行きどまりの坂道で
網にかかった言葉たち
偽りの青空を見上げては
その蔓を希望へと伸ばして
苦しい想い
悲しい想い
辛い想い
それだけが蔓となり
天を目指していく

小さな雨だれを ...
{画像=080717222534.jpg}

         心
         静か
        に、耳を
       傾けよう。遠
      くに聞こえて来る
      ...
声そのものを
水にひたしたように
力を与えたい
私の届ける力
いつまで音は続いてゆくのだろう

車輪の這うところを地図にして
他の景色は見ないで
暮らすということは涙
こぼすとい ...
雨がふっていて
なんとなく泣きたい自分を思い出した

大学のとき好きだった人は、写真を撮っていて
久々にネットで再開した
あのひとは彼女なんだろうか?とか
もう、どうでもいい話

表現 ...
またやってきた
このえも言えぬ感情が
それは夜の海の波のように
目に見えることなく襲ってくるのだ
それは恐怖だったり不安だったり
具体性をもたない
それは誰からも理解されない超 ...
止まっていた半年間が
今日 大きく動いた。

この日を待っていた、
ずっとずっと。
泣きながら。
笑える気がしたから。


同じ時代を生きている
そんな奇跡のような現実が愛しい ...
***

樹の緑から飛び立った鳥の黒い羽の音を
夕立のたびごとに絵日記に貼り付ける
それが毎日の日課になったころ
子供たちの影だけがきれいにアスファルトの上に焼き付けられている
...
ジョゼは魚になりたいといった
木曜日の夜
二度と目が醒めない様に
風呂桶に潜りながら
枕を抱えていた

ギターの音が聞こえていた
水曜日の朝
世界の全てが消される様に
窓の向こうを眺 ...
湿度の高い暑さののこる夜

デリケートな僕の気持ちをそのまま形にしたような
溶けかけのシャーベットの残るグラスに
きれいに真ん中で割られた月が映ってる

シャーベットをひとすくい口に運 ...
夢と過ぎた城をぬける
荒れた田畑を
古い鎧が肩におもい
切り捨てた刀身の血のりは
悔いの闇
あるいは
執着の炎
生きるために
切り捨てたのだ
畦のむこう
暗い林のかなたへ
ゆるや ...
カミーユの様に、ジョーの様に、廃人になってしまった方専用です。
まさに、廃人専用。シャア専用ではございません。
時々、廃人になります。
受験勉強のしまくりや、ハッと気づいたときに「わ、わたして、 ...
早く脱出しなければ。
非行少女の、夏が来る。


















厳粛のメモ用紙、多彩なパノラマ。
薄羽蜉蝣の大群。
ストリ ...
「病気はどうして わたしを選んだの」


その答えを わたしは知っている。

わたしになら 耐えられるから。


病気との付き合いに
疲れたら

しゃがんで、
野の花に 耳を傾 ...
わざと深爪をしておく
そうすれば雑踏の中でも感傷に浸れる
それを知った先月から
アナログ時計の秒針に何度も指先を削らせている

姿を待っても一向に来ない人物は
そもそも待つ必要があるのか
...
言葉のカーテンにゲロをはく
少年にとって、罪だけが救いで
誰もそれに気付かないから
鉄の棒で殴っている

可哀想に

リビングのど真ん中に
絞首台がおいてあって
その踏み台で家族五人 ...
見上げた空は

青々としていて

雲が気ままに散歩をしている

そんないつもの風景に

夢を乗せた手紙を届けて

いつしかやさしい思い出は

私を築く命になる

尊く消え行 ...
 

屋根をつくった
もう雨が降っても
濡れなくてすむ

立ったまま目をつぶると
近くや遠くから
夏の音が聞こえてくる
いつもと同じなのに
いつもと同じくらい懐かしい

誰か早 ...
朝起きたら
目覚しがあった
静かだった
全て新しかった。

ベールを開けて
触れるものを信じたい
キラキラ輝くもの
儚い現実

敏感な感情
脆い気持ち
正しいものを信じたい
...
一体何を記そうとしているのか

いずれは私も煙になり空へと昇り
この魂は宇宙へ還り
星になる

しかしながら

生きている
今を

乗り越える力が少し

少し足りない


眠れずに
今日を否定しようと ...
諦めたくなかったこの恋を
つま先で遠くへと蹴りとばす

ポーン!と勢い良く飛んだと思ったら
左足がガクンと引っ張られた

何事か!
とあたふたおどおどしていると

ビヨヨヨヨーンと
...
明日で一学期が終わるので
仕事用のパソコンを持って帰る
念のため個人データはすべてロック
ああ、重い重い…肩が外れそうだ
エスカレータ登ったら
電車 行っちゃったよ く、くやしい
肩が痛い ...
会えないことをわかっています
ゆるゆると流れる川を眺めるように
過ぎ行く時間を眺めています

先生どうしておいでですか
いま何をしていますか

胸を柔らかく凹ませて
先生あなたを思 ...
ことばに
すくわれたかった
だから
ほんをひらいた
けれど
ほんのことばに
こころはなかった

ことばに
ころされたかった
そんなときも
ほんをひらいた
けれど
ほんのことば ...
(心、あつく)

なつの海のふちに
哀しさがあつまる
はげしさの内情
イベントの回転ドアだけ


とても窓が蒸してる


波があつい
涙つめたく
背景にはラテン
砂で ...
床いっぱい いっぱい散らかした ビーズ
転がしてはじいて 
赤いの なくしちゃった
甘い甘いハート形のチョコレートは真っ白なお皿の真ん中に安置済み
転がしてはじいて
青いのが そこに 
こ ...
毎日の生活の中で
悲しんだり
喜んだり
嘆いたりする

涙を流しても
笑顔で人と話しても
夏の太陽は
ギラギラと私を照らす

本当に大切なことは
生きていること
今 生きてい ...
寂しい時は
僕の所へ
戻っておいで

いつも
君のことを
思い出すんだ

ひとりで
いる時
君の素直な横顔が
恋しくなるんだよ
愛しくなるんだよ

かわいい
君の笑顔も
...
自分が
持っている
優しさを
誰かに
分けてあげよう

自分の
笑顔を
誰かに
見せてあげよう

困っている時は
そっと
手を差し出してあげよう

自分の
気持ちを
...
湖にボートで乗っかり
ゆっくり漕いでいく

メロンゼリーを思い出す
地球の穴にメロンゼリー
ボートのスプンですくう

目の前にかわいい女の子が
座っていたらいいなあ
僕が冗談を言って ...
この夏を
挑戦と挑発で 飾れ
(自身へ 挑戦状を叩きつけるのだ)!

秀麗な高山への登山のごとく
重い負荷を背負いつつ

清い汗を流して

トルストイ ロマンロラン ユーゴ 池田大作 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
行きどまりの坂道で春日野佐秀自由詩108/7/17 22:24
心の雫beebee自由詩19*08/7/17 22:03
from lim shinあすくれかお...自由詩5*08/7/17 22:02
kiyuu自由詩008/7/17 21:57
ざわざわ麻生ゆり自由詩3*08/7/17 21:40
birth!Izm自由詩3*08/7/17 21:28
真夏と重力Utakat...自由詩508/7/17 21:21
ジョゼプル式自由詩7*08/7/17 21:19
僕らは今夜ひとつの月になるもこもこわた...自由詩2*08/7/17 21:15
落武者Etuji自由詩308/7/17 21:01
廃人がポツリとつぶやく部屋8過去ログ倉庫08/7/17 20:52
榊 慧自由詩708/7/17 20:33
花と そよいで・・・Lucy.M...自由詩308/7/17 20:33
レスフクロネヅミ自由詩2*08/7/17 20:26
家族おもい自由詩3*08/7/17 20:24
思い出kuane自由詩208/7/17 20:04
夏の音たもつ自由詩1008/7/17 19:14
花の都ペポパンプ自由詩5*08/7/17 17:28
ヒロシ自由詩108/7/17 17:24
お姫様ユウタ自由詩1*08/7/17 17:18
夏蚕西日 茜自由詩19*08/7/17 17:09
先生小禽自由詩108/7/17 17:02
はなしことばにかきことばかいぶつ自由詩508/7/17 15:33
夏の氷熱量計唐草フウ自由詩7*08/7/17 14:47
縁日に眠る凛々椿自由詩208/7/17 13:57
日常〜夏に〜渡辺亘自由詩108/7/17 11:36
好きだよ妖刀紅桜自由詩6*08/7/17 11:04
優しさ自由詩4*08/7/17 10:58
ふるる自由詩10*08/7/17 10:57
鍛えの夏アハウ自由詩3*08/7/17 9:59

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加筆訂正:
夏蚕/西日 茜[08/7/17 19:46]
題名とラストを修正しました
5.6sec.