誰かが死んだんじゃなくて
誰かが死んだんじゃなくて
構いだす 風
誰かが死んだんじゃなくて
誰かが死んだんじゃなくて
誰かが死んだんじゃなくて
構いだす 添う風
誰かが死んだんじ ...
ああ 悲しくも
プラスドライバーで マイナスネジは回らない
どんなに冷たくされたとしても
きっと何時かは回ってくれる
どんなに首をかしげていても
きっと笑って回ってくれる
...
夏という季節は
ひとつの国のようなものだ
無慈悲な王が支配する灼熱の国だ
蝉の声が轟きはじめると
おまえたちはまるで
夏という国に力ずくで連れて来られた
哀れな奴隷のようになる
...
{引用=
さびしがりやのきみには
花をあげよう
はにかむ顔が
ぼくはすきで
ちょっとやそっとじゃ
きらいにならないよ
だいじょうぶだと
言いきれるのは
勇気とか そんなの ...
ドッグフードをなめつくし
ジャーキーを食べつくし
きたる時代の波
ガソリンの高騰
雷がとどろき
雨がどしゃ降りだ
停電し
風が窓を叩く
わたつみが怒り
船をのむ
教会に雷が ...
尖ったように見える
そのてっぺんに登ってみよう
と思います
くだらない場所と言われてる
そこへ自分の目で確かめたくて
登ってみようと思います
...
まっすぐ向かってくる
まっすぐ向かってゆく
まっすぐ向かいあう
曲がってくるものは
ただ見るだけ
流れてゆくまで待つ
まっすぐなものだけ
受け止める
そして
わたしも ...
虚ろな気だるさが
重い腰をあげて支配し始めている
大気が大きな欠伸をしながら
そっとこの地に潜り込み
寝息を立て始めると
羽毛に柔らかく包まれた小鳥が止まり木でさえずる
大地に ...
青空に舞い散る飛沫きらきらとプールに飛び込む少年の夏
呼んでいる遠い記憶の夏の声駆けて行きたいいつかの森へ
朝顔の花が咲いたよきれいだな笑顔も満開夏の絵日記
水平線の彼方に浮かぶ蜃気 ...
CMに出てる社長は胡散臭い
とりあえず「尊敬する人」→「父」と書く
お父さんDJホンダ知ってるの?
今日の事書く時はもう昨日の事
恋人に日記公開してますか?
日記へのコメ ...
きょう手紙が届いた
とおい山のホテルの便せんと封筒
差出人はぼく
自分から発ち自分へ帰ってゆく旅人の
孤独な手紙だ
恵那山トンネルという
中央自動車道の長いトンネルを抜けた
恵那山の ...
幸せになるために
不幸が少し
足りませんでした
不幸になるために
少しの幸せも
いりませんでした
それなのに
幸せになりたいとは
誰ひとり
言いませんでした
幸せになる ...
いくらでもある
吐き出しきれないぐらいある
それにとらわれて夜も眠れないこともある
水滴、集中豪雨と雷光
ガラス越しに映るだけだから 怖くない
どころか
向こう岸の出来事に ...
虫醋が喉を刺す
透け入る妙なる{ルビ馨態=せいたい}
背後に黒き旋律
絞らるゝ雑巾の如く{ルビ縒=よ}られ
渦巻く無数の惡夢白{ルビ晝=ちゅう}夢
幾度までも呪殺せる輩の{ルビ屍體=した ...
潮の味
なつかし磯場
ゴミ溜まり
トラウツボ
逃げなや待てや
大追跡
君は眠るのだろう
鳥の泣きながら帰ってゆく夕暮れに。
山に抱かれて人に抱かれて
遠く、重く、長く、射す陽に染められて。
閉じられた目はしかし覚めていて
幼かった日々の空の高さ、貴さ
...
すべり台の一番高いところで断続的に爆発しながら
ガチャピンが存在しない耳たぶを震えさせる
そのときの高音域の伸びは
誰にも真似できないほど抜群だから
ガチャピンは何度も何度も爆発を繰り返す
...
終電に揺られながら
車窓へとため息
様々なものが纏わりつき
雁字搦めにしていく
ただ、生きていくわけにもいかず
とかく社会というやつは無関心に 其処に
主張も理念も ...
今は何でも許される時代だから、ここは誰でも受け入れる場所だから、だから、生きることは困難だと感じてしまうんだね、言葉について、僕は語りたい、言葉と、言葉が象る事のできるあらゆる事象について、とりわけ、 ...
僕の右手が、
僕の右ポッケ、
まさぐって、
10円玉ひとつ。
目には映らない。
皮膚にはふれている。
そんな裏表も、
あるもんだねぇ。 ...
彼とは反対方向の電車に乗って別れた。
最寄り駅で降りると残酷なほど朝だった。
光がいつもより白く見える。
わたしは歩道橋の階段を上りながら、彼のひとことひとことを思い出した。
夜の言葉 ...
{画像=080717222808.jpg}
ぼくは所在なく佇む
夜が好きだ
そんなとき
梅雨の終わりの
雨が降っているのもいい
屋根を打つ雨の音
軒を伝う流れの音
樋を落ちる水の音 ...
鼻で涙を消してしまった
もうここからニ、三年進んでください
見知らぬ動揺にミンミンと向く
耳辺の体重が体流が穴を埋めて溢れてゆる
きだんだ 吃る蝋灯
希世な曇り音
流汗した身体を身体のうえに乗せて
うえに乗せてなだれるイメのうえを
見知 ...
「らっぱのみ」って「ラッパの実」だと思ってた
ラムネの瓶で揺れるビー玉
宿題あるし
何十日も君の顔見れなくなるから夏休みは嫌い
毒々しく赤く染まった舌を見せ笑う少年
まるで悪魔だ
いつものことだが
ノートの一ページ目は
かなり緊張してしまう
まだなにも記されていない白紙に
私のような人が
はじめに記していいのか
朝の雪景色のときと
どこか似ている
あるい ...
くらいくらいくらいくらいで
浮遊できるんだ
さびしさばかりが先行する
夜はまったくの白紙で
波打つ鼓動だけを聴いている
・
口を開くと
言葉がこぼれ落ちて
かた ...
排他的な女の子は空を所持している。
その底のほうには、白くてきれいな宇宙船や、手垢できたない算数の教科書、軍隊の格好をしたキューピー人形や、プラスチックのマニキュアの瓶が、ざくざくとはめ ...
「ここはどこなんだろう」
と苔むした薮を歩いてると、湿ってすべる。
裸足ではないが靴底にはもう穴があいていて、リストカッターたちのように深く浅くあらゆる皮膚に傷がついている。
透明の液体が世界の ...
吹き抜ける風のなか
あなたの声がする
もう、どうしてもつかまらない過去のなか
あなたの笑いさざめく声
いつしか、あの高みにまで飛べるまで
待っていてくれた、あのなつかしい声
時がながれ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏の春
十二支蝶
自由詩
0
08/7/23 15:57
【ねじまわしの恋】
つむじまがり
自由詩
3*
08/7/23 15:02
奴隷
大覚アキラ
自由詩
4
08/7/23 14:55
星座
ゆうと
自由詩
2*
08/7/23 12:52
嵐
ペポパンプ
自由詩
4*
08/7/23 12:02
では
北斗七星
自由詩
2*
08/7/23 11:37
まっすぐ
yangja...
自由詩
1
08/7/23 11:21
鎮まる地と沈める空
アハウ
自由詩
3*
08/7/23 9:53
少年の夏
未有花
短歌
16*
08/7/23 8:14
ミクシィと泪と男と女
新守山ダダマ
川柳
3
08/7/23 7:48
山の手紙
yo-yo
自由詩
4*
08/7/23 7:21
いらないもの
小川 葉
自由詩
4*
08/7/23 4:45
許せないこと
長谷川智子
自由詩
4*
08/7/23 4:13
彷徨、巡航(草書、推敲中)
〃
自由詩
2*
08/7/23 4:02
タイドプール
北村 守通
川柳
2
08/7/23 2:45
潮時
鎖骨
自由詩
2
08/7/23 2:16
ガチャピン
大覚アキラ
自由詩
6
08/7/23 2:16
消費と言葉の狭間で
紫音
自由詩
2*
08/7/23 2:12
シンクロニシティ
rabbit...
自由詩
9*
08/7/23 1:15
コイン
草野春心
自由詩
1
08/7/23 0:53
横断歩道
雨傘
自由詩
2
08/7/23 0:52
七月の雨の光
beebee
自由詩
16
08/7/23 0:34
花に花束を
十二支蝶
自由詩
1
08/7/23 0:20
生洋媒険之 イタアダラキ
〃
自由詩
1
08/7/23 0:18
夏の思い出
紀
短歌
1
08/7/23 0:14
ノートの1ページめ
mokomo...
自由詩
5*
08/7/23 0:04
浮遊する言葉
ゆうと
自由詩
1*
08/7/22 23:27
そしてシグナルタワー、女子
しもつき七
自由詩
55
08/7/22 23:09
迷い森
モリマサ公
自由詩
8*
08/7/22 23:08
ピエロ
いすず
自由詩
4*
08/7/22 22:22
4862
4863
4864
4865
4866
4867
4868
4869
4870
4871
4872
4873
4874
4875
4876
4877
4878
4879
4880
4881
4882
4883
4884
4885
4886
4887
4888
4889
4890
4891
4892
4893
4894
4895
4896
4897
4898
4899
4900
4901
4902
7.01sec.