう。だから言い訳をしてから簡略なものを渡してみて。
「私にはすごくこの(考え方が/ ...
この大空 濁色の夢
灰に湿された曇天
豊熟な大気の湿りに保たれた
か細い清乳
豊熟の胸より滴り落ちる
霧雨の土地
しとやかな木々の緑 潤い
伸びる葉 葉に零れる 雫
豊 ...
喧嘩ばかりだけど
泣かされてばかりだけど
私はあなたが大切
悪ぶっても
強がってもダメ
隠れた本心知ってるよ
みっともなくて
気にしすぎで
心配性で
弱虫で
...
その動物園の
彼女は羊の飼育係です
ぜんぶの羊の顔を
それぞれ見分けることができる
それがひそかな自慢です
不眠症の彼女は
ベッドの中で羊を数えながら眠ります
夜の羊はなぜか
どれも同 ...
どこにいくんだろうね。わたしって。
この重々しい閉塞感はなんだろうね。
∞
びっくりするくらい簡単に。わたしたちはそこにいたね。
どうしてゆるしてしまうんだろう。何を信じてしま ...
発車より八分早くついたのは期待じゃなくて不安のせいで
高速をひた走るバスに何もかも異化されていく私を残して
見たことのない看板はわたくしを歓迎してるか分からず怖い
東京に ...
1
つぅっとタバコ、吸うたびに
大人になると、思っていたよ
つぅっとタバコ、吸うたびに
少し汚れて、しまったけれど
んーっとタバコ、吐くたびに
あの子が嫌な、顔してさ
んーっとタ ...
ざざー、、、ざぉぁざおお!ッ、ざざー・・・
灯台のあかりと
海面を漂う点滅がそれをからかう
・・・未完の夜と女の歌を飲み込んで
波毎に照る浜辺の稜線は
形を変えながら怯えてい ...
自分を見失っちゃいけない
黒い気持ちに飲み込まれて
怨みつらみを吐き出せば
愛した人を疫病神にしてしまう
大切なのは 忘れないこと
忘れないで 受け止めた後に
それでも ...
表面だけを取りつくろって
内部は瓦解した家族の物語
けれど持ち合わせた秘密は
あまりにありふれていて
事件らしい事件が起こっていない
ただお互いの視線のズレが
互いに相手に抱く人物 ...
こぶしを握りしめている
曇天の下
行くあてのない
迷彩柄のズボン
自動販売機と線路
かすかに歪んだ道
降りてくる
ゆううつな気分 ...
「少し先の未来の、“予約”をしてもらったの」
嬉しそうな
君の
言葉 。
突然、湧いたわけでもない
必然のシナリオ。
指輪眺め微笑む君は
いつもより
少し、照れてるよね。
「裏 ...
捨てようとしたものは
様々な色を持って
どんなときも
私の中で弾けているの
、と
そう言ったのは
昨日の私だった
生温い肌が
ゆっくりと/音をたてて ...
ぼくは泣く
涙がかわりに泣いている
泣いた涙がぼくならば
ぼくはさらさら流れてゆく
涙のように流れたぼくは
何も無かったかのように
ひどくかわいてしまうから
それが悲しくて
ま ...
アオダイショウもたげた首のねじ切れて妹は明日七歳になる
夜更けには見るなの鏡なお震えほつれた髪の母で無い母
踏みつける足の重さが違うから大きくなったんだね彼岸
じゅを ...
自分が一日一日を過ごす上で楽しく過ごすには
自分にとって一緒にいて楽しい「誰か」がいることなんだって
それは誰でも良いらしいよ
大切な人でも、好きな人でも、良いんだって
とりあえず
「一 ...
半そでの季節になると
肌の匂いが懐かしく
やがてそれは
真夏の音に掻き消されて
懐かしさはまるで
現実とは言えないほど
曖昧な記憶になる
半そでの肌を
すっと
初夏の風が通るた ...
さよならと
言ったあの日に
返りたい
もう一度
やり直せるなら
返りたい
好きだった
好きだった夜に
還りたい
今私
ここは何処なの
帰りたい
還りたい
ゼロ ...
明日も続く日常のために
仕方なくまぶたを閉じる
はせる想いがいつまでも鎮まらない
夜は深まるが心の熱さで頭がさえる
魂はあなたのそばから帰ってこない
私の抜け殻は取り残された
悶えるよ ...
カラーボールズ・スマイルをあげるよ。
カラーボールズ が 転んでいる
心の中の 鏡に たくさん 映る
カラーボールズ が 転んでいる
深海魚の 胃の 奥 深く 遊泳する
サブ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「貴方の半分」
白い羽根
自由詩
0
08/6/9 16:03
客の来ない家
小原あき
自由詩
19*
08/6/9 15:38
お前の骨
赤澤るろる
自由詩
3
08/6/9 15:31
ふたつの のぞみ
蜜 花
自由詩
1*
08/6/9 14:09
「加速してゆく」 (それが君の明日になる)
ベンジャミン
自由詩
6*
08/6/9 14:09
ぷあるちゃあ
m.qyi
自由詩
5
08/6/9 13:28
まい、ぺーす
月夜乃詩音
自由詩
1
08/6/9 13:19
き
REMING...
自由詩
3
08/6/9 11:56
瑠璃色の渦
衿野果歩
自由詩
4
08/6/9 10:43
サヨナラを祈る
〃
自由詩
1
08/6/9 10:40
共に生きる(2)
megie
自由詩
0
08/6/9 9:57
豊熟の胸よ!
アハウ
自由詩
2*
08/6/9 9:56
あなたへ
舞狐
自由詩
6*
08/6/9 6:35
羊
yo-yo
自由詩
8*
08/6/9 6:22
ノウエア
uminek...
自由詩
5*
08/6/9 4:38
東京に旅行に行きました
高島津諦
短歌
2
08/6/9 4:24
初夏の白昼
麒麟
自由詩
2
08/6/9 3:50
初夏の曖昧
〃
自由詩
1
08/6/9 3:25
気持ちの整理
短角牛
自由詩
0
08/6/9 2:39
視線/人物像
kauzak
自由詩
3*
08/6/9 1:29
レジスタンス
ty
自由詩
0
08/6/9 1:23
推定→恋の行き先。
李伍 翔
携帯写真+...
0*
08/6/9 0:56
部屋
山中 烏流
自由詩
2
08/6/9 0:51
「ぼくは泣く」 (心象スケッチ)
ベンジャミン
自由詩
5*
08/6/9 0:40
怪談
ミゼット
短歌
2*
08/6/9 0:30
たからさがし。
wister...
自由詩
2*
08/6/9 0:23
半そで
小川 葉
自由詩
5*
08/6/9 0:06
かえりたい
そらの とこ
川柳
10*
08/6/8 23:51
喪失・・それでも生きる
藍染ゆみ
自由詩
0
08/6/8 23:51
カラーボールズ・スマイルをあげるよ。
m.qyi
自由詩
4+
08/6/8 23:47
4868
4869
4870
4871
4872
4873
4874
4875
4876
4877
4878
4879
4880
4881
4882
4883
4884
4885
4886
4887
4888
4889
4890
4891
4892
4893
4894
4895
4896
4897
4898
4899
4900
4901
4902
4903
4904
4905
4906
4907
4908
6.81sec.