放めく光宙線が
緩って泡らいで
立穿形を弔じる
この黒茫の耳海
遥虚より電って
塩解成を延繰し
雷色の星桃球に
喉燃猿が爆らう
数年ぶりに帰った淡路は
侵食されていた
土曜日の昼間
人影は少なく
植物だけが
コンクリートの小さな隙間の雑草
庭先の草花
棚田の周りの雑草
貯水池の緑の縁どり
道路の両側の雑草
川の両側、中洲の雑 ...
(1)
まぶたには
海よりもたくさんの
なみだ というものが
満ちては引いて
ときに こぼれます
しあわせな、いちにち
うつむいた、いちにち
わたしは顔をあげて
まるで洗面器 ...
あなたの誕生日はいつだったっけなぁ
と思いながら
刻々とすぎてゆく日々
選ぶべき言葉も選べないまま
大切なもの
いっさいが流れてゆくというのなら
それは、きっと
わたしが ...
上昇する空に
なすすべもなく
はじめて聞く翼の音に
耳をかたむけた朝
土は懐かしく湿り気をおびて
無数の記憶が飛び立つと
残された孤独の夜が
夢の中から
僕を見降ろしてる
自分よ きみ 恋にへこたれるな
こころざわめく思い もう すぐにでも遠くに行ってしまいそう
好きだってことさえも言えぬまま
旅立つことを見送るの?
そのまま失うことに慣れていくの?
...
{画像=080522023223.jpg}
五月十七日は土曜日でした。
窓から外を見るぼく。
向かい合うアパートの窓に、
立っているぼくの姿が映っている。
身体を揺すり、
ヘッドホンに独り ...
あなたは花が好きなだけだった
大輪の花が咲くポピーと信じていた
それだけだった
けしの花
禁じられた花
大地に根を張るけしの力強さ
足に力を込め手応えを感じながら
何本も何本 ...
花が散りました。
風が吹きました。
空が曇り始めました。
雨が降り出しそうです。
季節が変わり始めるようです。
準備はいいですか?
恋かそうじゃないかって
いったい誰が決めるんだろう
ただの気になるひと から
好きなひと に変わるのはいつなんだろう
恋したのなんてずいぶん昔で
なんだかもう 忘れてしまってる
...
白いペプシ飲みごっくりな君の売れしそうな泣き顔
ヤフオクで1000万円!!!!!!
買いたい
飼いたい
飼われたい
次の日、君と黄色いカシスオレンジ飲んでたら、かわいらしいゴキブリあらわる
...
指令塔が送ってきた電波を
アンテナで受信して
単純作業の繰り返し
それが、僕のお仕事
思考は紙くずと一緒にゴミ箱へ捨てた
はい、僕、99号
その前には98号がいて
後には ...
ただシンプルに ひいてはもどす
うららかな茫洋の昼下がり
たわんだシワを たたいてのばす
雑音がせめぎあう白昼夢
自分にもきこえない鼻歌
薄くあいた瞳の先を攻め込む
自分に同居するノイ ...
山のうえに
太陽がにじんでいた
アメーバのように
ちぎれそうに
ひかりがゆがんでいる
いのちは削るものなのですか
あなたは答えないかわりに
ぼくにそれを見 ...
或る日世界が限り無く黒い、灰色の霧に覆われるような頭痛に襲われ
眠れない夜がほんの微かなやる気を咀嚼しきれずに、腹痛へと変えてゆく
私ときたら、その場に立たされている事が
嬉しいのか ...
とろり、と満月が零れる
そんな夜に終わったのだ
もはや何も共有しないあたしたち
心は見えないほど近くて
ベクトルはすれ違った
泣きたいときこそ涙は枯れて
代わりに零れる月、琥珀 ...
宇宙の紺を大気が薄めて
僕らに届く青は優しい青だ
あくび顔の5月の空には
雲と一緒に飛行船が浮かぶ
思わず追っかけてみたけれど
踵の靴擦れがちょっと痛くて立ち止まった
地平線をビルが削 ...
夜が黒いから
登って
(13)
のぼって
こわいことしようよ
堪えられなくて
わたし
首根っこかじった
(血はくろい
くろいからこ ...
透き通る空
どこまでも青く
爽やかな風は
部屋をかけぬけ
昨日までの憂鬱を
持ち去ってくれる
空を見上げ
吸い込んだ空気
体内で粒子になって
私の細胞に
元気をくれ ...
ごらん
今日は特にそう
湿った空気のせいで
星がまたたいているよ
ずっと見つめていたら
涙が出てきそうなほどなんだ
とぼとぼと歩きながら
ずっと手をつないでいた
良く見 ...
グランドの脇に
今日
ひまわりを植えました。
球児ばかりを
尊いかのように
騒ぎ立てるメディアは
嫌いなのですが
どうしてでしょう
あなた方を見ていると
なんだか泣 ...
追いかけて、背を向けて。
逃げられて、追いかけられて。
仔猫のようにじゃれ合って、
たまに離れて、
凛として、自分。
すこしずつでもいいんです。
進みたいです。あなたと。
私は元々、リストカット癖がありました。
今はもう落ち着いていますが、今も腕には
沢山の傷跡が深々と刻まれています。
また、私は何度も自殺未遂を起こしました。
包丁で自分を刺そうとした、
...
や、
そうだ
@
そこには
michi
光da
@@@@@
michi
ポータブルトイレ
@
純粋
@@@@
michi
ねじ曲げられ
閉ざされ ...
俺はなしくずしだ、運命よ俺の髪の先を噛め、俺の髪の先にお前の刻印を残せ
俺はなしくずしだ、溝に鼻先を突っ込んで汚れた水を飲む
俺はなしくずしだ、どれほどさまざまな手口を試みてみても何か ...
量るために落下する
側面にうつる
まよい
もてあます問いを
ふかくうめて
はずされたかすがいを
もうひとつの手は
握っている
風はやさしい。
それはどこか懐かしく
心の柔らかな部分のどこかを占めている
夜明けの藍に包まれて
荘厳なリズムを刻みながら
点滅する金色の光
僕の心の中で
鼓動する信号
ダリ ...
ひとつの優しさ
今日の朝振り向いて
ひとつの喜び
今日の朝テーブルの上にそっと
あたたかな温もりに抱かれるように
背中から朝は訪れた
おはようと
ちいさな声であいさつする ...
雨の午後
二階の窓ガラスにも
いくつもの雨粒が
雫 になり
流れ 落ち…
流れ 落ち…
通りの向こうで
顔の見えない傘が
立ち止まり
通り過ぎる
いつまでも
宛名を書けない手紙に ...
背中の筋肉を描く
肩から、肩甲骨、腕へとながれる
肋骨と背筋は何だか色っぽく見える
腰まで落ちると少しだけ引き締まっている
指だけが感じれるであろう
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
vision/1
大覚アキラ
自由詩
0*
08/5/22 10:51
侵食
よしおかさく...
携帯写真+...
1*
08/5/22 10:38
まぶたの海
唐草フウ
自由詩
10*
08/5/22 8:20
クマのぬいぐるみ
わら
自由詩
20*
08/5/22 6:12
無数の記憶
小川 葉
自由詩
5
08/5/22 3:57
『自分よ』
座一
自由詩
9
08/5/22 2:41
寮生に / 想い出す情景
beebee
自由詩
8
08/5/22 2:31
禁じられた花
kauzak
自由詩
6*
08/5/22 1:53
移ろう。
狠志
自由詩
1
08/5/22 1:47
のど飴の段階
はるこ
自由詩
4
08/5/22 1:42
白いペプシ飲みごっくりな君の売れしそうな泣き顔
うおくきん
自由詩
4*
08/5/22 1:02
僕、99号
三奈
自由詩
7*
08/5/22 0:50
かじ
久野本 暁
自由詩
0
08/5/22 0:49
Nobody knows.
吉岡ペペロ
自由詩
8
08/5/22 0:49
地獄の入口にて
Honest...
自由詩
2*
08/5/22 0:37
満月は蜂蜜の色
lazy
自由詩
7*
08/5/22 0:35
飛行船
t__y_k...
自由詩
1
08/5/22 0:34
JUDA
manabe...
自由詩
6*
08/5/22 0:10
青と風
舞狐
自由詩
8*
08/5/21 23:51
「鼓動する信号」
ベンジャミン
自由詩
3*
08/5/21 23:13
ひまわりと白球と
亜樹
自由詩
2
08/5/21 22:59
ノラ
はち
自由詩
3
08/5/21 22:27
死なないでください、殺さないでください。
〃
散文(批評...
4*
08/5/21 22:23
@michi.
草野大悟
自由詩
1
08/5/21 22:13
なしくずし
ホロウ・シカ...
自由詩
5*
08/5/21 21:48
沈黙
Etuji
自由詩
2
08/5/21 21:16
鼓動する信号
ジム・プリマ...
自由詩
4*
08/5/21 21:00
朝のスケッチ
乱太郎
自由詩
22*
08/5/21 20:51
傘
フクスケ
自由詩
0
08/5/21 20:30
背中
瀬冬翼流
自由詩
0
08/5/21 19:49
4892
4893
4894
4895
4896
4897
4898
4899
4900
4901
4902
4903
4904
4905
4906
4907
4908
4909
4910
4911
4912
4913
4914
4915
4916
4917
4918
4919
4920
4921
4922
4923
4924
4925
4926
4927
4928
4929
4930
4931
4932
加筆訂正:
鼓動する信号
/
ジム・プリマス
[08/5/21 21:03]
即興ゴルコンダに選外投稿したものです
6.57sec.