わたしはたぶんかなり疲れていて
これ以上1ミリグラムだって溶けない
飽和寸前の塩水のようにぎりぎりで

でも

疲れているのは心なんかじゃなく
塩辛いのは涙のせいなんかじゃなく
あくま ...
臨み込んだ剣士 飲み込んだ欠児
傾れ込んだ食物 腹のなかで もう二度通す

痒いんだ身体 地面を転がって
風の蹴りで胸をやられる僕

土から虫の生えた夢を
どうして眠るときの夢 ...
音もなく
密やかに
こころがひび割れていく

絶望じゃない
そんなわけない

でも
それに似た何かが

ひび割れたところから
こころが、
染み出していく

たぶん
こころ ...
ささら
降る雨は
きらり
きらり
あたたかい
曲線を
なぞって
温度を
中和する

泣き崩れた
君も
柔線
逆撫でて
可愛いよ

ちらつかせて
吐いた

かくれ ...
ちらきらぴかり

あふれだす

甘くて

カラフル

こんぺいとう

きみの口にも

あのこの耳にも

ぼくの頭にも

降ってとけてく

甘くて消えちゃう

ま ...
「ここは秘密の特等席なのさ。
 嫌なことや考え事がありゃやってきて、
 仕事サボって、プカプカくつろいでんだよ」

昨日はセールスマンのおじさん、煙草をふかしながらこんな話をしてた。

誰 ...
伸ばした手
ふと止め音に
首傾げ
君の名、慌てて
押すミドリボタン


君が来た♪
エンジンの音
階段を
登ってくる音
ほら、ベルが鳴る(*>ω<)☆
都市伝説の革命が毎秒誰かを殺めている。
リモコンの電池が切れたから僕はそれを見つめている。
ハイヴイジョンの向こう側には名前も知らない小さな世界で、
逃げ惑う子らの悲痛な叫びが鼓膜を震わせ響いて ...
やまのてせん新宿でおろして乗り換え口がいまだみつからない
わらいかたをわすれたどうけたちのぱれーどをみてたかようび
らいむぎばたけでつかまらなかったあのこはまだみつからない
かいだんが怖いといっ ...
 ネアンデルタール人はホモサピエンスにブチ殺された。原因がなんだったかは知らないが、曰くネアンデルタール人は発声に不自由があったらしい。仲間同士の意思疎通に関して、ホモサピエンスの方が一歩秀でていた。 ... 罪をゆるすことなどは出来ないが

腹を撫でさせてやる

癒されるがいい
忘れるために楽しんで

楽しむために忘れない

チックの消えぬ心の傷を

少しほじくり血を流す

愛なんて重過ぎて

右手の震えが止まらない。
鼓動する
線路上の心臓の
信号ではじまる旅
信号で終わる旅

点滅する
信号の果てにある
命の駅

信号は
出会いの青だから
別れの赤だから

動脈と静脈が
行き交う街に ...
僕の無くした帰るとこで
くずおれるほど夢に熟れる

「迷ったままで いたかったんだ
 ふたりぼっちの あの八月の迷路」

ことばをひとつ しぐさもひとつ
忘れていくよ あの夏の夜 だけど ...
電気をつけないままの部屋で だらり 弛緩
久しぶりの死体ごっこ

死体の損壊状況は脳みそが酷くただれている位
胃の内容物は八海山と寒梅、久保田
最後に電話で話した人物は元バイト先の先輩
ホ ...
森の陰に覗く
星の光八方に伸びて
半球を照らす太陽
惑星の輪郭を撫でる

モノクロームに沈む世界で
浮かび上がる心臓の鮮やかさよ

色付く鼓動
夜の淵にそっと燈り
生命の意 ...
咲けば散る
生きれば死ぬよ
当然だろう?

刹那の鼓動
響け那由他に
生と死と
揺れる世界に
座す子供

産声に問え
生命の意味
一つづつ、落ちてく
硝子の、砂粒

星のように、流れて
願い事、叶えてよ


瞬き、消えてく


光降り注ぐよりも早く
大切なもの気付いてたらなぁ
星降る夜が白む暁
あと ...
ちいさく固めた握りこぶし
こいつで世界にヒビを入れてやる

決まりきった日常ばっか
予定調和に、永遠回帰


嗤う天使


溢れる情報の嵐
何を拾って、何を捨 ...
風化した地名が
風にめくれる
とある地方の砂浜に
長く伸びる犬の影
午後の陰影が
時間を止める
孤立した犬の
悲しい視線を
誰も受け止められないだろう
一瞬
犬と私のココロが
入 ...
瀕死の夕日がこっちを見たままで
もう三十分が過ぎようとしている

愛しさえしなければ
関係は容易に築けただろうに
名前も知らなければ
容易に愛しあえただろうに

昔あった出来事か
昔 ...
どこかのアパルトメントの
窓から下手な鼻歌
握り潰されたマルボロの空箱が甲虫のように転がる
排水溝からささやかなモルツの香り、だけどそれは
はなはだ飲みすぎた誰かの
...
  白い砂漠にきみが一人立っていて
  目の前には無数の一人が立っていて
  言葉も無くきみを問いつめる



  詩人らしき男がきみの昨日を責め
  破れたジーンズがきみの怠惰 ...
歩くスピードが遅いと言われても
そこで泣いてはいけないのよ

だって キーボードは早く打てるんだから

これで釣り合いが取れてると言う事
バランスが世の中を支えているのと考えれば

お ...
トンカツ屋
「B級グルメ」と君は言う
そのカツ、君が揚げているのに


アルバイト
ホールの女子の権力が強くて、男性社員は悩む


「陰口を叩かれるのも仕事だ」と
男性社員の目が微 ...
女の子達に追われる友達
第二ボタンを頂戴と言われる。
握手してください。
あの先輩の彼氏ですよね。

根掘り葉掘り聞かれる
チョコは山のよう
手紙は束になって
下駄箱に入っている。
...
貴方が私をどう想ってるのかわかる指示薬が
あればいいのに

好きなら 赤色
嫌いなら 青色
どっちでもないなら 紫色

貴方にあっかんべーをさせて
そこを私がちょっと舐めた ...
母よ
親父とのセックスは気持ちよかったかい?
気持ちよかったらいいなと思うんだ

俺がまだ若かりし頃
サッカー部の試合でシュートを外した時
「もう一人」の直太朗ならなんてことなくシュートを ...
爪で弾いたなんでもない音は
足を両手に換えて叩いている

そこらじゅうの獣になんかまけない
そこらじゅうのならんだ斜めを私に集めていく

もうすぐ私の頭を撫でてくれた果汁がやってくる
聞 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
塩水大覚アキラ自由詩308/5/19 17:01
衣摩 浮季十二支蝶自由詩208/5/19 16:44
ひび割れていく風音携帯写真+...408/5/19 15:49
regretゆきのかけら...自由詩108/5/19 13:48
星屑こんぺいとう自由詩008/5/19 13:43
マドイホタルのはなしあすくれかお...散文(批評...3*08/5/19 13:36
奇襲☆ユメサキハル短歌2*08/5/19 13:24
『チャンネル』東雲 李葉自由詩1*08/5/19 13:16
“I'm already quit human.”aidani...自由詩208/5/19 12:33
かつていちどは人間だったもの影山影司散文(批評...308/5/19 11:53
愚民どもfuchsi...携帯写真+...1008/5/19 10:25
日曜は遊ぼうよ短角牛自由詩108/5/19 0:16
鼓動する信号小川 葉自由詩4+*08/5/19 0:09
真夏の夜の奇妙な果実クリ自由詩008/5/19 0:08
死体ごっこ朽木 裕自由詩408/5/18 23:59
『モノクローム』しろいぬ自由詩108/5/18 23:30
『桜』短歌008/5/18 23:28
『死生』短歌008/5/18 23:28
『first cry』/歌自由詩008/5/18 23:26
『Rule』/歌自由詩008/5/18 23:26
いぬフクスケ自由詩008/5/18 22:55
カラーヒヨコを知らないから虹村 凌自由詩2*08/5/18 22:47
潰れた酒屋の勝手口をノックしているハスキー・ボイスの若い女ホロウ・シカ...自由詩4*08/5/18 22:30
草野春心自由詩2*08/5/18 22:28
プロムナードで一分の会話 酸素の枷自由詩2+08/5/18 21:38
「ソーダ水」の一言にメロン味を添えてchick短歌2*08/5/18 21:30
僕らはヒーローペポパンプ自由詩7*08/5/18 19:39
「リトマスみたいに」 べろちゅー論を語る白い羽根自由詩108/5/18 19:08
フェアなおりさわ田マヨネ自由詩2+*08/5/18 18:41
気がする機械十二支蝶自由詩308/5/18 18:13

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加筆訂正:
カラオケ/ペポパンプ[08/5/18 20:29]
高温から高音へ修正
5.57sec.