どうしてこんな狭苦しい部屋に閉じ込められているのか、俺にはさっぱり分からなかった。壁紙一枚貼り付けられていない打ちっ放しコンクリートが八方を囲み、天井と地面はチェス盤が敷き詰めてある。チェス盤の白い ... Aメロ
晴れた日はすがすがしくて
The fine day is fresh.
どこか遠くに行きたくなる
It comes to want to go far away somewhere. ...
本来ならこんなG
内側から掛かるはずないのに
掛からないはずなのに
Aメロ
遠くを見つめていて、
The long distance is gazed at.
自分の現在位置を確かめる
My present location is confirmed ...
路上の
トランペッターと
テナーサックス

割れるような
張るような感じの
音色

その独特な渦に
耳を澄ましながら

考えるのは
彼のこと

今頃
どこかの大通りで ...
ときめく鐘 辺りに鳴り響き

ちぎれがちなウロコ雲
ピンク、パステルカラーに色づく


流れる空 流れる距離

やがて染まる ネイビーブルーに
人は、花としてつくられた。 

翼を広げる鳥の旋回する 
空が 
地上に立って見上げる人を 
咲かせよう 
咲かせようとしている 

花の顔をひらいて 
人は 
空を、見上げる。  ...
{画像=080713003723.jpg}
風が通りすぎる
通りの梢が静かにゆれていた
梅雨が上がって空は青く
雲ひとつなくて
高く青く澄んでいた


いつものイタリアンレストランは
...
車が好きだ。

それも改造車が。
一般的には嫌われる
改造車が好きだ。

親父も
そんな改造車に乗っている。

うるさいエンジン音。

本人は気持ちがいいんだよ。
好きなものに ...
また新しい朝に、自転車でくだる、長い坂道で
To moreover, a new morning 、It goes down by a bicycle.、 . On a long slop ...
蝶は虚構の中で
自在に飛び回り
隙を狙い天国に
紛れ込んでいく


根の支配する地底
ないまぜの死体が
植物に甘い粘液を
いくつも咲かせる


夏の風に膨らむ帆
高すぎる ...
生きることを諦めたら
死にも辿り着けないのに、

あたしは 今も
虹をさがしてる。

君は 今、
空を見てる?

明日の空を知らぬまま
灰色の街を歩いてる...

そうか、 ...
あまりよく、覚えていない

ふらふらと適当に帰りついた夜
白く重たいドアの先で
お父さんが
ガチガチに冷凍されていて
あれ、しっかり保存されていたんだ
そうドアの前の過去に
気が付つい ...
この闇に留まるおくびの飛ぶ
片手は上手に動ける

目頭のした 深く凍える蛙
この闇に留まるおくびの飛ぶ
片手は上手に動ける
すばらしい天井は天井に穴を空け
すばらしい天井は天井に穴を空け
あたしが流した涙

大粒の涙



淋しくて

誰かに守られたくて

流した涙



碧い葉に

こぼれ落ちた

丸い雫



あたしのかわりに

涙は ...
月曜日
仕事から帰って
メイク落としシートで顔を拭いた
ゴミ箱に捨てる瞬間
シートがため息を吐いたような気がした


火曜日
上司に怒られた
理不尽なことが世の中には詰まっていて
...
吉祥寺をブラリ
カラオケガンガン
ビールギンギン
ヤキトリガツガツ

髪結屋
カフェスタンド
ストリートライブ
ドイツパン

回転寿司
メンチカツ
献血スタンド
自然食品の店 ...
キスマークつけてしまった代償に

なまでいれなきゃならなくなった

たった十五分のカプセルのなかで

くちゃくちゃ暴れるだけなのにさ


暗闇でひとつの蒲団

そのリスクヘッジ
...
あなたは私の体を
アイスの当たりくじを探すように
一生懸命舐めるんだね




はずれ
暑さにも耐えて文月のペン習字

水撒きて二人腰掛け書を読めり 

緑葉の風に揺れいてつよき陽よ

風鈴のカタカタ鳴りて見回せり

汗ばみて紅葉のもとに坐り居り

真昼なり俳句を六っ ...
ディスプレイに “助けて” の文字が浮かぶ

このメールを 受け取った日
わたしは夢で あなたの骨を拾った
手のひらのうえ わたしの皮膚を あなたが焦がした
突きぬける 痛みが あなたを喪っ ...
しつようになんねんざいに火をつけるような生き方はそろそろやめて


すれ違う手に手に花は鮮やかにすれ違うこの手のやけど痕


君の描くすごろくのような人生にバンカーはある?みずうみもあ ...
夕立は、ぼくのことなんか忘れてる。
低い声で、かみなりが鳴いている。
さっきまで明るかった空が、とたんに表情を変えた。
なんだろう、よくない雰囲気がする。
まなざしが暗い、落ち込んでしまっ ...
雪の降らない夏は
やさしく壊れる背中が丸くて撫でた
ソフトクリームより黒髪が甘くて舐めた

去ったり去られたり
さらわれたりしながらも
おれは海に拾われたグニャグニャのあめふらしで
また ...
独り
寂しく眠れぬ夜に
勇気を出して
ゆっくりと
目を
閉じてみる


私は静かに耳を澄ます


電化製品の電子音
車の走る音
風の音


目を開けたら
窓から月明 ...
見し人の 面影のせて {ルビ忍冬=すいかずら}

みそら行く{ルビ陽=ひ}の 想いはるかに
熱い帯にタイダイの笑い声が響く
電気工事のおじさん
駐輪場のおじさん
建設現場のおじさん
交通整備のおじさん
ペンキ塗りのおじさん
たくさんのおじさん
設備工事の父さんも
あんな風にタ ...
だらしない服が
花のように香る
からだの線が
浮かんでは消える
あなたは
無言にたなびく


降る曇
くちびる
とじたまなこ
うしろあたま
ひとつかがやく
...
携帯電話のカメラモードを
セピアにセットして
梅雨の晴れ間の街を歩く

写り込む世界は

春まだ浅い砂浜で風に吹かれ
総てをなくしてしまったことを悟った
あの時のまま止まったように
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
良い文章が書けないから良い作品が作れない、なんてバカのロンポ ...影山影司散文(批評...308/7/13 4:43
素晴らしい日こめ自由詩308/7/13 2:03
長谷川智子自由詩0*08/7/13 1:15
ウェ〜〜〜ブこめ自由詩208/7/13 1:06
ゆるむ長谷川智子自由詩2*08/7/13 1:06
浦上天主堂通過自由詩1*08/7/13 1:04
花の人 服部 剛自由詩5+08/7/13 0:36
幼児と前菜の関係 / いつものイタリアンレストランでbeebee自由詩3*08/7/13 0:33
ちいさなエンジン音xたろおx自由詩308/7/13 0:25
題 未完成夏休みこめ自由詩308/7/13 0:17
Eastern stamp木屋 亞万自由詩2*08/7/12 23:49
虹の向こうIzm自由詩4*08/7/12 23:41
二瀬自由詩16*08/7/12 23:35
レモン十二支蝶自由詩108/7/12 20:49
産流自由詩008/7/12 20:43
想撮空間。「分身しずく」愛心携帯写真+...1*08/7/12 20:40
メイク落としシート小原あき自由詩22*08/7/12 20:39
ジョージブラペポパンプ自由詩3*08/7/12 20:24
カプセル吉岡ペペロ自由詩108/7/12 20:08
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加筆訂正:
手紙/「ま」の字[08/7/12 23:16]
08.7.12小改 12.5.12
5.61sec.