ルール
受付にて、鍵を受け取る
駅までの交通費はお客様負担
駅のコインロッカーを開け、自由に閲覧してよい
それを取り出し、手に取ってもよい
取り出した場合は、一駅のみ移動してもよい
(その ...
いつの間にか
消えてしまった
あの子はいま、どこにいて
何をしてるだろう
あの頃好きだと言っていた
あの人のこと、今でも好きかな
季節はループして
いまは七月
戻らない時計は
...
その言葉を言われた時はショックだった
だからいつもより大きく笑ってみせた
会場は相変わらず賑やかだった
なぜここにいるのか分からなくなった
みんなと別れた後の車の中は
独り言が虚しく響き ...
「アサガオがひらいたら
二人の傘にしよう」
はねているこの粒の
行方を捜せば
水の 音、だまり に到着して
バ
シャ
バ
シャ
...
赤い鉄塔には子供が登る
ただ一番上だけを目指して登る
そこに何があるかとか
そこから何が見えるかとか
何も考えず
ただ、登る
銀の鉄塔には大人が登る
なるだけ上を目指して登る
そこ ...
080707
お天気のことを気にしていれば一年があっという間に過ぎて何ごともなく過ぎてゆく、そんな気分になれるあなたは幸せなお方よと、猫が鳴く。
...
小さな画面の中には一面青い海の画像。
どんなに両手を伸ばしても手に入らないものなどいくらでもある。
写真の君は笑ったまま。動かず話さずこっちを見て。
僅かに残った記憶の中だけ、褪せた校舎と茶色い ...
「口さけ女」
{引用=
耳元まで、口が裂けて広がっている女性噂妖怪。
幅の広いマスクで口を隠しており、道行く男性に、「私、綺麗?」 と尋ねる。
答えた男性には、マスクをはずし、口を見せ付け ...
(Lost me your rain……)
(Lost me your rain……)
もしも夢をみてるなら
それでいいよ
君の声で終わらせて
もう話は続けない
Time ...
消そうと思っていた
携帯の電話帳をすっかり空にするように
思い出すだけでうんざりする関係の螺旋を
人生の画面を消去にあわせて
消してしまえば楽だった
それなの ...
気が触れ崩れる全力を
思うがままに
投げつける
自分らしくしかできぬ
僕の心は
病んでいる
いつかは外れる
深い夢に墜ち込んで
よく分からない ...
ずっと欲しくて
離したくなくて
それでも僕の手から離れた風船
ふわふわと
確実に
届かない場所にいってしまう
ふわふわと浮かび上がる風船
僕は鞄の中の凶器を手に取った
黒くて冷たい
...
{引用=
振り返ってはいけない
前がわからなくなってしまう
声を出してもいけない
進んでいる事に
気付かれてしまう
前だけを見つめて
トンネルを抜けるまでは
}
遠くに小さく見え ...
レスポールが絡み付く
この身体。
耐えきれず 跪き
祈りを捧げるより
この重さをも飲み込んで
傷をえぐり合おう
重低音で心音を刻み
浮きそうなほどの爆音を
「くだ ...
世の中上手くいかないね
でもいいんだ
順風満帆な生活なんて
僕らしくないから
ネガティブな僕には
今の生活のがお似合いさ
だから、
きっといいんだ
このままで
幼い頃は
兄と妹と三人で
床を並べて寝ていた
がっしりした骨格の子供だったが
神経質で泣き虫なわたしの為
寝室はいつも完全な暗闇にならないよう
蛍光灯の一番小さな橙の光がともされ
両 ...
彼女の身体は垂直の中心線の半分から後、
背中側が透けて見える。
それは実際に透けているからだ
濡れて下がる前髪が呼ぶ、
下がる前髪が濡れて
呼ぶ、声の下がる前髪の濡れ ...
そんな気分になってポケットで弄繰り回してる
暮れていく景色にシガーライター
何を照らせるって言うんだ
糞の役にも立たない
風がそよぎながら触れて
そんなんじゃ足りない
波は立つけれども ...
犬歯が疼く夜は
あなたのことを考えてしまう
黒猫が一方通行道路を逆走していて
わたしはみゃぁおぅと鳴いて忠告をした
哀しみに月はなく
瑠璃色の眼は立ち止まり
この影をきちんと認めて ...
{引用=君のいない教室は
死体安置所みたい}
ほんとうは見たかった
誰かが誰かを本気で殴るのを
みんな自分だけを責めているなんて
ぜったい嘘だから
...
恋は一方通行
君が好きなの
止まらないの
だけど
君とはもう終わったの
だって恋は一方通行
恋は愛にならなかった
道路標識
ONE-WAY
それも選択 ONE WAY
梅雨と真夏の狭間で
紫陽花が耐えている
真夏の青空の色を湛えて
夏が来るのを
待っている
色はだんだん
褪せていく
散りきるまで
もうすぐ
スナックで知り合えば
たわいもない話をして
エレベーターで送られて
手でも振ればさよならできる
夜の屋上できみと話せば
ケンカでもしなければ
おたがい立ち去れないよ ...
(?)
久しぶりのドライブは仲直りのしるし
お正月に学生さんの駆け登る急坂をアクセル吹かしながら
ふたりを乗せたクルマは芦ノ湖畔を目指す
車内にチェックを入れてみても
知らないおんな ...
きみはきみであり
ぼくはぼくであり
秤に乗らない
それぞれの花であり
きみが蕾を開いて
ぼくが蕾を開いて
みつめあう互いの間に
姿を現す
一輪の花の幻
...
俺は
知っている
あの日の
一瞬の
奇跡を
君は
知らない
あの日
俺が
伝えたかった
言葉
を
自らの外側に
何かを求め
手をさしのべても
世界は何一つ
口を閉ざし
いつまでも黙っていた
自らの内側に
独り降りてゆくと
蓮の葉上に坐るひと
ゆっくり ...
家の近所のファミレスで
ずーっと本を読んでいた
顔を上げるといつのまに
店の外の世はふけて
店内に客はぎっしり
がやがやと賑わっていた
テーブルの間を
小走りする
...
コインロッカーの側に
コインロッカーがあって
そのことだけが
片隅のようなところで
どこまでも続く
何もない、の人が
鍵を開けていく
と、少しずつ
指はあやふやになり
僕 ...
遠い街の空にふるえる
甘酸っぱい林檎の
かたちをした心臓は
銀色の影にふちどられ
微かに揺れていて
静かにガラスに映る
しなやかなアウトラインのなかで
切ない果実のように
弾力のある胸 ...
日付順文書リスト
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日付
コインロッカー
RT
自由詩
2
08/7/7 16:01
モバイルワールド
ゆうと
自由詩
3*
08/7/7 15:16
抱き枕
1486 1...
自由詩
3*
08/7/7 12:48
解放雨
唐草フウ
自由詩
6*
08/7/7 11:55
落ちた実は消えてしまった。
プル式
自由詩
5*
08/7/7 10:49
会議場
あおば
自由詩
4*
08/7/7 7:07
[入水]
東雲 李葉
自由詩
1*
08/7/7 4:00
都市伝説
吉田ぐんじょ...
自由詩
24
08/7/7 3:09
【詞:Dream time】
檻野楴人
携帯写真+...
0
08/7/7 3:05
【画面】
〃
携帯写真+...
1
08/7/7 2:59
【wildache】
〃
携帯写真+...
0
08/7/7 2:38
風船
海渡
自由詩
0
08/7/7 2:34
イニシェーション
木屋 亞万
自由詩
3*
08/7/7 2:19
共鳴
Izm
自由詩
2
08/7/7 2:05
僕らしい生き方
BLACK ...
自由詩
0*
08/7/7 1:17
夜の幻覚
吉田ぐんじょ...
自由詩
10
08/7/7 1:10
_
鎖骨
自由詩
2*
08/7/7 0:45
こけ
〃
自由詩
0*
08/7/7 0:41
だから犬歯が疼く夜はあなたに噛みつきたくなる
士狼(銀)
自由詩
13*
08/7/7 0:07
カレーパン
草野春心
自由詩
0
08/7/7 0:02
ONE WAY
相羽 柚希
自由詩
2*
08/7/6 23:57
紫陽花
風音
携帯写真+...
8
08/7/6 23:39
スナックで知り合えば
吉岡ペペロ
自由詩
5+
08/7/6 23:34
お隣りのひと
恋月 ぴの
自由詩
13*
08/7/6 22:45
幻の花
服部 剛
自由詩
1
08/7/6 22:08
know
流浪人
自由詩
2
08/7/6 22:04
碧い眼
服部 剛
自由詩
1
08/7/6 22:00
ハンバーグの誘惑
〃
自由詩
7*
08/7/6 21:53
コインロッカー
たもつ
自由詩
8*
08/7/6 20:14
Girls Barでの小さな吸血
りゅうのあく...
自由詩
9*
08/7/6 20:07
4886
4887
4888
4889
4890
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4896
4897
4898
4899
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4926
5.97sec.