気がつけば、貴女の躰で眠っていた
窒息しそうなほど、むせ返る色気の中
妖しいひかりが、神秘的に照らしている
手折れたつばさの、はねの一枚一枚を
貴女はひろいあつめた、まるで世界がおわる前の準備 ...
必要の無いものは捨てられる
必要の無い人間は捨てられる
関係性の削除
捨てられた後はもう
所有者とは一切関係無し
『誰か拾うものはおらんか...』
処分されないゴミ達は夢の ...
秤の林檎にくちびるを寄せ
カリ、と音を立てて齧れば
金色に光る果実から赤い石がおちる
深い色の底に
昔、こころの中に住んでいた少女を見つけ、
名前を呼ぼうとしたが思い出せない
彼女 ...
書きたい事が見つかったので始めます
やめたくなったらやめます
感想は特にいらないです
スポーツのような真昼。
停止すべき者へ慰みを贈った
健康的な半裸の男(声はない)。
シンナーの臭いは坂の途中で会う女。
足をぬぐう女。
育児書を引き裂く女。
過去の頂点を崩す女。
それら ...
「別れる日は決めてあるんです」
あどけない顔をして
サラッと彼女は言う
離別の餞まで手に入れた
お人形のような瞳には
背景の妻子の温度は伝わらない
サーモスタットはいつ壊れるかわからないの ...
雨上がり
日曜日の朝
まだ薄曇りの光
そんな時間帯が好き
ピアノが雫を落としたり
ギターが疼いて泣いたり
ぼくはまだきみが好きだ
なんどか呟き嘘とわかる
...
胸のいたみに身をまかせ
予感のまえで肘をさすった
空がこどくを叫んでいる
あたらしい緑が燃えている
だっくだっくと坂を下る
つないでいるのは骨だった
春にむか ...
誰かに向けた心
目覚めた想い
途切れたClowd
光る雨 虹の道
{ルビ天空=そら}へ誘う{ルビ聖風=かぜ}に乗り
放つ力 夢の途
光る路標を見つけたら
真っ直ぐに届けよう
...
草木と土の匂いが
とても近くにあった
大地に捨てられているのか、私の身体は。
顔を傾かせ
地面に耳を宛がう
と
姿の無い何者かが
私の身体をゆっくりと押さえつけてくるような
鈍い重圧を ...
ピーヒャーラ、ピ
ピーヒャーラ、ピ
日曜の昼下がり
買い物客で賑わうアーケードに
音のないマーチが響く
ピーヒャーラ、ピーヒャーラ
通りの真ん中に
立ち現れる
...
なけなしの給料を下ろしに
近所のキャッシュサービスの
小部屋に行った
「 イラッシャイマセ 」
おじぎするお姉さんの
画像の上
片羽の千切れた亀虫が
6本の細足をの ...
僕はもう生きてちゃ
いけないみたい
ごめんなさい。
その声が怖くて仕方ないんだ
振り上げた手が僕を
そんな妄想に
捕らわれてしまって――
苦しい
胸が苦しくて
全ては僕が ...
糸は、絡まる
人は、悩む
考え込むように策を練る
糸は、切ればすむけれど
人は、関係を切るわけにいかない
糸は、買い替えればよいだけ
人は、買い替えがきかない
け ...
ピラフ
シュウマイ
コロッケ
サラダ
結構美味しんです。
袋を開けずにチンして
手が込んでいても
2人前300円なんです。
ピラフは炒めた方が
美味しんです。
フライパンの ...
空を翔けたり
大地を翔けたり
海の中を自由に飛び回れる
―――あなたが欲しい
自分に特殊な能力があったら
...
凍えてる
なんて
いいわけを隠して
プールサイドに
埋めた
水草の気持ち
僕の
好きだったもの
すべて
きみに見せられない
夜が
こないことに
なんの疑問もないなら
朝に ...
「罰」
1.スラム
スラムを歩いていた
黒人のドラマーが路上で演奏している
ある道を選ぶと、
小銭を支払わなければいけない
ぼくは背中にギターを背負っている
(いつの ...
卯の花の咲く花折れの峠道
皐月末心の中の昔かな
静かなりカラコロと妻の風鈴
その幹線道路を折れて
閑静な住宅街へ入る
丘へ向かって
ダラダラと伸びる坂道を登る
要塞のようなマンション群
東京を見晴らせる 丘
複雑な構造のマンションは
ト・ウ・キ・ョ・ ...
トムのクローンの僕は
実験の為、あるクラスで毎日授業を受けている
ルールは簡単
まじめに勉強をして
必要以上に誰かと仲良くならないこと
それなのに、僕は近頃
クラスメートの早瀬くん ...
その少年は、真昼の公園の真ん中で、手にした星座盤をくるくる回しながら、
「あれは確か、かに座の一部だから近寄ったら大きなはさみではさまれてしまうな」とか、「あれは確か、さそり座のしっぽのあたりだから ...
かつて国鉄全路線に乗った
作家の宮脇俊三さんはこう書いた
「何かと不満の多い人間は
一度夕張線に乗るとよいと思う
いくらかおとなしくなるに違いない」
文句のある奴は夕張へ来い
文句のある奴 ...
震える指で
窓硝子を撫で月を見て
太陽の残り香を
目を見開いてじっとかき抱き
そして貴方は
眠りにつくの?
せかいはやさしい
誰の戯言か知らないが、
時を止める方法 ...
実と土のあいだ
鳥は落ち 飛び去り
叫びと無言 緑と足跡
人であることのさまよいに満ち
はじめて みなもと
そのまま たましい
そこにはぽつりと
ひとつだけがある ...
さすらいの
すべてがやさしく
しみるとき
風の
しるべの
まぶしさが、近い
背中や肩を
通うながれは
さらわれまい、とした
ひとつの道すじ
だれかの瞳に
年月に
...
「スライディングをして
サッカーボールを蹴った
ナカムラシュンスケ
が映るテレビを見て
小さい両手を頬にあて
幼い兄と妹は
ムンクの顔を並べる 」
と ...
触れたくても 触れられぬきみ 手を伸ばせば届く世界にいるのに 君の家まで徒歩10分 君想い今日もユメの中へ 君想い眠れば 明日か ...
それぞれに
ぽっかり開いた胸の穴
貫いてゆく
いのちの言葉
生きていて
僕よ どこかで あなたの
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
飾り
おるふぇ
自由詩
2
08/5/26 22:51
ポイ捨て
灰色の夢の中
散文(批評...
1
08/5/26 22:29
少女
湖月
自由詩
6*
08/5/26 22:13
今日が始まりという終わりへの始まり
灰色の夢の中
散文(批評...
1
08/5/26 22:08
ランナーは笑う
音阿弥花三郎
自由詩
1
08/5/26 21:57
ドライフルーツ
渡 ひろこ
自由詩
20*
08/5/26 21:12
そんな時間帯が好き
吉岡ペペロ
自由詩
5
08/5/26 21:08
バベル
〃
自由詩
8
08/5/26 21:07
聖風(かぜ)の標
相羽 柚希
自由詩
1*
08/5/26 20:47
姉
佐藤清児
自由詩
2
08/5/26 20:30
アーケード街のマーチ
六九郎
自由詩
2*
08/5/26 20:22
亀虫
服部 剛
自由詩
0*
08/5/26 19:44
覚えたばかりの
AKiHiC...
自由詩
3
08/5/26 19:32
絡まる糸
M-flo
自由詩
0
08/5/26 19:28
男の簡単冷凍料理
ペポパンプ
自由詩
5*
08/5/26 19:05
【自由と束縛】
sayuri
自由詩
0
08/5/26 18:51
泳ぎ方のなげやりさ
山安さぶれ
自由詩
6
08/5/26 18:31
「罰(punishment)/夢」
ソティロ
自由詩
2*
08/5/26 17:57
昼下がり
海野小十郎
俳句
1
08/5/26 17:26
トウキョウハンマー
アハウ
自由詩
3
08/5/26 16:42
クローンのトム
末上シン
自由詩
6*
08/5/26 14:33
「少年と星座盤」 (物語・・・短編)
ベンジャミン
散文(批評...
7*
08/5/26 12:59
夕張aika
大村 浩一
自由詩
22*
08/5/26 12:31
ハロー 箱庭の片隅で
空雪
自由詩
2*
08/5/26 12:07
軀森
木立 悟
自由詩
3
08/5/26 11:22
水の線路
千波 一也
自由詩
8*
08/5/26 9:36
ミッキーマウスのTシャツを着た少年
服部 剛
自由詩
4
08/5/26 7:30
君想い詩(うた)
ヨウスケ
自由詩
1
08/5/26 2:40
Poetry Night
服部 剛
短歌
3*
08/5/26 2:19
寂しさを削ったら なんか手に残る言葉は
短角牛
自由詩
1
08/5/26 2:15
4886
4887
4888
4889
4890
4891
4892
4893
4894
4895
4896
4897
4898
4899
4900
4901
4902
4903
4904
4905
4906
4907
4908
4909
4910
4911
4912
4913
4914
4915
4916
4917
4918
4919
4920
4921
4922
4923
4924
4925
4926
5.17sec.