僕は家のロフトをみつめている

への字型に口を開けた口のみの妖怪が
僕を見下ろしているからだ

ピンクのベロも出していて
僕のすべてを食いたそうにしている
かすかによだれの匂いがした気が ...
アクセル全開
ゴーゴーゴー
バリバリバリ
フルスピード

自信を持って
ほら貴方は
最高のレーサー
輝ける未来

灼熱地獄の中
炎の中に飛び込んで
渋滞の車の列の中
猛スピー ...
梅雨は明け
午後5時10分
黒々と
太鼓を持った
雲が到着




↓編集前短歌↓
梅雨明けを
した17時
黒々と
太鼓を持った
雲が到着
逃水の向こうに君の姿を見つけ
マボロシと気付くのに3秒かかった

ホースの水が作る虹を
君に見せたいなと

君のマボロシもう一度みたいと

手に取れない愛おしさに指先だけで触れたいのだ ...

川底いちめんに
青白い子供たちの顔が
隙間なく敷き詰められて
にこにこ笑っている
岸辺で何かを探すように
水底を見回しているのは母親たちだ
自分の息子や娘を探しているのであろう
で ...
It will be what why.This moment is dazzling.
Inside where moonlight burns palely.
The song of a ...
聴こえる。


聴こえる。


解る。


これは、君の音。


―ウォーム・ウェイブ―


はじめて、綺麗だと思った。


夏の海は嫌いだった私が、


は ...
また今日も
定期的に
おしつけがましく
ありがたいことに夜がくるんです

あまり早い時間に
目を瞑ると
くるくる回ってしまいそうで

だから気持ちよく我慢して
今日も少 ...
枝のはざまの朝と目が合う
銀に左をひとつ取られる
戻されてから夜を見ると
少し緑が描き足されている


気づかないことに気づくとき
水へ水へ遠去かる空
窓に到く世界の切 ...
かたむいた町で
雨が上がった
置いたままにした眼鏡は
片方曇っている

路地は揺れている
西日が真っすぐ射して
どの鳥も
からすに見える

門柱には
チョークで落書きがしてある
...
麦茶が恋しくなる季節
氷砂糖がよく売れる季節
行きつけのラーメン屋に並んで
冷やし中華を注文する

クールビズは涼しくもなんともない
おしぼりで顔の汗を拭き取る
お盆の時期には稼働を調整 ...
  夏の、
  カンセイケイ。



  できたての、
  街、足音。
  おもいつめた、
  顔、言葉、記憶、
  その気配。



  そう、
  カンセイケイ ...
針のような棘がある
その棘を全て抜いてやると
水気を失って干からびた葡萄に似ている
俺はそれを食べる
種も一緒に噛み砕く
そして唾液と共に吐き出す
愛は緑色をしている
それは俺にとって
...
運命ならばまた会えるさ

自然に時間を送っていれば

運命ならばまた会えるさ

お互い魅かれ合っているのなら

運命でなければいけないのだから

ポストには請求書ばかりが届き
携帯電話の受信フォルダは
迷惑メールでいっぱいだ
履歴書を書けば誤字脱字ばかりで
修整液はとうに使い切ってしまったし

紙屑ばかりあふれる部屋で
どう ...
飛んでくるものは
ピタリと鳴き方を止めた
いつからか
呼ぶことをしない花の声

どこまで過ぎ去っていっても 
過去は形あるままで
いつからか
泣くことをやめた蝉の人


永遠とい ...
ふたりの車いすが
つながって
なめらかに
坂を下って行った
春のひところ。
「うすもも。」いろで
そらがうまったりする。

それは、それで
だぁいすき。
だぁいすき・・・
なんだけど

たとえば
ちかくのこうえんの
のぶといこえや ...
あの風船のように
旅に出よう

雲を越え
山を越え

やがて海に出る

風に乗って
潮騒を聴きながら

列車に揺られ
あの町よりも
もっと遠くへ

子供の頃から憧れてた
...
ずっと
そばにある
そばにおいてる
モノ。

色付きの
ちり紙すら
捨てられない
捨てたら過去の
記憶すらなくなりそうで

イヤ。

溜まり溜まった
大きな山と
...
薬で血圧が下げる箱 茶箱という

点く月の裏、太陽の道が通るというから
形は私に細くなったという

最初は音量が小さかったのに
最後は音が大きかったになった

私は私は私
私私私は
...
技術で
ものにならなかった人が
無意味な言葉を
無意味な数だけ
並べつづけている

誤解されてきた
経済とは
そのように
生き延びることだけで
ありつづけた

今夜も
きっと ...
捲り過ぎる指は慣れる
通り過ぎることに
なぞり過ぎた意識は鈍る
それと気付かないうちに


足があるので
重力に堪える足があるので
私には底があって
だから留めることができる ...
落陽、その時に見えたのは希望でも何でもなかった



羊を数えた夜が明けないから
一匹ずつ撃ち殺そうとして
銃創、その時に知ったのは暗闇でも死でもなかった


{引用=捨てないように ...
運命にまた見離されたよ
乾いた空にかき消された願い

本当は君が一番辛いはずなのにね
笑った顔が痛いくらい胸に突き刺さる

優しさを切り売りして同情を買って
商売上手だけが生き残る社会
...
ビニ傘の心棒だけが側溝の蓋の隙間に刺してあります 葉っぱの落ちた木のように

風が吹くたび
小さな声をあげている

ゆっくりと息を吐きながら
それでも溜め込んだ本音を飲み込んで

掲げた両手の先
どこまでも遠い空を眺めれば

「 ...
{引用=

あのひとのなまえをよぶ
はろー はろー はろー
せつなくなるきもち
きみにもわかるかい


ちぎれそうなよるを
ぼくはいきていて
はくいきがしろくないことを
しってし ...
世の中にあふれる才能というやつは
いつだって僕の恐怖を煽る
かなわない
そう思わせるのが奴らの仕事
かなわない
だから僕は多くの諦めと
少しの悪あがきで牙を剥く
かなわない
それでも僕 ...
心のダムに
言葉の雫がたまったら
きっと流れるうたの川

溢れ出してしまいそうになりながら
きらきらした雫だけ抜き取って
私しかつくれないうたの川

いつかとっておきの
雫でできた川
ここのダムから流 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夏の出会いユウタ自由詩1*08/7/19 18:47
栄光のレーサーペポパンプ自由詩3*08/7/19 18:00
夕立ユメサキハル短歌2*08/7/19 17:19
湖月自由詩208/7/19 16:35
夏の変なこと或いは、幽霊の始まり吉田ぐんじょ...自由詩808/7/19 16:15
春心中こんぺき13...自由詩108/7/19 15:31
ウォーム・ウェイブセルフレーム自由詩3*08/7/19 14:25
   に抱かれて北斗七星自由詩2*08/7/19 14:10
葉音木立 悟自由詩308/7/19 11:45
だいだいの中を月見里司自由詩308/7/19 11:40
冷やし中華はじめました1486 1...自由詩2*08/7/19 11:17
カンセイケイ草野春心自由詩208/7/19 11:10
愛は緑色をしている結城 森士自由詩208/7/19 11:00
運命ならば小禽自由詩1*08/7/19 10:07
花と戸棚と着信音吉田ぐんじょ...自由詩1808/7/19 9:33
Clematisあすくれかお...自由詩2*08/7/19 9:15
けしきyangja...自由詩208/7/19 8:51
うすもも。長谷川智子自由詩1*08/7/19 6:49
風の旅ヒロシ自由詩308/7/19 4:19
捨てられないもの長谷川智子自由詩4*08/7/19 3:26
テレビ十二支蝶自由詩108/7/19 2:54
経済小川 葉自由詩108/7/19 2:52
徒然 十一鎖骨自由詩108/7/19 1:52
落陽士狼(銀)自由詩7*08/7/19 1:11
クレイジーワールドにミサイルをぶっ放す1486 1...自由詩2*08/7/19 1:06
梅雨明けA-29短歌4*08/7/19 0:45
「背伸びする」 (心象スケッチ)ベンジャミン自由詩4*08/7/19 0:38
ただのきれはしゆうと自由詩10*08/7/19 0:30
後ろ向きな前向き。プル式自由詩5*08/7/19 0:26
想撮空間 「言葉の雫」緋月 衣瑠香携帯写真+...5*08/7/19 0:03

Home 戻る 最新へ 次へ
4868 4869 4870 4871 4872 4873 4874 4875 4876 4877 4878 4879 4880 4881 4882 4883 4884 4885 4886 4887 4888 4889 4890 4891 4892 4893 4894 4895 4896 4897 4898 4899 4900 4901 4902 4903 4904 4905 4906 4907 4908 
9.22sec.