ジャンプして 月夜に吠える 身包剥いで
腕を掴まれ ポテチを喰らう
路上に棄てられた
くしゃくしゃのちり紙が
一瞬
白い薔薇に見えた
一人の同じ人間は
{ルビ涎=よだれ}を垂らした顔にも
後光の射した顔にも
なれるだろう ...
こんなにボロボロになったのに
なぜ捨てない
昔
青とピンクをおそろいで買った
青とピンクで色々な所に行った
映画館
遊園地
温泉
ピンクはいまごろ
どうしているだろう ...
久しぶりに僕を飲んでくれた
うれしいね
青い切子の小さなグラスが
宝石のように光る
飲みながら
思い出しているんだね
あなたは
すぐ怒るのが
悪いところ
でも
とて ...
もらいものの
高級なシャンパン
「ドン・ぺリニオン」
色彩のない部屋で
金の液体が光を放つ
あなたは
まず
お父さんに乾杯
そして
お母さんに乾杯
最後に
あ ...
ここはそのむかしパパの書斎だった
むかしといっても2年ほど前までのことだ
その部屋
の真ん中
パパの回転椅子
の上のドーナツクッション
の上に
足をひらいてすわってし ...
からからから
バスの車内の床を
なすがままに転がる
誰かが忘れたコーヒーの空き缶
かーん
いい音立てて
優先席の爺さんの
杖にぴったり止まった ...
面白い冗談で笑わせてくれ
出来れば流行の三秒で笑えるレンジなお笑いがいい
シャツに小汚い染みをこれ以上
増やしたくは無いグレイト・ジーニアスを
知っていたらここに電話してくれ
彼は待合室 ...
福祉のある国
子供の教育
老人の世話
障害者の支援
食うのに困らず
寝場所がある。
衣服がある
仕事がある。
互いを愛し合い
信頼して助け合う
心を一つにして
心が打ち解 ...
一週間の疲れ
一部の人の評価
人に目立たず
消えてゆく
コツコツと
努力をして
チャリンと
貯金をして
人の下になって仕え
人に幸せの種をまき
見守る
「いいんですよ」と ...
シランなぞ どんな色か 我しゃ知らん
誰ぞ言う トヨタの車 ニッサンと
皆様は 食う寝る遊ぶ していますか?
福引きに当たるほど
運がいい訳じゃないし
才能とか魅力とか
なにか秀でてる訳でもない
だからって私は不幸せじゃない
小さな小さな幸せを
思いっきりかみしめてる
...
まるでもう梅雨が明けたような日だった
絡みつくような熱気
三番線のアナウンスが陽炎に揺れる
横ではサラリーマンが
つまらなそうに電車を待っている
僕はただ
いつもの青いタオルで
額の汗を ...
想いが素直にことばになったときは嬉しい
けど
あなたにちゃんと伝わっているかどうかはわからない
だから ちょっぴり不安です
ねぇ
ちゃんとつうじていますか
私 の{ルビ 詞 = ...
空は夢
キッチンは消極的
猫のほっぺをひっぱたいて
香水の瓶をベランダから落とす
指は透明
黒板はいつもそう
アリスの背中を突き刺して
足取りは軽快な
二時十七分三十六秒
止まったままの時計の針
盤面のひび割れた傷
刻み付けられたあの日の悪夢
赤城山のドライブの帰り道
運転よりも会話に夢中で
対向車線にはみ出した車は
カーブを曲がっ ...
一足 一足と 雨が近づき
一つ 一つ 我々が浄化され
雨 雨の日に崩れゆくビル
舗装道路が湿り気を帯びて腐乱してゆく
人が人として輝くために全ての物質は滅び
雲が押し寄せて
...
束縛する権利ないよ
束縛される権利もないよ
でも束縛されたい
束縛するより強く
嫉妬する理由ないよ
嫉妬する価値ないよ
勝ち目もないよ
でも嫉妬されたい
...
人格のスーパーマーケットにて
宇宙の漬物を買う
星と星とが交際している
水生のマクドナルド
切っても切ってもくっつく血液
ピクルス硬貨でお支払い
学校の墜落を授業参観
騒ぐな貴金属ども
...
くぼみに合わせたように
はずむ はじく
その球体
まつ毛の先に
手の中に落とすと
水たまり
手相は小さな 細い川
まるで地図帳の
一角
屈することなく
落ちて ...
短いけど結構まじめな話。
久しぶりに風邪を引いてしまったので、よい機会だと思って風邪についてちょっと調べてみました。
調べていくうちに、これまであまりに無批判に使っていた風邪にまつわる言葉について ...
ワタシタチハ、烏賊ノヨウナモノ
タダオヨイデイルダケ
モクテキガアッテモ
オシツケラレタダケ
ワタシタチノ正体ハ
ミズノ濃イトコロニ
カルシウムガアッテ
ミンナデサワイデイルノデス
...
「負けないで」その歌は世に広まって 寂しさ募る 君がいない
昨日は雨のそぼ降る神保町の
古書店の並ぶ街並みを
地図を片手にさまよい歩いた
みるみるうちに地図は濡れ
丸めた白い魂にして
ポケットに入れた
翌日ポケットから取り出し ...
頭の中鳴り響いた
急げ
低い囁き声
微かに鳴り続ける警告は
日陰に捨てられた危険信号
絡み合って
ほつれた毎日
手の届く距離の光を見落として
ひたす ...
誰にも与えられる命と
自分が勝ち取った富
どちらが重いだろう。
誰にも与えられる命と
自分が守り抜こうとする信条
どちらが重いだろう。
誰にも与えられる命と ...
やっぱさー、女王様は欲しいでしょう?
鞭とかさ、蝋とかさ
バンバンでさ
専用じゃなくてもいいんだけど
新品は作るのだるいから
ある程度完成品?
で、それ崩すんだろ?
まあ、普通に遊べば崩 ...
字喰虫といふ虫あり。
その虫、蟻に似て「掘る」と「喰う」、「蓄える」に長ける。
頁を捲って、小麦色の紙にトンネルが開いていればそれ即ち字喰虫の食事後なり。
垂れる糞は喰ろうた字と同量 ...
エンピツ書きの創作日和
ギャグマンガの売れ行きが気になる
不自由な?値が転がる丘の上で消しゴムこすって
真か偽かを問う無駄な労力
荷物につぶされそうな透明な1秒間が過ぎたら
明け方の記憶 ...
ダイヤモンドが燃えた
白い皮膚で
月が燃えているという
小さな嘘で
笑い飛ばしてしまおうよ
わずかばかりの白い炎が
燃え尽き果ててしまう前に
穴のあいた靴下を
霧雨のより糸で繕 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
同級生
西日 茜
短歌
1*
08/5/28 22:18
白い薔薇
服部 剛
自由詩
1
08/5/28 22:06
@スニーカー
貴水 水海
自由詩
0
08/5/28 21:43
@日本酒
〃
自由詩
2
08/5/28 21:42
@シャンパン
〃
自由詩
0
08/5/28 21:40
ここはそのむかしパパの書斎だった
因子
自由詩
6*
08/5/28 21:40
空き缶と旅人
服部 剛
自由詩
4*
08/5/28 21:32
ドアの外
aidani...
自由詩
5
08/5/28 21:24
この平和な国に
ペポパンプ
自由詩
6+*
08/5/28 21:14
Friday night
〃
自由詩
7*
08/5/28 21:13
ベンツはいかんベンツは
〃
川柳
3*
08/5/28 21:10
プチ幸せ
cass
自由詩
2*
08/5/28 20:40
平行に吹く風
つばくらめ
自由詩
2*
08/5/28 20:27
どうか 伝わって
真琴
自由詩
3*
08/5/28 20:07
_
ANNA
自由詩
0
08/5/28 18:43
形見の腕時計
1486 1...
自由詩
1*
08/5/28 17:52
雨のゆくえ
アハウ
自由詩
6*
08/5/28 16:27
消息不明 と 音信不通
うめバア
自由詩
1
08/5/28 16:26
help I need
葉leaf
自由詩
6
08/5/28 15:49
したたる
唐草フウ
自由詩
7*
08/5/28 15:30
「風邪は人に移せばなおる」本当の理由。
相良ゆう
散文(批評...
1*
08/5/28 14:09
午後の呟き
海野小十郎
自由詩
0
08/5/28 13:19
一周忌
紅林
短歌
1
08/5/28 13:02
すがたに
服部 剛
自由詩
5*
08/5/28 9:07
前へ
翔
自由詩
2*
08/5/28 8:26
命
戒途
自由詩
0*
08/5/28 3:50
プラモ的な母と何か
秋也
自由詩
0
08/5/28 3:14
JIKU-MU*HI
影山影司
散文(批評...
3
08/5/28 2:52
300万部突破!
西日 茜
自由詩
2*
08/5/28 2:02
炭素の道程
しろう
自由詩
5
08/5/28 1:21
4883
4884
4885
4886
4887
4888
4889
4890
4891
4892
4893
4894
4895
4896
4897
4898
4899
4900
4901
4902
4903
4904
4905
4906
4907
4908
4909
4910
4911
4912
4913
4914
4915
4916
4917
4918
4919
4920
4921
4922
4923
6.4sec.